2010/10/16 - 2010/10/16
125位(同エリア163件中)
まみさん
観劇会場としては気に入っているけれど、気に入らないところもある五反田のゆうぽうと。
ロビーはあまり広くなくて写真を撮っても枚数を稼げないので、東京文化会館の次によく行く会場なのに、今までゆうぽうとで劇場シリーズの旅行記を作成することができませんでした。
このたびバレエ「レ・ミゼラブル」の演目に惹かれて谷桃子バレエ団の公演を見に行ったとき。
このバレエ団は面白い演目をよくやるので毎年1〜2回くらい公演を見に行っていますが、折しも今回は創立60周年記念公演ということで、ロビーは祝いの花輪であふれていました。
観劇前にちょうど旧古河庭園で今年2010年初の秋バラ詣をすませてきましたが、その余韻がまだ残っていて───というより、2時間では咲き始めであっても足りないと感じたせいか、花輪の中にバラを見つけたのをきっかけに、なんだか写欲にそそられていろいろ撮ってしまいました。
というわけで、いつものゆうぽうとではないけれど、ついにここでも劇場シリーズの旅行記とあいなりました。
ちなみにこの会場で気に入っているところは、会場が中規模で座席が互い違いで前の席との段差も十分あるため、1階のうしろの方や端近くの席でも舞台が見やすくて、同じS席でもS席値段でくやしくなるようなスカ席があまりないこと。
これは非常に重要です@
それから女性トイレが多くて、休憩時間にできるトイレの前の行列がわりと早くさばけること。
一方、気に入らない点は、クロークがないのに、100円のロッカーの数が少なくて、すぐにいっぱいになってしまうこと。
冬場はほとんどの人が分厚いコートを持ったまま座席につかなくてはなりません。
飲食サービスコーナーも全体的に高級感が全くありません。
でも、舞台の見やすさに比べたら、気に入らない点は我慢できる程度なのはいうまでもありません。
逆に、どんなに興味ある公演でも、とある会場だったら絶対見にいかない!ってところもあったりしますから。
そこはコンサートなら別に構わないと思います。音響効果も良さそうですしね。
ゆうぽうと公式サイト
http://www.u-port.jp/
ゆうぽうとホール
http://www.u-port.jp/hall/index.php
<これまでの劇場シリーズの旅行記(観劇感想付き)>
東京宝塚劇場(有楽町)
2006年3月:宝塚「ベルサイユのバラ<アントワネットとフェルゼン編>」
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その1)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10059201/
2006年4月:宝塚「ベルサイユのバラ<オスカルとアンドレ編>」
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その2)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10062015/
東京文化会館(上野)
2006年5月:ボリショイ・バレエ団「バヤデール」
「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その3:もろもろ&最近の上野での過ごし方」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065823/
新国立劇場(初台)
2007年3月:新国立劇場オペラ「さまよえるオランダ人」
「今宵は初台の新国立劇場へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130385/
新橋演舞場(東銀座)
2007年3月:ミュージカル「阿国」
「今宵は東銀座の新橋演舞場へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10131883/
国立劇場・小劇場(半蔵門)
2007年5月:文楽「絵本太閤記」
「国立劇場で文楽を見たよ@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10150477/
帝国劇場(有楽町)
2007年12月:東宝ミュージカル「モーツアルト」
「帝国劇場でミュージカルを見よう」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10206152/
東京国際フォーラム(有楽町)
2007年12月:国立モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」(ブルメイステル版)
「国際フォーラムでもバレエを見るよ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10206978/
東京芸術劇場(池袋)
2008年1月:ミュージカル「妊娠させて!」
