奥の細道を訪ねて第7回③”あれが阿多多羅山”安達太良SA in 郡山

2012/04/10 - 2012/04/10

東北自動車に乗り北上、安達太良SA出休憩。

サ－ビスエリアの建物の右手に「ほんとの空」と題した案内板の、阿多多羅山の写真の上に、本物の雪を被った阿多多羅山のパノラマが有った。


”いやなんです　あなたがいってしまうのがーー”で始まる有名な”智恵子抄の、

「樹の下の二人」の章で

　　　　あれが阿多多羅山
　　　　あの光るのが阿武隈川

と繰り返し詠われる阿多多羅山。


”ほんとの空”は”あどけない話”の章に現れる。

　　　　智恵子は東京に空が無いといふ、
　　　　ほんとの空が見たいといふ。
　　　　－－－－－－－－－－－－
　　　　－－－－－－－－－－－－
　　　　阿多多羅山の山の上に
　　　　毎日出ている青い空が
　　　　智恵子のほんとの空だという
　　　　
今日の阿多多羅山の上の空は春霞でやや薄暗い。


映画”智恵子抄”を思いだしていた。

智恵子演じる原節子も綺麗だったが、高村光太郎演じる山村総の印象が強かったと記憶する。

調べてみたらこの映画は1957年東宝の制作という。

多分学生時代に観た物だろう。

昔の話で恐縮です。

エリア 郡山(福島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）