2014/08/11 - 2014/08/23
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2014年夏旅
個人手配では難しいと思ってしまっていたロシア旅。でも、やってみたら実は全然簡単。そんなロシア旅の4日目 キジ島からサンクトペテルブルグに移動して、ロシア人ツアーに乗っかって、エカテリーナ宮殿に向かいます。
http://hornets.homeunix.org
ここまでのロシア旅と現在公開中のこの先のロシア旅
準備編1 ビザを取って寝台特急を予約してみた
http://4travel.jp/travelogue/10947290
準備編2 キジ島フェリーを予約してみた
http://4travel.jp/travelogue/10947294
Day1 赤の広場で たまねぎ寺院に出会った
http://4travel.jp/travelogue/10947362
Day2 ガガーリンに会いに行ってみた
http://4travel.jp/travelogue/10947580
Day3 異国で寝台特急!初体験
http://4travel.jp/travelogue/10949140
Day4 念願のキジ島にたどり着いた
http://4travel.jp/travelogue/10949195
Day5 ロシア人ツアー潜入レポ!
http://4travel.jp/travelogue/10951773
Day6 Day7 サンクトで 路線バスに挑戦!
http://4travel.jp/travelogue/10960383
Day8 レンタカーで国境越え!十字架の丘へ
http://4travel.jp/travelogue/10960690
Day9 (歩いて回れちゃう!ヴィリニュス旧市街)
http://4travel.jp/travelogue/10960700
Day10 (市場内の惣菜屋のごはんが超うまかった in リガ)
http://4travel.jp/travelogue/10965828
Day11 (バックパック背負ったまま入るレーニン廟)
http://4travel.jp/travelogue/10968222
Day12 (最終日:モスクワの丸亀製麺に行ってみた)
http://4travel.jp/travelogue/10968391
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ペトロザボーツクを22:40に出発した寝台は、ペトロザボーツクに朝6:24に 到着した。 まだ朝早いので、駅にはこの寝台に乗ってきた人ぐらいで、静かだった。
ペトロザボーツクからの寝台は「ラドシュスキー駅」に到着する。この駅は サンクトペテルブルグの中心街からは少し離れたところにあるので、 地下鉄で中心街への移動が必要になる。地下鉄の4号線と3号線を乗り継いで、 「ラーダシュスカヤ(Лaдожская)」駅から「マヤコーフスカヤ (Маяковская)」駅に向かう。 -
マヤコーフスカヤ駅で降りたのはサンクトペテルブルグで予約したホテルから 近かったから。
2日もシャワーを浴びてなかったので、本来であればホテルにチェックインして シャワーを浴びたいところだったが、こんな朝早くからチェックインなんか させてもらえないだろうと思いつつ、とりあえずホテルに徒歩で向かう。
サンクトペテルブルグで予約したホテルは 「ibis Saint Petersburg Center Hotel」。 結構いいホテルを予約した。んで、フロントに行ってみるとやはりチェックインは できない時間だった。とりあえずバックパックだけ預かってもらって出かける ことに。
これは計画段階からある程度予想できていた展開。なので、ホテルにチェックイン できる時間までに行こうと思っていたのは「エカテリーナ宮殿」。
エカテリーナ宮殿はサンクトペテルブルグの中心街から1時間ぐらいの所にある、 絢爛豪華な宮殿でサンクトペテルブルグでは超有名な観光地。海外からの観光客 だけではなく、地元のロシア人にも大人気の観光地なのだ。 -
行き方は、バスや電車で行く方法が一般的だが、今回はちょっと面白い方法を取った。 それは「現地ロシア人のツアーに乗っかること」。この方法だと、交通費と入場料が 含まれていて安くてラク。英語のツアーもあるのだが、これは外国人向けなので お値段が若干高くなるし、だいたいこうゆう所の観光地での英語ツアーでは、 完璧に理解できる英語力も持っていないので、「宮殿に行って、中が見れればいい」 的なスタンスで行くのには、ロシア人向けツアーに乗っかる方が賢いのだ。
