世界遺産「ドゥブロヴニク旧市街」No.1

2015/07/10 - 2015/07/18

クロアチアの南の端にドゥブロヴニクという町があります。
「アドリア海の真珠」と呼ばれる町で、クロアチアを訪れる人は必ずここを訪れるでしょう。

ドゥブロヴニクは美しい町ですが、過去には大きな被害を受けてきたという歴史があります。
1667年には大地震により、町のほとんどが瓦礫と化したそうです。
そしてクロアチアの独立時、1991年にユーゴスラビア連合軍による攻撃を受けました。
この時は「危機にさらされている世界遺産リスト」に載るほどの破壊を受けました。
その後、修復がなされ1994年には危機遺産リストから削除されました。

今では、紛争の傷跡はほとんど見られません。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

ドゥブロヴニクは高く重厚な城壁に囲まれているのが特徴的です。
城壁は歩いて一周することができます。
全長1940ｍあり、高さは最高で25ｍになります。
堅牢な城壁で1667年の大地震の時も城壁はほとんど被害がなかったそうです。

ピレ門から城壁に登りました。

階段で城壁に登ります。

ここからは旧市街の目抜き通りであるプラツァ通りが見えます。

山の方を見るとスルジ山が見えます。

ピレ門を上から見ることができます。

ここからアドリア海に向かって城壁を歩いて行きます。
しばらく歩くとボカール要塞に着きます。

旧市街の外側にあるロヴリイェナツ要塞を眺めることもできます。

ボカール要塞からは海側の城壁を歩くことになります。

この辺りの城壁は歩くスペースは狭いです。

旧市街の方を見ると、人々の生活を感じることができます。

アドリア海に面した城壁からの眺めがとてもきれいです。

アドリア海に面した城壁は聖イヴァン要塞までです。

聖イヴァン要塞を過ぎると旧港を見ることができます。

たくさんのボートが停泊していました。

旧港を超えると城壁の高さが徐々に高くなってきます。

なので旧市街を上から見下ろすことができるようになってきます。

オレンジ色の屋根がきれいな旧市街ですね。

そして一番高さが高いミンチェタ要塞に着きます。

ここからは旧市街を一望することができます。

ミンチェタ要塞から下って、城壁に登ったピレ門に戻ります。

城壁一周は長い距離でしたが、周辺の眺めがとても良いので城壁は一周しておくべきだと感じました。

ここからは一度旧市街を出て、旧市街を一望することができる標高412ｍのスルジ山に登りました。
山頂にはロープウエイで行くことができますが、このロープウエイも紛争の影響から復旧したのが2010年だそうです。

ロープウエイ乗り場からは城壁を外側から眺めることができます。

そしてロープウエイからの旧市街の眺めもきれいです。

また、山頂のロープウエイ乗り場からの旧市街の眺めも良かったです。

山頂にはナポレオンが贈ったと言われている白い十字架が立っています。
現在の十字架は独立戦争後に立て直されたものです。

ここからも旧市街をきれいに見ることができます。

ドゥブロヴニク旧市街の全景を見るにはスルジ山に登るのが一番ですね。
スルジ山からの眺めはよく本やテレビで見る眺めです。
ドゥブロヴニクではスルジ山は必ず訪れるべき場所のひとつですね。

ドゥブロヴニク旧市街の城壁とスルジ山からの眺めだけで、今回は終わります。
旧市街内部のことは次回に書くことにします。