大仙寺（横浜市保土ヶ谷区霞台）

2014/01/24 - 2014/01/24

　横浜市保土ヶ谷区霞台にある大仙寺（だいせんじ）は高野山真言宗のお寺で西方山安樹院大仙寺という。天禄年中（970年〜973年）の起立で、往古は神戸山持院神宮寺と号し伊勢皇大神宮の別当を務めたとも言われているが、その後、衰微、星霧を経て、応永年中（1394年〜1428年）に法印鎮淳（ほういんちんじゅ）が中興し、今の山号、寺号に改めたという。寛永十年（1633年）二月十五日議定の関東古儀真言宗本末帳に、武州久良岐郡太田郷東福寺末寺、大仙寺、寺内御免と見える。参勤交代等、東海道を往来して保土ヶ谷宿に休泊する際は、当寺に詣で、道中安全を祈願する例があった。宿場の本陣、脇本陣、茶屋本陣等の全ての菩提寺であり、境内に墓所がある。
　寛文10年（1623年）2月、火災により、本堂と山門を消失したが、元禄14年（1701年）に再建されている。
　蕾付き牡丹の花の飾り瓦が山門屋根に上がるが、聖徳太子との関連があるのだろうか？また、鐘楼に架かる梵鐘は戦後の鋳造である。
（表紙写真は大仙寺本堂）

エリア 東神奈川・保土ヶ谷・弘明寺(神奈川)

JR東海道線・横須賀線の踏切の向こうに大仙寺がある。

大仙寺山門。

「弘法大師」。

「高野山真言宗　西方山　安樹院　大仙寺」寺号標石。

大仙寺山門。

大仙寺山門屋根に上がる蕾付き牡丹の花の飾り瓦。

大仙寺山門屋根に上がる蕾付き牡丹の花の飾り瓦。

大仙寺山門横の銀杏の木。

山門の彫刻。

山門の木鼻。

山門の木鼻。

築地塀には5本線。

「大仙寺環境整備事業寄付者御芳名」碑。

トイレ。

寺務所。

大仙寺掲示板。

「真言宗」宗旨プレート。

「金剛講神奈川本部」の表札が掛かる。

鐘楼。

鐘楼。

梵鐘（昭和36年（1961年）銘）。

寺務所と本堂。

浄行地蔵菩薩。

水屋。

井戸。

本堂前に東屋。

蹲（つくばい）。

本堂前の庭園。

本堂前。

「三界萬霊供養」塔の観音さま。

「三界萬霊供養」塔に刻まれる大震災等の物故者霊位。

「三界萬霊供養」塔に刻まれる大震災等の物故者霊位。

十三重石塔。

十三重石塔。

「南無大師遍照金剛」像。

「南無大師遍照金剛」（弘法大師苦業）像。

十三重石塔、「南無大師遍照金剛」像と本堂。

大仙寺本堂。

本堂。

毘沙門天堂。

「毘沙門天堂」。

「南無大師遍照金剛」碑。

お堂内に掛かる「毘沙門天王」の扁額。

境内の古木。

「南無大師遍照金剛」石碑。

西方山大仙寺の掲示板。

地蔵堂。

お地蔵さま。

子育て地蔵。

「三界萬霊六道四生一切含識」。

六地蔵。

六地蔵。