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北陸新幹線の開通で賑わっていた3月14日、上野東京ライン(上野⇔品川)も開通しました。<br />品川駅のホームでは、少人数の鉄道ファンの方達が見守る中、開通式が行われたそうです。<br />30分に1本ほどの割合で出発する常磐線特急電車は、品川駅の操車場を出るまではかなりのノロノロ運転のため、自宅から必ず1回は目にするようになって、最初は珍しかったこの電車も最近では「あーまた走っている~」と思うようになりました。<br />「一度乗ってみたいね」<br />お天気が良さそうな連休の中日に、特急「ひたち号」に乗って水戸まで行ってみる事にしました。<br /><br />水戸というと黄門様ぐらいしか思いつかない私でしたが、連れの希望で訪問した弘道館や徳川ミーュージアムはもちろん、偕楽園もまた徳川家との繋がりがあって、とても歴史の深い街だと気付かされました。<br /><br />昼食にお邪魔したお店は、偶然にも、現在の水戸家15代藩主の斉正様もよくいらっしゃるという、格式のある鰻屋さんでした。<br />料亭のようなおもてなしで、日帰り弾丸旅行だというのをすっかり忘れてしまうほど、のんびりさせていただきました。<br /><br />日常の喧騒を離れ、ウグイスの澄んだ鳴き声に聞き惚れ、また雪見障子から見える小ぢんまりとしたお庭を眺めながらのお食事に、心が癒された一日になりました。<br />

特急「ひたち」に乗ってみた 品川~水戸 弘道館・偕楽園・昼食は鰻。

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2015/05/03 - 2015/05/03

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imu

imuさん

北陸新幹線の開通で賑わっていた3月14日、上野東京ライン(上野⇔品川)も開通しました。
品川駅のホームでは、少人数の鉄道ファンの方達が見守る中、開通式が行われたそうです。
30分に1本ほどの割合で出発する常磐線特急電車は、品川駅の操車場を出るまではかなりのノロノロ運転のため、自宅から必ず1回は目にするようになって、最初は珍しかったこの電車も最近では「あーまた走っている~」と思うようになりました。
「一度乗ってみたいね」
お天気が良さそうな連休の中日に、特急「ひたち号」に乗って水戸まで行ってみる事にしました。

水戸というと黄門様ぐらいしか思いつかない私でしたが、連れの希望で訪問した弘道館や徳川ミーュージアムはもちろん、偕楽園もまた徳川家との繋がりがあって、とても歴史の深い街だと気付かされました。

昼食にお邪魔したお店は、偶然にも、現在の水戸家15代藩主の斉正様もよくいらっしゃるという、格式のある鰻屋さんでした。
料亭のようなおもてなしで、日帰り弾丸旅行だというのをすっかり忘れてしまうほど、のんびりさせていただきました。

日常の喧騒を離れ、ウグイスの澄んだ鳴き声に聞き惚れ、また雪見障子から見える小ぢんまりとしたお庭を眺めながらのお食事に、心が癒された一日になりました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
グルメ
5.0
交通
3.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス タクシー JR特急
旅行の手配内容
個別手配

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  • 朝6:30頃の品川駅。<br /><br />アトレ品川の壁にグランドセントラル駅が。<br />いつも人がいっぱいで・・・初めて気づきました。

    朝6:30頃の品川駅。

    アトレ品川の壁にグランドセントラル駅が。
    いつも人がいっぱいで・・・初めて気づきました。

  • すごーく早起きして、6:44の始発電車に乗りました。<br /><br />自由席はなく、全席指定席。<br />頭上のランプが赤だと空席、緑は既に乗っている席、オレンジはこれから乗って来る席。<br />2〜3日前に予約した時はガラガラだったのに、満席だとアナウンスがありました。

    すごーく早起きして、6:44の始発電車に乗りました。

    自由席はなく、全席指定席。
    頭上のランプが赤だと空席、緑は既に乗っている席、オレンジはこれから乗って来る席。
    2〜3日前に予約した時はガラガラだったのに、満席だとアナウンスがありました。

