2012/04/21 - 2012/04/21
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まみさん
ゴールデンウィーク前のこの週末は、土日とも曇天か雨天で、またもや天気に恵まれず。
晴天なら、新緑がきれいな時期なのに。
と思って森林公園の公式サイトで花や植物の見頃をチェックしてみたら、今年2012年は、例年、秋にコリウス・ガーデンとなる公園庭園樹園が、美しいチューリップ・ガーデンになっているようです。
そして、野草コースでは、マムシグサが咲いたようです。
というわけで、いつものように、森林公園駅前からサイクリングで森林公園に向かいました。
本日は家を出たのが12時半というスロー・スタートなので、寄り道は極力すまい、と思ったのですが、この駅前サイクリング・コースでは八重桜がちょうど見頃始めで、無視するはできませんでした。
それに、いまを逃したら、次のチャンスは来年かもしれないので。
もちろん、本日の一番目当ては森林公園のチューリップなので、ほどほどにしておきました@
公園内は、曇天でも明るい曇天のおかげか、思った以上に新緑がきれいでした。
生えそろったばかりの若葉は、葉裏が白っぽいため、ぱっと見たところ、白い花が満開の木に見えました。
時々まだ桜が残っていて、サイクリング・コースも散策コースも、散った花びらで雪の降り始めのように点々と白く染まっていました。
ひとけのない森林のコースの中で、時々思い出したようにはらはらと桜が散る様子は、心にしみわたるような光景でした。
また、耳を澄ませば、春中ずっと鳴き方を練習してきたウグイスが、透明感のある美しいメロディーを奏でていました。
マムシグサ目当ての野草コースは、チューリップ・ガーデンを堪能した後に行きました。
野草コースでは、入口の情報板にはなかった、イカリソウやヒトリシズカ、ムラサキケマン、ニリンソウがたくさん!!
今まで森林公園でこれらの花を見ることができなかったのは、タイミングが悪かったからのようです。
ポピーの見頃がまだ先というこの時期の森林公園に訪れたことはなかったんです。
ヤマツツジはまだ咲き始めが多かったですが、代わりにヤマブキやヤマブキソウが新緑の中で黄色く鮮やかに点在していました。
ヤマシャクヤクは、まだほとんどつぼみでしたが、つぼみの姿こそ、まさにシャクヤクのようでした。
目当てのマムシグサはなかなか見つからなかったのですが、ちょっとコースを変えて引き返したときに、まだ少し若い小さなめな個体をいくつか見つけることができました。
ちなみに、私はよく似たウラシマソウとマムシグサの見分けがついていなかったようです。
緑はウラシマソウ、焦げ茶はマムシグサと思い込んでいました(苦笑)。
今回の旅行記では、ひさしぶり、手持ちの花の本や、ちょうど図書館から借りていた本からの解説の引用をたくさん混ぜてみました。
<チューリップとマムシグサを求めて訪れた新緑の森林公園の旅行記のシリーズ構成>
■(前編)涼しげな新緑とウグイスの鳴き声の中での春の花たちとの出会い
□(後編)昭和記念公園とはまた違った、心が和むチューリップ・ガーデン
森林公園の公式サイト
http://www.shinrin-koen.go.jp/
<これまでのGW前後の森林公園の旅行記>
2011年度3回目(5月14日)
「すがすがしい初夏の森林公園(前編)新緑と紅葉に囲まれて」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10569512
「すがすがしい初夏の森林公園(後編)キンラン、ギンランと野花あふれて&幻想的なシライトソウの森」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10569521
2010年度5回目(5月15日)
「シライトソウを求めて森林公園へ───木漏れ日に光る野花と新緑に癒される」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10460647/
2010年度4回目(4月29日)
「雨上がりの新緑の森林公園にてPowerShot SX 210 ISデビュー(1)ツツジと八重桜と白糸風の滝にハマった新緑の森林公園(PowerShot SX 200 ISとPowerShot SX 210 ISの写真のおまけ付)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10457793/
「雨上がりの新緑の森林公園にてPowerShot SX 210 ISデビュー(2)ジュウニヒトエにハマった野草コースと疎林広場のマツバウンラン」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10457794/
「雨上がりの新緑の森林公園にてPowerShot SX 210 ISデビュー(3)今まで見た中でサイコーのアイスランドポピー畑」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10457795/
2009年度4回目(4月26日)
「新緑の季節の森林公園にてPowerShot 200 ISデビュー(1)いつもの森林公園、広角28mmレンズの威力にくらくら」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10330582/
「新緑の季節の森林公園にてPowerShot 200 ISデビュー(2)野草コースで、光学12倍ズームの威力にくらくら」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10330583/
「新緑の季節の森林公園にてPowerShot 200 ISデビュー(3)風に揺れるポピー畑でもPowerShot 200の威力にくらくら」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10330584/