「池袋の東京芸術劇場、ミュージカル観劇の日は雪でした」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10216358/
劇団四季・自由劇場(浜松)
2008年3月:劇団四季ミュージカル「赤毛のアン」
「劇団四季・自由劇場ときれいになった浜松町駅界隈」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10228045/
新国立劇場(初台)
2008年12月:新国立劇場バレエ「シンデレラ」
「クリスマス色の新国立劇場でバレエ「シンデレラ」を鑑賞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10296524/
赤坂ACTシアターと赤坂サカス(赤坂)
2008年12月:K-Companyバレエ「くるみ割り人形」
「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/
国立劇場・大劇場(半蔵門)
2009年6月:歌舞伎「歌舞伎のみかた/華果西遊記」
「歌舞伎の西遊記を観に行こう!───国立劇場の大劇場は日本画の宝庫@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10349807/
マッスルシアター(渋谷)
2009年9月:マッスルミュージカル「祭(MATSURI)」
「残暑厳しい9月の連休にマッスルミュージカルを見に行きました@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10378257/
劇団四季・海劇場(大井町)
2009年11月:劇団四季ミュージカル「アイーダ」
「ちょっとだけクリスマス・イルミネーションの汐留の四季劇場「海」でミュージカル「アイーダ」を鑑賞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10401655/
新ビッグトップ(原宿)
2009年12月:シルク・ド・ソレイユ「コルテオ」
「一度は当日公演中止の憂き目にあったシルク・ド・ソレイユの「コルテオ」リベンジ!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10405973/
新国立劇場(初台)
2010年6月:新国立劇場オペラ「カルメン」
「新国立劇場の3階客席からオペラ「カルメン」を鑑賞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10469761/
紀尾井ホール(麹町)
2010年7月:ニュー・オペラ・プロダクション「末摘花」
「真夏の夜の紀尾井ホールで女だけのオペラ「末摘花」を観劇」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10484515/
彩の国さいたま芸術劇場(与野本町)
2010年8月:音楽劇「ガラスの仮面〜二人のヘレン」
「なつかしの「ガラスの仮面」を久しぶりの彩の国さいたま芸術劇場で観劇」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10494901/
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ゆうぽうとの建物
うーん、ここで観劇するのはいつも平日の夜公演ばかりなので、こんなに明るいうちにこんなところに来ちゃっていいのだろうか、という妙な違和感が。
いや、別に昼の日中に来たっていいところではあるのですが、こんなに明るいのに花撮影ができないなんて〜。
もう少し旧古河庭園で撮影していたかったな。
でも、見たい公演は土ようの夕方と日ようの昼間だけなので仕方がないです。 -
ロビーに入ってすぐに出迎えてくれた花輪
わぁ、きれい!
でも、なんで、なんでこんなお花があるの? -
イチオシ
可憐なピンクのバラを中心に
「桃の会」からのお祝いの花だからピンクの花が多いのネ。 -
松山バレエ団のみなさまからの御祝い
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なぁるほど、60周年でありましたか!
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オレンジと黄色とピンクの組み合わせも素敵!
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谷桃子バレエ団の60年のあゆみ
公式サイトにも創立60周年向けのページがありました。
http://tanimomoko-ballet.com/60th/60.html -
谷桃子バレエ団の歴史写真を熱心に見るファンたち
谷桃子先生が現役の頃やバレエ団を立ち上げた頃は、日本のバレエはまだまだ黎明期でした。 -
ひまわりとバラの組み合わせもキュート!
花輪って意外な組み合わせが意外に似合うのが分かるから、面白くて見飽きないです@ -
10月のひまわりたち@