  • この操車場も新駅が出来るとなくなっちゃうのかな。<br /><br />この辺りをノロノロ〜

    この操車場も新駅が出来るとなくなっちゃうのかな。

    この辺りをノロノロ〜

  • 水戸駅ホーム。<br />いつも思うけど、いい匂い。<br />誘われる〜食べてみたいな。

    水戸駅ホーム。
    いつも思うけど、いい匂い。
    誘われる〜食べてみたいな。

  • 8:10<br />観光案内所はまだ開いていない様子。<br /><br />どこかに地図ないかな〜<br /><br />結局見つからなく、持参したざっくりした地図で出発。

    8:10
    観光案内所はまだ開いていない様子。

    どこかに地図ないかな〜

    結局見つからなく、持参したざっくりした地図で出発。

  • 北口のロータリーには黄門様御一行の銅像。<br /><br />ザ・水戸!

    北口のロータリーには黄門様御一行の銅像。

    ザ・水戸!

  • 歩いていいのか分からない道路、地図を頼りに「弘道館」を目指して歩いています。<br /><br />道端に綿帽子がいっぱい。

    歩いていいのか分からない道路、地図を頼りに「弘道館」を目指して歩いています。

    道端に綿帽子がいっぱい。

  • 地図には上下が書いてなかったけど、ここ登るみたい。<br /><br />けっこう急なの。

    地図には上下が書いてなかったけど、ここ登るみたい。

    けっこう急なの。

  • 階段を上がった右側に水戸城址があるはず。<br />寄ってもらおうと弘道館に行く前に訪ねてみましたが、この碑があるだけでした。<br /><br />後で展示館の方に尋ねると、この辺一帯が城址で特に石垣などが残っているわけでもないと。

    階段を上がった右側に水戸城址があるはず。
    寄ってもらおうと弘道館に行く前に訪ねてみましたが、この碑があるだけでした。

    後で展示館の方に尋ねると、この辺一帯が城址で特に石垣などが残っているわけでもないと。

  • そんなことも知らず、フラフラと 「こっちかな〜」<br />公立の中学校でした。<br />お城のようだけど、建物、新しいんじゃないかな。

    そんなことも知らず、フラフラと 「こっちかな〜」
    公立の中学校でした。
    お城のようだけど、建物、新しいんじゃないかな。

  • この辺一帯が全部、国立や公立の学校で、中に入れない様子。

    この辺一帯が全部、国立や公立の学校で、中に入れない様子。

  • そんな中にひっそりとあった、二の丸展示館。<br />とても小さなスペースに、江戸時代に水戸城で使用されていた調度品などが展示されていました。<br />学校の改修工事に伴って発掘調査された時に出土した物です。<br />多くは、彰考館で使われていた硯や瓦ですが、この瓦の違いが、1764年に水戸城が火災の被害にあった事を証明する物的証拠になったそうです。<br /><br />係りの方が「何も残っていない」と言われた通り、お城の跡地に学校を建てたのですね。<br />その際に色々と出土したという訳です。

    そんな中にひっそりとあった、二の丸展示館。
    とても小さなスペースに、江戸時代に水戸城で使用されていた調度品などが展示されていました。
    学校の改修工事に伴って発掘調査された時に出土した物です。
    多くは、彰考館で使われていた硯や瓦ですが、この瓦の違いが、1764年に水戸城が火災の被害にあった事を証明する物的証拠になったそうです。

    係りの方が「何も残っていない」と言われた通り、お城の跡地に学校を建てたのですね。
    その際に色々と出土したという訳です。

  • 弘道館にも展示してある「大日本史」<br />この場所がまさに徳川光圀が開設した、大日本史の編纂所「水戸彰考館」でした。<br /><br />水戸黄門に登場する助さん、格さんは、彰考館の総裁を務めた学者さんだったそうです。<br /><br />※大日本史の原本は弘道館の展示室にもありますが、弘道館では写真撮影が禁止されています。

