世界遺産「歴史都市トロギール」

2015/07/10 - 2015/07/18

アドリア海沿岸のトロギールは周りを城壁に囲まれた小さな島で、町の起源はギリシア時代までさかのぼります。
狭い島内には歴史的建造物がひしめいています。そして路地が張り巡らされています。
路地を歩き回るのも良いですね。

アドリア海沿岸の都市は地中海沿岸の都市に雰囲気が似ていますね。
歴史や地形が似ているためでしょうか。
訪れる季節はやっぱり夏が良いでしょうね！

エリア トロギール(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

「歴史都市トロギール」として世界遺産に登録されています！

本土から島に渡り、北門から城壁内部に入りました。

細い路地を歩いて行くと、トロギールで一番の見所である聖ロヴロ大聖堂に着きます。
聖ロヴロ大聖堂は建築が開始されたのが13世紀初頭ですが、完成したのは17世紀になってからだそうです。

これだけ建築に年月がかかったため、さまざまな建築様式が組み合わさっています。
鐘楼の窓は１階がゴシック様式、２階がヴェネツィアンゴシック様式、３階が後期ルネサンス様式で造られています。

鐘楼には登ることができます。
最初は狭い石段ですが・・・

上に行くととてもスリルのある階段になります。
高所恐怖症の人は登ることができないかも知れませんよ・・・

鐘楼の上からの眺めはとても良かったです！！

反対側の眺めも！

聖ロヴロ大聖堂はロマネスク様式の門も見所です。
13世紀に造られたクロアチア中世美術の傑作だそうです。

門の上部には下から上にかけて、イエスの生誕とイエスの生涯を表しています。

門の右端にはアダム像と獅子像があります。

左端にはイヴ像と獅子像があります。
細かな彫刻がたくさん彫られています。

大聖堂内も主祭壇や聖歌隊席など見所が多いです。
まずは主祭壇！

そして聖歌隊席！

中でも、ルネサンス様式の聖イヴァン礼拝堂は有名です。

天井には逆さになっている聖人の彫刻があります。

聖ロヴロ大聖堂の前はイヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場で市庁舎や時計塔があります。
市庁舎です！

時計塔です！

カフェもあってヨーロッパの広場という感じがします。
アドリア海沿岸の夏はとても暑くてカフェで休んでいる人が多かったです。

南門から城壁の外に出ました。

南門から出ると正面はアドリア海に浮かぶチオヴォ島です。

そしてトロギールの城壁の向こうにはカメルレンゴの砦が見えます。
この砦は15世紀にヴェネツィア人によって、それまであった塔を改築して建てられたものです。

路地も良い雰囲気でした！！

ここにも青空市場がありましたよ。