(写真は移動の途中にあった、ドフトエフスキー文学記念館) -
しかも、エカテリーナ宮殿は観光シーズンの夏は人でごった返してしまうので、 入場制限がある。この入場制限はツアー客優先なので、個人で苦労して直接 行ったとしても、入場にかなり待たされたり、最悪入場できなかったりする 可能性があるので、ツアーで行った方が安全なのだ。
(写真はドフトエフスキー文学記念館
えっ?ここ?ってくらいこじんまりとしたところにあって
にぎやかさもなかった。朝早かったせいもあると思うが・・・) -
ツアーは現地のツアー会社を探して行かなくても、街中にいっぱい勧誘 しているところがあって、そこに乗っかればいい。特にネフスキー大通りにある 百貨店「ガスチーニィ・ドゥヴォール(Гостиый Двор)」付近に キオスクみたいなブースが並んでいて、客を呼び込んでいる。 我々のように一目(ひとめ)でロシア人で 無い人は英語ツアーに誘われる。ロシア人ツアーだと一人1300ルーブルだったが、 英語ツアーだと2000ルーブルぐらいした気がする。
-
ツアーチケットブース。値段はどのブースでもほぼ同じ
-
何個かあるチケットブースで一番安かった(といっても、どのブースもほぼ同じ 値段だった気がする)ところに行き、窓口に行くと申し込み用紙みたいなのに 記入しなければならなかったようだ。チケットブースの中には係員がいて、 中の係員と話をしている一人のおばさんがいた。
そのおばさん、英語が喋れなかったが、我々がツアーに参加したい意思を汲んでか どうかは分からないが、その申し込み用紙を記入し始め、我々は言われるがままに 一人1300ルーブルの現金を払う。んで、乗るバスを「このナンバーのバスよ」 みたいな感じで丁寧に教えてくれた。自分たちはてっきり係員かもしくはツアーの 添乗員かと思っていたら、どうやら完全に通りがかりのおばさんだったみたいだ。 しかも、そのおばさんはこのツアーには参加してなかった。超優しいよ、ロシア人!
早くシャワーを浴びたかった我々は、なるべく早い時間のツアーに乗っかりたかった。 一番早い時間は9:30だったので、そのツアーで行くことに。
(写真:このバスでエカテリーナ宮殿へ) -
出発時間になると、バスに乗り込んでゆっくりとバスは発車する。 平日だったが、座席の6〜7割は埋まっていた。我々以外は当然のように 全員ロシア人だった。ロシア人の中で完全に浮いているドアジア人2人。
発車と同時に車内でガイド本とDVDみたいなものを配り始めたが 「これ売り物だったら面倒くさいね」 とか思っていたし、たぶんロシア語のガイド本とDVDだろうから貰ったところで 読めないし、ということで「いらない」という意思をジェスチャーで表現したら 渡されなった。その後、もらった人達がお金を払っていたのでどうやら 売り物だったらしい。よかった、もらっとかなくて。
エカテリーナ宮殿まではおよそ1時間程かかったが、道中、延々とロシア語で 何らかの解説をしていた。よく、そんな長い時間喋れるなぁ〜と感心する。
エカテリーナ宮殿に到着すると、どこからそんな人が来たのか?と不思議なほど ツアーバスが集まって、すごい数のツアー客がいた。まだ朝早い時間なのに。 中には日本の旅行会社なのだろう、日本人のツアー集団もいた。こんなにツアー客が いっぱいで、入場制限されてしまったら、個人の自力で来た人は入れるのか微妙な 気がする。現地ツアーで来たのが正解だと思った。 -
こんな感じで出迎えの演奏をしてくれたりする
-
我々が参加したツアーの添乗員は、軍人のような女性で声も低く 視線もかなり恐い感じの人で、正直ビビッた。ロシア人はあまりアジア人が 好きではないというのをどこかで聞いたことがある。原因は日本人なのか それとも中国人なのか分からないが。だから我々には厳しいのかもしれない と思っていた。
で、ビビりながらツアーに参加していたが、厳しくとも実は結構いい人で、 我々がロシア語を全く理解していないのを、察しているけど基本お構いなしだが、 自由時間後の集合時間とか集合場所に我々が来なかったら面倒なのを考慮して、 そうゆう場面の時だけ個別に我々を呼び、時間と場所をジェスチャで示して くれたりしたので助かった。 逆に自分たちは帰りのバスに乗れなかったりしたら大変なので、恐くても その添乗員にビッチリと張り付いていた。