2008年度5回目(4月29日)
「今年5回目の森林公園(1)緑と赤と黄色と水色の世界」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10237118/
「今年5回目の森林公園(2)輝くパステルカラーの世界」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10237202/
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駅前サイクリング・コース沿いの道路の向こうに
ちょっと洋館風に見える家とその前のムラサキハナナに惹かれて。
今回は、手軽にカバンから取り出してさっと撮影できるコンデジを持参しませんでした。
なので、いちいち一眼レフを専用バッグから取り出す面倒くささがありました。
でも、そうしないと、スロー・スタートなのに、あれこれと目移りして、いろんな被写体にトライしてしまい、チューリップに割く時間が足らなくなると思ったからです。
逆にいえば、カバンから取り出す面倒くささがあっても撮りたいものだけに限定できたといえます。 -
森林公園駅前でレンタルした自転車と駅前サイクリング・コースの八重桜
歩行者コースにはもっと花をたくさんつけた大木がありましたが、自転車コース沿いにあって、すぐに接写できるこの八重桜をターゲットにしました。 -
まだ花が残っていた一重の桜の影を背景に
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咲き始めの八重桜はミニバラのよう
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やさしく花弁を重ねる八重桜と、騎士のように花を見守る葉
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森林公園の西口広場で、今週の花・自然みどころマップをチェック!
本日の目当ては、野草コースのマムシグサとトキワイカリソウ、それからなんといっても公園庭園樹園のチューリップです。
まずは先にチューリップを見に行きました。
そのあと、野草コースに行きました。
むむ、ここの写真のマムシグサは緑です。
私は、このタイプの花は、緑はウラシマソウで、焦げ茶色はマムシグサかと思っていたのですが、どうやら違う!? -
南口広場の白いスイセン
サイクリング・コースに入るまで、南口広場では自転車から降りて、押して歩かなければなりません。
そこで見かけた白いスイセン。 -
南口広場の八重咲きスイセン
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曇天でも新緑がきれいだった森林公園・その1
まだこのあたりは、自転車を押して歩いている途中です
EOS Kiss X5のプログラムモードで、ホワイトバランスを「曇り」でなく「日陰」にしたので、ちょっと赤みが強く出ています。 -
曇天でも新緑がきれいだった森林公園・その2
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新緑に囲まれた日本庭園
南口広場からサイクリング・コースに向かう坂道から、日本庭園の一角が見えます。
これも引き続き「日陰」モードで撮影したので、セピア色めいた色調になってしまいました。ちょっとくどかったかな。 -
池のそばのモミジの花
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南口サイクリング・コース前のプランターには
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たくさんのパンジーがお出迎え@
「パンジー/スミレ科スミレ属
花言葉=思想、私を思ってください
英名=Garden Pansy(ガーデン・パンジー)
別名=コチョウソウ、遊蝶花(ゆうちょうか)、三色菫(さんしきすみれ)
<エビソードといわれ>
この花は、物思いに沈んだ人の顔のよう。イギリスでは、フランス語のパンセ(物思い)からパンジーと名づけました。花言葉の『思想』も、そんなところから。
日本でも人面草と呼ばれたこともあり、明治時代にはこの花の形が蝶の飛んでいる様子に似ているというので、遊蝶花といっていたこともありました。
パンジーはスミレ科の一種ですが、その中では花が一番大きく、花色が3色散りばめられていることも特徴です。
この花が3色になったことについては、いろいろな言い伝えがあります。
天使が3度キスしたから3色になったという説や、キューピッドの放った恋の矢が西の国の小さい丘におちて、ミルク色だったその花が恋の手傷のために赤紫色に染まったという話もあります。
ドイツの物語によると、昔はこの花にもスミレと同じようによい香りがあったそうですが、あまりに多くの人がその香りを頼りに花を摘みに来るので、神に「私の香りをなくしてください」と祈ったところ、香りがなくなったというわれています。」
(「花言葉・花贈り」濱田豊・監修(池田書店)より) -
新緑のサイクリング・コース
新緑の中のコースがあまりに気持ちが良かったので、途中で自転車をとめて、カバンから一眼レフを取り出して、撮影してしまいました。 -
桜の花びらに飾られたサイクリング・コース
カメラをほとんど地面につくくらいのローアングルから、バリアングル液晶画面を上向きにして構図を確認しながら撮りました。
これをするのは楽しくなってしまったので、あとでまた、野草コースでもやってみました。 -
葉っぱに受け止められた桜の花びら
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サイクリング・コース脇にはスミレもたくさん!
