友人の結婚式で、20年以上ぶりに訪れた鎌倉③ ～ 観光も欲張った1泊旅行♪ Vol.2～長谷寺、鎌倉大仏、小田原城編

2013/03/30 - 2013/03/31

鎌倉(～小田原)の観光第二弾です。　ずーっと曇り空で生憎のお天気ではあったけど、午後からは傘を使うこともなく、涼しくて動きやすかったです。　撮った写真に青空が写ってないのはちょっと寂しいけれど…。

鎌倉の大仏は小学校の修学旅行で訪れて以来でした。　

本来の目的(結婚式やその後の観光)が鎌倉だったのに、何故か小田原のホテルに宿泊し、鎌倉を観光した後、電車代かけてまた小田原に戻ってきて電車で帰る…という、今回の旅の計画は上手く行ったのか行ってないのか分からない感じですが^^;　普段来ることの出来ない場所に来れただけでも楽しかったので、結果オーライ!って事で♪(基本、プラス思考!)　

エリア 小田原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

江ノ電は、住宅街のこんな狭い所を走っていきます。　同じ単線でも、私の埼玉の実家の近くを走る秩父鉄道は、周りが田んぼや山など、何もない所を走る感じなので、違う雰囲気♪

長谷駅に到着!　観光客がぞろぞろ降りて行きました。

富士山と並んで、世界遺産登録を目指している鎌倉。　登録されるかなぁ〜。　登録されてない今でも、外国人観光客たくさん来てましたけどね!　この日、街中を歩いていたら、バス1台全て外国人観光客!という感じの、「Best of Japanツアー」の観光バスを何台も見かけました!　京都に行った時もそんなバス見かけなかったので、ちょっと嬉しかったです。

長谷駅から歩くこと数分、1度来てみたかった、長谷寺に到着!　子供の頃は知らなかったし、知ってたとしても多分興味持たなかっただろうな…。　

このお寺の紫陽花はとにかくキレイで、紫陽花の時期になると観光客がごった返すようですね!　まだこの時は紫陽花の時期ではないけど、評判の良い長谷寺には絶対に行きたいと思っていたので、来れて嬉しい!

歴史が古そうな、こぶがたくさん出ている木。

長谷寺はなかなか、ハイカラなお寺ですねぇ。　入場券がSuicaやPASMOでも買えます!

お寺の中に入ってからは、行列についていくような形で階段を上っていきます。　階段は結構キツイけど、途中でこんな素敵な景色に出会えるから、苦には感じません。　三体寄り添ったお地蔵さんがカワイイ〜!

階段を上った所にある、地蔵堂の裏に並べられた、千体ものお地蔵様と、手向けられた色とりどりの花々。

立派な本堂(観音堂)。

この観音堂の中には、とっても立派な十一面観世音菩薩像があります。　見上げてしまうほどの大きさでした。

濃いピンクの桜の木。　ほぼ満開でした!

弁天堂(弁天窟)の入り口。　中は暗く、しゃがんだ状態で歩かないとならないほど天井が低いです。　

和み地蔵。　お顔を見てるだけで本当に和みます^^

長谷寺の観光を終えて次に向かったところは、鎌倉大仏殿高徳院。　長谷寺から徒歩10分くらいかな。　小学校の修学旅行で来た時は、クラスの集合写真がこの前だったけど、平日とは言え、観光客も多く、あまり時間が取れなかったので、大仏の真正面ではなく、斜め前に並んで…って感じだったんですよね…。

台座を含む、総高は、13.35m。　奈良の大仏が18.03mなので、比べると結構小ぶりです。　・・・って事は、18mあるお台場にあるガンダムや、神戸で見た鉄人28号の像の方が大きいって事ですね(比べるなって?!)。　奈良の大仏と比べると規模は小さいですが、1250年頃に建てられたとされる鎌倉の大仏は、ほぼ造立当初の像容を保っているようです。

750年以上、この場所で静かに人々を見守ってきたのですね。

大仏様の足のサイズに合わせて作られた草履。　目の前の人と比べるとかなり大きいことが分かります。

20円を支払って、大仏様の胎内に入ってみました。　奈良の大仏では、これは出来ないのでかなり貴重ですね!　中は思ったよりも狭いです。

750年も前に建てられた仏像なのに、かなり高度な技法を駆使して鋳造されたことが分かります。　耐震のため、現代になってから修復された箇所ももちろんありますが、当時の技法で約40回にも分けて鋳上げられた様子が分かります。　

桜の満開の時期は過ぎていたので多分ムリだと思っていたけれど、ちょうど良い場所に満開の桜の木が1本あり、桜と大仏のコラボを写真に撮れました!　