ロシア語ツアーに参加してしまうと、そうゆう時に問題があるが、 まあ、なんとかなると思われる。最悪なんらかのトラブルではぐれてしまったり しても、自力で帰れないこともないし。
(写真:真ん中の女性が我々が参加したツアーの添乗員) -
「エカテリーナ宮殿」と言っているが、実はここら辺の土地は「ツァールスコエ・ セロー(Царское Село)」と言って、皇族の夏の住まいと使用 されてきた場所。ツァールスコエ・セローはその後、ロシアの有名な詩人 プーシキンの没後100周年を記念して「プーシキン」と改名された。なので、 現地ツアーを探す時は「プーシキン(пушкин) 」とアピールしても 分かってもらえるし、この「пушкин」の文字を探しても目的に たどり着ける。
このツァールスコエ・セローでもっとも有名なのが「エカテリーナ宮殿」で、 その中にある「琥珀の間」が公開されるようになってから、爆発的な人気となり、 夏の間はツアー客でごった返すようになったらしい。 -
建物は規則正しいデザインで美しい
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いよいよ建物内に入場します
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建物内はツアーの添乗員とは別に、エカテリーナ宮殿の職員らしきガイドが 我々集団を引き連れてガイドした(当然ロシア語なので我々には解説が さっぱりわからんが)。ツアー集団毎(ごと)、一定間隔で入場を規制する形式で入場し、 中は土足厳禁なので、靴の上からカバーを履いて入場する。
-
エカテリーナ宮殿の中は「こんな所で生活してたら絶対落ち着かないだろ〜」 というぐらいに絢爛豪華なピカピカぶりだった。よくここまで金ピカに したなぁ〜と感心してしまうぐらいの輝き。妻は「こんなだったら 掃除が絶対大変だと思う」と、かなり庶民的な目線で感想を言っていた。 確かにその通りだし、当時の家政婦(?)も同じことを思っていたかもしれない。
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こんなに金ピカだと
生活してたら絶対落ち着かないと思う -
大抵のガイド本に載っているエカテリーナー宮殿内の各部屋の写真は、 観光客がいない時に撮影されているものなので、とてもいい感じに写っている。 しかし実際には観光客があふれんばかりに居るので、若干うんざりしてしまう。 特に中国人多し。ガイド本に載っている観光名所の写真は、基本信用しては いけない。
-
エカテリーナ宮殿は金ピカの間以外にも、いろいろな絵画(特に肖像画が多い)や、 家具・食器類、そして壁画などが展示されている。
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我々が参加した現地ツアーと、日本やその他各国の旅行会社のツアーだと、 見る部分は一緒だが通る通路が異なっており(部屋を挟んで反対側の通路を 歩いていた)、各国の旅行会社ツアーが通る方が断然人数が多く、我々が参加した 現地ツアーはそれほど人が多くなかった。なので、日本のツアーでロシアに 来たとしても、そのままオプショナルツアーでエカテリーナ宮殿に来ないで、 現地ツアーで来た方が安いし、若干ゆったりと見ることができるかもしれない。
-
エカテリーナ宮殿のハイライトと言えば「琥珀の間」。ほとんどの人がココを 目当てにしている。琥珀の間の琥珀は、戦争時代にドイツにほとんど 持ってかれてしまったが、ロシアの意地で2003年に修復が完了し、現在見事な間 となっている。
琥珀の間のみ写真撮影が禁止で、中に係員が何人かいて、観光客が写真を 撮らないようにかなり厳しく見張っている。琥珀の間は名前の通り、壁が一面 琥珀と琥珀でできた細工でできていて、金ピカとはまた異なる高級感と 豪華さを兼ね揃えた部屋だった。ちなみに「るるぶ・ロシア(2014年版)」の 34ページには見事にでっかく写真が載っているので、気になる人は そちらを参照。(なら、なぜ観光客が写真を撮れないのかは不思議) -
そんなこんなで、エカテリーナ宮殿の建物内の見学は終了。事前の噂通りに 立派で豪華な宮殿だった。建物内も豪華だが、宮殿の外、特に外壁も 見事な彫刻・細工がされていて、あまり注目されないが、建物の外側も 楽しめる。