「(前略)山野や道端によくある種類は、スミレ、ノジスミレ、タチツボスミレの三種である。スミレは濃い紫で、葉はへら形で最も広く分布する。ノジスミレは花は淡紫、葉に毛がありスミレより早く咲く。タチツボスミレは、ハート型の葉で生育旺盛で群生し、春早く淡紫の花が咲く。『万葉集』にも三首詠まれ、春の息吹を感じさせてくれる種類である。
日本のスミレは、改良する余地がないほど素朴で美しいが、西欧で改良されたパンジーに比べると大衆向きでなく見劣りする。花は小さく、花期も短い。その上、園芸化され難い性質があるなど、優雅ではあるが派手さはなく、代表的な野の花といえよう。
春の間、美しい花をつけるが、この花には種子ができない。初夏を過ぎてから、つぼみのような花がたくさん出るが、この花を閉鎖花という。つまり、開花せぬままで種子を作るのである。花は生殖器官で、開花は晴れの結婚式だが、スミレの場合は、若気の過ちで子供までできてしまったので、いまさら、結婚式でもあるまいといったところ。自然の摂理は、確実に種子を作ればよいのである。種子の入った蒴果(さくか)は熟すと三つに裂け、乾燥すると縮んで種子をはじき飛ばす。その種子の一端に、蟻が好む脂肪のかたまりがついている。蟻は巣の中で食べた後外に捨てる。蟻によって各処に運ばれるという珍しい蟻散植物である。」
(「花の四季」(釜江正巳・著/花伝社/2007年刊)より)
スミレはたくさんあって、私には見分けがとても難しいのですが、これはノジスミレではないかと思っています。
森林公園の「花のさんぽみち」にある紫系のスミレ───スミレ、ノジスミレ、タチツボスミレのうち、写真で見る限り一番ノジスミレが似ています。薄紫であることからも。
これは比較的すらっとしているかもしれませんが(?)、他の花はよれよれ感がありました。
「ノジスミレ/スミレ科
日当たりのいい人里が好きなすみれです。匂いをかぐと芳香を感じます。
すらっとしたスミレに比べるとどこか頼りなさげの姿をしています。花も葉もよれよれしている印象を受けます。しかし、このよれよれ感がこのすみれの特徴の1つですので覚えておいてください。
<由来>人里周辺の日当たりのいい野路に咲くことから名付けられました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より) -
公園庭園樹園のチューリップ・ガーデンのムスカリ・その1
ここでもムスカリが、チューリップにない青の彩りを添えていました。
でも、昭和記念公園ほどに、ムスカリがチューリップ・ガーデンのデザインの一部を担っていたわけではなく、チューリップのとなりにお邪魔してる、というかんじでした。
「ムスカリ(別名グレープヒアシンス)ユリ科
ヒアシンスに近縁で、青紫色の花を密につけた花穂が小さなブドウの房のようで可愛らしい。青い花は春花壇の素材として重要で、チューリップなどと組み合わせてよく用いられる。球根は9月中旬から11月中旬に日当たりのよい場所に植える。土質はあまり選ばない。群生美を楽しみたい。」
(「ヤマケイポケットガイド 庭の花」(山と渓谷社)より)
「ムスカリ/ユリ科
野生種には特有の香りを持つ種類があり、それが名になった。ムスカリはムスク、麝香(じゃこう)に由来する。残念ながら、園芸品種ではその香りが失われたよう。春咲きの球根花で、群生させるとすばらしい。イラクの北部の洞窟から、6万年前の死者の側の花粉が出土した。人類最古の利用花の1つ。」
(「花おりおり その二」(朝日新聞社)より) -
公園庭園樹園のチューリップ・ガーデンのムスカリ・その2
ムスカリってそんなに品種がないのかと思ったら、約40種ですって!
