ヨーロッパ周遊'13 ひとり旅 ③ブレッド湖編

2013/05/19 - 2013/05/21

4日目の夕方、ウィーンを出発して鉄道で夜も深まった頃にリュブリャナへ。次の日の朝、リュブリャナ観光は後まわしにして日帰りでブレッド湖へ。
あの湖の小島にある教会に行ってきます。

・旅程・
1日目：プラハ
2日目：プラハ
　http://4travel.jp/travelogue/10803093

3日目：プラハ→ウィーン
　http://4travel.jp/travelogue/10804056

4日目：ウィーン→リュブリャナ
5日目：リュブリャナ・ブレッド湖（日帰り）
　http://4travel.jp/travelogue/10804057

6日目：リュブリャナ→ザグレブ
　http://4travel.jp/travelogue/10805200

7日目：ザグレブ
　http://4travel.jp/travelogue/10805201

8日目：ザグレブ→ドゥブロヴニク（クロアチア航空で移動）
9日目：ドゥブロヴニク
　http://4travel.jp/travelogue/10805202

10日目：ドゥブロヴニク→ヘルシンキ
11日目：ヘルシンキ
12日目：ヘルシンキ→帰国
　http://4travel.jp/travelogue/10805203

※ウィーン、ヘルシンキ以外は初めて訪れる行き先です。
※クロアチア航空は別にネット予約しました。
※旅行の予算は12日間を表示しています。

エリア ブレッド湖周辺(スロベニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウィーンから電車に揺られて20分ほどすると電車が急停車。

車内放送がドイツ語なので何があったかわからないけど、Wiener Neustadt駅直前で1時間半ほど停車状態に。。。

前年の9月に来たセンメリングでのハイキングの時にもWiener Neustadt駅の手前で遅延が発生してギリギリ電車を逃して30分ほど遅れて予定が狂ったんだっけ。。。ここはよく遅延が発生するのだろうか。

マリボルでの乗り継ぎがあったので心配になって車掌さんに聞いてみるとオーストリア国鉄の職員では分からないから、国境を超えてスロベニア国鉄の職員が乗り込んできてから聞いてくれ。とのこと。

スロベニアに入ってからスロベニア国鉄の車掌さんにリュブリャナまでの乗り継ぎについて聞いてみると、外部に連絡を取ってくれてマリボルからは停車したホームの隣で待機している普通列車に乗り込めば大丈夫と分かって一安心。

それにしてもこの日はお天気がよく、夕日が素晴らしく綺麗。

マリボルでの乗り継ぎも無事終わり、日が沈んだ中を走る。

まるで銀河鉄道のよう。

リュブリャナに到着したのは23時頃。

ホテルの入り口が分からずホテルを目の前にして迷っているとホテルのスタッフの女の子が声をかけてくれて受付が2階だと判明。

そうだ、このホテルエレベーターがなかったんだった。。汗

さすがに疲労が顔に出ていたのか、スタッフの女の子が「スーツケースを持つの手伝うわ。」と半ば強引に押し切られるカタチで持ってくれてとにかく無事客室の3階まで到着。

そして、爆睡。。

＜リュブリャナ駅　駅舎＞
5日目、ブレッド湖に向かうためリュブリャナ駅へ。

＜リュブリャナ駅　チケットオフィス＞
まずは駅でブレッド湖までの切符とザグレブまでのチケットを購入。

＜リュブリャナ駅　チケットオフィス＞
なんだかやりとりがスムーズにいかず心配に・・・
何とかチケットを購入してホームへ。
お腹も空いたし何か食べ物を買わなくちゃ。

＜リュブリャナ駅　駅舎内＞
駅舎の中の装飾も凝っててなかなかの見応え。

＜リュブリャナ駅　駅舎内＞
重厚感のある駅舎は日本ではなかなかお目にかかれないので、楽しみの一つ。
ここからホームに向かいます。

駅舎のホーム沿いにはいくつか小さなお店や売店があって食べ物も売っている様子。

駅舎にマクドがあったけど、大手チェーンよりこぢんまりしたお店が好きなので、
ホームに隣接する小さなハンバーガー屋さんでハンバーガーを買うことに。

声をかけてみたら、まだ準備できてないから売れないとのこと。残念。
どうせならここでしか食べられないものを・・と思い、店員さんオススメのスロベニア周辺で人気のBurekという不思議な渦巻状のファーストフードを購入。