別にエカテリーナ宮殿が特別というわけではなく、サンクトペテルブルグの 中心街でも、ちょっと立派な建物の外装にはけっこう彫刻や細工がされている 場合が多く、ロシア人の建物に対する「美」の考え方が日本人とだいぶ違うんだ ということが分かって面白い。別にどちらの方が「美しい」という優劣が あるのではなく、ロシア建築はロシア建築で美しく、日本建築は日本建築で 美しいと思う。 -
エカテリーナ宮殿の外には庭園もあったりして、そこも見学したが、 あいにくの小雨だったので、あまり楽しめなかった。
その後30分ほど自由時間があったが、集合場所と集合時間が微妙に分からず 何度も添乗員に確認した。それでも常に落ち着かなかった。 自分の肝の小ささが恥ずかしくなる。
それはそうと、自由時間にそこら辺を散歩してみると、ロシアは夏の時期は 結婚式シーズン。冬が長いので、冬には結婚式がなかなかできないんだと 思う。で、このエカテリーナ宮殿付近でも結婚式が行われていて (正確にはどこで行われていたのかはわからないが・・・)、何組もの 新郎新婦が普通に歩いていた。あいにくの天気だったので、ウェディングドレスが 汚れてしまわないか?こちらの方が気になってしまったが、当の本人たちは それはど気にしていない感じだった。 -
こちらのカップルはそれほど仲良さそうに見えませんでしたが…
幸せに長続きしてくれるといいなぁ〜 -
ちょっと小腹が空いたので、屋台販売で「蒸しトウモロコシ」が売っていたので 食べてみた。世界のいろいろな所でトウモロコシを食べてみたが、 地域によって味や食感が異なり面白い。ただ、日本のトウモロコシを 食べ慣れているせいか、ロシアのトウモロコシも絶賛するほどおいしいとは 感じられなった。ちょっと食感がねちょねちょした感じだった。
逆にロシアの人が日本のトウモロコシを食べると、口に合わないんだろうなぁ〜と 思う。2014年8月現在120ルーブルした。 -
エカテリーナ宮殿の現地ツアーは1時頃現地を出発して、2時頃に サンクトペテルブルグの中心街に戻ってきた。往復の交通費と現地の 入場料がセットになっていて、且つ移動は楽なので、このお値段で エカテリーナ宮殿に行けるのは結構良かったんぢゃないか?と思う。
ロシア語ツアーは案外トラブルも無く済んだけど、心配であれば ビックリするほどお値段が高くなるわけではないので、英語ツアーに 乗っかっても良いと思う。むしろ日本の旅行会社が催行する現地ツアー とかの方がビックリ価格なので(旅行計画中に調べていたら、本当に ビックリした)、考えものかもしれない。 -
サンクトペテルブルグに戻ってきたら、さっそくホテルに向かい チェックイン。ずっとシャワーを浴びれていなかったので、速攻 シャワーを浴びた。気持ちよかった。
兵(つわもの)のバックパッカーさんとかは、何日もシャワーを浴びない なんてことは当たり前みたいですごいと思う。自分なんか 2晩浴びれなかっただけで我慢できないし、毎日シャワーが 浴びれるなんて、贅沢だったんだなぁ〜と思った。 -
ホテルで少しゆっくりした後は、血の上の教会に行くことに。
ホテルから少し歩いた所に、小さなキオスクがあって、ケバブとかの 軽食が売られていた。ケバブと言えばトルコなんかを思い出して しまいがちだが、ロシアでも一般的な食事なのだ。 -
キオスクの前でおじさんがうまそうにケバブを食べていたのに釣られて 何か食べようと物色していたら、ソーセージが中に入った揚げパン のようなものがあったので食べてみた。ソーセージは肉のソーセージ という感じではなく、むしろ魚肉ソーセージみたいな感じで、 スパイスが効いて美味かったが、周りのパンが若干油っこかった。
-
ソーセージ巻きの揚げパン
肉というより、スパイスの効いた魚肉ソーセージという感じで美味い -
小腹を満たしたら、血の上の教会まで散歩がてら歩いて行ってみた。 地下鉄を使ったらけっこうすぐなのだが、サンクトペテルブルグの 大通りでもあるネフスキー大通りをぶらりとしたかったのだ。
ネフスキー大通りは、いろいろなカフェからお土産屋等、さすがににぎやかで 人通りも多いが、図書館などの公共施設もあっておもしろい。
さて、ホテルから30分ぐらいあるいてやっとのこと血の上の教会付近に やってきた -
血の上の教会とは、正しくは「スパース・ナ・クラヴィー教会 (Спаса на Крови)」と言う。皇帝アレクサンドル2世が 暗殺された場所に、新たに即位した息子のアレクサンドル3世が父の死を 惜しんで、殺された場所に教会を立てさせたので「血の上の教会」と 言われている。