「ムスカリ/ユリ科ムスカリ属
花言葉=失望、失意
英名=Grape hyacinth(グレープ・ヒアシンス)
別名=ルリムスカリ、ブドウヒアシンス、ルリツボバナ
原産地=地中海沿岸〜西アジア(欧州中部〜コーカサス)
<エピソードといわれ>
3〜4月ごろの花壇に、ブドウのような青紫色の花を咲かせているのがムスカリです。
丈の低い草花で、地面スレスレに花穂を出します。ヒアシンスの仲間なので、ヒアシンスの仮名にも似ていて、約40種の品種があります。
ムスカリ・アルメニアカム、ムスカリ・ボトリオイデス、ムスカリユ・ラティフォリウムなどが、花材として広く出回っています。
ひとつの花穂には、小さなツボのような形、あるいは倒卵形をした花が15〜20個、密にびっしりとくっついています。花は茎先に、斜め下向きに咲きます。花には石けんのような強い匂いのある品種もあります。
『失望』『失意』というあまり好ましくない花言葉は、どうやらこの花の原種の青い色からきているようです。
ユリ科植物で、小さな球根で増えます。英名のグレープ・ヒアシンスは、ブドウのようなその形状と色からきているようです。」
(「花言葉・花贈り」濱田豊・監修(池田書店)より) -
公園庭園樹園の奥の和ズイセン・その1
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公園庭園樹園の奥の和ズイセン・その2
公園庭園樹園のチューリップの写真は、後半の旅行記「チューリップとマムシグサを求めて新緑の森林公園へ(後編)昭和記念公園とはまた違った、心が和むチューリップ・ガーデン」にて。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10663803/ -
野草コース最寄りに戻るサイクリング・コースから見えた外の景色
あの黄色い植物は、菜の花でしょうか。
とても巨大でびっくり! -
野草コースの最寄りの駐輪場のそばのヤマツツジ
ヤマツツジの美しさに目覚めたのは、森林公園でのことです。
関連の旅行記
「雨上がりの新緑の森林公園にてPowerShot SX 210 ISデビュー(1)ツツジと八重桜と白糸風の滝にハマった新緑の森林公園(PowerShot SX 200 ISとPowerShot SX 210 ISの写真のおまけ付)」(2010年4月29日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10457793/
晴天だと、つやつやに輝くような姿が見られたでしょうに、残念です。
でも、曇天の中での涼しげな様子も悪くありませんでした。 -
曇り空の中に消え入りそうなヤマツツジ
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ツバキもまだまだ美しく
「ツバキ(ツバキ科)
日本人とツバキのかかわりは五千年の歴史を持つ。福井県の鳥浜貝塚から出土した赤い漆塗りの竪櫛にヤブツバキの材が使われていた。ツバキの材は堅くねばりがある。縄文人は、その木に注目したのである。そして、その呼び方は、九州、中国や四国の一部に残るカタシではなかったか。」
(「花おりおり その1」(朝日新聞社)より)
「ツバキ
アジア原産で、椿と書きますが、これは日本で作られた文字。春に花が咲くことを表したものです。アツバキ(厚葉木)のアが省略された、葉につやがあるので「津葉木」となったなど、名前の由来はいろいろです。18世紀、ヨーロッパに伝わり、美しい花は人々を魅了しました。A. デュマの小説「椿姫」は作曲家ヴェルディによってさらに歌劇に。不朽の作品とともに愛されています。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
赤い花は森林によく映える@
「(前略)日本に野生するツバキには、ヤブツバキとユキツバキの二種がある。前者は関東以西の太平洋岸と四国、九州に野生、後者は福井から秋田に至日本海側の多雪地に野生、両種はみごとな住み分け分布を示している。
ヤブツバキは暖地海岸型の照葉樹林の典型で、独特の照り葉に、赤い大きな花をつける。花弁は基部で癒合、花色は赤以外に、白、桃、絞り、覆輪と変化に富み野生の美しさがある。品種数も多く、思わぬ変り物が発見されていたりしている。
東北地方の牡鹿半島や青森県の陸奥湾に面してヤブツバキが群生する地点がある。これらは自然の野生地の北限ではなく、人為による移植と考えられている。暖地性のヤブツバキが東北の地まで、誰が、いつ頃運んだのだろうか。
(中略)
一方のユキツバキは、雪国のツバキという意味で、花色は赤が基本でいろいろある。花は平開咲の一重、枝はしなやかで樹形は低く、乾いた寒風に弱い。
最近、洋種椿が注目されている。日本のツバキやちゅう゛こくのツバキが外国で改良されたもので、花色、花容は変化に富み、大輪の豪華なものからミニチュアまで、椿の概念が一変するほどの多彩である。今、世界のツバキ愛好者が競っていることに、一つは、中国産の黄金のツバキを日本のツバキに入れることと、匂いツバキを作出する夢である。一日も早いことを期待したい。」
(「花の四季」(釜江正巳・著/花伝社/2007年刊)より) -
野草コースの花情報板をチェック!
