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滋賀県蒲生郡日野町の、鎌掛(かいがけ)の藤の寺として親しまれている、臨済宗妙心寺派の禅寺、正法寺を訪れました。<br /><br />それほど広くない境内の左手に、樹令300年をこえる見事な藤が3本植えられており、毎年5月上〜中旬には、1mにも達する紫の花房が藤棚から垂れ下がります。<br /><br />緋毛氈を敷いた床机に座って藤棚を一望すると、風に揺れる藤の花房に癒やされる、素晴らしい時間を過ごすことができます。<br /><br />藤の花で思い浮かぶのは日本舞踊の「藤娘」で、衣装の美しさや舞台の華やかさもさることながら、特に、藤の花房を肩に、夕焼け空をいく雁を見上げる最後のシーンは、観る者の心に、このうえない美しい印象を焼きつけてくれます。

2015 日野で藤を愛でる

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2015/05/08 - 2015/05/08

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nao

naoさん

滋賀県蒲生郡日野町の、鎌掛(かいがけ)の藤の寺として親しまれている、臨済宗妙心寺派の禅寺、正法寺を訪れました。

それほど広くない境内の左手に、樹令300年をこえる見事な藤が3本植えられており、毎年5月上〜中旬には、1mにも達する紫の花房が藤棚から垂れ下がります。

緋毛氈を敷いた床机に座って藤棚を一望すると、風に揺れる藤の花房に癒やされる、素晴らしい時間を過ごすことができます。

藤の花で思い浮かぶのは日本舞踊の「藤娘」で、衣装の美しさや舞台の華やかさもさることながら、特に、藤の花房を肩に、夕焼け空をいく雁を見上げる最後のシーンは、観る者の心に、このうえない美しい印象を焼きつけてくれます。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 日野町で鎌掛(かいがけ)の藤の寺として親しまれている・・・

    日野町で鎌掛(かいがけ)の藤の寺として親しまれている・・・

    正法寺(藤の寺) 寺・神社・教会

  • 正法寺へやって来ました。

    正法寺へやって来ました。

  • それほど広くない境内には・・・

    それほど広くない境内には・・・

  • 樹令300年をこえる見事な藤が植えられています。

    樹令300年をこえる見事な藤が植えられています。

  • 設けられた藤棚からは、毎年5月上旬から中旬にかけて・・・

    設けられた藤棚からは、毎年5月上旬から中旬にかけて・・・

  • 1mにも達する紫の花房が垂れ下がります。

    1mにも達する紫の花房が垂れ下がります。

  • 境内に植えられたモミジの新緑を透かして・・・

    境内に植えられたモミジの新緑を透かして・・・

  • 藤の花が微笑んでいるようです。

    藤の花が微笑んでいるようです。

  • 小さな花がいっぱい垂れ下がった・・・

    小さな花がいっぱい垂れ下がった・・・

  • 藤棚の下にたたずむと・・・

    藤棚の下にたたずむと・・・

  • まるで紫色のシャワーを浴びているようです。

    まるで紫色のシャワーを浴びているようです。

  • 風に揺れる藤。

    風に揺れる藤。

  • 本堂横の軒下には・・・

    本堂横の軒下には・・・

  • 小さな鐘が吊られています。

    小さな鐘が吊られています。

  • ここ正法寺は、今から300年以上も前、近くの古ぼけたお堂の中にあった観音菩薩をこの地に移すべく・・・

    ここ正法寺は、今から300年以上も前、近くの古ぼけたお堂の中にあった観音菩薩をこの地に移すべく・・・

  • 普存禅師という禅僧がお堂を建てたのが始まりだと云われています。

    普存禅師という禅僧がお堂を建てたのが始まりだと云われています。

  • ご本尊の観音菩薩は、この地では安産の仏様として深く信仰されているそうです。

    ご本尊の観音菩薩は、この地では安産の仏様として深く信仰されているそうです。

  • また、境内には石造の宝塔や芭蕉の句碑などが点在し・・・

    また、境内には石造の宝塔や芭蕉の句碑などが点在し・・・

  • 藤の鑑賞のみならず、日野の文化と歴史を探るにふさわしいお寺だと云われています。

    藤の鑑賞のみならず、日野の文化と歴史を探るにふさわしいお寺だと云われています。

  • 庭の緑を背景に・・・

    庭の緑を背景に・・・

  • モミジの新緑のまぶしさにも負けないほどに・・・

    モミジの新緑のまぶしさにも負けないほどに・・・

  • 藤の花が紫色に咲き誇っています。

    藤の花が紫色に咲き誇っています。

  • 緋毛氈を敷いた床机に座って藤棚を一望すると、素晴らしい時間を過ごすことができます。

    緋毛氈を敷いた床机に座って藤棚を一望すると、素晴らしい時間を過ごすことができます。

  • 本堂に上がらせていただいて、「パチリ!」。

    本堂に上がらせていただいて、「パチリ!」。

  • 本堂の縁側にも緋毛氈が敷かれ・・・

    本堂の縁側にも緋毛氈が敷かれ・・・

  • 訪れた客が藤の花をじっくりと愛でることができるようにと・・・

    訪れた客が藤の花をじっくりと愛でることができるようにと・・・

  • 心憎いばかりの配慮がなされています。

    心憎いばかりの配慮がなされています。

  • ここからはマイクロレンズでじっくりと・・・。

    ここからはマイクロレンズでじっくりと・・・。

  • 1m余り花房が垂れ下がっているので・・・

    1m余り花房が垂れ下がっているので・・・

  • 風に揺れて、撮りにくいことこの上ありません。<br /><br />でも、何とか捉えることができました。

    風に揺れて、撮りにくいことこの上ありません。

    でも、何とか捉えることができました。

  • きれいな花に吸い寄せられるように・・・

    きれいな花に吸い寄せられるように・・・

  • アブの様な虫さんが蜜を吸いに来ています。

    アブの様な虫さんが蜜を吸いに来ています。

  • 「美味しいかい!」。<br /><br />さて、この日は正法寺で藤を愛でた後、もう1ケ所で町歩きをする予定なので、そろそろ駐車場へ戻ります。

    「美味しいかい!」。

    さて、この日は正法寺で藤を愛でた後、もう1ケ所で町歩きをする予定なので、そろそろ駐車場へ戻ります。

  • 駐車場へ向かう途中の法面の下からも藤の花を見ることができます。

    駐車場へ向かう途中の法面の下からも藤の花を見ることができます。

  • 藤棚は法面に沿うようにしつらえられているんですね。

    藤棚は法面に沿うようにしつらえられているんですね。

  • こうして藤の花を見上げると、日本舞踊の「藤娘」を思い起こします。<br /><br />「藤娘」は、衣装や舞台の背景に華やかな藤の花が散りばめられ、観る者の心深く、美しい記憶を焼きつけてくれます。

    こうして藤の花を見上げると、日本舞踊の「藤娘」を思い起こします。

    「藤娘」は、衣装や舞台の背景に華やかな藤の花が散りばめられ、観る者の心深く、美しい記憶を焼きつけてくれます。

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