2010/08/30 - 2010/09/01
12位(同エリア84件中)
Takashiさん
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旅のはじまりは、「仕事が決まったら、日本を案内してくれたしイギリスに来たら案内してあげるよ!」という友達からの一言。
大学時代に知り合ったイギリス人の友人から4年ぶりにSNSを通じて再会した際にこう声をかけてくれたのです。もちろん私の返答は「よろしくね!楽しみにしてるよ!」。
ということで、今まで旅行好きでもなく、国内で一人旅すらしたことなく、英語力も辛うじて日常会話ぐらいしか話せないくせに、突然イギリスに向かうことに。
せっかくヨーロッパ方面へ行くので気になる他の国々にも行きたい!!と思い、初めての一人旅で初めてのLCCを活用してイギリス、オーストリア、ドイツを旅しました。
旅行好きの友達や欧州鉄道の旅、世界遺産への招待状、地球の歩き方などを参考に旅程を考え、途中失敗しつつとてもエキサイティングな旅行となりました。そして、味を占めた結果、次もその次も・・ということになった訳です。
時間が経って何度か旅行を重ねて振り返ると至らない点もありましたが、記憶が薄れないうちにしっかり書き残しておきたいと思います。
どこか少しでも旅の参考や想像を膨らませるのにお役に立てば幸いです。
ということで、まずは友人の住むバーミンガムへ。
-----旅程-----
1日目:関空→ロンドン→バーミンガム(KLMオランダ航空で移動)
2日目:バーミンガム
http://4travel.jp/travelogue/10805205
3日目:バーミンガム、ストークオントレント(日帰り)
http://4travel.jp/travelogue/10814282
4日目:バーミンガム→ロンドン
http://4travel.jp/travelogue/10814284
5日目:ロンドン→ウィーン(EasyJetで移動)
http://4travel.jp/travelogue/10814284
6日目:ウィーン(本当はハルシュタットに移動する予定だった)
http://4travel.jp/travelogue/10814288
7日目:ウィーン→ハルシュタット
8日目:ハルシュタット→ザルツブルク
http://4travel.jp/travelogue/10814278
9日目:ザルツブルク→ミュンヘン
http://4travel.jp/travelogue/10814289
10日目:ミュンヘン
11日目:ミュンヘン→関空(KLMオランダ航空で移動)
http://4travel.jp/travelogue/10814290
使用カメラ:Canon S90,iPhone4
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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国際線に乗るのは約8年ぶり。
鮮やかな水色の機体のKLMオランダ航空に期待を膨らませつつKL868便で関西国際空港を出発、アムステルダム スキポール空港を経由してロンドン ヒースロー空港に向かいます。スキポール空港 (AMS) 空港
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アムステルダムの空港ではヒースロー空港の離着陸の遅延の関係で2時間ほど遅れている模様。なんだか不安な気持ちでいっぱい。
アムステルダム スキポール空港は広くて混みつつも目的のゲートまで行きやすかったことが幸い。待ち時間の間にはKLMのスタッフがミネラルウォーターを配布してくれました。スキポール空港 (AMS) 空港
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前の便がエアバスの機材だったのでてっきり同じかと思っていたら人生初のタラップが飛行機に内蔵されているタイプの飛行機に乗ることに。2時間少し遅れてKL1029便はアムステルダムを出発。
小さい機体なので結構揺れましたが、隣の席に座っているロンドンから来たイギリス人のおばさんとしゃべってたらいつの間にかヒースロー空港に到着。
ヒースロー空港の入国審査ではテンパってしまい、結局質問攻めにされ、しどろもどろになるという最悪の事態で15分ほどロスタイム。。。涙スキポール空港 (AMS) 空港
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ヒースロー空港からはヒースローエクスプレスに乗車してパディントン駅へ。所要時間は約15分。駅舎の天井が綺麗なラウンドで綺麗でした。
パディントン駅 駅
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パディントン駅から地下鉄に乗り換えてユーストン駅へ。
パディントン駅 駅
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パディントン駅でどの路線に乗って良いか分かりにくかったので駅員さんに聞いたらユーストンと発音したのがヒューストンと聞こえたらしく、そんな駅は「イギリスには無い!!」とか色々くだらないことを言われ訛りもきつく聞き取りにくかったので結局他の通行人に教えてもらってEuston駅へ。
結局、Euston駅でも迷いBirmingham New Street駅に着いたのは23時頃。。涙ユーストン駅 駅
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友達宅について夕食をいただいて、ほっとしたので即爆睡でした。。
