９回目の韓国は、一人旅。インチョンアジア大会を中心に・・・。③２日目（インチョン市内観光～チャイナタウン）

2014/09/21 - 2014/09/24

９月の飛び石連休、家内はジャニーズ某漢字一文字グループの追っかけで常夏のハワイへ！
こっちは大好きなスポーツと韓国を一緒に楽しもうとインチョンアジア大会観戦＆観光に単独行。

航空機は、チェジュのアーリーバードで往復２０，４６０円、ホテルは、インチョンに割合近いソウル市九老区の「コープ シティ ホテル ステイコ」税サ込み３泊で２８，１９７円です。

インチョン観光およびアジア大会の情報が極めて少なく、殆ど行き当たりばったりでしたが、案の定、柔道競技はチケット売り切れでした。

★２日目は、まずインチョン市内観光です。

　①１日目（出発～柔道会場）
　http://4travel.jp/travelogue/10923342
　②１日目（仁川サッカー競技場～夕食）
　http://4travel.jp/travelogue/10933927
★③２日目（インチョン市内観光～チャイナタウン）
　④２日目（インチョン市内観光～旧日本人街・自由公園）
　⑤２日目（ホッケー観戦～その①）
　⑥２日目（ホッケー観戦～その②）
　⑦２日目（競泳観戦～金メダルラッシュ！！）
　⑧２日目（なでしこジャパンＶＳ台湾戦を観戦）
　⑨３日目（インチョン市内観光～仁川バスツアー他）
　⑩３日目（仁川バスツアー～ビーチバレー観戦）
　⑪３日目（ビーチバレー観戦～ホテルでＴＶ観戦）
　⑫４日目（朝食とソウル市庁「市民聴」観賞）
　⑬４日目（仁寺洞エリアをウォーキング

エリア 仁川(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

２日目の朝になり、ＴＶには・・・。

「ポロロ」（笑）。

韓国で大人気の短編アニメ。
Ｓーさんも大好き（笑）。

いろんなグッズ類になってるのは見たことありましたが、動いてるのは初めて観た〜（笑）。

「ポロロ」は、ペンギンなんですね。
いたずらっ子です。

ホテルＢ１で朝食です。

一応、宿泊料金に付いているので食べに来ましたが・・・。

中国の団体客が物凄い数〜。

しかも、ルール無法の割込み三昧。
並んで待ってたら、ピンクの上着の人に軽く割り込まれました（笑）。

自宅マンションの同フロアに中国からお嫁さんに来ている人もいるし、日本でコンビニや居酒屋でバイトしてる学生さん達は一生懸命だし、好感持てる人達多いのに・・・。

観光旅行に団体で来てる人達は、団体心理なのか、はたまた中国でも田舎の方の人なのか・・・。

残念です。

ワイワイ・ガヤガヤ、話し声も大きい・・・。
（喧嘩してるかなんて思ったりしますね）

コープ シティ ホテル ステイコ ホテル

パンは食パンのみ。
卵は、スクランブルかゆで卵。

ご飯類は、チャーハンかお粥です。
その他、メニュー種類は少なめです。

明日は、ここで食べるのは止めよう・・・。

裏口から出て、ちょっと買物へ。

昨晩のネオンは消え、けだるい感じのモーテル・・・。

この日は月曜日です。

一帯、何軒のモーテルあるんだろう。
昨日も言いましたが・・・。

昨日の夜の食事会場「ハルメスンデグック（梧柳駅店）」。

２４Ｈ営業中で、朝から何人もの人が食事中。

昨日食べたのは、「スンデクッ」は真ん中。

右のも美味そう。

韓国名物、山ガールならぬ、山おばちゃんの集団（笑）。

何処かへ団体さんで行くようです。

韓国人はスポーツ好き。
観るのも好きだけど、するのも好き！

「梧柳洞」駅の駅前通りです。

湯気がもくもくの、肉まん屋さん。

現在放映中の韓国ドラマ「金よ出てこい、コンコン」で、次男の母親のせいで家を追い出された長男の母親が肉まん屋やってますねー。

それにしても、「芙蓉閣の女たち〜新妓生伝」では真面目な感じのクム院長（サランの実の父親だった）が、このドラマでは３人の女性に子供を産ませていたとは・・・（笑）。

なお、サランの実の母親役だったキム・ヘソンさんは、現在放映中の韓国ドラマ「愛は歌に乗って」では、弁護士ヒョヌの母親役で出ますね。
耳たぶが凄い人（笑）。
チャングムの母親役でもありました。

