汐留旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ミュージカルを観に汐留にある電通四季劇場「海」に行くのは2度目ですが、1度目は、これで旅行記が1つ作成できるほど写真は撮れそうにないと思ったものです。<br />劇団四季のための東京都内の4つ目の劇場というのはすごいと思いますが、ロビーは狭くて、撮影意欲がわくようなところはほとんどありませんでした。<br /><br />今回、思わずカメラを取り出したきっかけは、前回は気付かなかった、新橋駅のすばらしい孔雀のステンドグラスです。<br />それで急に気分はミーハーになり(だれだぁ、いつものことぢゃない、って言ってるのは?)、そのままコンデジを手にして歩きながら、いい被写体はないかとキョロキョロ。<br />それでも、これでまた1つ劇場シリーズの旅行記を作れるほど写真はたまりそうにないなと思ったのですが、あったんですよ、クリスマス・イルミネーションが@<br /><br />菊を最後にめぼしい花が終わる11月下旬から12月は、その代わりのように夜、イルミネーションという花が咲きます。<br />イルミネーションの名所といえるような技巧を凝らしたところも行ってみたいけれど、特にそのつもりはなくても、日常生活の端々で目にするイルミネーションは、冷たい風ですっかり冷えた体にぬくもりを与えようとするかのように、心にポッと火を灯してくれます。<br /><br />劇場では、入口の写真を撮ろうとしたときや、オリジナル・グッズのあるショーウィンドウの写真を撮ろうとしたときの、劇場のお姉さんたちのいやな顔ひとつせず好意的な態度も嬉しかったです。<br />ほとんどの劇場では、撮影禁止の場所でカメラを構えるようなマネさえしなければ、たいてい好意的ですけどネ。<br />こういうときに記念写真を撮らなくて、どこで撮るのか、ってかんじで、携帯カメラを構える人もたくさんいますから。<br />もっとも私の場合は、自分は撮らないし、一見、なんでもないところに被写体を見つけるのが楽しいので、傍目で見ていて記念写真のような微笑ましさはないかもね。<br /><br />ミュージカル「アイーダ」公式サイト<br />http://www.shiki.gr.jp/applause/aida/<br /><br />劇団四季公式サイト<br />http://www.shiki.gr.jp/index.html<br />電通四季劇場海の公式サイト(汐留)<br />http://www.shiki.gr.jp/theatres/umi/<br /><br />※今までアップした国内の劇場シリーズ<br />東京宝塚劇場(有楽町)<br />「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その1)」(2006年3月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10059201/<br />「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その2)」(2006年4月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10062015/<br />宝塚劇場の公式サイト<br />http://kageki.hankyu.co.jp/<br /><br />東京文化会館(上野)<br />「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その3:もろもろ&最近の上野での過ごし方」(2006年5月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065823/<br />東京文化会館の公式サイト<br />http://www.t-bunka.jp/<br /><br />新国立劇場(初台)<br />「今宵は初台の新国立劇場へ」(2007年3月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130385/<br />新国立劇場の公式サイト<br />http://www.nntt.jac.go.jp/<br /><br />新橋演舞場(東銀座)<br />「今宵は東銀座の新橋演舞場へ」(2007年3月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10131883/<br />新橋演舞場の公式サイト<br />http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/<br /><br />国立劇場小劇場(半蔵門)<br />「国立劇場で文楽を見たよ@」(2007年5月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10150477/<br />国立劇場の公式サイト<br />http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html<br /><br />帝国劇場(有楽町)<br />「帝国劇場でミュージカルを見よう」(2007年12月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10206152/<br />帝国劇場のお知らせサイト<br />http://www.tohostage.com/teigeki/index.html<br />劇場を直営している東宝演劇の公式サイト<br />http://www.toho.co.jp/stage/<br /><br />東京国際フォーラム(有楽町)<br />「国際フォーラムでもバレエを見るよ」(2007年12月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10206978/<br />東京国際フォーラム公式サイト<br />http://www.t-i-forum.co.jp/general/index.php<br /><br />東京芸術劇場(池袋)<br />「池袋の東京芸術劇場、ミュージカル観劇の日は雪でした」(2008年1月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10216358/<br />東京芸術劇場公式サイト<br />http://www.geigeki.jp/<br /><br />劇団四季劇場(浜松)<br />「劇団四季・自由劇場ときれいになった浜松町駅界隈」(2008年3月)<br />劇団四季公式サイト<br />http://www.shiki.gr.jp/index.html<br />春・夏劇場(東京・浜松町)<br />http://www.shiki.gr.jp/theatres/shiki/index.html<br />自由劇場(東京・浜松町)<br />http://www.shiki.gr.jp/theatres/jiyu/index.html<br /><br />新国立劇場(初台)<br />「クリスマス色の新国立劇場でバレエ「シンデレラ」を鑑賞」(2008年12月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10296524/新国立劇場の公式サイト<br />新国立劇場の公式サイト<br />http://www.nntt.jac.go.jp/<br /><br />赤坂ACTシアターと赤坂サカス(赤坂)<br />「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」(2008年12月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/<br />赤坂ACTシアター公式サイト<br />http://www.tbs.co.jp/act/<br />赤坂サカス公式サイト<br />http://sacas.net/<br /><br />国立劇場大劇場(半蔵門)<br />「歌舞伎の西遊記を観に行こう!───国立劇場の大劇場は日本画の宝庫@」(2009年6月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10349807/<br />国立劇場の公式サイト<br />http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html<br /><br />マッスルシアター(原宿)<br />「残暑厳しい9月の連休にマッスルミュージカルを見に行きました@」(2009年9月)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10378257/<br />マッスルミュージカル公式サイト<br />http://www.musclemusical.com/<br />