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バーミンガム2日目は2.5日間の滞在期間の中で唯一友達に案内してもらえるの日ということで、友達が運転してくれる車でWarwick Castleへ。
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イチオシ
イギリスのお城について調べずに行ったので気付かなかったけど、外観の装飾はそれほどなくて、とにかく頑丈そうなイメージ。
友達は「姫路城とはちょっと違うよ」って言ってましたが、「そりゃ、イギリスのお城だし、違うよー!!(笑)」と^^;ウォーリック城 城・宮殿
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日本のお城と違って石造りなので、すごい重厚感。
ウォーリック城 城・宮殿
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展示スペースには中世の家具や武器などが展示されているだけでなく、中世の服を着たスタッフが居てどちらかというと、テーマパークみたいな感じです。
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窓の上に埋め込まれたステンドグラスは紋章を表していました。
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鎧も素晴らしいけれど、鎧を着せている馬がなんともリアル。今にも動き出しそうです。
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<Warwick Castle 城内>
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こちらの壺のような容器は当時、料理を作るために利用されていたそう。厚みがすごく分厚くて重そうですが、これで調理するのは難しそう。
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この城内には至る所に武器が展示されていたほか、当時のタペストリーなどが飾られていて見応えは十分でした。
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違う部屋に移動すると、今度はマンドリンを持ったお兄さんが歌を歌ってました。
この方たちは案内・監視スタッフなのかイマイチ分からなかったけど、のんびりした感じで楽しい気分にさせてくれました。 -
こちらのタペストリーは当時のものらしく、色あせているけど壁一面の大きさで興味深いものでした。
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館内を出て次は鷹狩を見に行きます。
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説明は英語(当然ですよね。。笑)だったので、聞き取れないところも多々ありましたが、どうやって鷹狩りをするのか説明があったあと、鷹狩りの実演がありました。
なかなかお目にかかる機会が無い鷹狩りを見られて満足満足。 -
このWarwick Castleの敷地面積はなかなか広くて公園のようにもなっていて孔雀が放し飼いにされていました。
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雄の孔雀も居ましたが、のんびり休憩中で一向に動く気配なし。。残念。
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次は中世の戦いのシーン?!の再現を見ることに。
周りは近隣から来たカップル、家族連れでアジア人はほとんど見かけませんでした。なので、なんだか少し珍しげに見られましたが、気のせいかもしれません。 -
お城の塔にも登ることができ、城壁を回ることができました。こちらが城壁から見た城内の様子。
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次はあの塔に登ります。
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塔の上から見たお城の周辺はとても綺麗で一体は丘の凹凸はあるものの全体的に平べったくTHEイギリスの風景という印象。
Warwick Castleにはお化け屋敷もありましたが、次の目的地Severn Valley Railwayへ急ぐためお城をあとに。 -
車で1時間ほど運転してくれてKidder Minsterへ向かい、保存鉄道のSevern Valley Railwayへ連れって行ってくれました。
詳細はこちら(Severn Valley Railway HP:英語のみ)
http://www.svr.co.uk/ -
この、Kidderminster駅から始まるセバーン渓谷を走るSevern Valley Railwayは保存鉄道の一つスタッフはボランティアで運営されているとのこと。
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イチオシ
人生初めてのSLをバーミンガムで乗車します。
機関車から蒸気が出てくるところなんてTVなどでしか見たことありませんでしたが、実際に見てみるとすごく迫力があって大興奮! -
<Severn Valley Railway @Kidderminster駅>
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初めてのSLですが、人生初の木製の車両!
