さくっと島根旅行

2013/08/04 - 2013/08/05

この旅行記は2013年島根に行った時のものをリニューアルしたものです。

それまではあまり遠くに旅行に行ったことはなかったけれど、一度は行ってみたかった出雲大社。平成の大遷宮がそのきっかけを与えてくれました。

今、行かなきゃもう行かなそうということで・・・・
　
1日目
島根空港(9:00)→足立美術館(10：30)→まがたまの里伝承館(12：00) →八重垣神社(14:00)→松江城(14:30)→日御碕灯台(18:00)→稲佐の浜(18:30)
　　　

2日目
出雲大社(7:30)→島根県立古代出雲歴史博物館(9:00)→島根空港(12:00)

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

こんなに早くに起きたのはいつ以来だろう・・・・っ
て思うほど早起きして羽田空港から島根空港へ9：00に到着。
今回の旅行は時間を有効に使うため、島根の交通レンタカーをチョイス。

空港に着いたら、あらかじめ予約しておいたレンタカーに乗って、今回の旅で一番遠い足立美術館へ向かいます。朝早い時間はなるべく遠いところまでの移動する時間に使います。

10：30足立美術館到着
あいにくの雨模様でしたが、なぜかわくわくしています

足立美術館 美術館・博物館

島根旅行をするときに人から勧められた足立美術館はここ数年ミシュランで☆☆☆をとっている庭園です

開館時間は9：00〜
大人　2200円
こどもは、小中学生は休みの日は無料です

足立美術館 美術館・博物館

足立美術館の庭園は実にきれいです。
先ほどの写真で遠くに見える山にある滝も人工で作っていると
この旅行のあと島根出身の方から聞きました。

足立美術館 美術館・博物館

足立美術館は、庭園の他にも美術館という位なので横山大観等の日本画や陶芸品などがあり一日いても飽きないくらい。

足立美術館 美術館・博物館

ひととおり、観終わったところで中の喫茶店に入ります。
ここ、私のような庶民からは物凄くコーヒー一杯でも高かった記憶が…
ただし、ここはあまりお客さんもいなく、先ほどの庭園をガラス越しにゆっくり鑑賞することが出来るのでお勧めです。

足立美術館の滞在時間は1時間位。そして次の目的地に

まがたまの里です。
ここでは、まがたま作りに挑戦できます。時間は短いコースと長いコースから選択することが出来ます。私が選択したのは、短いコースで1時間くらいです。
一つの大きな机の上で、勾玉の形を作っていきます。途中一緒に作業していた他の旅行者とこれからのお互いの行先の事など楽しく会話しながら作業が出来ました。

まがたまの里を後に、八重垣神社へ
八重垣神社は八岐大蛇で有名な素盞鳴尊と稲田姫命の夫婦神を主祭神としています。八岐大蛇は、当時の川の氾濫という解釈もあります。

今回の島根は神々の国ということで色々な所を廻ったりもしたかったのですが、ここは娘もいるので無難な縁結びの神社へ

写真は有名な鏡の池での縁占いの写真。
紙が水に沈む時間が短いほど叶うとか・・・（うろ覚え）

八重垣神社から松江城へ
開門時間　8：30〜17：00（開門時間は季節によって若干変わります）

松江城 名所・史跡

近くに堀を一周できる遊覧船があります。
遊覧船で一周にかかる時間は約45分。
この堀川めぐりを初めて体験！
45分は結構長いですが、船頭さんがお話をしてくれたり歌ってくれたりと場を盛り上げてくれました

松江城から日御碕灯台に行く途中にある日御碕神社です。
島根旅行を決めた日から、古事記や日本書紀の解説本を幾つか読みましたが、日の出る所が伊勢大神宮で日の本の昼を守り 、日没の宮を日御碕大神宮として日の本の夜を守るという関係になっているそうです。
歴史の真偽は判りませんが、古代の大和と出雲の覇権争いみたいなものが関係しているのかもしれません。

日御碕神社 寺・神社・教会

日御碕灯台

世界灯台100選や日本灯台50選に選ばれた灯台です
夕日を灯台から見たかったのですが、夏場は夕日よりも灯台に登れれる時間が早く過ぎてしまうため、この時は灯台に登れませんでした

日御碕海岸 自然・景勝地

日御碕灯台での太陽
早く日が沈んでくれないかな・・・・

この日は、灯台から夕陽を観るのを諦め、帰る途中に稲佐の浜に立ち寄ったあと、後松江水郷祭湖上花火大会を見にホテルまで戻りました

日御碕海岸 自然・景勝地

二日目は朝早くから出雲大社です
出雲大社は、最初から二日目の朝早くに行って、ゆっくり廻ろうと決めていました。
ここは、今回の旅行で一番行きたかったところで、行く前に歴史を下調べしているうちに、物凄く興味がわいてきた場所です

松の参道です

朝早いので人はあまりいなく、どこまでも続く一本道です。
北海道の道路でもこれ位まっすぐで車一台通っていない道路があったなって思い出します。
やっぱりこれくらい大きな神社は、朝早いほうが清々しいですね

銅鳥居です
江戸中期のものらしいです
文化遺産にも登録されています

神楽殿です。
神話では素晴らしい寺社を建てることと引き換えに、国譲りをしましたとありますが、出雲と大和の争いという解釈が最近ではなされています。

歴史の解説書や推理を読んでいくと大和よりもむしろ出雲の国のほうを応援してしまいます。。。。。がさて真実の歴史はどうなんでしょうね
。出雲の歴史と大和の歴史、記紀とのつながり。。。。
古代の歴史が好きな方は、旅行前に調べてから行くと旅行が10倍楽しめます

出雲大社の中には釜社や八百万の神の宿舎となる十九社があります

参拝する時は、自分の住所や名前を行ってからお願い事をするんだよって言う様な事をお年寄りの方が、子供に教えている光景も・・・・・
そうしないと神様が誰がお願いをしているのか判らないと聞いて、妙に納得

出雲国造が南北朝時代に分かれた一つ北島家の北島国造館への道がありました。
もうひとつの千家家とは、やはり対照的な存在。
詳しくは判りませんが、陰と陽の関係がありそうです

道を歩いて行くと・・・

北島国造館の中に入れました。が、何か入って良い所だったのか判らなかったので早めに退散・・・

出雲大社を1時間30分くらい観光し、古代出雲歴史博物館へ

出雲大社の近くにある古代出雲歴史博物館に到着
探すのに少し苦労しました

中には銅剣や銅鐸が綺麗に飾られています

金色は発掘されたもののレプリカです（当時の色が鑑賞できるようになっています）

銅鐸です
全体的に展示物はすごく綺麗でした

このあとはお昼の飛行機に乗るため博物館を後にして少し早かったですが
近くで出雲そばを食べ、帰路に向かいました
短いながらもいい旅行ができました。でも、こんなに良い所だと思わなかった島根県。歴史好きな私はもっと沢山滞在したくなりました。
また来ます！