電車・バスでめぐる南ドイツ・ベルギー・オランダの夫婦旅２１日間　　６日目　フュッセン

2014/05/28 - 2014/06/17

定年退職した「おと」と妻「おか」が電車とバスを利用してドイツ・ベルギー・オランダを回りました。

南ドイツはロマンチック街道を中心にまわりました。
ドイツに対しては今まであまり魅力を感じていなかったのですが、行ってみてその素晴らしさに大満足でした。
ベルギーでは、美しい広場やボート遊覧に感動をし、オランダでは美術館巡りを楽しみました。

途中想定外のハプニングにも会いましたが、天気にも恵まれ、各地でのんびりお茶を楽しんだり美味しいものをいただいたり満足のいく旅ができました。

６日目は、ヴィース教会、フュッセン市博物館、ミステリーツアーを楽しみます。

エリア フュッセン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

フュッセン駅からバスでヴィース教会へ向かいます。
９６５１番のバスで９時４５分に出発です。
到着予定は１０時２１分。帰りは１１時６分発の予定です。片道一人２．４ユーロです。
バスに乗ると運転手が２人で１５ユーロの１日券の方が良いとしきりに勧めます。ヴィース教会往復だから別々でいいと頑張るも、押し問答の末に押し切られた。
後から乗った客とも同じやり取りをして１日券を売っていた。　不思議？
この運転手はどうも新人らしく、途中のバス停では道案内をしたり乗客と井戸端会議をはじめ、その間のろのろ運転をしたりして到着が２０分遅れた。
親切に道案内をするのも、地元のコミュニケーションを大切にするのもいいが、運転手の義務を果たしてからにしてくれと思います。
まぁ、これが外国ということかな・・・

バス停からすぐ近くに突然立っているヴィース教会。
周りにはなにもありません。
ドミニク・ツインマーマン兄弟によって１７５４年に完成した。
ヴィースというのは草原という意味だそうです。納得。

中に入るとロロコ様式の装飾が見事です。

天井画はヨハン・バプティスト・ツインマーマンが描いた。
真ん中にいるのが復活したキリスト。

上にあるのが、天国の扉。

大理石でできてます。

少年と天使たちに囲まれた説教壇。

主祭壇。
結構ごちゃごちゃしてます。
ロマネスク様式もちょっと食傷気味になってきた。
少しくどい。

パイプオルガン。
これくらいだときれいなんですが・・・

涙を流したというキリスト。
ボケてしまいました。

裏側の出ると本当に草原です。
土産屋さんの揚げパンを食べようと思っていたが、運転手のおかげで時間がなくなりました。
残念！

フュッセン駅に１１時５５分に到着です。
ライヒェン通り入口にあるハンバーガーやさんでローストブラートブルストをいただきます。
注文と取ってから焼くのでとても美味しかったです。
地元の人もたくさん列を作っていました。

ライヒェン通り通りでお茶です。
観光客で一杯です。
通りのカフェは飲み物だけの所がほとんどです。

続いてホーエス城に行きます。

残念休みでした。

そう言えば今日は月曜日でした。

お城の通路にきれいな花が一杯咲いていました。
マツムシソウみたいです。
花シリーズ第二弾。

ホタルブクロみたいな花。

下から撮ってみました。

バターカップ。
ガルミッシュパルテンキルヘンでもたくさん咲いていました。

マング教会の方へ降りて来ました。

聖マング教会は開いていました。
１８世紀にバロック様式に改装された聖マングを祀る教会。
柱が薄いピンクで統一されたいて上品な教会です。
個人的にはこういう教会の方が好みだな。

主祭壇。
上にあるカーテンは石製です。
「おか」に言われるまで布製だと思っていました。

どう見ても石とは思えません。

天井画は聖マングの生涯を描いているそうです。
１７０２年作製だそうです。

燭台。

柱が上品なピンクでとってもステキです。

パイプオルガン。
白い壁の中に黒と金が絶妙です。

ピンクの柱。
お薦めの教会です。

フュッセン市博物館へ来ましたが、ここも今日は休みです。

正面のベランダはだまし絵です。

聖霊シュピタール教会。
トラックが邪魔です。
引っ越しらしくどきません。

天井のフレスコ画がすごい！！

主祭壇。
きれいだな、やっぱり白い壁があると祭壇がしまって見える。

祭壇画にいかだ師の守護神ネポームクが描かれている。
思った以上にきれいで穴場的な教会です。

教会下の橋からレヒ川沿いの散歩道に行きます。
エメラルドグリーンの川ですごくきれい。

散歩道も完備されていて、のんびり散歩するには最高です。
ベンチも所々にあり、地元の方も散歩を楽しんでいました。

またきれいな花が咲いています。
フーロの一種かな。
お花シリーズ第三弾。

ロマンチック街道終点の印。
少し分かりにくいところにある。
川沿いの散歩道を進み聖シュテファン教会が見える所にある道を左に曲がり、
すぐ細い道を右に曲がる、曲がってすぐ左に階段の道があるのでそこを上がると突き当りにあります。

