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別の公演のときにチラシをもらって、「いいな」と目をつけ、ぴあに来店してチケットを取りました。<br />日本産の日本ネタのミュージカル「阿国」。<br />歌舞伎の創始者とされる出雲の阿国の半生を扱ったミュージカルで、主演は木の実ナナさん。<br /><br />そしてその観劇のために東銀座にある新橋演舞場に行ってきました。<br />新橋演舞場に足を運ぶのは、2004年11月に大地真央さん主演の「王妃マリーアントワネット」を見に行ったのが初めてで、今回は2回目になります。<br />めったに行かない劇場なので、余裕をもって出かけたら、開場前の5時10分すぎには着いてしまいました。<br /><br />時間が余ると、魔がさすもの。<br />新橋演舞場をネタにももう一つ劇場シリーズの旅行記を作りたくなりました。<br />私にとって、プログラムを買うよりも、公演記念のお菓子を買うよりも、よい記念になります。<br /><br />ちなみに、新橋演舞場で観劇するのは2度目ですが、実は大幅にリニューアルされていたようです。後日、気付きました。<br />どうりで、客席部分はともかく、そのほかのところは妙に新鮮だったこと!<br />約2年半ぶりだから、というには、記憶になさすぎて、ちょっと驚いていたところでした。<br /><br /><br />新橋演舞場<br />東京都中央区銀座6丁目18番2号<br />公式サイト<br />http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/index.html<br />2005年度リニューアル報告<br />http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/renewal/index.html<br /><br /><br />※国内の劇場シリーズその他<br /><br />東京宝塚劇場<br />「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その1)」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10059201/<br />「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その2)」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10062015/<br /><br />東京文化会館(上野)<br />「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その3:もろもろ&最近の上野での過ごし方」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065823/<br /><br />新国立劇場(初台)<br />「今宵は初台の新国立劇場へ」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130385/

今宵は東銀座の新橋演舞場へ

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2007/03/14 - 2007/03/14

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17

まみ

まみさん

別の公演のときにチラシをもらって、「いいな」と目をつけ、ぴあに来店してチケットを取りました。
日本産の日本ネタのミュージカル「阿国」。
歌舞伎の創始者とされる出雲の阿国の半生を扱ったミュージカルで、主演は木の実ナナさん。

そしてその観劇のために東銀座にある新橋演舞場に行ってきました。
新橋演舞場に足を運ぶのは、2004年11月に大地真央さん主演の「王妃マリーアントワネット」を見に行ったのが初めてで、今回は2回目になります。
めったに行かない劇場なので、余裕をもって出かけたら、開場前の5時10分すぎには着いてしまいました。

時間が余ると、魔がさすもの。
新橋演舞場をネタにももう一つ劇場シリーズの旅行記を作りたくなりました。
私にとって、プログラムを買うよりも、公演記念のお菓子を買うよりも、よい記念になります。

ちなみに、新橋演舞場で観劇するのは2度目ですが、実は大幅にリニューアルされていたようです。後日、気付きました。
どうりで、客席部分はともかく、そのほかのところは妙に新鮮だったこと!
約2年半ぶりだから、というには、記憶になさすぎて、ちょっと驚いていたところでした。


新橋演舞場
東京都中央区銀座6丁目18番2号
公式サイト
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/index.html
2005年度リニューアル報告
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/renewal/index.html


※国内の劇場シリーズその他

東京宝塚劇場
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その1)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10059201/
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その2)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10062015/

東京文化会館(上野)
「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その3:もろもろ&最近の上野での過ごし方」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065823/

新国立劇場(初台)
「今宵は初台の新国立劇場へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130385/

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  • 都営地下鉄日比谷線の東銀座駅<br /><br />東銀座駅の近くには新橋演舞場だけでなく歌舞伎座もあるからでしょうか、壁の模様も、歌舞伎の舞台の幕の色@

