2012/02/18 - 2012/02/18
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ぺこにゃんさん
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二月中旬の「雪の京都」の第二弾です。
早朝の京都御苑の雪景色を堪能したあとは,龍安寺を訪れました。
雪の龍安寺,お目当てはもちろん石庭です。
日本を代表する庭園の一つですから,一度は見たいと思っていました。
また,龍安寺は鏡容池を中心とした景観も素晴らしいところです。
静寂に包まれた雪の龍安寺をご覧ください。
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「京都の雪景色」といえば,金閣寺の雪景色です。
が,多くの写真愛好家が押し寄せて混雑するのは想像付いたので,今回はパス。
去年の正月に一度見ているから,まぁいいかというのもありました。
そんなわけで向かったのは龍安寺です。
雪の石庭にもちろん興味ありましたが,鏡容池の風景も好きなんですよね。
写真は龍安寺の総門。
道路を隔てたところにあるので気付かない人もいると思いますが,私はいつもここから入ります。 -
総門をくぐり,「きぬかけの道」を渡って山門へ。
龍安寺の開門は8時30分(2月)。
着いたのは8時10分だったので,まだ山門は開いていませんでした。 -
雪が降る中,開門を待っていると,
受付の人が「石庭は30分からだけどね」といって,15分前に中へと入れてくれました。
時間厳守のところが多い中,こういうのは嬉しいですね。 -
他に誰もいなかったので,期せずして一番乗り♪
樹木で遮られたのか,参道にはそれほど雪は積もっていませんでした。 -
雪化粧した鏡容池。
太陽が隠れていたので,真っ白というより少し青みを帯びていました。
ここは光が届いてからのお楽しみということで,先へと進みます。 -
参道を進み,三笑橋。
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樹木に遮られて,参道から鏡容池は見づらいのですが,三笑橋手前で視界が開けます。
池には一隻の舟が泊まっています。 -
北から回り込み,石橋を渡ると弁天島(左)です。
ここも後ほど訪れます。 -
先へと進み,手水舎。
雪に埋もれていました。 -
石の大仏様も白くドレスアップ。
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庫裡手前の階段までやってきました。
秋には紅葉で色付く階段周辺も,このときばかりは雪化粧。
左上の木だけ早くも雪解け?
緑色が場違いに見えてしまいます。 -
階段を上った先にある庫裡。
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逆に階段を上った所から下を見下ろします。
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庫裡の鬼瓦…
と,いろいろ撮っていたのは8時30分まで待たないといけなかったから。 -
8時25分。
「どうぞ」と声が掛かったので,5分早いですが,中へと入らせてもらいました。
庫裡から方丈へ。
その前庭が,かの有名な龍安寺の石庭ですが,さてどうなっているか… -
この通り,雪のヴェールで覆われていました。
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少し引いたアングルで。
青空が広がっていますが,太陽の光が届いているのは一部のみ。 -
光が当たっていたのは,右手前の石。
砂模様が辛うじてわかります。 -
ちょっと雪が積もり過ぎたかな。
薄っすらと積もるのがベストなのでしょうけど,贅沢は言わないことにしましょう。 -
いろいろとアングルを変えて,景色を切り取ります。
石庭は菜種油を混ぜた土で作られた油土塀によって囲まれています。
この土塀が醸し出す風合いが単調になりがちな庭の景観にアクセントを与えていますね。 -
額縁風に。
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油土塀の向こうの木は枝垂れ桜。
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姿は見えませんが,雪が窪んでいるところに平たい石があります。
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青空を入れてみました1
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青空を入れてみました2
雪景色は撮りなれていなかったので,白トビしてますね。
少しばかり勉強はしていったのですが,上手くいかないものです。
納得のいく写真の少ないこと… -
ギラギラした太陽が上ると,あっという間に雪が解けてしまいます。
晴れるのはいいのですが,時間との戦いになります。 -
10分ほど石庭を独占していましたが,後続の写真愛好家がぞろぞろとやってきて騒がしくなったので,石庭から離れて,方丈の裏手へ。
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方丈裏手には,水戸光圀の寄進といわれるつくばいがあります。
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太陽の光が当たる場所もかなり広がってきました。
同じ日の数時間後に訪れた人のブログを見ましたが,この光が当たっている部分が先に解けていましたね。
一様に解けるというわけにはいかなかったようです。 -
最後の一枚はローアングルで。
パンフレットの写真もこんな感じですね。 -
方丈を出て,次へと進みます。
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向かったのは弁天島です。
秀吉が弁財天を祀ったといわれる祠があります。 -
石橋の上から。
白と赤のコントラスト。 -
朱色の鳥居も白に映えます。
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石仏は屋根のおかげで,雪を被らずに済んだようです。
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イチオシ
石橋の上から鏡容池西側。
心洗われるような冬だけの美しさです。 -
イチオシ
カモがV字を作ります。
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こちらもカモのいる風景。
のどかです。 -
太陽を綺麗に映したかったが失敗。
せっかくなので載せておきます。 -
拝観謝絶の塔頭,西源院の参道。
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西源院の屋根。
瓦模様が浮き出て面白い。 -
さらに進んで納骨堂へ。
植え込みがモコモコしてる♪ -
その植え込みの前はこんな模様になっていました。
タイトルをつけるなら「雪の宿」かな。 -
納骨堂から杉?の植林を抜けて行きます。
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納骨堂をバックに…
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鏡容池の南側までやってきました。
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中央の島は弁天島。
南西から見ているので,奥に見える山はおそらく衣笠山。 -
イチオシ
こういう風景は冬らしくて好きです。
ただ,4トラは横向き写真が小さすぎて,写真がよく見えないのが残念です。 -
弁天島を東南から見ます。
鳥居がチラッと見えています。
背後は住吉山かな? -
イチオシ
左の木は柿の木だったはず。
秋に訪れたときには実がなっていました。 -
このまま去り行くのは勿体ないので,三笑橋手前までもう一度行きました。
落葉せずに枯れてしまった葉に雪が積もります。 -
雪解けが進むと,弁天島石橋周辺が色鮮やかであったことがわかります。
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カモが正面を向くタイミングで撮影しました。
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雪の龍安寺は以上でおしまい。
石庭ばかりに目を奪われがちですが,鏡容池周辺の景色がいいですよね。
開いた山門をくぐり,次の目的地へと向かいます。
第三弾(ラスト)に続く…
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