どんな味か期待しつつ電車待ち。

＜スロベニア国鉄の車両＞
こちらは今回は乗らないスロベニア国鉄の車両。

なぜかスロベニア国鉄の車両は引いてしまうほど落書きだらけ。。。

9時12分発のEC212に乗車してLesce Bled駅まで向かいます。

＜Lesce Bled駅 駅舎＞

普通列車では1時間ほどかかりますが、ECに乗車したので約40分で到着。

＜Lesce Bled駅 駅舎＞

ブレッド湖まではここから路線バスで15分ほど。

ついにブレッド湖に到着！！

バス停を降りてすぐにあるレンタサイクル屋さんで即マウンテンバイクをレンタルしてブレッド湖周辺を回ります。

そう、今回の旅の目的の一つに綺麗な景色を観ながらサイクリングというのも含んでいたんです。既にテンション上々。笑

自転車で走っては止まって写真を撮り、走っては止まって写真を撮るということを繰り返していたので、だいたい徒歩で歩く方と同じぐらいの進み具合。

そんなことを繰り返しているとイギリスから車でやってきたというリタイヤされた素敵なご夫妻と何度も会い、東日本大震災のことや日本のこと、イギリスのことを少し話したりしながら4分の1周ほどさせていもらい、私はここで小腹が減ったので一休み。

電車の中で完食するかと思っていた渦巻状のファーストフードBurekは思いの外ボリュームがあったので3分の2ほど残していたのでそれを食べることに。おかげで、写真に撮ることができました（電車の中ではお腹が空いて写真を撮ることすら頭にありませんでしたから）。（苦笑）

生地の中にピロシキのような具が入っていて生地が包まれています。春巻きの生地が分厚いようなパンのような・・・すごく表現の仕方が難しいところ。美味しかったのでオススメです^^

自転車を持っていないので久々のサイクリングですが、こちらのマウンテンバイクは本格的なもので運転もとてもしやすかった。

ずっとこの目で見てみたかったこの景色とご対面^^

湖岸を歩く人はそれほど居ないので鴨ものんびりお昼寝。

ユリアン・アルプスはとても天候が変わりやすいのか、曇ったり晴れたりの連続。

でも、幸運にも晴れの時間があって良い写真が撮れたことが何よりも幸いです。

お腹が減ったので、途中で引き返してランチに。

ブレッド名物のクリムパイ「クリームシュニッタ」が目的で元祖クリームシュニッタを食べる前にパスタを注文したのですが、どうやら作り置きだったらしくガッカリでクリームシュニッタも撮影し忘れ。。

クリームシュニッタの味は、、甘みが少ないカスタードクリームといったところでした。。

帰りにショーウィンドーに入っていたものを見て撮影し忘れたことを思い出し、撮影しておきました。。苦笑

レストランから一休みしたところまで再度自転車に乗って向かい、ボート漕ぎのおじさんに乗せてもらうように言うと、ツアー客がもうすぐ来るからそれに一緒に乗って行くなら乗せてあげるよ。とのこと。

いろんな国の人が一緒になったツアー客と一緒に乗船することに。

45分後にまたこの船着場で待ち合わせだよ。と言われ、それぞれ島を散策することに。

この小島、スロベニアのカップルが結婚式を挙げたい人気の場所だそうで、新郎は新婦を担いで99段の階段を登りきらなければならないそうです。

聖母被昇天教会 (聖マリア教会)

写真で分かりにくいですが、この祭壇の前にある紐は教会の上部にある鐘と繋がっていて鐘を鳴らすことが出来ます。


テレビでは連続して3回鐘を鳴らすことができれば。。って言ってたから3回鳴らしたけど、今回投稿するにあたってスロベニア観光局のサイトを調べると7回と驚愕の事実！！でも、他の旅行記にも3回と書いてあるし、諸説あるというところでしょうか。

まぁ、この旅行が後にも先にも素晴らしいものであったから幸運が訪れたということで・・前向きに捉えます（笑）

島には教会とお手洗いぐらいがあればいいところと思っていましたが、真新しいカフェやおみやげ物が売られている建物がありました。

新しい建物でお手洗いも綺麗でした。

聖母マリア像

船上から撮影したユリアン・アルプス

この後、急な雨に。

雨宿りするところがなく、自転車には泥除けがないのでまともにドロドロになるわ寒すぎて気分が悪くなるわで大変でしたが、なんとか自転車を返却してブレッド城を目指します。