    弘道館にも展示してある「大日本史」
    この場所がまさに徳川光圀が開設した、大日本史の編纂所「水戸彰考館」でした。

    水戸黄門に登場する助さん、格さんは、彰考館の総裁を務めた学者さんだったそうです。

    ※大日本史の原本は弘道館の展示室にもありますが、弘道館では写真撮影が禁止されています。

  • 弘道館はこの「大手橋」を渡った所。<br />この橋に隣接してあった水戸城の入口の門「大手門」は、明治初年に取り壊され、橋は何度か修築されて、今はコンクリート造りになっています。<br /><br />

    弘道館はこの「大手橋」を渡った所。
    この橋に隣接してあった水戸城の入口の門「大手門」は、明治初年に取り壊され、橋は何度か修築されて、今はコンクリート造りになっています。

  • 弘道館の正門<br /><br />私達は横から入ります。

    弘道館の正門

    私達は横から入ります。

  • 徳川家水戸藩 第9代藩主の徳川斉昭が開設した藩校「弘道館」<br />全国一の規模を誇り、医学館や天文台までまで備える総合大学のような施設でした。

    徳川家水戸藩 第9代藩主の徳川斉昭が開設した藩校「弘道館」
    全国一の規模を誇り、医学館や天文台までまで備える総合大学のような施設でした。

  • 瓦屋根の日本家屋<br /><br />その広い前庭には・・・

    瓦屋根の日本家屋

    その広い前庭には・・・

  • 斉昭が植樹した松・・・

    斉昭が植樹した松・・・

  • 水戸を代表する六名木のひとつ、烈公梅。<br /><br />「烈公」は、斉昭の諡(おくりな:生前の事績への評価に基づく名)です。

    水戸を代表する六名木のひとつ、烈公梅。

    「烈公」は、斉昭の諡(おくりな:生前の事績への評価に基づく名)です。

  • 玄関の正面には「尊攘」=「尊王攘夷」<br /><br />ここは、正庁諸役会所。来客者の控室です。<br />

    玄関の正面には「尊攘」=「尊王攘夷」

    ここは、正庁諸役会所。来客者の控室です。

  • 玄関から庭を見る。

    玄関から庭を見る。

  • 正庁正席の間には、弘道館記が記された拓本があります。<br />弘道館の建学の趣意を表したものです。<br /><br />ここは文武の試験会場だった所。<br />

    正庁正席の間には、弘道館記が記された拓本があります。
    弘道館の建学の趣意を表したものです。

    ここは文武の試験会場だった所。

  • 正庁の間の前にあるこの広場は、武術の試験会場。<br /><br />こうやって見ていたのかな。

    正庁の間の前にあるこの広場は、武術の試験会場。

    こうやって見ていたのかな。

  • 部屋をつなぐ、長い畳廊下。

    部屋をつなぐ、長い畳廊下。

  • 至善堂御座の間は、幼少時代に弘道館で学んだ徳川慶喜が、大政奉還後、静岡に移るまでの4か月の間こもっていた所。

    至善堂御座の間は、幼少時代に弘道館で学んだ徳川慶喜が、大政奉還後、静岡に移るまでの4か月の間こもっていた所。

  • ここには、要石の拓本。<br /><br />斉昭の自詠自筆。<br />「行末も ふみなたがへそ蜻島 大和の道ぞ要なりける」<br /><br />大意『日本古来の人倫の大道は、永久に変らないものであり、日本人はこの道を踏み違いするということがあってはならない』<br />

    ここには、要石の拓本。

    斉昭の自詠自筆。
    「行末も ふみなたがへそ蜻島 大和の道ぞ要なりける」

    大意『日本古来の人倫の大道は、永久に変らないものであり、日本人はこの道を踏み違いするということがあってはならない』

  • 至善堂は4室からなり、その名称には「人間は最高善に達し、かつその状態を維持することを理想とすべきである」という意味がこめられています。<br /><br />生徒達は、この部屋で斉昭が目指す優れた人間になるべく、それぞれ勉学に励んでいたんですね。