これを見たら、マムシグサがありませんでした。
えー、とがっかりしかけましたが、ちゃんと見つけることができました。
この看板にない花もたくさんありました。
逆にここで紹介されているシュンラン、オオミスミソウ、ショウジョウバカマの方が、今回は探せませんでした。 -
野草コースの入口で早速見つけた白いイカリソウ
デジカメを手にして7年目、これまで森林公園にもう何十回も訪れていますが、イカリソウが咲く時期にちょうど訪れたことは、今までなかったんでした。
この変わった姿の可憐な花に、先週の昭和記念公園に引き続き、また出会うことができて、感激@
先週の昭和記念公園のチューリップや桜以外の春の花の旅行記
「チューリップと桜の昭和記念公園ファン倶楽部ミニオフ会(2)咲いた咲いたチューリップの花が、並んだ並んだ大勢の人と」(2012年4月15日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10662067 -
野草コースの入口にはヒトリシズカもたくさんにぎやか!!
同じく先週の昭和記念公園で出会いのあったヒトリシズカですが、この花がたくさん咲いている時期の森林公園に訪れることができたのは、これが初めてです。 -
四つの葉っぱに守られて
こうして見ると、その名のとおり、一人静か、というかんじがします。
「ヒトリシズカ/センリョウ科
白いブラシ状の花には素朴な美しさが備わっています。
この植物には花びらもがくもありません。白い糸状のものはおしべです。しかも花粉がおしべの先ではなく、根元にあるのも変わっています。
別名は「ヨシノシズカ」「眉掃草(まゆはきそう)」です。
<由来>花を源義経の愛妾、静御前の舞姿に見立てて名付けられました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より) -
岩場の影のヒトリシズカ
「ヒトリシズカ(一人静)
茎の先にある、4枚の葉が開くと同時に、1本の花穂に白い糸状の花をつける。白く目立つのは雄しべの花糸で、花には花弁も萼片もない。4枚の葉は対生で、花が終わった後、大きく生長する。みずみずしい葉と高貴な花のようすを、静御前の舞い姿に見立てて名がついた。ヨシノシズカ(吉野静)ともよばれる。」
(「見かけた場所ですぐわかる400種──山野草ガイドブック」高橋秀雄・監修/平野隆久・写真(永岡書店)より) -
花びらに彩られた野草コース・その1
これも、サイクリング・コースでやったように、ほとんど地面にカメラを置いた状態で撮影してみました。
肉眼ではなかなか見られない景色に、すっかりハマってしまいました@ -
花びらに彩られた野草コース・その2
これはさきほどより少し上から撮影しています。
レンズは、高倍率ズームレンズです。
でも、ほとんどズームしないで撮りました。 -
野草コースを彩る黄金のヤマブキ
ヤマブキとヤマブキソウは、灌木か草花かで区別がつきますが、それ以外に花びらの数でも見分けがつくことに気付いたのは最近です。
これは花びらが5枚なので、ヤマブキの方です。 -
切り株を覆う、貝殻のような白いキノコ
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ピンクのイカリソウがぎっしり!