左のマークはフュッセン市の紋章です。

ここから見えるホーエス城もいいですね。

ホテルに戻り一休みしましたが、まだ４時前。
どこかに行こうと、駅に行き一番早く来たバスに乗ることにしました。
ミステリーツアーの始まりです。
どこに行くのかな？

３０分ほど乗っているときれいな湖に出ました。

もらった地図です。

いい眺め。
しばらく風に吹かれていました。

水鳥が陸に上がって来ました。
小さいですが、見えますでしょうか？

そばに案内板があり、名前が書いてあります。
ＢＬＡＳＳＨＵＨＮというみたいです。
子供は頭が赤いみたいです。

この後、ベルギーやオランダでもたくさん見ました。
ベルギーではミールクッツと呼んでいました。

近くにホテルがあったのでお茶兼夕飯を食べに行きます。

素敵なテラス席がありました。
湖を見ながら夕飯です。
イタリアンレストランでした。
ピザとビールをいただきます。２３．５ユーロでした。

ＳＥＥＳＰＩＴＺというそうです。
リゾートホテルでした。

このバス停からフュッセンに帰ります。
ミステリーツアー面白かった大満足です。

この旅行記へのコメント （4）

• fuzzさん 2014/11/17 09:07:53

  定年後の旅行

  sikokiさん、おはようございます。
  
  
  最近、sikokiさんのドイツ旅行記にお邪魔している事はご存知かと思います。
  
  実は、渡航先は違えど同じく今年退職になってご夫婦で長い期間海外旅行をされた
  
  旅行記を並行して拝見しています。
  
  yamayuri2001さんという方の旅行記ですが、そちらはアメリカです。
  
  おそらく年齢も同じなのでしょうね。
  
  私達も主人が退職したら、まずは長い日数で海外旅行をしようと思っています。
  
  yamayuri2001さんの旅行記に、もしお時間があればお邪魔してみて下さいな。
  
  同じく今年定年退職のご夫婦海外旅行って多分、共感できる事も多いでしょうね(#^.^#)
  
  fuzz

  sikokiさん からの返信 2014/11/17 15:45:41

  RE: 定年後の旅行

  > fuzz こんにちは。
  >
  > 私の拙い旅行記への訪問そして投票ありがとうございます。
  
  >fuzzさんの旅行記を楽しく見させていただいております。
  >
  > 親孝行えらいですね！
  >
  > yamayuri2001さんの旅行記のご紹介ありがとうございます。
  >
  > 実はすでにyamayuri2001さんの旅行記も今訪問中なんです。
  >
  > 壮大な旅行で感心して見ています。
  >
  > 私は定年してすでに３年経過していますので、年齢は少し上かもしれませんね。
  >
  > 定年後は、ヨーロッパを 訪問し毎年楽しんでおります。
  >
  > 来年はどこに行こうかと夫婦で計画中です。
  >
  >４トラをもっと早く知っていたら役に立てる情報をもっとＵＰ出来たのにと残念に思っています。
  >
  >
  >先週、東北を回って来ました。
  >>
  >fuzzさんの旅行記１００冊目を見てどうしても陸前高田に行きたくなり、急遽旅程を延ばして伺ってき>ました。
  >
  >震災後初めて行きましたが、なんと言っていいか分からない感情に襲われました。
  >
  >本当に大変なことが起きた事を実感しました。
  >
  >今更ですが、皆さんの悔しさ少しだけ分かったような気がします。
  >
  >合掌。
  >
  >一日も早い復興を願います。
  >
  >今後もよろしくお願いいたします。
  >
  >sikoki
  
  >
  >

  fuzzさん からの返信 2014/11/19 14:25:09

  RE: RE: 定年後の旅行

  sikokiさん、こんにちは
  
  陸前高田に行って来られましたか。
  
  あの旅行記の後は行ってませんが、工事も順調に進んでいるのだと思います。
  
  なにもなかったでしょ？（あ、タメ口ですみません）
  
  今も時々地震があります。
  
  地震が来る合図で、家の四隅が「ピキ」って音がします。
  
  その音を聞いてすぐ揺れ出します。
  
  まるで「忘れるな」と言われてるかのようです。
  
  誰が忘れるものですか・・・
  
  いつも沿岸に1人暮らしをする母の事を気にかけています。
  
  でも台湾に家族三人で旅行する時、母を誘わなかったら激怒されて
  
  お土産のパイナップルケーキをゴミ箱に捨てたと電話が来たので
  
  今回のハワイ旅行も母には内密で行きます(笑)
  
  バレなきゃ良いのですが・・・
  
  fuzz

  sikokiさん からの返信 2014/11/20 12:12:53

  RE: RE: RE: 定年後の旅行

  fuzzさん、こんにちは.
  
  陸前高田。衝撃でした。
  
  何もないことが衝撃でした。
  
  そこにあった人々の命、暮らしを思い言葉がありませんでした。
  
  
  最初駐車場を見た時は観光バスも止まっていて、なんだ！観光地化してるの
  
  かと憮然としました。
  
  が、バスから降りてくる人が皆周りを見て、一本松を見て、次第に口数が少
  
  なくなり押し黙ったまま圧倒されていました。
  
  私と同じ気持ちだった似だと思います。
  
  復興はこれからなんですね！
  
  今後もなんかの形で応援・支援を続けていきたいです。
  
  
  次はハワイなんですね！
  
  楽しみですね！
  
  元気でかわいいお母上にばれないよううまくやってください。
  
  sikoki