    至善堂は4室からなり、その名称には「人間は最高善に達し、かつその状態を維持することを理想とすべきである」という意味がこめられています。

    生徒達は、この部屋で斉昭が目指す優れた人間になるべく、それぞれ勉学に励んでいたんですね。

  • 畳縁や柱に付けられた金具など、所々に葵の紋。

    畳縁や柱に付けられた金具など、所々に葵の紋。

  • 瓦にも葵紋。

    瓦にも葵紋。

  • 梅の花が散って寂しくなった庭では、青もみじが主役に。

    梅の花が散って寂しくなった庭では、青もみじが主役に。

  • さて、次は偕楽園に行こうと思うけど、また駅に戻らないとダメかな〜<br /><br />運よく、ここまで乗ってきた観光客のタクシーを捕まえました。

    さて、次は偕楽園に行こうと思うけど、また駅に戻らないとダメかな〜

    運よく、ここまで乗ってきた観光客のタクシーを捕まえました。

  • 偕楽園は、優れた人材育成を目指した斉昭が、文武修行の場の弘道館に対し、修行の余暇に心身を休める施設として造られたものです。<br /><br />私はこの事を、初めて知りました。<br />学校では日本三大名園は教わったかな、試験に出るからそこだけは覚えていたような。

    偕楽園は、優れた人材育成を目指した斉昭が、文武修行の場の弘道館に対し、修行の余暇に心身を休める施設として造られたものです。

    私はこの事を、初めて知りました。
    学校では日本三大名園は教わったかな、試験に出るからそこだけは覚えていたような。

  • つつじ祭りが開催されていたけど、少し遅かったかな〜<br />ちょっと散り気味でした。

    つつじ祭りが開催されていたけど、少し遅かったかな〜
    ちょっと散り気味でした。

  • 向こうに見えるのが、好文亭。<br />ここで詩歌や養老の会などを催していたとのこと。<br /><br />「好文」とは梅の異名で、晋の武帝の「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば開かなかった」という故亊に基づいて名付けられています。

    向こうに見えるのが、好文亭。
    ここで詩歌や養老の会などを催していたとのこと。

    「好文」とは梅の異名で、晋の武帝の「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば開かなかった」という故亊に基づいて名付けられています。

  • 好文亭は昭和20年の空襲で全焼し、現在の建物は昭和30年から3年かけて復元されたものです。<br />弘道館も空襲に遭いかなりの損傷を受けたようですが、第二次世界大戦でなぜここが攻撃されたのかまだ理解が出来ません。

    好文亭は昭和20年の空襲で全焼し、現在の建物は昭和30年から3年かけて復元されたものです。
    弘道館も空襲に遭いかなりの損傷を受けたようですが、第二次世界大戦でなぜここが攻撃されたのかまだ理解が出来ません。

  • 広々とした庭園。

    広々とした庭園。

  • 偕楽園の周りも梅林が広がっていて、どこまでが偕楽園なのか分からない。

    偕楽園の周りも梅林が広がっていて、どこまでが偕楽園なのか分からない。

  • 大きな湖、千波湖には噴水やスワンボートが見える。<br /><br />さて、そろそろ東門を目指して戻ろう。

    大きな湖、千波湖には噴水やスワンボートが見える。

    さて、そろそろ東門を目指して戻ろう。

  • 梅の木には小さな実がたくさん。

    梅の木には小さな実がたくさん。

  • この実はちょっと赤くなっている!<br /><br />そっかぁ・・・来月は梅を漬ける時期だった。

    この実はちょっと赤くなっている!

