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岐阜県不破郡垂井町は、近江の国との国境を控えた、中山道と美濃路が分岐する交通の要衝に位置し、江戸時代には、中山道の江戸日本橋から数えて57番目にあたる垂井宿があったところです。<br /><br />相川に架かる相川橋から、東町、仲町、西町を経て西端の西の見付けまで続く町並みには、中程に枡形を設け、本陣、脇本陣、問屋場、高札場、旅篭屋などが軒を連ねていました。<br /><br />現在の赤坂宿には、切妻屋根の平入りで、虫籠窓や格子のある町家とともに、一部には袖壁や煙出しの越屋根を備えた町家も点在し、宿場町の面影を色濃く残しています。

2015 愛知・岐阜の旅 5/5 中山道 垂井宿 (2日目)

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2015/04/25 - 2015/04/26

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nao

naoさん

岐阜県不破郡垂井町は、近江の国との国境を控えた、中山道と美濃路が分岐する交通の要衝に位置し、江戸時代には、中山道の江戸日本橋から数えて57番目にあたる垂井宿があったところです。

相川に架かる相川橋から、東町、仲町、西町を経て西端の西の見付けまで続く町並みには、中程に枡形を設け、本陣、脇本陣、問屋場、高札場、旅篭屋などが軒を連ねていました。

現在の赤坂宿には、切妻屋根の平入りで、虫籠窓や格子のある町家とともに、一部には袖壁や煙出しの越屋根を備えた町家も点在し、宿場町の面影を色濃く残しています。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 垂井宿手前の相川まで来ると、川幅いっぱいに沢山の鯉のぼりが泳いでいます。<br /><br />これらの鯉のぼりは、こどもの日に因んで3月下旬から5月上旬まで飾られ、堤防沿いの染井吉野や雪を頂いた伊吹山をバックに泳ぐその姿は、春の風物詩になっているそうです。

    垂井宿手前の相川まで来ると、川幅いっぱいに沢山の鯉のぼりが泳いでいます。

    これらの鯉のぼりは、こどもの日に因んで3月下旬から5月上旬まで飾られ、堤防沿いの染井吉野や雪を頂いた伊吹山をバックに泳ぐその姿は、春の風物詩になっているそうです。