昨年見に行った、赤塚の東京大仏(奈良、鎌倉の次に大きいらしい)と桜とを一緒に撮った写真と比べても、鎌倉の大仏様のほうが断然風情がありますね。　やっぱり歴史の長さの違いかしら。
http://4travel.jp/traveler/juniper_breeze/pict/25022540/

高徳院の入り口前にある、お土産屋さん。　昭和のにおいが漂います!　昔はこういうお店でキーホルダーとか買ったなぁ〜。

長谷駅に戻る途中で立ち寄ったお店の一角にあった、ガチャピン大仏。　ガチャピン自体も体に何かブツブツついてるので、あんまり違和感ナイかも^^

次にやってきたのは、江ノ電の極楽寺駅〜!　去年のドラマ「最後から二番目の恋」を観ていた方にはお馴染みの駅ですね!　中井貴一さん演じる和平と、小泉今日子さん演じる千明の最寄駅で、ドラマでも毎回出てきました。　

この日私は、鎌倉・江ノ島パスを使ってて、江ノ電乗り降り自由だったので、この駅を写真撮る為だけに降りてみました^^

簡易改札機の横のボードには、ドラマの出演者5名のサインが飾ってありました。　私と同じように写真撮る為だけに降りた人もたくさんいましたよ。

次の電車までちょっと時間があったので、駅のすぐ近くの極楽寺まで来てみました。　中には入らず、外見を写真撮っただけです。

江ノ電で唯一のトンネル。　タイミングをちゃんと狙って、電車を待ち伏せして撮りました!　鉄子ですから(笑)

続いてやってきたのは、江ノ島駅です。　江ノ電の中ではここも大きな駅ですね。

ホームに作られた立派な待合室には、子供が喜びそうな、江ノ電の車両の模型が!　車掌になったつもりで写真も撮れそうです。

こんなものも飾ってあります。　なかなか楽しい駅!

江ノ島駅にはこんなカワイイお庭があります。　その名も、ガー電^^/

江ノ島駅には特別用があって来たわけではなく、乗ったことのない、湘南モノレールに乗りたくて来ただけです。　鎌倉・江ノ島パスでも乗れるので乗らないともったいない!という私の貧乏性の性格そのままです^^;

ちなみに、湘南モノレールはSuica, PASMOなどのICカードは利用できません。　私の鎌倉・江ノ島パスは、切符扱いなので改札通れましたが。

レールが上についてる〜^0^/ 多分こういう乗り物乗るの初めてな気が…。　1度見たことあるのは、上野動物園内のモノレール(乗車時間3分)もレールが上だったな。　あとは、富士急ハイランドの”えぇじゃないか”もこんな感じだったな(乗り物の種類自体が違うけど…)

何か、不思議な感覚でした、吊られた状態で結構なスピードで鎌倉の街を見下ろしながら走るモノレール。　

鎌倉の街の様子。

大船駅まで直通でした。　もっと混雑するのかな?って思ったら、日曜日だというのにガラガラでちょっとビックリ。　江ノ電はあんなに混んでるのに!

大船駅→小田原駅は東海道線で直通で行けたのですが、鎌倉・江ノ島パスで乗れるJRは藤沢駅までだったので、1度下車。　昨日と今朝前を通って閉店してた、江ノ電乗り場の目の前のお土産屋さん(江ノ電グッズもたくさん売ってます)をちょっと覗きたかったのですが、実際に見に行ったら、大したことなかったな…。　結局何も買わず。

再び藤沢駅から東海道線に乗ります。　小田原駅までまた30分強、570円…^^;

快速アクティーでちょっとでも早く小田原に行きましょう!　混んでたけど、座れました。

また小田原来ちゃったよーん…

この日の観光、最後の目的地。　目指すはあのお城です!　すごく遠くに見えるんだけど、実際には徒歩10分ほど。

こういう普通の駅前通りを歩いていきます。　ちょっと歩くと、上り坂が待っています!

初めて来た小田原城です!　天守閣内部の見学ももちろん出来ます(400円)。　お天気が良ければのぼっても良かったけど、私はこの日は外観を見学しただけです。

小田原城の桜は東京近郊の桜の名所として有名な場所の1つ。　ポストカードになってるのも何度も見たことあります。　桜の時期にどうせ近くまで行くので(実際にはそんなに近くなかったけど(笑))、帰りに満開の桜+城を見て帰ろう!と当初計画していたのですが、予想外に今年は関東の桜の開花がすごく早くて、半ば諦めていたのですよね…。　

満開!…とまではいかなかったかもしれないけど、それでも結構まだキレイに咲いてます!　小田原城と桜のコラボを写真撮れて、来た甲斐があったわ!

歴史見聞館の横の桜もなかなかキレイでした!