    そっかぁ・・・来月は梅を漬ける時期だった。

  • 偕楽園記碑はちょっと分かり辛い所にあって、偶然見つけました。<br /><br />斉昭が創設の趣旨を自ら書き表したものです。

    偕楽園記碑はちょっと分かり辛い所にあって、偶然見つけました。

    斉昭が創設の趣旨を自ら書き表したものです。

  • 黄門様、助さん、格さんと一緒に記念写真が撮れます。

    黄門様、助さん、格さんと一緒に記念写真が撮れます。

  • 消火栓も偕楽園。

    消火栓も偕楽園。

  • 藤棚の下ではお茶会が催されていました。<br /><br />朱色の傘が映える。

    藤棚の下ではお茶会が催されていました。

    朱色の傘が映える。

  • こっちに行くと御成門、ここから来ました。<br /><br />両側に大きな杉の木がいっぱい。

    こっちに行くと御成門、ここから来ました。

    両側に大きな杉の木がいっぱい。

  • 途中、常盤神社があったのでお参りして行きます。

    途中、常盤神社があったのでお参りして行きます。

  • お隣の能楽殿では、結婚式が行われていました。

    お隣の能楽殿では、結婚式が行われていました。

  • 能楽殿の隣にあった、義公鑚仰碑。<br />とても大きな石碑。<br />義公(=徳川光圀)の生い立ちや功績が記されています。<br /><br />この神社は、光圀と斉昭の徳を慕う人達によって建てられた神社です。

    能楽殿の隣にあった、義公鑚仰碑。
    とても大きな石碑。
    義公(=徳川光圀)の生い立ちや功績が記されています。

    この神社は、光圀と斉昭の徳を慕う人達によって建てられた神社です。

  • ちょっと独特。

    ちょっと独特。

  • 何か意味があるのかな。

    何か意味があるのかな。

  • カメヤマローソク・・・とてもレトロなベンチ。<br /><br />仏壇のろうそく屋さんも、今は「カメヤマキャンドル」という名前で、お洒落なアロマグッズを売っていますね。<br />私もここのアロマデュヒューザーを使っています。

    カメヤマローソク・・・とてもレトロなベンチ。

    仏壇のろうそく屋さんも、今は「カメヤマキャンドル」という名前で、お洒落なアロマグッズを売っていますね。
    私もここのアロマデュヒューザーを使っています。

  • 東門を出るとちょうどバスが停まっていたので、飛び乗って大工町まで来ました。<br /><br />この辺りの路地には飲食店が多く、予約した鰻屋さんの両隣も別の鰻屋さんでした。<br />

    東門を出るとちょうどバスが停まっていたので、飛び乗って大工町まで来ました。

    この辺りの路地には飲食店が多く、予約した鰻屋さんの両隣も別の鰻屋さんでした。

  • 「ごめんくださーい」<br /><br />ちょっと早く来すぎたかな、どなたもいらっしゃらない様子。<br /><br />植木の手入れをしていた男性が「どうぞそのままお上がりください」<br />物腰の柔らかな方でした。こちらのご主人だったのかな。

    「ごめんくださーい」

    ちょっと早く来すぎたかな、どなたもいらっしゃらない様子。

    植木の手入れをしていた男性が「どうぞそのままお上がりください」
    物腰の柔らかな方でした。こちらのご主人だったのかな。

  • 絨毯張りの長い廊下を歩いて「梅の間」に通されました。<br /><br />こちらは、すべて個室です。

    絨毯張りの長い廊下を歩いて「梅の間」に通されました。

    こちらは、すべて個室です。

  • すぐに、お茶と落雁を持ってきてくださり、<br />「お食事のご用意でいいですか?」「はい」<br />特にメニューを見る事もありませんでした。

    すぐに、お茶と落雁を持ってきてくださり、
    「お食事のご用意でいいですか?」「はい」
    特にメニューを見る事もありませんでした。

  • 鰻が焼きあがるまで、突き出しとこれで、のんびり。<br /><br />ちょっとしたお庭があって、とても落ち着くお部屋です。

    鰻が焼きあがるまで、突き出しとこれで、のんびり。

    ちょっとしたお庭があって、とても落ち着くお部屋です。

  • 肝吸い、ぬか漬けと、最後にちょっとしたフルーツとケーキが付いていました。<br /><br />こんなに美味しいぬか漬けを出されたのは初めてです。<br />こんなお漬物を漬けられたらいいな・・・