コンビニＣＵ発見。

小さい牛乳購入。
９００ｳｫﾝでした。

朝食会場にあった飲み物は、ジュース類とコーヒー。

ミルクもあるにはあったけど、コーンフレーク用に置いてあっただけでした。
旅先でのお通じ確保には、牛乳は必須なんですー。

「梧柳洞」駅から「インチョン」行きに乗りました。

途中までは混んでいましたが、徐々に空いてきて「インチョン」駅目前ではこんな感じに・・・。

さて、「インチョン」駅に到着です。

今日の予定は、午前中・・・インチョン市内観光、午後・・・女子ホッケー＆女子サッカー観戦。

ホッケーの試合開始は１５：００ですので、たっぷり観光できます。

仁川駅 駅

「梧柳洞」駅〜「インチョン」駅までは、乗換えなしで４０分ほどでした。

ローカル色ぷんぷんの、懐かしい感じの駅です。

これが、駅舎です。

コネストによると、この駅舎は1960年に建てられたのだそうです。

インチョン市は、空港が出来てアジアの玄関ではありますが、空港〜ソウルまで電車やバスで行ってしまうので、市内（旧市内）にはあんまり縁がない。

でも、実は人口２９０万人を有し、ソウル、釜山についで韓国３番目の大都市。
歴史も古く、鎖国政策を採っていた朝鮮王朝が、「日朝修好条規(江華条約)」によって1883年に開港した時に遡ります。
なお、この時一緒に開港したのが、「釜山」と現在は北朝鮮にある「元山」です。

幕末に、日本でも同じように、横浜・函館・新潟・神戸・長崎が開港されたのとよく似ていますね。

仁川駅 駅

「韓国鉄道誕生駅」と書かれた蒸気機関車の石像。

韓国初の鉄道は、ここ仁川からソウル方向に伸びる京仁（キョンイン）線で、1900年に全線営業が開始したそうです。

建替えしてはいますが、仁川駅が韓国で最初にできた鉄道駅。
地味ですが、由緒ある〜。

駅舎を出て左側に、観光案内所があります。

ここは、明日利用させていただきます。

これは、インチョンアジア大会を機に設けられたインフォメーション。

ボランティアのおばちゃん（上品な感じの人が多い）がいました。

仁川市の中区(チュング)の観光地をなどで記した地図（日本語版）をもらいました。

写真は、第１牌楼(はいろう、ぱいろう)。

ここインチョンには、大きなチャイナタウンがあります。

横浜などの中華街と同様に、東西南北に大きい門があります。

これは、煌びやかな装飾はないものの、どっしりとしていてかなり目立ちます。

チャイナタウンの案内図がありました。

ここにチャイナタウンが発展したそもそものきっかけは、日朝修好条規(江華条約)によって1883年に仁川が開港したことに遡ります。

これを機に、中国から多くの人が移住して来て、翌年に清国の領事館と5,000坪の租界地が仁川港の近くに設けられて、貿易を主な産業とした街として発展してきました。

その後、太平洋戦争で日本と中国が戦ったり、朝鮮戦争で中国が参戦したりしたあおりなどで在住華僑が減少しますが、1992年に韓中が国交回復すると、親中ムードも起き、街の文化価値が見直されて観光開発が進み今日に至ります。

門の内側から、見ています。

門の中に見えるのが、「インチョン」駅舎。

門は、下を車が行き交えるほどの高さ約１０?の大門です。
中央に赤い漢字で「中華街」と右から横書きされていますね。

第１牌楼の隣にあるのは、交番。

中華チックですね（笑）。

チャイナタウンに入りました。

坂道（結構きつい勾配）でした。

この時まだ１０時頃で、殆どの店は開店準備中〜。

ＫＯＮＥＳＴお奨めの通り、坂道を約５０?上った角を左折します。

右手に見えてくる３階建ては、公共駐車場。

うーん、チャイナチック（笑）。

わざわざ訪問を推奨するだけの価値ありでした。

公共駐車場を過ぎ、右に曲がって更に左に曲がると、ここにも門がありました。

こっち側は、チャイナタウンは終わりのようなので、戻ります。

こっちからも緩やかに上ります。

ディス　イズ　チャイナって感じですね。

「來利城」という中華料理のお店みたいでした。

「義善堂」というお寺です。

ここは表で、この中の奥まった所にあるらしい。

朝鮮時代末期〜大韓帝国の時期に仁川へ来た中国人達が仏の供養をしたお寺で、１９世紀末に創建されたと伝わるそうです。

義善堂 寺院・教会

中国陶磁器の店。

「万多福」。

「阿東」というお店。

道の左側には、きつい階段。

上がっていくと、自由公園の方に行けますが、ここはまだ真っ直ぐ進みます。

ここから「チャジャンミョン通り」に入ります。

中国北部の肉味噌ダレを使った家庭料理「ジャージャー麺（炒醤麺）」がここインチョンで変化した料理。
開港を機に仁川に働きに来た中国山東省出身者らが夜食などにしたジャージャー麺が、韓国人労働者に広がるなかで、タレの材料にカラメルが加わりました。