小田原駅方面から来る場合は、北入口を利用するのですが、坂道を上ってくる途中で”御用米曲輪(ごようまいくるわ)”の発掘調査の様子を見ることが出来ます。　この調査は平成22年度より行われているようです。　

戦国時代、この場所に重要な建物が置かれていた可能性が高まっているよう。　この日は日曜日だったからか、誰も発掘作業はしておらず、↑の新聞記事のコピーが貼られていなければ、何これ?…と気を留めることもなかったかもしれない…^^;

これからも、昔の貴重な歴史の跡が発掘調査で発見できると良いですね。

さて、小田原駅に戻ってきました!　帰りの切符は既に買ってあるので、絶対に乗り遅れないように、鎌倉での観光 + 鎌倉→小田原の移動時間 + 小田原城の観光までちゃんと計算して1日を過ごしましたが、ちょっと予定より早く動けました。

時間が余れば買いに来ようと当初から予定していて、前日小田原に宿泊した時も駅構内を下見した、箱根ベーカリー。　カフェにもなっていて、店内でも食べることが出来るようですが、そこまでの時間はないので、パンを買うことに。

初めて来る店なので、お約束のクロワッサン!　帰りの電車で食べましたが、なかなか美味しかったです。　もっとしっとりしてても良かったかな!って感じですが…。


箱根ベーカリー 小田原店
JR小田原駅西口構内
Phone# [phone]

もうすぐこの週末の1泊旅行も終わりを迎えます…。　鎌倉メインで観光してたのに、わざわざ遠回りまでして小田原から帰りたかった理由は・・・

この青いロマンスカーMSEに1度乗ってみたかったから〜^0^/

箱根湯本⇔東京メトロ千代田線の北千住を結ぶロマンスカーで、1日に数本のみの運行です。　千代田線の大手町駅で通過するのを何度も見たことあって、乗ってみたかったんですよね〜。　乗り鉄なので、1度乗れば満足するんだけどね。

"北千住"行きと表示されてるのが何となく不思議〜。

スタイリッシュな形で、メタリックブルーの車両。　2009年にブルーリボン賞を受賞しています。　

ちなみに、MSEというのは、Multi Super Expressの頭文字だそうです。

この特急券は、先日妹と出かけた時に乗ったロマンスカーの切符と同時に買いました!　東京メトロ直通のロマンスカーで、メトロ内で最初に停車する駅が表参道だったのでこの駅まで。　私の最寄駅は副都心線沿線なので、明治神宮前まで戻らないと帰れないんだけど、まぁ、イイか!って事で。

疲れていたのに、初めて乗る電車にソワソワしちゃって、全く寝られないまま表参道駅に到着…。　3月は近場の観光地を十分楽しむことが出来た1か月(実際は後半の2週間)でした!

今年はもう海外旅行は行かないと思うので、次は国内のどの辺りをせめようかしら♪と既に考え始めてる私です^^/

この旅行記へのコメント （2）

• Window-sideさん 2013/05/04 22:55:34

  乗り心地はどうでしたか？

  Juniper Breeze-san, こんばんは！
  
  鎌倉への旅お疲れさまでした。あじさいシーズンは激混みの長谷寺も
  まだ今はオフシーズンといったところでしょうか。
  世界遺産には登録されなくても、人気あるスポットですよね。
  逆にこれで世界遺産？というのが海外にたくさんあるだけに、
  日本（アジア）にとっては無駄に高いハードルがあるのかもしれませんね。
  
  ところで、青いロマンスカーの乗り心地はいかがでした？
  モーター付の車両に乗りました（笑）？
  どうでもいいですが、青いロマンスカーが颯爽に走りぬけるのを
  家の窓からよく見ています。いつか乗ってみたいなぁ。。
  
  素敵な紹介文ありがとうございました。
  私からもまた書かせていただきますね！
  
  
  by Window-side

  Juniper Breezeさん からの返信 2013/05/08 14:13:56

  RE: 乗り心地はどうでしたか？

  Window-sideさん、こんにちは。　コメントありがとうございます。
  
  GWも終わってしまいましたね。　去年の今頃は、6月のカナダ旅行が楽しみでワクワクしてたんでしょうけど、今年はもうこれいじょう海外旅行自体予定が入ってないので、寂しいです…^^;
  
  鎌倉は結局世界遺産登録ダメでしたね…。　まぁ、富士山でもあんなに大変だったんだから、鎌倉は難しいかもな…とはちょっと思っていましたけど。　世界遺産に登録されてしまうと、観光客がますます増えてしまって大変だから、逆に良かったかも…ってちょっと思ってしまってます。　たとえ世界遺産登録されなくたって、鎌倉が歴史があって本当に素敵な街だということは、日本人はみんな分かっていますもんね!
  
  長谷寺は、今回はシーズンオフの時に行きましたけど、1度はやっぱりあじさいのシーズンに行ってみたいかも…。　いつ行けるかな〜…。
  
  青いロマンスカーは1度乗ってみたかったので、念願かなって満足です!　1人で乗ったし、これに乗ってどこかお出かけしたわけじゃなくて、東京に帰ってきただけなので、乗りながらワクワクしてたわけでもナイですが…。　次は、白いロマンスカーVSEかしら…?!
  
  では、また!
  
  Juniper Breeze