    都営地下鉄日比谷線の東銀座駅

    東銀座駅の近くには新橋演舞場だけでなく歌舞伎座もあるからでしょうか、壁の模様も、歌舞伎の舞台の幕の色@

  • 新橋演舞場の建物<br /><br />でかでかと「新橋演舞場」の文字が見えます。<br />ただしこれは裏側でした。

    新橋演舞場の建物

    でかでかと「新橋演舞場」の文字が見えます。
    ただしこれは裏側でした。

  • 新橋演舞場の入口<br />興行案内の旗

    新橋演舞場の入口
    興行案内の旗

  • ホテルのようにゴージャスな一階ロビー<br /><br />受付の背後にある木彫り模様もステキ@<br /><br />この写真を含め、劇場内部の写真は、、少し暗かったので手ぶれ防止のためISO感度を上げざるを得なくて、画像が粗いです。<br />あしからず。

    ホテルのようにゴージャスな一階ロビー

    受付の背後にある木彫り模様もステキ@

    この写真を含め、劇場内部の写真は、、少し暗かったので手ぶれ防止のためISO感度を上げざるを得なくて、画像が粗いです。
    あしからず。

  • 一階の廊下<br /><br />イスだけでなく、準個室仕様のイス・テーブル。<br />お洒落でびっくり!<br />3年前に初めて来たときは、ここがこんなにお洒落な劇場だったという印象はなかったので、ますますびっくり。<br /><br />と思ったら、その翌年にリニューアルしていたわけなんですよね、納得@

    一階の廊下

    イスだけでなく、準個室仕様のイス・テーブル。
    お洒落でびっくり!
    3年前に初めて来たときは、ここがこんなにお洒落な劇場だったという印象はなかったので、ますますびっくり。

    と思ったら、その翌年にリニューアルしていたわけなんですよね、納得@

  • 一階座席<br /><br />いわゆるストール席は、なんと段差がないのです。<br />見づらくないのかな。

    一階座席

    いわゆるストール席は、なんと段差がないのです。
    見づらくないのかな。

  • 一階の特等席<br /><br />いわゆるボックス席にあたるのでしょうね。<br />お茶のサービス付のようです。<br />座席カバーが白くて、高級感があります。<br />ただし、舞台に向かって真横なのです。見づらくないのかな。<br /><br />テーブルの上にはお弁当のメニュー表もあります。<br /><br />いつもバレエやオペラを見に行く劇場では客席での飲食は禁じられているのがふつうなので、初めて新橋演舞場に来たとき、客席でものを食べてもよいというのでびっくりした記憶があります。<br />でもそれは逆だったんですよね。<br />国立劇場など、日本の伝統演劇を上演する劇場では、客席で飲食できるのがふつうでした。

    一階の特等席

    いわゆるボックス席にあたるのでしょうね。
    お茶のサービス付のようです。
    座席カバーが白くて、高級感があります。
    ただし、舞台に向かって真横なのです。見づらくないのかな。

    テーブルの上にはお弁当のメニュー表もあります。

    いつもバレエやオペラを見に行く劇場では客席での飲食は禁じられているのがふつうなので、初めて新橋演舞場に来たとき、客席でものを食べてもよいというのでびっくりした記憶があります。
    でもそれは逆だったんですよね。
    国立劇場など、日本の伝統演劇を上演する劇場では、客席で飲食できるのがふつうでした。

