初めてのフランス旅行　その２

2014/03/20 - 2014/03/25

早朝、イスタンブールを発ち、昼ごろド・ゴール空港へ。
半日予定が狂ってしまいました。挽回せねば！

エリア パリ(フランス)

ド・ゴール空港でのあまりにも簡単な入国審査に驚愕しつつスーツケースを取りに。
あ、出てきた。ちゃんと届くか心配でしたが大丈夫でした。でも、ちょっと遠いな、手が届かない感じで、どうしましょう。
荷物取れないよ?、と困っていたら、素敵なムッシュが取ってくれました。嬉しくて自然と”Merci"の一言が出ましたよ。
そのムッシュが隣のバッグも取ろうとしたので、あわてて”non, non"と言ったら、彼は素敵な笑顔で
「それは、僕のだよ！」と返してくれました。す、素敵過ぎます。ええ、私はおばさんです。もう何十年も生きてますけど、こんなに素敵な老紳士初めてお会いしました。
パリ到着後１５分でフランスの印象２００％アップです。
そして、何十年も前に習ったフランス語がこの日初めて陽の目を見ることができたのでした。

その後、ロワシーバスで市内に向かいます。
海外の車では、ありがちなのかもしれませんが、このバスの運転の荒いこと！運転手さんにもよるかとは思いますが、
「かっ飛ばす」という言葉がぴったりかと。

その後メトロに乗り換えホテルにチェックイン。
フロントにいた女性の「待ってたわよ～！！」的なお迎えで、一気に疲れが吹き飛びます。
前日宿泊しそびれてしまった分はキャンセルしていなかったので、すぐに部屋に入れました。

荷物を置いてすぐにサクレ・クール寺院へと向かいます。
ここにはあの、有名なミサンガ売りがいるのです。知ってますよ。下調べはバッチリですから。話しかけてきても無視だもんね。大丈夫、大丈夫。

と思っていたのですが、結局裏の方からアプローチしたためそれらしき人に出会うこともなく何の怖い思いをすることもなく寺院に到着しました。
丘の上から娘と二人で「あ?、下に危なそうな人達いるね?」と余裕の笑みです。

寺院に入るとヨーロッパの空気がしました。変な表現ですが。でもね、それとは別ですが、臭かったんです。実際のところは、すごーくシンナー臭かったんです。
寺院の前に赤いペンキでいたずら書きをされたようで、それを消す作業をしていました。どこにいってもこういうことってあるんですね。何が面白くてやるのでしょうか？

モンマルトルでは、度々、絵描きさんに声を掛けられました。記念に描いてもらおうかな、という気持ちと、旅行の下調べをしていくうちに心の中に焼き付いてしまった言葉。
「ぼったくり」
が怖くて結局お願いできませんでした。ちょっと後悔しています。

歩いているうちに喉が渇いたのですが、日本のように自販機などありません。我慢できずに街の小さな食料品店で、ジュースを買いました。初買い物です。フランスの店員さんはなぜみんなイケメンなのだろう。それに愛想のいいコト！
周りから聞いていたのと違うぞ！

モンマルトルは、思っていた以上に素敵な街でした。
もっと時間があれば、色々なお店に入ってみたかったな。

ええ、私はおばさんですけど、ちょっとミーハーなところがあります。なので当然「アメリ」のお店でお茶します。泡立ってますがビールではないです。アイスティーです。美味しかった。
ごちそうさまでした。

モンマルトルを後にして、オペラ座界隈をウロウロした後、今回の旅行の目的の一つ、「’christofle’でスプーンを買う」を果たしに行きます。ラファイエットの中に支店があることは調査済み。しかーし、買いたかった柄のスプーンがない！
コンコルドの本店ならあるということです。
店員さんが地図に◯をつけて教えてくれました。親切だな〜。
徒歩１０分か１５分で行けるって。早速行きましょう！


なぜ、私たちは同じ所をグルグルしているのか。
オペラ座から放射線状に広がった通りに惑わされて全くわからなくなってしまった。
細かいお店もたくさん載っている地図はホテルに置いてきてしまったし、今はこの店員さんがかいてくれた赤い◯付きの地図しかない。
結局、メトロに乗りコンコルドで下車。
そしてそこで待っていたのは広大なコンコルド広場でした。

Christofleさん、どこですか？

日は暮れてきています。歩き疲れています。クタクタです。取り敢えずオベリスクを写真に撮り、取り敢えずコンコルド広場を観光したことにしてホテルに帰ります。

この旅行記へのコメント （2）

• hidamariさん 2018/08/23 18:35:39

  旅は楽しいですね

  楽しく読ませて頂ました
  
  いつかは個人手配で旅行に行きたいと思っている方の背中を押してあげる旅行記と思います
  
  私は妻が障がい者になり、最初のクルーズは何も知らないので添乗員付きツアーで参加しました
  しかし、皆さんの行程にはとてもついて行けず、次からは無謀にもプアーな英語力にもかかわらず個人手配で行くようになりました
  トルコ航空を利用した時は行きも帰りもハプニングが有りました
  行きは東京で発券してくれたお姉さんが乗継便のチケットの名前を間違えて、私が2枚妻が無し。帰りは沖止めの飛行機のバスが間違えて関空行きに連れていかれたり、カンタスでは乗継の国内便の便名を間違えられたりとハプニングが毎回ありました
  でも、それ以上に多くの方の手助けとか、通常では味わえない「人類みな兄弟」を味わわせて貰っていますので、やめられません
  
  パリには行ったことが有りませんが、来月行くヨーロッパではUBERに挑戦するつもりです
  
  次の旅行記を楽しみにしています。
  

  nikoさん からの返信 2018/08/23 21:52:17

  Re: 旅は楽しいですね

  hidamari　さん
  
  はじめまして^_^
  嬉しいコメントありがとうございます。
  自分が旅行に行く前には４トラで皆様の旅行記を参考にさせていだだいていますので、自分の経験談もほんの少しでもどなたかの助けになれば良いな、と思っています。
  
  Uberは本当におすすめです。もうタクシー使えません！笑
  奥様にとっても快適なのではないでしょうか。
  
  hidamariさんも色々と経験されていらっしゃるのですね。色々なトラブルをクリアしていくたびに旅が楽しくなりますね。そして自信にも繋がります。
  これからもよろしくお願いいたします。
  
  hidamariさんの旅行記も読ませていただきますね。
  
  にこ