日本ではふだん出かけるのに乗車する鉄道は全て金属やアルミの冷たい印象ですが、車両のほとんどが木製で出来ているので、とても温かみがありました。鉄道というよりは走る部屋のようで不思議な感覚になりました。
こちらの車両は3等車と表示されていましたが、座席はスプリングのよく効いたソファのよう。面白いことにこの車両のコンパートメントには一つずつ扉が付いていました。 -
コンパートメントの車両の通路はとても狭く、スーツケースなんて持っていると移動にとても苦労しそうです(もちろん、スーツケースを持って乗車する鉄道ではありませんが・・・)。
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蒸気機関車はどのような仕組みか知りませんが、準備が出来てきた模様。黒い煙を吐き出しています。
そろそろ、写真を撮ったりしていないでコンパートメントに戻らなくちゃ。 -
とうとう、走り出して気になって顔を出してみると前にも後ろにも顔を出している人がちらほら。
日本でこんなことしたら怒られるでしょうね(苦笑) -
トンネルに入るとライトが点灯しますが、こんなに温かい雰囲気に。
もう、これは鉄道ではなく部屋です!!! -
乗車していると、サファリパークのようなところを通過しました。
友達と「電車の中から動物見られていいよねー!」といいつつ、「でもあれはイギリス固有の動物じゃ無いからね!」と(笑)分かってます。 -
Severn Valley Railwayの車窓より。
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時間が無いのでKidderminster駅から乗車してHighly駅で下車してKidderminster駅へ折り返します。
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外観も木製ですが、駅舎もホームも綺麗に整備されて美しい空間でした。
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<Severn Valley Railway Highley駅>
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こうやって駅舎も全てボランティアの手によって手入れされていることを考えると素晴らしいシステムです。
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駅舎に置かれているものも歴史を感じさせるものが多く、本当にその時代に旅行している気分に。
ここまでの乗車料金は片道£8.50。
少々高い気もしますが、この鉄道を維持運営するためには必要な金額なのかもしれませんね。 -
20分ほど駅の本屋さんや売店で時間をつぶしたり、おしゃべりして待っていると復路に乗車する車両が入線してきました。
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やっぱり、窓から顔を出してる(笑)
そして、やっぱり観光しているアジア人が皆無なため珍しそうに見られました(^^;) -
どれぐらい使用されているのか分かりませんが、帰国してから調べたところ1948年に商標が統一されBritish Railwaysになったそうなので、少なくとも60年ぐらいといったところでしょうか。
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Kidderminster駅まで前の方向を向いて客車を引っ張ってきたので今度は後ろを向いてBridgnorth駅方面へ向かうようです。
因みにこちらの、Kidderminster駅は通常路線のKidderminster駅に隣接していてバーミンガム スノーヒル駅までの路線があるので、車で無くても鉄道で行くことができるようです。 -
Kidderminster駅を出て、今度は友人の実家へ。
15時ぐらいに到着予定だったのが2時間遅れてしまい、遅めのアフタヌーンティー。全てお母様の手作りとのことで、全部食べきれませんでしたがとても美味しかった。
紅茶はストレート派なのですが、ストレートで飲むのは日本人ぐらいよ。とご指摘を受けました。^^;イギリスでは紅茶にはたっぷりのミルクを入れるのが一般的だそうです。
バーミンガム2日目お天気も良く、とても素晴らしい一日でした。
明日はウエッジウッドの本社のあるストーク・オン・トレントへ小旅行です。
つづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- dankeさん 2015/08/03 23:23:49
- リアル感満載
- takashiさん、
いつも思いますがtakashiさんの旅行記ってリアル感がすごく伝わってきて、こちらもドキドキしてきます。私も一回だけイギリスに行った時に私の英語がイギリス風でないため苦労したことがあり、自分と重ねてしまいました。しかも初一人旅、すごいです。でもこういう体験をすると一皮剥けて、また次へとさせてくれるのが旅の醍醐味ですね。
私の韓国の知人も日本のお城といえば姫路城が好きらしく、私は姫路に行ったことすらありません ハハハ
アフタヌーンティー、どこの素敵なティーサロンかと思いきや、お友達の実家でお母さんの手作りと!キャー素敵!あ、ちなみに北米の人も紅茶はストレートというか、砂糖は皆さん入れていますけど、ミルクなしで飲んでいるのが主流です。私は砂糖なしですが、ミルク入り無し気分でどちらでも飲みます。
- Takashiさん からの返信 2015/08/04 01:23:34
- RE: リアル感満載
- Dankeさん、
ありがとうございます。あまり包み隠さずそのままを旅行記に書いて自分用の思い出旅行記にしているからかもしれません(笑)そうですね!旅の中でちょっと苦い経験がある方が成長する機会になりますよね。最近、この旅行記を読み返すことが無かったので、旅行した頃を思い出しました。期待、不安、喜び、挫折...初一人旅は本当に濃い時間でした。
姫路城(別名白鷺城)ですが、白亜の壁や形が良いのでしょうか。それとも世界遺産だから?面白いですよね。
そうなんです、アフタヌーンティーの写真は築150年ぐらいのお家のサンルームなのです。友達のお母さんは素晴らしすぎて、ありがとうの言葉以外どうして良いのか、驚きのあまりあたふたして小パニックな喜びでした。写真は一枚でワンカットですが実は右手前に小棚のようなものがあり、そこにも3〜4段ほど食べ物が並べられていてお腹いっぱいでした。
イギリス人だけなんでしょうかね??お土産に買った紅茶も全部やたら濃く出ていてミルクを入れないとちょっときつい?といったところでした。
私は相変わらず砂糖、ミルクなしのドストレートです(笑)
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