2014/03/14 - 2014/03/16
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紅い翼さん
(思いがけず)早春の相模路をぶらりゆく旅。
旅の最終日は、宿をとった湯河原温泉から小田原へ移動し、戦国大名北条氏5代の居城で、現在も街のシンボルになっている「小田原城」へ☆
お城の建物群は戦後再建されたものではありますが、天守閣の外観も美しく、天気も良かったこともあり、最上階からは相模湾を含む360度のパノラマを楽しむことができました。
(思いがけない)東京出張の合間を使った今回の相模路への旅。
出発のギリギリになって行程を組み立てたのですが、限られた時間の中、観梅・温泉そして今回のお城と、(多少バタバタした感はありましたが)思っていた以上に充実した旅になりました♪
【旅の行程】
・湯河原温泉 源泉かけ流しの宿 湯楽 ~ 湯河原駅 ~ 小田原駅 ~ 小田原城(馬出門 ~ 銅門 ~ 常盤木門 ~ 天守閣) ~ 報徳二宮神社 ~ 小田原駅
【(思いがけず)早春の相模路をぶらりゆく旅】
・旅行記その1~4,000本の梅花が春を告げる…「2014 湯河原梅林・梅の宴」へ~
http://4travel.jp/travelogue/10867509
・旅行記その2~万葉の里・湯河原温泉そぞろ歩き~
http://4travel.jp/travelogue/10869179
【日本100名城登城記(北海道・東北・関東甲信越地方編)】
・五稜郭(北海道函館市)
http://4travel.jp/travelogue/10755202
・弘前城(青森県弘前市)
http://4travel.jp/travelogue/10872475
・水戸城(茨城県水戸市)
http://4travel.jp/travelogue/10655518
・足利氏館(栃木県足利市)
http://4travel.jp/travelogue/10671894
・江戸城(東京都千代田区)
http://4travel.jp/travelogue/10759740
・武田氏館(山梨県甲府市)
http://4travel.jp/travelogue/10624657
・小諸城(長野県小諸市)
http://4travel.jp/travelogue/10726771
・春日山城(新潟県上越市)
http://4travel.jp/travelogue/10775237
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
<ここから旅行記その2(http://4travel.jp/travelogue/10869179)の続きになります。>
〔 湯河原温泉 源泉かけ流しの宿 湯楽 〕
旅の最終日の朝。
部屋のカーテンを開けてみると、今日もとってもいい天気。
こういう青空だとテンションも上がります♪湯河原温泉 源泉かけ流しの宿 オーベルジュ湯楽 宿・ホテル
-
まずは朝風呂朝風呂☆
この朝は源泉掛け流しの石造りの大浴場へ。 -
朝早かった(といって7時ちょい前ですけど)ためか、大浴場は貸切状態だったのでちと失礼して1枚。
ムム……湯気で周りが見えん。。。 -
お風呂で完全に目覚めたところで、朝食会場へ。
これ以外にサラダと温野菜が付いていて、なかなかオシャレでヘルシーな朝ご飯でした〜。 -
もちろんデザートも♪
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何だかんだでかなりゆっくりしてしまい、結局9時半過ぎに宿を出発。
ここから路線バスで「湯河原駅」まで移動します。
今回思いがけず訪れた湯河原温泉。
とても落ち着いた雰囲気の温泉街で、また宿の温泉の泉質も良くて食事も美味しくいただけましたし、久々にゆっくりした時間を過ごすことができました☆ -
〔 湯河原駅 〕
路線バスにゆられ「湯河原駅」へ。
このまますぐに東海道本線に乗り換え、この旅最後の目的地である「小田原」へ移動します。湯河原駅 駅
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昨日訪れた「湯河原梅林」へのバス乗り場もかなりの人出のよう。
そりゃあ梅も満開ですし、このいい天気の日曜日ですからね〜。 -
〔 小田原駅 〕
そして10時半くらいに小田原の玄関口である「小田原駅」に着きました。
ちなみにこのあと15時の飛行機で沖縄に帰る予定になっているので、正直けっこう時間が押してますね。。。
とりあえず駅ビル内のコインロッカーに荷物を置き、観光案内所で地図をもらってさっそく出発です!小田原駅 駅
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〔 小田原城 〕
駅から案内板に導かれて「お堀端通り」を10分も歩いてゆくと、程なく静かに水を湛えた「小田原城」のお堀沿いに出ます☆
そう、ここまで来たからには、やっぱり相模国の名城・小田原城へ寄らない訳にはいきませんので。 -
こちらが周辺の地図になります。
駅からけっこう近いにもかかわらず、今でもかなり広い範囲で城跡が残されているようです。 -
(小田原城の風景①)
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(小田原城の風景②)
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〔 小田原城(馬出門) 〕
この「小田原城」(国指定史跡・日本100名城)は、元々15世紀中頃に山城が築かれ、その後戦国大名北条氏の関東支配の居城として拡張されてゆき、上杉謙信や武田信玄も攻めあぐねた難攻不落の城として有名です。
ではでは、駅前の観光案内所でもらった地図に記された「登城ルート」に従って、この「馬出門(うまだしもん)」から登城していきましょう♪ -
日本100名城に選ばれるようなお城に訪れるのは、去年秋に九州へ旅行した際の熊本城と人吉城以来およそ半年ぶりなので、とっても楽しみデス☆
・秋めく「肥薩のみち」をゆく【1】〜加藤清正公が築いた名城・肥後国 熊本城登城記〜
http://4travel.jp/travelogue/10817048
・秋めく「肥薩のみち」をゆく【3】〜清流・球磨川に寄り添うように残る、相良氏700年の居城 人吉城登城記〜
http://4travel.jp/travelogue/10838305 -
〔 小田原城(銅門) 〕
「馬出門」を抜け、次に見えてきたのが小田原城二の丸の表門である「銅門(あかがねもん)」と、それに架かる「住吉橋」です。
この付近は復元工事がなされたようで、だんだんとお城らしい雰囲気が出てきましたね〜。 -
さっそく橋を渡ってゆくと……。
-
イチオシ
突き当り左手に、威風堂々たる「銅門」が!