真っ黒で、韓国ドラマでは定番の庶民食。

チャジャンミョン通り 散歩・街歩き

中華料理、中国土産品、中国菓子などを売る店が連なります。

仁川チャイナタウン 散歩・街歩き

クレーンで作業している店の右側の店が、 「共和春」。

チャジャンミョンを商品化した草分けの中華料理店。

共和春 中華

通りを進みます。

この日は月曜日ですが、週末は歩行者天国になり、賑わうそうです。

雰囲気あるなぁ・・・。

先ほどの「共和春」から通りを約１００?行った角を右折します。

ん？

何かみたことあるぞ・・・。

ジャージャー麺博物館 博物館・美術館・ギャラリー

「旧共和春」

ここは先ほどの、チャジャンミョンを商品化した草分けの中華料理店「共和春」の元々の建物。

1905年から1980年ごろまで営業し、名声を博した旧共和春は、仁川市が建物を補修し「チャジャンミョン博物館」として2012年４月にリニューアルオープンしているそうです。

さっきのが裏側で、こちらが表。

ただ、残念ながら月曜日休館です。

明日、また来るさぁ（笑）。

ジャージャー麺博物館 博物館・美術館・ギャラリー

雰囲気ある中華の店の数々。

中国風の服やくつの販売店、中国菓子を売る「十里香」。

台湾で食べた、胡椒餅のようなお菓子。

奥に、窯がありますね。

さっきの「共和春」（新店）まで戻り、右側にかなり急な階段があります。

鳥獣画や紫禁城の絵が描かれています。

上ってみましょう。

唐辛子。

辛そうだ〜。

階段は結構きつい・・・。

これは、仁川中華教会。

教会併設の保育園。

建物を上り切ると・・・。

善隣門 建造物

第３牌楼の「善隣門」。

これは、煌びやかです。
東門に当たります。

これらは、干支の像。

左から酉、戌、亥。
亥は中国では豚です。
多産で幸せをもたらすといいます。

左側には、干支の前半部分。
奥から子・丑・寅・卯・辰・巳。

午・未・申は撮り忘れました（笑）。

ここを、右の方に進みます。

ここが、「三国志壁画通り」。

塀に三国志の１６０の名場面のタイル画が、150メートルにわたって続きます。

三国志壁面通り 散歩・街歩き

この絵は「赤壁の戦い」ですね。

中国後漢末期の208年、長江の赤壁において起こった曹操軍と孫権・劉備連合軍の間の戦い。

孫権・劉備連合軍が勝利しました。

三国志のストーリー、あんまり詳しくない・・・。

これは、仁川華僑学校の裏門のようです。
さも、作品の一部の様に、壁画の間にあります。

これも、赤壁の戦い。

赤壁の戦い以外、あんまりストーリー知らないのが残念〜。

詳しい人にはたまらないスポットだと、推量します（笑）。

ここは小さな案内所みたいでしたが、月曜休館の様子。

これは知ってるぞ！

「桃園の誓い」。

劉備・関羽・張飛の３人が、桃園での宴会で義兄弟となる誓いを結び、生死を共にする宣言を行ったという逸話。

これは正史「三国志」にない逸話だそうで、劉備が二人に兄弟のような恩愛をかけ、関羽・張飛は常に劉備の左右に侍して護り、蜀漢建国に際して大いに功績があった、という史実に基づいて作られたそうです。

「我ら三人、姓は違えども兄弟の契りを結びしからは、心を同じくして助け合い、困っている者たちを救おう。上は国家に報い、下は民を安んずることを誓う。同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年、同月、同日に死せん事を」

劉備主役のドラマ、漫画・ゲームなどでは、導入部が桃園の誓いであることが多いですよね。

１６０の名場面、なかなかの見ごたえです。

インチョンの港が望めました。

インチョンは、もともとは港町ですもんね。

閉まってましたが、大福寺。

「三国志壁画通り」のタイル画の終わり付近にある孔子の石像。

孔子さまはインチョンの海を見下ろすように建っています。

清日租界地境界階段 旧市街・古い町並み

孔子の石像から海側に向けて下る石階段が、かつての清と日本の租界地の境界。

この急な階段は約１００㍍続き、上から見て右脇に中国式、左脇に日本式の石灯籠が並び、階段の左側一帯は日本式の家屋があちこちに保存されている旧日本人街です。

インチョン観光、なかなか面白いぞ～。
④に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/10933949

この旅行記へのコメント （1）

• キラキラcmさん 2014/11/03 16:02:15

  仁川の中華街

  仁川町歩き、始まりましたね。
  中華街、見応えあって歩くのが楽しそうな所ですね。
  ジャージャー麺、韓国ドラマにはホントによく出てきますよね。刑事さんとかよく食べてる(笑)こんないきさつがあって韓国の人によく食べられてるんだなぁ。
  アニメ『ポロロ』も韓国ドラマで子供がポロロの歌を歌ってたような。
  entetsuさんの韓国旅行記のドラマファンにはたまらないネタ、楽しい〜！