  • 一階の売店

    一階の売店

  • エスカレーターで2階へ<br /><br />本日の私の席は2階の左一列目の一番中央寄りです。

    エスカレーターで2階へ

    本日の私の席は2階の左一列目の一番中央寄りです。

  • 新橋演舞場オリジナル・ゴーフレット<br />二階の売店にて

    新橋演舞場オリジナル・ゴーフレット
    二階の売店にて

  • 獅子舞の頭の箸おき<br />二階の売店にて

    獅子舞の頭の箸おき
    二階の売店にて

  • 観劇まんじゅうと狂言せんべい<br />二階の売店にて

    観劇まんじゅうと狂言せんべい
    二階の売店にて

  • 色あざやかな巾着<br />二階の売店にて

    色あざやかな巾着
    二階の売店にて

  • 二階座席<br />後ろから

    二階座席
    後ろから

  • 二階座席<br />横から

    二階座席
    横から

  • 二階座席<br />横から<br /><br />座席は三階まであります。<br />照明は提灯@

    二階座席
    横から

    座席は三階まであります。
    照明は提灯@

  • 劇場の外の看板<br /><br />公演を見終わって、帰りに撮りました。<br />看板のほぼ等身大の写真で、役者の顔を確認をする観客。<br />私もその1人@<br /><br />出雲の阿国のことは知っていましたが、学生時代の日本史でキーワードとして覚えいた程度です。<br />今回、このミュージカルを見るということで観劇前にネットで簡単に予習しました。<br />といっても、どうやら阿国は生没年も不明で、詳しいことはよく分からないみたいですね。<br />このミュージカルについても、ネットでざっと予習して行きました。<br />初演が1990年で何度も再演を重ねているくらい評判がよいそうなので、前評判や見どころについて書かれたサイトはいくつも見つかりました。<br />もっともチケット販売サイトが多かったですけどね。<br />その中で真っ先に出てきた売りのフレーズ、「時代設定にこだわらない衣装、演出、音楽、振付」とあったとき、私は正直、一瞬、がっかりしました。<br />というのも、チケットを買ったときは、そういうことは全く知らず、むしろ時代設定にこだわった、いかにも日本風な舞台を期待していたからです。<br />もっとも「アジアやレゲエ、沖縄など様々な音楽をミックスしたオリジナル曲の生演奏」というのは期待できましたし、再演を重ね、何度も足を運ぶファンがたくさんいるだけの魅力はあるだろうと期待して出かけました。<br /><br />「時代設定にこだわらない衣装」という意味では、阿国本人や、阿国の人気にのっかるようにして流行する遊女歌舞伎の女性陣の衣装が、着物なのに膝までしかなく、特に遊女の場合は和洋折衷のお色気衣装でしたが、思ったより良かったです。<br />膝丈にアレンジされたショート着物って、いまとなってはそれほど珍しいアレンジでもないので、違和感がなかったからでしょう。<br />というより、阿国演じる木の実ナナさんの膝丈までの着物姿、あるいはスパッツにショートブーツ、とっても可愛らしくて、とっても気に入りました。<br />えーっ、あんなに可愛くていいの!?ってかんじでした。<br />踊りも、思ったよりパワフルとか派手さはなかったのですが、すごく踊りなれているというか、大げさな振りはないのに、もう自分の血肉の一部といった自然な振りに見えたのが、とてもよかったです。<br />お丹という、二代目阿国のひたむきさも可愛らしかったです。<br />元祖・阿国VS二代目阿国のお丹のシーンを見ながら私が連想していたのは、ソフィ・マルソー主演の映画「女優マルキーズ」でした。<br />叩き上げで成功する一代目と、最初その一代目にひたすら憧れて近づいて、一代目に可愛がられるのですが、やがて一代目の成功をのっとる形になる二代目。<br />よくありそうな構図ですが、どちらの心情を想像しても切なかったです。<br /><br />女性陣ばかりに注目していましたが、相手役のヒーローともいうべき猪熊少将を演じるピーターこと池畑慎之介さん。<br />ピーターとしてテレビで活躍される姿しか知らなかったのですが、泰平の世に倦んで浮名ばかり流す若武者姿が、ものすごく男らしくかっこよく見えてびっくりしました。<br /><br />阿国の生き様と、手のひらを返したような世の中の移り変わりを描いた中身については、ひたすら切なく感じられた、とだけ述べて、ここでは深く論じますまい。<br />音楽は、気に入ったのでCDを買ってしまいました@