周囲も門と土塀で囲まれていて(枡形門の構造)、何か本当に往時のお城に迷い込んだ感じになります☆ -
(小田原城の風景④)
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門扉の後ろから1枚パチリ。
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二の丸跡の一画にある「小田原城歴史見聞館」は、時間の関係で泣く泣くパス…。
こちらには、小田原城や北条氏の歴史に関する展示がされているそうです。小田原城NINJA館(歴史見聞館) 美術館・博物館
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そう、まだ二の丸なのであと1段上に進まなければなりませんので。
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(小田原城の風景⑤)
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〔 小田原城(常盤木門) 〕
そして見えてきたのが、小田原城本丸の正門にあたる「常盤木門(ときわぎもん)」。
ここを抜ければ本丸に到達する最後の門ですので、もちろんお城で一番大きく堅固に造られています。常盤木門 名所・史跡
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(小田原城の風景⑥)
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「常盤木門」を抜けるとついに「本丸跡」へ!
奥に見える天守閣とともに、その手前側には江戸時代の一時期に本丸御殿もあったそうです。 -
イチオシ
〔 小田原城(天守閣) 〕
石垣の上にどっしりと建つ3重4階の白亜の天守閣☆
石垣も含めると約39メートルの高さがあるそうで、1960年に江戸時代の図面等を参考にして再建されたものになります。小田原城 名所・史跡
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(小田原城の風景⑦)
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ではでは、さっそく天守閣へ登ってゆきましょう☆
(ちなみにここから有料(410円)になります) -
(小田原城の風景⑧)
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(小田原城の風景⑨)
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標高約60メートルの最上階まで直行して外に出てみると、すぐそばに迫る相模湾はもちろんのこと、360度のパノラマを楽しむことができます♪
まずこちらがお城の北側に位置する「小田原駅」周辺です。 -
お……ちょうどブルーの車体の小田急60000形も走っています。
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線路を挟んだ先にある「小田原城八幡山古郭」。
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そしてお城の南西側のあのあたりに、1590年に豊臣秀吉が小田原攻めの際に築城した「石垣山城」があったと、矢印付きの案内が示しています。
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イチオシ
さすがに、本格的な城郭であったと伝わる石垣山城の威容までは残っていませんが……。
時間が許せば行ってみたかったんですけど、この日はここから思い馳せるくらいで。 -
さらに南へ目を転じると、(ちと逆光気味ですが)小田原市街の先に相模湾と(おそらく)真鶴半島まで望むことができます☆
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(小田原城の風景⑩)
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こうやって眺めてみると、お城のすぐ近くにまで相模湾が迫っています。
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(小田原城の風景⑪)
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(小田原城の風景⑫)
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天守閣からぐるっと360度「相模国」の景色を楽しみ、1〜3階に展示されている北条氏にかかわる資料などをちょっと早足で横目に見つつ、下まで降りてきました。
戦後の再建天守であり、城の内部は完全に展示室ですので、天守閣内部に往時の雰囲気はあまり残ってませんが、外観も美しく、また最上階からの風景も(この日のように晴れていると)とっても良かったですね〜。 -
〔 報徳二宮神社 〕
小田原城の天守閣から先ほどの遊園地を横目に眺めながら南側へ抜けてゆくと、「報徳二宮神社」の案内が出ている小路がありますので、こちらへ進んでゆくと…。報徳二宮神社 (小田原市) 寺・神社・教会
-
ちょうど神社のご社殿の横に出てきました。
この「報徳二宮神社」はその名のとおり、江戸時代後期に報徳社を設立し、農村の救済・教化運動を行った二宮尊徳公をお祀りした神社です。 -
(報徳二宮神社の風景①)
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こ、これはよく見かける幼年時代の二宮尊徳公の像ですよね。
やっぱり本人をお祀りする神社にもありました。 -
(報徳二宮神社の風景②)
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何組かの参拝者を見かけたものの、小田原城と比べるととっても静かな雰囲気の境内。。。
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(報徳二宮神社の風景③)
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そして先ほどの像から成長し、おじさん化した姿も(笑)
「経済なき道徳は戯言であり 道徳なき経済は犯罪である」
とさすがに深いお言葉が記されていました。 -
そして神社参道の入口へ。
天守閣側から入ったので、通常のルートとは逆に社殿から参道を歩いてきたことになります。
「報徳二宮神社」への参拝を終わったところで、次は………っとここで無情にもタイムアップのよう。 -
もう少し、この小田原の城下町を歩いてみたかったんですけど。。。
ちょっと湯河原温泉の宿でゆっくりし過ぎたかな…。 -
(ちと木がかかってしまっていますが)小田原城の天守閣の雄姿を眺めつつ…。
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〔 小田原駅 〕
何とか電車の時間に間に合うように、「小田原駅」に戻ってきました。
この後、慌ただしくJR東海道本線→京浜急行と乗り継ぎ「羽田空港」に向かい、15時過ぎの飛行機で沖縄へ帰還しました。
(思いがけない)東京出張の合間を使った今回の相模路への旅。
出発のギリギリになって行程を組み立てたのですが、観梅・温泉そして今回のお城と、(多少バタバタした感はありましたが)思っていた以上に充実した楽しい旅になりました♪
旅行記3冊にわたったこの旅もここで終幕です。。。
最後までご覧いただきありがとうございました〜。
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