    肝吸い、ぬか漬けと、最後にちょっとしたフルーツとケーキが付いていました。

    こんなに美味しいぬか漬けを出されたのは初めてです。
    こんなお漬物を漬けられたらいいな・・・

  • もちろん、鰻も柔らかくて美味しい。<br /><br />別に、山椒と追加のたれが付いています。

    もちろん、鰻も柔らかくて美味しい。

    別に、山椒と追加のたれが付いています。

  • お酒と鰻でずい分のんびりしてしまいました。<br /><br />最後はおかみさんがいらして、ご丁寧に玄関までお見送りしてくださいました。<br /><br />何となく懐かしいおもてなしを感じました。

    お酒と鰻でずい分のんびりしてしまいました。

    最後はおかみさんがいらして、ご丁寧に玄関までお見送りしてくださいました。

    何となく懐かしいおもてなしを感じました。

  • さて、次は徳川ミュージアム。<br />ここには、徳川家康の遺品を中心に、初代水戸家藩主頼房と2代光圀や、その家族の什宝(家宝として秘蔵されていた器)、『大日本史』草稿本、その編纂のために全国から集められた古文書類が展示されています。

    さて、次は徳川ミュージアム。
    ここには、徳川家康の遺品を中心に、初代水戸家藩主頼房と2代光圀や、その家族の什宝(家宝として秘蔵されていた器)、『大日本史』草稿本、その編纂のために全国から集められた古文書類が展示されています。

  • 「展示類は撮影禁止ですが、2階にある休憩所は写真を撮ってもいいですよ」<br />受付で言われました。<br /><br />これ、だれの甲冑だったかな?

    「展示類は撮影禁止ですが、2階にある休憩所は写真を撮ってもいいですよ」
    受付で言われました。

    これ、だれの甲冑だったかな?

  • 今見て来た物のおさらい。

    今見て来た物のおさらい。

  • 印象に残った、大きな手水鉢。<br /><br />発色がとても綺麗です。

    印象に残った、大きな手水鉢。

    発色がとても綺麗です。

  • 中庭はとても広々としていて、どこからか鳥達も飛んできます。<br /><br />ウグイスの鳴き声が響いて清々しい気持ち。

    中庭はとても広々としていて、どこからか鳥達も飛んできます。

    ウグイスの鳴き声が響いて清々しい気持ち。

  • 鳥の声を聞きながら、しばらくここにいました。

    鳥の声を聞きながら、しばらくここにいました。

  • 中庭の向こうにある、お茶室。<br /><br />体験もあったけど、15時で終わってしまいました。

    中庭の向こうにある、お茶室。

    体験もあったけど、15時で終わってしまいました。

  • 名残惜しいけど、そろそろ水戸駅に向かわないと。<br /><br />無料の巡回バスを乗り損ねてしまい、タクシーを呼んでもらいました。<br />路線バス、結局1回しか乗れなかったから、400円の1日乗車券買わなくて良かったよね。

    名残惜しいけど、そろそろ水戸駅に向かわないと。

    無料の巡回バスを乗り損ねてしまい、タクシーを呼んでもらいました。
    路線バス、結局1回しか乗れなかったから、400円の1日乗車券買わなくて良かったよね。

  • 来た時は時間が早くて人もまばらだった水戸駅は、大勢の人で賑わっていました。<br /><br />駅の反対側にはこんなグループも。<br />いいな、青春って。<br />がんばれ!

    来た時は時間が早くて人もまばらだった水戸駅は、大勢の人で賑わっていました。

    駅の反対側にはこんなグループも。
    いいな、青春って。
    がんばれ!

  • ホームに下りました。<br />1両だけの可愛らしい電車が入って来ます。

    ホームに下りました。
    1両だけの可愛らしい電車が入って来ます。

  • 水戸が終点の電車。<br />1両だけど、たくさん人が降りてきました。<br /><br />

    水戸が終点の電車。
    1両だけど、たくさん人が降りてきました。

  • こんなデザインの電車です。<br />珍しがっていたのは、私だけ。

    こんなデザインの電車です。
    珍しがっていたのは、私だけ。

  • 「特急ひたち」16:27発。<br /><br />帰りも満席。<br />しかも、私の席の隣には、なぜか人が立っている・・・<br /><br />そんな人の横で気が引けるけど、しっかりワインとフルーツで電車の旅を満喫させてもらっちゃいました。

