2014/08/19 - 2014/08/25
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Minty Pinkさん
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「美術館めぐりのひとり旅」と銘打っておきながら、やっと本当に美術館巡りが始まって2冊目。
写真撮影OKの美術館ゆえに、枚数も多くなってます。
お好きな方はごゆっくりご覧いただければ幸いです。
★ここでは、ギャラリー548の彫刻たちと、ギャラリー900番台のModern & Contemporary Art、そしてルーフトップガーデンをご紹介★
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
13時30分。午後の部スタート。ここはギャラリー548。
ご存じ『カレーの市民』。
Auguste Rodin(1840−1917)
The Burghers of Calais
オリジナルは1895年に完成し、現在はカレーの旧市庁舎前にある、との解説。 -
『カレーの市民』に関する蘊蓄。『国立西洋美術館名作選』より抜粋。
1884年、カレー市民はかねて懸案になっていた、同市を救った恩人、ウスターシュ・ド・サン・ピエールの記念碑建設を決定し、ロダンが指名された。
ウスターシュは、中世百年戦争の時代、イギリス国王がに英仏海峡を越えて同市を包囲した際、5人のカレー市民と共に人質としてイギリス国王の陣営に赴き、カレー市と市民の生命を救ったのであった。
ロダンはウスターシュ1人の代わりに6人の市民がそれぞれの絶望と苦悩のうちに、市の鍵を手に、首に縄を巻いて裸足で市の門を出て行く群像を作り上げた。
英雄の華々しい身振りを期待していた市当局はロダンの感動的な人間像を理解できずにこれを拒否し、カレー市で除幕式が行なわれたのは完成後7年経ってからだった。
…なるほど、首に縄を巻いている…。 -
そして、これがカレー市の鍵。
-
絶望と苦悩が表現されている。
-
後ろから見た姿。イギリス国王からは「裸に近いかっこうで来い」と言われたそうで、確かにこの姿は…。
オリジナルの鋳型から12体作られているとか。そのうちの1体が国立西洋美術館にあるあれ。ロダンさんは「鑑賞者と同じ高さに設置すること」と言ってたそうなのですが、西洋美術館のは、ずいぶん高いところにありますよね。 -
『カレーの市民』の向こう側に見えておりましたのが、この方。
ヘラクレスさんです。 -
Emile-Antoine Bourdelle (1861−1929)
Herakles the Archer, 1909 -
Antonio Canova(1757−1822)
Perseus with the Head of Medusa, 1804-06
メドゥーサって人気あるよね。キャラ立ってるもんね。
次から次へと写真に撮られていましたよ。
首持って立ってるのがペルセウスだかヘラクレスだかわからなくても、メドゥーサはわかるって人は多いのでは。 -
美しい髪自慢が過ぎて、アテナの神罰でへびの髪になっちゃった。
神話の中には自慢で身を滅ぼす美女のなんと多いことか。世の中なめたらいけませんな。
さっき知ったのだが、この方ペガススのお母さんなんですって。父親はポセイドン。…やるじゃん。 -
Modern and Contemporary Art のセクションへ。
さて、これはジョルジュ・ブラックの作品。 -
Georges Braque (French, 1882−1963)
Candlestick and Playing Cards on a Table, 1910
え? ろうそく? トランプ? テーブルって…?? …どこ…。 -
Pablo Picasso (Spanish, 1881−1973)
Woman in an Armchair, 1909-10
セザンヌの影響で、独りすわっている女性像をたびたび描いたとか。 -
「ええっと、これはこの向きでいいんだっけか?」…と迷いましたが、いいみたいです。右下にPicassoのサインがあるしね。
Pipe Rack and Still Life on a Table, 1911
パイプラックとテーブルの上の静物?
テーブルの上のパイプラックと静物?