森林公園で、ピンクのイカリソウがこんなに咲いているのを見るのも、初めてです。
嬉しいナ@
「イカリソウ/メギ科
十字形のピンクの花は独特で一度見ると忘れられない花です。
薬草としても有名で、淫羊霍(いんようかく)と呼ばれています。滋養強壮に効くのでドリンク剤などに使われています。
可憐な花とは裏腹なそのタフさのおかげで林床で丈夫に育っています。
由来:花の形が船のいかりに似ていることから名付けられました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より) -
密集しているので、さらに複雑な花に見える@
「イカリソウ(メギ科)
花はユニーク。碇にたとえられ、四枚の花弁からのびた長い距が反りかえる。この類は茎が三つに分かれ、それが、さらに三分枝する。本種はその上、もう一度三分枝し、その先に葉がつき、二十七葉にもなる。漢方で強壮剤として名高い。昔、中国四川省の雄羊が食べ、一日百回も交尾したという伝説がある。」
(「花おりおり その1」(朝日新聞社)より) -
イカリソウを上から眺めると、お星さまのよう@
ただ、これは葉っぱがふさふさしているので、ひょっとしたらトキワイカリソウかもしれませんが、見分け方がよく分かりません。
森林公園の「花のさんぽみち」でイカリソウとトキワイカリソウを改めて調べたのは自宅に帰ってからなので、葉っぱをよく観察しなかったせいもあります。
「トキワイカリソウ/メギ科
イカリソウと違い、冬でも葉が枯れません。その変わった形の下には1年前の古い葉(濃い緑色で茶色く枯れた部分もある)、花の周りや上には若葉(みずみずしく明るい色)と、2種類の葉が見られます。
もともとは日本海側に自生する植物だそうです。
<由来>常緑のイカリソウゆえに、「常磐(常に変わらないこと)」がつきました。
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より) -
イカリソウにマクロレンズで迫って
「イカリソウ(別名サンシクヨウソウ(三枝九葉草))
淡紫、紅紫、白色などの花を下向きに咲かせます。四枚の花弁に距(きょ)と呼ばれる長い突起があり、花の形が船のいかりに似ているので錨草(いかりそう)といいます。葉に三本の枝(柄)があり、それぞれの枝に三枚ずつ合計九枚の小葉が付くところから三枝九葉草(さんしくようそう)の名があります。古くからの薬用に用いられ、全草を乾燥させたものは強壮、強精薬とされます。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
ウラシマソウかと思っていたけれど、これは……
緑の縞模様がとても美しいです。
でも、釣り糸状の付属体が見当たらなかったので、本当はマムシグサだったようです。
とはいえ、私が探していたのは、焦げ茶色のタイプだから……。
「ウラシマソウ(浦島草)
釣糸をはね上げたような付属体の形がおもしろく、和名はこの糸を浦島太郎が釣りをしている姿に見立てたもの。苞の中には棍棒状の花序があり、上部で太まって後、糸状となる。長さは40〜60cmで、先端は下垂する。雌雄異株だが、雌株でもマムシグサのような実はつかない。葉は1枚で上部が掌状に分かれる。
照葉樹林や竹林、海岸近くの疎林などに生える。」
(「ヤマケイポケットガイド 山の花」(山と渓谷社)より) -
マクロレンズで迫る
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なかなかお洒落な姿
釣り糸を垂らしたような付属体はやっぱり見当たりません。
ちなみに、背景に見えるのは…… -
ニリンソウがぎっしり!
ニリンソウって、小川町のカタクリとニリンソウの里の印象が強くて、カタクリと同時期に咲くかと思っていたのですが、森林公園では少し遅いようです。
森林公園でカタクリと一緒に咲いていたのは、主にアズマイチゲでした。
たとえば、前回も……。
関連の旅行記
「森林公園でやっと手にした春を満喫(前編)ユキワリソウやカタクリが待っていた野草コース」(2012年3月20日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10654831/
「ニリンソウ(二輪草)
1本の茎に白い花が2個つくことが和名の由来だが、実際には1個や3個のものも多い。沢沿いの林などに群生する。花は直径2cmほどで、イチリンソウよりずっと小さい。花の下の葉には葉柄がないことも特徴。仲間に、よく似たサンリンソウ(三輪草)があるが、花茎の葉に葉柄がある。」
(「見かけた場所ですぐわかる400種──山野草ガイドブック」高橋秀雄・監修/平野隆久・写真(永岡書店)より) -
ちょっとつぼみがちのつつましげで可憐な姿で
「ニリンソウ(キンポウゲ科)
日本産のアネモネ属の中では、最も分布が広い。東京の郊外にも自生。名は、上部の葉から2本に分かれた花茎をあげ、2つの花をつけるのに基づく。ただし、同時開花は少なく、一輪や三輪の花も。一輪草や三輪草とは別種で、葉には白斑が入る。落葉樹林の辺の湿った地を好み、時に一面群生。」
(「花おりおり その五」(朝日新聞社)より) -
あの子はひょっとしたら三輪の変わり種!?