この教会は外壁にも宗教画や地域の紋章なども描かれていて美しい。 そして、有名な観光地だけあって、観光客でいっぱいだったし、 逆にその観光客相手の商売もいっぱいあった。(似顔絵屋とか土産物屋とか) -
さて、ここで頑張って自撮りをしようと頑張っていたら、親切な人が 写真を撮ってくれた。一枚目はすんなり撮ってくれたが、撮れた写真に 不満だったらしく(おそらく建物全部が入らなかった為と思われる)、 被写体の自分たちからどんどん離れながら構える。構えては離れ、 離れては構えを繰り返して、「おいおい、俺らのカメラ、パクられるんぢゃね?」 ってぐらい離れてからやっと撮ってくれた。
すごい頑張って撮ってくれて感謝感謝だったが、その後写真を確認したら、 俺らはめっちゃ小さく写っていた上に教会も上の方が切れていた。(汗) -
中に入ると至る所に見事なモザイク画で埋め尽くされていて、それは天井も 例外ではなかった。正直言うと、モスクワの聖ワシーリー寺院とは 比べ物にならないほどの美しさだった。
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宗教が禁止されていたソ連時代には、こんな見事な建物が倉庫として 使用されてきたなんて思うと、なんてバチあたりなことをしてるんだっ! と思う。まあ、当時はしょうがなかったんだろうけど・・・。
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至る所モザイク画で埋め尽くされていてそのレベルも高い
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血の上の教会を後にして、すでに時間は20時ぐらい。外はまだまだ明るく、 そんな時間には思えないが、腹時計だけは常に正確。お腹が空いたので、 レストランを探すが、一応「歩き方」に載ってるレストランを目指して 歩いていたが、持っていた「歩き方」が2010〜11バージョンだったため、 ことごとく目的のお店が無く、しょうがなく適当にぶらついていたら、 「Столовая No1(ストローバヤ No1)」というお店を見つけた。
このお店、そこら辺に何店舗かあるお店で「Столовая(ストローバヤ)」とは 「大衆食堂」のこと。モスクワのカフェ「MyMy(ムームー)」と同じような システムで、自分でお盆を持ち、並んでいる料理を指定して皿に盛ってもらう。 んで、レジに持って行き、お会計という学食スタイル。写真も載っておらず どんな料理か分からないまま頼むのと違って、ロシア文化やロシア語に 慣れていない旅行者にはありがたいシステム。
値段が安いせいか、地元のロシア人たちでかなり賑わっていた。あと、このシステムの 良いところは、今回の我々のようにがっつり食事したい人にぴったりなのは もちろんのこと、ちょっと休憩がてらお茶したい人も、お茶とケーキだけを チョイスしていただくことも全然OKなので、そんな感じでのんびりしている 人も結構いた。お一人様でも全然OKな雰囲気だったので、まさに大衆向けの お店と言える。
実際の料理を見ながら、なんとなく気になる料理をいくつか取ってみた。 もうこの時点で、ビーツのサラダなど、ビーツ料理は外せない体になっていた。 ちょっとした「親ロシア派」だ。 -
食事を終えたら、ホテルまでわざわざバスや地下鉄を使うほどの距離ではなかたので、 のんびり散歩しながら帰った。それにしてもサンクトペテルブルグは人がいっぱいだ。 モスクワよりも人が多い気がする。
途中、キオスクで気になるポテチを買ってみた。ロシア産と思われるポテチは 油っこいかと思っていたが、結構おいしくて、こちらのポテチも食べ始めたら 止まらない、非常に危険な食べ物であった。さすがジャガイモを主食とする国の ジャガイモの扱いはプロ級だ。
今日もいろいろあったが、充実した日だった。明日はエルミタージュ美術館に 行くので、ガイド本でいろいろと予習しつつ、本日は就寝。
ここまでのロシア旅と現在公開中のこの先のロシア旅
準備編1 ビザを取って寝台特急を予約してみた
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準備編2 キジ島フェリーを予約してみた
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Day1 赤の広場で たまねぎ寺院に出会った
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Day2 ガガーリンに会いに行ってみた