ブレッド城に向かう途中で見つけたガチャポン。

ピザ屋さんの隣にあったけど、モザイクタイルで模様が付けられた前に設置されているとなんだか不思議な光景(笑)

ブレッド城へ向かう途中にある教会。良い目印です。

ツアーだとブレッド城までバスで登ることが多いようですが、私は個人旅行なので当然徒歩で（笑）

ですが、徒歩で登った後に見る景色は感慨ひとしお。

ブレッド城の窓から見える小島と聖母被昇天教会 (聖マリア教会)。

遠くから見ると、エメラルド・グリーンであることがはっきりと分かります。

ブレッド城内部に設置された陶器製の暖炉。

ブレッド城のカフェからの景色。湖を見渡すことができて最高のロケーションです。

城内はブレッド湖周辺の歴史を紹介するミュージアムや中世の印刷所、造幣所などがありガイドブックに記載されていた以上に見どころがありました。

造幣所が見たかったのですが、17時きっかりにスタッフの方が帰っちゃったみたいで見られずで残念。。

ユリアン・アルプスをバックに瀟洒な景色が見渡せます。

こちらが印刷所。お土産として活版印刷で好きな絵柄に日付、封蝋などを入れてもらうことができます。

日本でも活版印刷を実際には見たことありませんでしたが、こんなところで見られるなんて。

お土産として購入しようか迷いましたが、封蝋を割ってしまいそうだったので見るだけに。。

この竜の置物の近くの地下に造幣所がありました。
気づいてたら先に入ってたのになぁ。

博物館の入り口

こちらはカフェ・レストランの入り口。

あまり、知られてないというか気づかれていないようですが、ブレッド城の入場チケットにはここのレストランの割引券が付いてるんです。
私はそのチケットを使ってカフェラテを注文してまったり一休み。

十分景色も楽しみ、良い時間になってきたのでリュブリャナに戻ることに。

帰る途中、ワイナリーのようなところがあったので見学させてもらいました。
ワイナリーというかワインの販売所のような感じ。

ブレッド城の坂は急だったことをここに来て思い出した。

この景色ともお別れです。

こんな急な階段だったんだ。。とのんびり考えていましたが、最終電車の時刻まで間に合うか不安な時間になってきたため、バス停まで急ぎます。

バス停までの間に見つけたカフェ。

雰囲気もいいし、ここでランチしても良かったかもと少し後悔。

＜バスの中から望むユリアン・アルプス＞

バス停に着いた時点でバスの時刻表からリュブリャナまでの最終電車に間に合わないことが濃厚に。

とりあえず、リュブリャナ行きのバスに乗車しLesce Bled駅に向かうバスの中で列車ではリュブリャナまで行けないことが確定したため、運転手さんに無理を言ってLesce Bled駅からリュブリャナ駅までの差額を支払いバスでリュブリャナまで行くことに。

じゃあ、最初っからバスで行けばいいじゃん。って思われてしまいそうですが、私は大のバス嫌いなんです。特に長時間となると…ですが、それを差っ引いても長く居たい！と思える景色だったんです。

無事、1時間半ほどしてリュブリャナ駅に到着。

慣れないバス旅になって疲れたのか急にお腹も空いてきたし、一旦ホテルに戻って一休みしてから今夜のレストランを思案。

ホテルで紹介してもらったレストランはガイドブックに掲載されていたところだったので、自分の希望と一致するレストランだと分かって早速行ってみることに。

ブレッド湖では雨に打たれたので身体も冷えきっていたので、温かいスープを注文。

そして、メインはポークソテー。

お肉が柔らかくてとても美味しかったです^^

＜三本橋＞
ディーナーの後はまたまた撮影タイム。

＜プレシェーレノフ広場と三本橋＞

＜プレシェーレノフ広場と中央百貨店＞

＜プレシェーレノフ広場＞
雨で濡れた石畳に夜景が反射してとても綺麗

＜中央百貨店＞

＜リュブリャナ市庁舎＞

＜聖ニコライ大聖堂とその通り＞

＜中央百貨店の通りにて＞
雨も本格的に降り始め、寒さにも耐え難くなってきたため撮影を終了してホテルに帰る。
素晴らしくのんびりとした良い日だった。

旅の折り返し地点6日目はリュブリャナ観光とザグレブへ。