    「特急ひたち」16:27発。

    帰りも満席。
    しかも、私の席の隣には、なぜか人が立っている・・・

    そんな人の横で気が引けるけど、しっかりワインとフルーツで電車の旅を満喫させてもらっちゃいました。

  • 常磐線の景色は、田んぼじゃなくて、レンコン畑?<br />人が腰まで浸かっていたような。<br /><br />初めて見るこの景色も新鮮です。<br />スーパーで茨城県産レンコンを見ると、この光景を思い浮かべます。

    常磐線の景色は、田んぼじゃなくて、レンコン畑?
    人が腰まで浸かっていたような。

    初めて見るこの景色も新鮮です。
    スーパーで茨城県産レンコンを見ると、この光景を思い浮かべます。

  • 17:52、到着。品川が終点は楽ちん!<br /><br />また行っちゃおう♪

    17:52、到着。品川が終点は楽ちん!

    また行っちゃおう♪

  • 今年のゴールデンウィークが終わりましたね。<br />皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?<br /><br />東京は毎日お天気に恵まれて、綺麗な空が見られました。<br />家から撮った写真ですが、まあまあ上手く撮れた写真を載せたいと思います。<br />綺麗な空、伝わるといいな・・・<br /><br />4/29 18:14 撮影

    今年のゴールデンウィークが終わりましたね。
    皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

    東京は毎日お天気に恵まれて、綺麗な空が見られました。
    家から撮った写真ですが、まあまあ上手く撮れた写真を載せたいと思います。
    綺麗な空、伝わるといいな・・・

    4/29 18:14 撮影

  • 5/2 18:54 撮影

    5/2 18:54 撮影

  • 5/2 18:57 撮影<br /><br />お付き合いいただき、ありがとうございました。

    5/2 18:57 撮影

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  • mahaloさん 2015/05/11 16:33:56
    偕楽園と鰻!
    imuさん こんにちは。

    私も東京在住の20年程前に偕楽園の梅祭りに家内と行った事が有ります。
    紅梅・白梅が咲き誇り良い香りがしていた事を思い出します。
    その時珍しい梅の木を見ました。
    1本の木から、紅い花と白い花が咲いている木を見ました。

    それにしても美味しそうな鰻ですね!
    よだれがでそうです。

    夜景綺麗ですね!
    私も東京のマンションのベランダから夕日や夜景をよく見ていました。
    30階に住んでいたので冬に成ると富士山もよく見えました。

    水戸・偕楽園・鰻・夜景と色々思い出させて頂き有難うございました!

    manaho

    imu

    imuさん からの返信 2015/05/11 18:06:23
    RE: 偕楽園と鰻!

    mahaloさん、こんにちは!
    いつもありがとうございます。

    水戸はいたる所に梅の木があるので、花の咲く時に訪問すると街中が梅の香りになっていそうですね。

    そもそも徳川斉昭は梅林計画を立てて梅の木を植えたのですが、理由は、実を飢饉や軍用の非常食に充てるためだったらしいです。
    種類もたくさんあって、そのうち花の形や香りや色の優れた6品種を「水戸の六名木」としたと、パンフレットにありました。
    次回はお花の季節に行ってみたいです。
    1本の木に赤い花と白い花、見つけられるかな。

    鰻、美味しかったですよ〜
    水戸というと、納豆ですが、鰻もお勧めです!

    mahaloさんも高層階にお住まいでしたか。
    我が家からは近くのビルに遮られて、富士山が見えないんですよ〜残念です。
    目黒から渋谷、新宿、六本木と、東京タワーが見えます。
    ただこれからの街開発で、この景色も段々と見られなくなって行くんでしょうね。
    いつまで経っても夕日と夜景の写真が上手く撮れなくて、練習中の写真を載せちゃいました。
    お付き合いいただき、ありがとうございます。
    また、コメントもいただき、ありがとうございました。

    imu


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