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Day3 異国で寝台特急!初体験
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Day4 念願のキジ島にたどり着いた
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Day5 ロシア人ツアー潜入レポ!
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Day6 Day7 サンクトで 路線バスに挑戦!
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Day8 レンタカーで国境越え!十字架の丘へ
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Day9 (歩いて回れちゃう!ヴィリニュス旧市街)
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Day10 (市場内の惣菜屋のごはんが超うまかった in リガ)
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Day11 (バックパック背負ったまま入るレーニン廟)
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Day12 (最終日:モスクワの丸亀製麺に行ってみた)
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この旅行記へのコメント (8)
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- Kオジサンさん 2019/07/06 21:13:10
- 血の上の教会
- 今晩は。2017年にロシアに行きました。
血の上の教会の近くへ行きましたが、団体ツアーでして内部に入ることは出来ませんでした。
hornets.homeunix.orgさん の旅行記を拝見して内部がどのようなのか、良く判りました。
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- ウインク☆さん 2016/02/16 22:16:54
- ロシア語ツアー☆
- こんにちは(*^^*)
去年GWにサンクトに個人旅行しhornets.homeunix.orgさんと同じように今まで想像してたロシアの印象が変わり今年も行く予定でこちらのブログ拝見させて頂きました!
私もエカテリーナのロシア語ツアーに参加しましたがロシア人じゃないから追加料金払え的なことを言われて言われるがまま料金を払いました(お財布に1000円もなく足りないと言われましたがこれしかない的なジェスチャーでお財布の全額とられましたが、(T ^ T)
hornets.homeunix.orgさんは追加料金もなかったようで羨ましいです(^^;;
話がそれましたが、旅行計画完璧で、寝台に2連泊と体力も完璧ですごく参考になります!また読ませて頂きます!
hornets.homeunix.orgさんの旅行記すごく読みやすいです(^-^)
- hornets.homeunix.orgさん からの返信 2016/02/21 22:53:10
- RE: ロシア語ツアー☆
- 書き込みありがとうございます。
ロシア良いところですよね〜。しかもすごい厳しい国なのか?と思って行ったら結構緩くてなんか親近感が湧く国でした。
ロシア語ツアーの追加料金の件。納得いきませんね。
そんなこと言われるんだったら、違うブースのツアーに思い切って変えちゃった方が良かったかもしれませんね(とは言え、個人旅行だとなかなかそう簡単にもいかないですけどね)
寝台2泊はさすがに辛かったです。しかもそのままエカテリーナ宮殿に行ったし。
自分でも「よくそんなことしたなぁ〜」と思います。正直、もうあんな日程では組みたくないです。
われわれもロシアが気に入ってしまい、実は「またマイルが溜まったら行こう!」と思ってるんです。んで、すでにマイルは溜まって、今度は「冬のクソ寒いロシアでバレエが見たいよね」と思って冬に行こうかと思っています。どうなることやら。
みきすばさんがまたロシアに行ったら参考にさせていただきたいので、是非その時の旅行記をアップしてくださいっ! 首を長くして待ってま〜す!