どこに…テーブルが…? -
これもピカソ。
Man with a Hat and a Violin, 1912
おお、これは「帽子」も「バイオリン」もわかる! -
色紙や何かプリントされた紙をぺたぺた貼っています。
お友達のブラックの影響で始めた手法だそうで。 -
ここまでピカソです。
Bust of a Man, 1906
この色遣いはアフリカの木のマスクによくあるもの。
アフリカンアートの影響といえば、MOMAにある『アビニヨンの娘たち』の右端の2人の顔にもそれが見て取れますね。 -
ジャコメッティ! と一目でわかる。 でも、動物ってほとんど見たことない気がするけど…。
Alberto Giacometti (Swiss, 1901−1966)
Cat, 1954
おや、解説にもありました。動物の彫刻はほとんどないって。これと、他に「犬」と「馬」が二頭ですって。へえ。この猫なんかかわいいなあ。 -
ダリ…? いや、ちがう…。
そばに寄ってみると、イヴ・タンギーさんという方の作品。
Yves Tanguy, (American, born in France, 1900−1955)
The Satin Turning Fork
寡聞にして知らず、だったのですが「最も純粋なシュルレアリスト」と評される方だそうです。
不安をかきたてるような空の色。フォークって、どこ? -
Wikipediaさんより、タンギーの作風について。
『タンギーの作品は、昼とも夜ともつかず、どこともわからない果てのない海底のような空間で、骨片や小石のような物体(biomorph「生物的形態」と呼ばれることがある)がひしめきあっているものが多い。つけられるタイトルも奇妙なものであり、見る者をとまどわせずにはおかない。』 -
こっちはダリ。
Salvador Dali (Spanish, 1904−1989)
The Accomodations of Desire, 1929 -
ほら、蟻がいる。これで「ダリ確定」よ。
で、左にたてがみのみのライオン。 -
中身の入ったライオンに、赤く染まったライオン。
-
この辺なんか、もう、凡人の私にはどうしたらいいか…。
この作品が描かれた1929年の夏に、ダリは生涯のミューズとなるガラと出会っています。 -
まさか、この女性がガラ…?
もう、凡人の私には…。 -
ジャコメッティ。
-
ピカソ、ですね。えーと、申し訳ないのですが、向きが違ってたらごめんなさい。
多分…、これで合ってると思います…。
Pablo Picasso, Spanish(1881−1973)
Head of a Woman, 1927
女性頭像…。ということで、この向き…? -
ミロ3点ご紹介。
Joan Miro (Spanish, 1893−1983)
Untitled, 1931 -
2点目。
The Potato, 1928
ポ、ポテト??
ポテトウーマンが「小妖精」や「毛」や「生物的形態」などに取り囲まれている…と解説に書いてあるような気がするが、合っているのか?
ポテトウーマンて…。 -
3点目。これはちょっと雰囲気が違っていて好き。
1,2点目よりも10年くらい前の作品。
Vines and Olive Trees, Tarragona, 1919 -
織物のパターンに使えないかな?
-
背景の山。色遣いが楽しいな。
-
キリコ発見。
実はこのモダン&コンテンポラリーアートのセクションの目的はキリコの『アリアドネ』だったのですが、うろうろしても見つからない。事前調査ではギャラリー900にあるはずだったのですが。
インフォメーションの係員にキリコの絵を見せて「これはどこ?」と聞くと、「ああ、この絵なら覚えているよ。チリコね。今はないな。この辺は頻繁に展示替えが行われているからね。」とおっしゃいました。発音が「チリコ」だった。
ともあれ、この作品は
Giorgio de Chirico (Italian, born in Greece, 1888−1978)
The Jewish Angel, 1916 -
Piet Mondrian (Dutch, 1872−1944)
Composition, 1921
平らな土地であるオランダ生まれなので、こういう発想につながった…とどこかで読んだような。 -
展示室の様子。
この辺のエレベーターからルーフトップガーデンに上がれるというので行ってみる。 -
ここです。ルーフトップガーデン。
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この透明なのも展示作品。ダン・グラハムさんという方のアート。
11月2日まで。 -
ルーフトップからの眺めが素敵、とのことで来てみたのですが、この曇り空のため、魅力半減かしらん。夕暮れ時なんかは素敵でしょうねえ。
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けっこうにぎわっていました。人工芝に座ってくつろぐ人も。
それではそろそろ次のセクションに行ってみましょうか。
午後2時30分。閉館まであと3時間足らず!
いよいよ、印象派満載のセクションへ。
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