  • その相川を渡った所に、垂井宿の東の見附があります。

    その相川を渡った所に、垂井宿の東の見附があります。

  • 垂井町の汚水枡の蓋。<br /><br />相川の桜と鯉のぼりがモチーフになっています。

    垂井町の汚水枡の蓋。

    相川の桜と鯉のぼりがモチーフになっています。

  • 垂井宿は町並み保存に力を入れているようで・・・

    垂井宿は町並み保存に力を入れているようで・・・

  • 町家には宿場町時代の職業や屋号を示す案内板が掲げられています。

    町家には宿場町時代の職業や屋号を示す案内板が掲げられています。

  • 町並みに連なる町家の多くは現代風に改修されていますが・・・

    町並みに連なる町家の多くは現代風に改修されていますが・・・

  • 2階の袖壁などに、かつての名残を見ることが出来ます。

    2階の袖壁などに、かつての名残を見ることが出来ます。

  • 街道筋の中ほどには・・・

    街道筋の中ほどには・・・

  • 宿場防御のための枡形が設けられています。

    宿場防御のための枡形が設けられています。

  • その枡形に面する、江戸時代から続く旅館「亀丸屋」は、今も営業を続けておられます。

    その枡形に面する、江戸時代から続く旅館「亀丸屋」は、今も営業を続けておられます。

  • 枡形から先に延びる町並み。

    枡形から先に延びる町並み。

  • こちらの酒屋さんの店内には、吊るし雛が飾られています。

    こちらの酒屋さんの店内には、吊るし雛が飾られています。

  • 建てられた当時そのままの姿を残す町家です。<br /><br />窓のデザインなど、あちこちにご主人のこだわりが見受けられます。

    建てられた当時そのままの姿を残す町家です。

    窓のデザインなど、あちこちにご主人のこだわりが見受けられます。

  • こちらの町家は問屋場跡です。<br /><br />問屋場では、荷物の運搬や相川を渡す人足の手配などをしていたそうです。

    こちらの町家は問屋場跡です。

    問屋場では、荷物の運搬や相川を渡す人足の手配などをしていたそうです。

  • 玄関に「丹波屋」と書かれた大きな看板が掲げられているので、かつての旅籠屋さんだったんでしょうか・・・。

    玄関に「丹波屋」と書かれた大きな看板が掲げられているので、かつての旅籠屋さんだったんでしょうか・・・。

  • 2階屋根の軒先に、白漆喰で波模様を描いています。

    2階屋根の軒先に、白漆喰で波模様を描いています。

  • こちらの町家も建てられた当時そのままの姿を留めています。

    こちらの町家も建てられた当時そのままの姿を留めています。

  • 設置位置に応じて、格子のデザインを変えておられます。

    設置位置に応じて、格子のデザインを変えておられます。

  • 黒漆喰塗の町家です。

    黒漆喰塗の町家です。

  • こちらの町家も、2階屋根の軒先に黒漆喰で波模様を描いています。

    こちらの町家も、2階屋根の軒先に黒漆喰で波模様を描いています。

  • 寛永19年(1642年)築造の、雨宮大社の一の鳥居です。<br /><br />鳥居の両側には、一対の常夜灯を従えています。

    寛永19年(1642年)築造の、雨宮大社の一の鳥居です。

    鳥居の両側には、一対の常夜灯を従えています。

  • 鳥居の北側に延びる道路に面して建つ町家です。

    鳥居の北側に延びる道路に面して建つ町家です。

  • この、下見板張りの壁面には・・・

    この、下見板張りの壁面には・・・

  • 圧倒されるばかりです。

    圧倒されるばかりです。

  • 土蔵の外壁も下見板張りです。

    土蔵の外壁も下見板張りです。

  • 今度は、鳥居の南側へも足を伸ばしてみます。

    今度は、鳥居の南側へも足を伸ばしてみます。

  • 南側の町並みにも・・・

    南側の町並みにも・・・

  • 雰囲気のある町家が連なっています。<br /><br />では、街道筋に戻ります。

    雰囲気のある町家が連なっています。

    では、街道筋に戻ります。

  • 小さな虫籠窓に、煙出しの越屋根がある町家です。

    小さな虫籠窓に、煙出しの越屋根がある町家です。

  • 築200年以上経つ旅籠、長浜屋は、町並み保存と活用に取り組んでいる「垂井宿の歴史と文化を守る会」の手で再生され、お休み処として一般に公開されています。

    築200年以上経つ旅籠、長浜屋は、町並み保存と活用に取り組んでいる「垂井宿の歴史と文化を守る会」の手で再生され、お休み処として一般に公開されています。

  • こちらは小林家住宅です。<br /><br />明治初期に、手広く油商を営んでいた宇吉家から小林家が譲り受け、昭和初期まで亀屋という屋号で旅籠屋を営んでいたそうです。

    こちらは小林家住宅です。

    明治初期に、手広く油商を営んでいた宇吉家から小林家が譲り受け、昭和初期まで亀屋という屋号で旅籠屋を営んでいたそうです。

  • こちらの玄関に破風屋根をしつらえた大きな町家は・・・

    こちらの玄関に破風屋根をしつらえた大きな町家は・・・

  • 薬屋さんだったようです。

    薬屋さんだったようです。

  • このよく目立つ太鼓櫓があるのは本龍寺です。<br /><br />本龍寺の山門や書院の玄関は脇本陣から移築したものだそうです。

    このよく目立つ太鼓櫓があるのは本龍寺です。

    本龍寺の山門や書院の玄関は脇本陣から移築したものだそうです。

  • この町家は、真黒い漆喰塗り籠めの虫籠窓と煙出しの越屋根が特徴です。

    この町家は、真黒い漆喰塗り籠めの虫籠窓と煙出しの越屋根が特徴です。

  • こちらの町家は、細かい千本格子が繊細な魅力を放っています。

    こちらの町家は、細かい千本格子が繊細な魅力を放っています。

  • こちらの2階のガラス障子には、見る者を惹きつける何かがあります。

    こちらの2階のガラス障子には、見る者を惹きつける何かがあります。

  • ここが垂井宿の西の見附になります。<br /><br />歌川広重が描いた垂井宿の絵は、西の見附から西の大名行列の様子を描いたものです。

    ここが垂井宿の西の見附になります。

    歌川広重が描いた垂井宿の絵は、西の見附から西の大名行列の様子を描いたものです。

  • 西の見附の奥には愛宕神社が祀られています。<br /><br />では、この辺りで引き返します。

    西の見附の奥には愛宕神社が祀られています。

    では、この辺りで引き返します。

  • 2階に出格子の窓が付いている町家。

    2階に出格子の窓が付いている町家。

  • 垂井宿の東側を見た町並みです。

    垂井宿の東側を見た町並みです。

  • こちらの2階のガラス障子にも目が引き付けられます。

    こちらの2階のガラス障子にも目が引き付けられます。

  • 薬屋さんまで戻って来ました。

    薬屋さんまで戻って来ました。

  • ここが垂井宿の本陣だったことを石碑が教えてくれます。

    ここが垂井宿の本陣だったことを石碑が教えてくれます。

  • 街灯のポールにも「中山道垂井宿」の文字が見てとれます。

    街灯のポールにも「中山道垂井宿」の文字が見てとれます。

  • この「八三郎持」とは、どういう意味なんでしょうか・・・。

    この「八三郎持」とは、どういう意味なんでしょうか・・・。

  • 側溝の蓋に描かれた椿の花。<br /><br />椿は垂井町の花なんですね。

    側溝の蓋に描かれた椿の花。

    椿は垂井町の花なんですね。

  • さて、相川まで戻って来ました。

    さて、相川まで戻って来ました。

  • 小さなお子さんの居る家族連れが、たくさん見に来ておられます。<br /><br />そういえば、町歩きの途中でこの会場の場所を質問されたご家族がいましたね・・・。

    小さなお子さんの居る家族連れが、たくさん見に来ておられます。

    そういえば、町歩きの途中でこの会場の場所を質問されたご家族がいましたね・・・。

  • 元気に大空を泳ぐ鯉のぼりたち。<br /><br />では、この旅を終えてそろそろ家路につきます。

    元気に大空を泳ぐ鯉のぼりたち。

    では、この旅を終えてそろそろ家路につきます。

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