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赤系統でシックにまとめて
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ケイトウのビロード質の花が秋らしさを演出
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イチオシ
カトレアをまとう、オレンジの可憐なバラ
表紙候補でした。 -
花輪と60年のあゆみの展示で飾られたゆうぽうとのロビー
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サービスコーナー
ここにこういう白いテーブルとイスが入ったのは、私が知る限り、わりと最近の話です。
それまでは立席しかありませんでした。
奥の売店でサンドイッチや飲み物などを販売しています。
もっとも私はたいてい自動販売機の飲み物で満足してしまいます。
その自動販売機も、以前は購入のボタンを押してから注ぎ終わるまで時間がかかるタイプのものが入っていましたが、最近は軒並み缶ジュースになったおかげで、休憩時間に自動販売機前にそれほど行列ができることがなくなりました。
少しずつ利用者の便を考えて改善されているんだなぁと思いました。
次はロッカーをどうにかしてくれればねぇ。
サービスコーナーの販売エリアの奥に使われていないところがあるので、そこをクロークに改造できないのかしら。
あるいはせめてロッカーの数をもっと増やして欲しい。 -
2階の座席への階段はなかなかお洒落
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ロビーから1階座席の入口の方まで見渡す
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谷桃子バレエ団60年のあゆみと、1階座席への入口
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階段の脇の大きな絵画
第一幕後の休憩時間に撮影。
いつもこの階段脇にはチェロが飾られているので、そちらに目が行くせいか、これに注目したことはありませんでした。
そのチェロは、今日はどうしちゃったんでしょ。 -
ロビーの様子
この会場のロビーにはイスが多いので、休憩時間にイス取りゲームにならない点はわりに気に入っています。
でも、20分くらいの休憩だと、座っている暇はほとんどないですけどね。 -
プログラムや関連書籍などの販売コーナー
日本の公演プログラムってちょっと高すぎ……。
冊子が立派なわりには宣伝ページが多くて実質的な中身がページのわりにも値段のわりにも少ない……。
興行を支える大事な収入の一部だから仕方がないのかもしれないけれど。 -
今回の公演バレエ「レ・ミゼラブル」のポスター
<感想>
まだ初々しい思春期のティーンエージャーの読書少女のときに一番好きになった小説が「モンテ・クリスト伯」、そして「レ・ミゼラブル」です。
邦訳は何度も読み込み、これを原文で読みたくて大学時代にフランス語を学んだくらいです。
ペーパーバックのフランス語の原文は大学時代にフランスを旅行したときにすぐに手に入れましたが、原文で読むという野望は実現しないまま、いまやその原文は本棚の肥やし……というのは、別の話。
あれから○○年。
社会人になって思春期の頃とは考え方も変わり、本もたくさん読みましたが、青春時代というだけで何もなくても甘酸っぱい気分になる(?)思い出とともに、今でもこの二冊が、私の中で一番好きと断言できる小説です。
言い換えると、思春期時代の刷り込みはそう簡単に変わらない、というところでしょうか。
その長編「レ・ミゼラブル」をバレエではどう調理しているか。
10月の中旬の週末ともなれば、そろそろ大好きな秋バラ撮影散策の時期なので予定をあけておきたかったけれど、どうしても見たくてチケットをとりました。
そして、バレエを見て驚きました。
映画だって、たとえばジャン・ヴァルジャンがマドレーヌ市長となった頃から始めたりなど大胆なカットをすることがありますが、このバレエでは、小説の中に出てくるジャン・ヴァルジャンの生涯のエピソードを私が知る限りかなり丁寧に描写されていました。
最初の方でいえば、パンを盗むところから、19年の監獄生活を終えて出獄してきたときに、ミリエル司教から銀の食器を盗んだのに、盗んだことを咎められずにミリエル司教から銀の燭台までもらい、後悔にさいなまれつつもまだ人間不信から抜けられずに考え込んでいるときに、意図せず子供から銀貨を奪ってしまうことになったエピソードまで。
見事な物語バレエでした。
あれだけの長編を、よくぞポイントをうまく取り出して事細かくジャン・ヴァルジャンの生涯を追いながら1時間40分の2幕でコンパクトにまとめたものだなぁと感心してしまいました。
セリフがないバレエだからこそ───シチュエーションの説明もいらず、具体的に描写しているようで、バレエそのものはもともと象徴的・抽象的なものだからこそ───たくさんのエピソードをさくっと描き出せたのかもしれません。