「ニリンソウ(別名ガショウソウ(鷲掌草))
草原や林の中、小川の縁などに生え、林の下では群落をつくっています。一茎に花が二個寄り添って咲く姿から二輪草(にりんそう)といいますが、一個や三個咲かせるものもあります。白い花弁に見えるのは顎片で、ふつう五枚あります。おひたしやあえ物など、若芽を山菜として利用しますが、花の咲く前の姿が猛毒のトリカブトに似ているので、花を付けたものを確認して摘み取ります。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
森林の中に鮮やかな存在感を見せるヤマブキ
「ヤマブキ/バラ科ヤマブキ属の落葉低木
英名=Japanese rose、Jew’s mallow
原産地=日本〜中国
花言葉=気品
<エピソードといわれ>
室町時代中期のこと。太田道灌は狩りの途中でにわか雨に降られ、一軒の家の戸をたたいて、「雨具を貸してほしい」と頼みました。しかし出てきた娘は、ただ無言でヤマブキの一枝を差し出しただけ。
「七重八重 花は咲けども山吹の 実の(蓑)ひとつだに なきぞ哀しき」。
こんな万葉集の歌に託して、「雨具も貸せないほど貧しいのです」と無言で語った娘の心情を後に知った道灌は、和歌を学び、歌人としても名をはせるようになったというのはよく知られています。
ヤマブキは、「山春黄」が略された名前です。また、ほかにも「山振」の意味からきたもの、花の名が蕗(ふき)の花に似ているからなどという説や、美しい黄金色をしていることから、谷底に落とした金貨が、ヤマブキの花になったという伝説もあります。そんなところから『気品』という花言葉になったのかもしれません。
ヤマブキは丈夫な性質なので、特に植える場所を選ぶ必要はないのですが、できれば水はけのよいところのほうが花つきはよいようです。」
(「花言葉・花贈り」濱田豊・監修(池田書店)より) -
枯れ葉絨毯の上にねそべるヤマブキの花
ヤマブキソウかな?
と思ったのですが、花びらが5枚なので、灌木のヤマブキの方です。 -
うつむいて、なかなか顔を見せてくれないチゴユリ
なので、下からカメラを覗かせて、バリアングル液晶画面で構図をチェックしながら撮りました。
「チゴユリ/ユリ科
かわいらしい名前とうつむきかげんのつつましい花とは裏腹に丈夫な植物で、群落を作ることが多いです。
地中で四方に茎を伸ばし、もとの個体からは切り離されてそれぞれが新しい個体として生きていく、いわば分身の術で殖えていく植物なのです。その代わり、作る種はとても少ないです。
由来:小さい花ゆえに「稚児」をつけて名付けられました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より) -
これでもまだまだ下から覗いて撮ったもの
「チゴユリ(稚児百合)/ユリ科チゴユリ属
小さな可憐な花をつけて、林の下などに咲く。和名はこの姿を稚児に見立てたもの。山地や丘陵などの林内に生える。花は茎の先にななめ下向きにつく。花柄は長さ15〜22mm。花びらは半開し、平開しない。雄しべは6本、雌しべは1個。花後に直径1cmの球形の実をつけ、黒く熟す。茎はほとんど分枝しない。
花は6枚の花被片が半開ぐらいに開く。」
(「ヤマケイポケットシリーズ 山の花」(山と渓谷の社)より) -
花びらが4枚のヤマブキソウ
ヤマブキソウは閉じかけた花が多かったです。
ひょっとして、夕方になると閉じる花でしたっけ?
「ヤマブキソウ/ケシ科
群落を作り、林床を一面に染める様は見事です。ヤマブキに似ていますが花びらの数で区別できます。こちらは4枚ですが、ヤマブキは5枚となります。
大きくて明るい色の花のイメージとは裏腹にアルカノイドを含む有害植物としても有名です。
由来:バラ科のヤマブキの黄色と同じ花色であることから名付けられました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より)
「ヤマブキソウ(山吹草)、クサヤマブキ/ケシ科クサノオウ属
林の縁などに黄色い花をつけて群生し、ヤマブキに似ているのでこの名がある。別名をクサヤマブキともいう。花びらはヤマブキは5枚だが、本種は4枚。雄しべは多数、雌しべは1個。葉は小葉が深く裂けるセリバヤマブキ、葉幅が狭いホソバヤマブキなど変異がある。茎を折ると黄色い乳液が出る。」
(「ヤマケイポケットシリーズ 山の花」(山と渓谷の社)より) -
ムラサキケマンもたくさん!