    劇場の外の看板

    公演を見終わって、帰りに撮りました。
    看板のほぼ等身大の写真で、役者の顔を確認をする観客。
    私もその1人@

    出雲の阿国のことは知っていましたが、学生時代の日本史でキーワードとして覚えいた程度です。
    今回、このミュージカルを見るということで観劇前にネットで簡単に予習しました。
    といっても、どうやら阿国は生没年も不明で、詳しいことはよく分からないみたいですね。
    このミュージカルについても、ネットでざっと予習して行きました。
    初演が1990年で何度も再演を重ねているくらい評判がよいそうなので、前評判や見どころについて書かれたサイトはいくつも見つかりました。
    もっともチケット販売サイトが多かったですけどね。
    その中で真っ先に出てきた売りのフレーズ、「時代設定にこだわらない衣装、演出、音楽、振付」とあったとき、私は正直、一瞬、がっかりしました。
    というのも、チケットを買ったときは、そういうことは全く知らず、むしろ時代設定にこだわった、いかにも日本風な舞台を期待していたからです。
    もっとも「アジアやレゲエ、沖縄など様々な音楽をミックスしたオリジナル曲の生演奏」というのは期待できましたし、再演を重ね、何度も足を運ぶファンがたくさんいるだけの魅力はあるだろうと期待して出かけました。

    「時代設定にこだわらない衣装」という意味では、阿国本人や、阿国の人気にのっかるようにして流行する遊女歌舞伎の女性陣の衣装が、着物なのに膝までしかなく、特に遊女の場合は和洋折衷のお色気衣装でしたが、思ったより良かったです。
    膝丈にアレンジされたショート着物って、いまとなってはそれほど珍しいアレンジでもないので、違和感がなかったからでしょう。
    というより、阿国演じる木の実ナナさんの膝丈までの着物姿、あるいはスパッツにショートブーツ、とっても可愛らしくて、とっても気に入りました。
    えーっ、あんなに可愛くていいの!?ってかんじでした。
    踊りも、思ったよりパワフルとか派手さはなかったのですが、すごく踊りなれているというか、大げさな振りはないのに、もう自分の血肉の一部といった自然な振りに見えたのが、とてもよかったです。
    お丹という、二代目阿国のひたむきさも可愛らしかったです。
    元祖・阿国VS二代目阿国のお丹のシーンを見ながら私が連想していたのは、ソフィ・マルソー主演の映画「女優マルキーズ」でした。
    叩き上げで成功する一代目と、最初その一代目にひたすら憧れて近づいて、一代目に可愛がられるのですが、やがて一代目の成功をのっとる形になる二代目。
    よくありそうな構図ですが、どちらの心情を想像しても切なかったです。

    女性陣ばかりに注目していましたが、相手役のヒーローともいうべき猪熊少将を演じるピーターこと池畑慎之介さん。
    ピーターとしてテレビで活躍される姿しか知らなかったのですが、泰平の世に倦んで浮名ばかり流す若武者姿が、ものすごく男らしくかっこよく見えてびっくりしました。

    阿国の生き様と、手のひらを返したような世の中の移り変わりを描いた中身については、ひたすら切なく感じられた、とだけ述べて、ここでは深く論じますまい。
    音楽は、気に入ったのでCDを買ってしまいました@

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この旅行記へのコメント (2)

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  • noriakiさん 2007/03/16 12:32:49
    懐かしいです!
    まみさん

    まみさんは、お芝居も好きなんですね・・・
    新橋演舞場は、高校が近くだったので懐かしいです・・・
    それにしても、色々なお土産を買われたんですか?

    まみ

    まみさん からの返信 2007/03/21 18:34:47
    RE: 懐かしいです!
    noriakiさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    そうですか、noriakiさんの高校が新橋演舞場の近くにあったとは!
    そのころに、新橋演舞場で何か鑑賞されました?
    中身は最近リニューアルされたので、きっと今はずいぶん印象が違うと思います。でも座席のイメージは同じかな@
    それにあの付近は変わったでしょうか。

    おみやげは、実は全然買わなかったんです、ふふふ。。
    かわいいもの、すてきも小物が好きなのですが、最近はものが増え過ぎて、勝手もきりがないので、ちょっといいな、と思ったものは、写真にとることでぐっと我慢してます@
    お店の人にとってはありがたくない客でしょう@@@
    でも公演のCDは買いました。音楽、歌、気に入ったので@沖縄の民謡がまじった曲など、楽しい気分にしてくれて、気分転換にはとても良いです。

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