もちろん、さくっとカットされたシーンもありました。
ジャン・ヴァルジャンがコゼットと修道院に逃げ込んだあと、コゼットが成長するまでなどもその1つ。
憎めない悪人テナルディエ一家のことも、テナルディエ夫妻はちゃんと出てきて、お披露目(?)の愉快なバレエを披露しますが、彼らについてもさくっと短くまとめられています。
登場人物もとても多いので、魅力的な人物であっても、ジャン・ヴァルジュンの生涯を追うのに脱線しがちな人物たちはカットされていました。
たとえばテナルディエ一家の子供たちは、エポニーヌは第二幕で重要人物なので登場しますが、このバレエだとテナルディエ夫妻の長女だと全く分からないですし、もう一人の娘や息子のプチ・ガヴローシュはカットです。
それから登場人物たちの心理描写のバレエも随所随所にきちんとありましたが、長々とセリフを言うよりも、体をひねったり、両腕で自分の体を抱くようにしてもだえたり、といった象徴的な動きはセリフ以上に雄弁です。
もしかしたらそのおかげで時間も短くてすんだのかもしれません。
ただ、物語の中にバレエがちりばめられているので、若干せわしなさもあり、バレエそのものをじっくり味わう演目ではないです。
表現は正しくないかもしれませんが、上手いダンサーのバレエを見せる叙情的(?)な作品というよりは、全体の流れで訴える叙事的な作品というかんじでしょうか。
また、物語をよく知らない人にとっては、セリフがない分、なんのシーンだかよく分からないところもたくさんあったもかもしれません。
有名な作品だから原作をもともと知っている人は多いでしょうが、でなければ高いプログラムを買ってしっかり予習しないとちんぷんかんぷんで消化不良になるでしょうね。
振り付けがシチュエーションに沿って具体的であればあるほど、バレエそのものを鑑賞するかんじではなくなるので、意味が分からないと満足できなくなると思います。
でも、こういっては失礼ですが、世界に名をとどろかす突出したダンサーを抱えているバレエ団ではないので(※団員のプロフィールをよく知らない、あくまで素人の考えですのであしからず)、プリンシパルのダンサーがある程度粒揃いで、団体の力と演出や構成がものをいうような物語バレエはちょうどよいかもしれません。
バレエらしさを味わえるところももちろんありました。
庶民の不満や訴えを表現する群舞や、主な登場人物の大きな心境変化を示す心理バレエがそうです。
6月暴動のシーンも、女性ダンサーたちがやたら床を転がって、これもバレエ?と首をかしげたけれど、迫力ありました@
心理バレエの中で一番印象に残ったのは、やはりというか、法の具現者としてどんな小さな犯罪も見逃さないジャヴェールが、ずっと自分が追っていたジャン・ヴァルジャンに命を助けられて、自らの生き様を根底から覆されて葛藤するところですね。
そしてジャン・ヴァルジャンの罪を憎んで人を憎まずの人情主義の勝利を認め、ケリをつけるためにセーヌ川に飛び込み自殺をするところ。
飛び込んだジャヴェールが橋に残した上着をジャン・ヴァルジャンが見つけて、ジャヴェールが自殺したことを知るというシーンは、このバレエのオリジナルではないかと思うのですが、これは私の記憶違いでしょうか。
私の中では「レ・ミゼラブル」としてはロンドン初演のミュージカルの印象が強くて、そのときからジャヴェールのかっこよさに目覚めたのですが(原作ではけっしてかっこいいかんじはしないですが@)、バレエでも、フロックコートにシルクハットのジャヴェールが、いかにもフランス騎兵隊のような部下を引き連れて、ステッキを小道具に踊るところは、とてもかっこよかったです。
また、救いのあるエンディングとしてコゼットとマリウスの恋愛物語も気に入っています。
今回のバレエでは、この2人についてはジャン・ヴァルジャンほど丁寧に描写されていなくて、さくっとでしたけどネ。
ひとめ惚れのシーンはちょっと間合いが足りなかった気もしましたけどネ。
もっとも原作では互いにひとめ惚れしたのではなくて、惹かれるようになったのも出会ってすぐではないし、2人の恋の始まりに時差がありましたけど、ひとめ惚れとすると物語の展開上てっとり早いからでしょう。
ただ、マリウス役はなかなかかっこよかったのですが、コゼット役は私個人的に髪型が気に入りませんでした。
少女時代は三つ編みをドーナツにしていただけで、フランス人の少女らしさが全くなく(ダンサーはあくまで日本人だから仕方がないのですが)、大人のコゼットは髪型が似合っていなかったのが残念。
チラシのプロフィール写真をみると、ダンサーはふつうにきれいな人なのに。
音楽はいろんな曲をつなげてオリジナル編曲されたテープが流されていました。
「レ・ミゼラブル」のBGMといったらやはりミュージカルの音楽がどうしても頭に流れてきてしまうくらい、あの音楽と歌になじみがあるのですが、ここのシーンにこういう曲をもってくるか!───と、面白い意味でそれが裏切られて、とても新鮮でした。
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