「ムラサキケマン/ケシ科
長細い筒状で赤紫色の花を咲かせます。葉はニンジンのそれとよく似ています。
この植物は有毒で、それで食害を防いでいます。しかし、ウスバシロチョウという蟻の幼虫はわざと葉を食べることで体内に毒をため、毒蝶として鳥から身を守っているそうです。
<由来>ケマンソウと同属で、花が紅紫色を帯びていることから名付けられました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より) -
細長い花びらがきれいにぶら下がって
「ムラサキケマン(紫華鬘)
「「華鬘」とは仏間の飾りを指すが、本来は生け花で作った花輪のこと。その花輪の華に似ているというので、この名がついた。人里でしか見られないので、古い時代の帰化植物と考えられている。やや日陰の道端などに多く、ロゼットで冬を越し、春になると太くて毛のない茎を伸ばす。花は茎の上部にびっしりとつく。」
(「見かけた場所ですぐわかる400種──山野草ガイドブック」高橋秀雄・監修/平野隆久・写真(永岡書店)より) -
まだつぼみのヤマシャクヤク
こうしてつぼみ姿を見ると、ヤマシャクヤクと呼ばれるだけあって、シャクヤクのような、牡丹のような……。 -
まだつぼみのヤマシャクヤクがあちこちにあった、野草コースの中の一部の板張りの道
-
咲きかけの花芯を覗かせたヤマシャクヤク、みーっけ!
以前、森林公園で見ることができましたが、ヤマシャクヤクの花芯は黄色と赤で鮮やかなんです。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/19055705/
関連の旅行記
「雨上がりの新緑の森林公園にてPowerShot SX 210 ISデビュー(2)ジュウニヒトエにハマった野草コースと疎林広場のマツバウンラン」(2010年4月29日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10457794/
「ヤマシャクヤク(山芍薬)
名前のとおり、山地に自生する、シャクヤクによく似た美しい花。背の高さは50cmほど。花弁は、花心を大事に守るように少しだけ開き、全開することはめったにない。また、花の開きはじめから散るまでの時間が非常に短い。実は濃紺の球状。花の色は白のみで、上品な淡紅色のベニバナヤマシャクヤクは別種。」
(「見かけた場所ですぐわかる400種──山野草ガイドブック」高橋秀雄・監修/平野隆久・写真(永岡書店)より) -
そしてついに見つけた焦げ茶色のマムシグサ
「マムシグサ/サトイモ科
同じ花でも種類によって個性があるものだと感じる変わり種の植物です。
花は筒の中に隠れていて株によって雄花と雌花に分かれていますが、この植物は性転換をすることでも有名です。球根の小さい数年は雄花で、栄養が貯まってくると雌花に変わり、実をつけるのです。
由来:マムシが舌を出す姿に筒の部分が似ていることから名付けられました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」(森林公園の公園緑地管理財団・発行)より) -
黒い筋と黒い頭が渋くてダンディなマムシグサ
「カントウマムシグサ(関東蝮草)
大きな仏炎苞が目立つ。不思議な姿の草。和名は、偽茎(花茎を抱く筒状の葉鞘)の模様が、マムシに似ることに由来するが、その姿は釜口をもたげたマムシをも連想させる。仏炎苞の色は淡緑から黒緑とさまざま。中には花序があり、秋には赤い果実をつける。地下の球茎は有毒だが、「天南星」という漢方薬になる。」
(「見かけた場所ですぐわかる400種──山野草ガイドブック」高橋秀雄・監修/平野隆久・写真(永岡書店)より) -
この子もウラシマソウではなく、実はマムシグサかな
実物を比べてみれば、明らかに違いが分かるようです。
ネットや本で写真をチェックするだけでは、どうにも……。
たしか、ニリンソウとイチリンソウのときも、そう思ったんです。
実物を見てみると、花の大きさや葉っぱの形で違いはあきらかでした。
その後でやっと、写真でも違いに着目しやすくなりました。 -
出口に向かう帰りの野草コースにて
花びらが散る道で地面につくほどの位置にカメラを構えて、今度はマクロレンズで撮ってみました。
見える景色がガラッと変わりました。 -
枯れ葉にやさしく抱かれた桜の花びら
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花びらに彩られた野草コース───マクロレンズで見た世界
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見送ってくれたマツボックリ
このあと南口の出口に向かって自転車を柱ら背、森林公園散策を終えたのですが、旅行記は一番の目当てのチューリップ編「チューリップとマムシグサを求めて新緑の森林公園へ(後編)昭和記念公園とはまた違った、心が和むチューリップ・ガーデン」へとつづきます。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10663803/
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