-
- エレガンスパッカ→さん 2015/07/27 15:21:36
- まさしくタイトル通りです
- はじめまして
先日パッケージなんですがロシアでまさしく
タイトル通りを実感してきたところです。
20年ほど前にトランジットでモスクワ2泊したときは
あまりのカルチャーショックで記憶が薄いのですが
最近行ったロシアは本当によかったですね。
次は個人で行きたいのでその際は
ぜひアドバイスお願い致します。エレガンス☆
- hornets.homeunix.orgさん からの返信 2015/07/27 22:27:57
- RE: まさしくタイトル通りです
- 書き込みありがとうございます。
エレガンスさんの旅行記の、飛行機の中でとんでもない所に足を置くクソババアのくだりが、ちょっと笑えました。確かにたまにそういう人っていますよね。ツアーでなければ猛抗議するところですが、その後の日程を考えたらね。
自分もカルチャーショックを受けたかったのですが、現在のロシアは、そこら辺のド観光地の国と全然変わらなかったのが少しがっかりでした。カルチャーショックを受けたなんて羨ましいです。自分は当時それほど海外に興味をもっていなかったので、今思うと完全に機会を失い、もったいないことをしたなぁ〜と後悔しています。
自分はエレガンスさんに比べたらアドバイスができる程の経験豊富な人ではないので、逆に自分がエレガンスさんの旅行記でこっそり勉強させてもらおうと思っています。
今後共、よろしくお願いします。
- エレガンスパッカ→さん からの返信 2015/07/29 00:11:38
- RE: RE: まさしくタイトル通りです
- ご丁寧に返信ありがとうございました
これもご縁ですので
フォローさせてくださいね〜
エレガンス☆
-
- herzlichさん 2015/05/13 14:13:53
- こんにちは!
- hornets.homeunix.orgさん、こんにちは!
GWの旅行記が待ちきれず、ロシア編にお邪魔しておりますヽ(^o^)丿
本来ならDay1から読むべきなのでしょうけど、「ロシア人ツアー潜入」に惹かれてDay5からのスタートです(笑)
わたしの今までのロシア人のイメージも、なんとなくちょっと冷たい雰囲気って感じだったんですけど、チケット売り場にいた優しいおばちゃんや、添乗員さんも責任感(?)や血の教会で一生懸命アングルを考えながら写真を撮ってくれた人みたいに優しい人達なんですね。
血の教会の写真が楽しすぎて、素敵な内部が頭に入ってこなかったので(笑)もう一度読み返します(^◇^)
- hornets.homeunix.orgさん からの返信 2015/05/13 20:29:13
- RE: こんにちは!
またまた、書き込みありがとうございま〜す!
旅行記は大した内容を書いてないので、どこから読んでもOKで〜す!
んで、写真だけでも見てもらえれば本望です。
ロシアは本当に「いい人たちばかりだったなぁ〜」という感想ばかりです。
「恐い人」という勝手なハードルを自分で作ってしまっていたから、余計にそう思うのかもしれません。
ゴールデンウィークの旅ではウクライナにも行ってきたのですが、こちらもロシアの人たちと似たような人たちばかりで、ウクライナの人たちもロシアの人たちと同じくいい人たちばかりでした。
どちらもいい人たちばかりなので、いろいろな背景はあるにしても、いがみあってないで仲良くして欲しいなぁ〜と感じたのが正直なところです。
まだ、夏旅の計画を立てるのがまとまっておらず、ゴールデンウィークの旅行記に着手できるのはまだまだ先かと思われますが、気長にまってもらえれば幸いです。
そしてherzlichさんの新たな旅行記もお待ちしていま〜す!
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