ちょっとだけクリスマス・イルミネーションの汐留の四季劇場「海」でミュージカル「アイーダ」を鑑賞

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2009/11/18 - 2009/11/18

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まみ

まみさん

ミュージカルを観に汐留にある電通四季劇場「海」に行くのは2度目ですが、1度目は、これで旅行記が1つ作成できるほど写真は撮れそうにないと思ったものです。
劇団四季のための東京都内の4つ目の劇場というのはすごいと思いますが、ロビーは狭くて、撮影意欲がわくようなところはほとんどありませんでした。

今回、思わずカメラを取り出したきっかけは、前回は気付かなかった、新橋駅のすばらしい孔雀のステンドグラスです。
それで急に気分はミーハーになり(だれだぁ、いつものことぢゃない、って言ってるのは?)、そのままコンデジを手にして歩きながら、いい被写体はないかとキョロキョロ。
それでも、これでまた1つ劇場シリーズの旅行記を作れるほど写真はたまりそうにないなと思ったのですが、あったんですよ、クリスマス・イルミネーションが@

菊を最後にめぼしい花が終わる11月下旬から12月は、その代わりのように夜、イルミネーションという花が咲きます。
イルミネーションの名所といえるような技巧を凝らしたところも行ってみたいけれど、特にそのつもりはなくても、日常生活の端々で目にするイルミネーションは、冷たい風ですっかり冷えた体にぬくもりを与えようとするかのように、心にポッと火を灯してくれます。

劇場では、入口の写真を撮ろうとしたときや、オリジナル・グッズのあるショーウィンドウの写真を撮ろうとしたときの、劇場のお姉さんたちのいやな顔ひとつせず好意的な態度も嬉しかったです。
ほとんどの劇場では、撮影禁止の場所でカメラを構えるようなマネさえしなければ、たいてい好意的ですけどネ。
こういうときに記念写真を撮らなくて、どこで撮るのか、ってかんじで、携帯カメラを構える人もたくさんいますから。
もっとも私の場合は、自分は撮らないし、一見、なんでもないところに被写体を見つけるのが楽しいので、傍目で見ていて記念写真のような微笑ましさはないかもね。

ミュージカル「アイーダ」公式サイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/aida/

劇団四季公式サイト
http://www.shiki.gr.jp/index.html
電通四季劇場海の公式サイト(汐留)
http://www.shiki.gr.jp/theatres/umi/

※今までアップした国内の劇場シリーズ
東京宝塚劇場(有楽町)
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その1)」(2006年3月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10059201/
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その2)」(2006年4月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10062015/
宝塚劇場の公式サイト
http://kageki.hankyu.co.jp/

東京文化会館(上野)
「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その3:もろもろ&最近の上野での過ごし方」(2006年5月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065823/
東京文化会館の公式サイト
http://www.t-bunka.jp/

新国立劇場(初台)
「今宵は初台の新国立劇場へ」(2007年3月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130385/
新国立劇場の公式サイト
http://www.nntt.jac.go.jp/

新橋演舞場(東銀座)
「今宵は東銀座の新橋演舞場へ」(2007年3月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10131883/
新橋演舞場の公式サイト
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/

国立劇場小劇場(半蔵門)
「国立劇場で文楽を見たよ@」(2007年5月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10150477/
国立劇場の公式サイト
http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html

帝国劇場(有楽町)
「帝国劇場でミュージカルを見よう」(2007年12月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10206152/
帝国劇場のお知らせサイト
http://www.tohostage.com/teigeki/index.html
劇場を直営している東宝演劇の公式サイト
http://www.toho.co.jp/stage/

東京国際フォーラム(有楽町)
「国際フォーラムでもバレエを見るよ」(2007年12月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10206978/
東京国際フォーラム公式サイト
http://www.t-i-forum.co.jp/general/index.php

東京芸術劇場(池袋)
「池袋の東京芸術劇場、ミュージカル観劇の日は雪でした」(2008年1月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10216358/
東京芸術劇場公式サイト
http://www.geigeki.jp/

劇団四季劇場(浜松)
「劇団四季・自由劇場ときれいになった浜松町駅界隈」(2008年3月)
劇団四季公式サイト
http://www.shiki.gr.jp/index.html
春・夏劇場(東京・浜松町)
http://www.shiki.gr.jp/theatres/shiki/index.html
自由劇場(東京・浜松町)
http://www.shiki.gr.jp/theatres/jiyu/index.html

新国立劇場(初台)
「クリスマス色の新国立劇場でバレエ「シンデレラ」を鑑賞」(2008年12月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10296524/新国立劇場の公式サイト
新国立劇場の公式サイト
http://www.nntt.jac.go.jp/

赤坂ACTシアターと赤坂サカス(赤坂)
「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」(2008年12月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/
赤坂ACTシアター公式サイト
http://www.tbs.co.jp/act/
赤坂サカス公式サイト
http://sacas.net/

国立劇場大劇場(半蔵門)
「歌舞伎の西遊記を観に行こう!───国立劇場の大劇場は日本画の宝庫@」(2009年6月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10349807/
国立劇場の公式サイト
http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html

マッスルシアター(原宿)
「残暑厳しい9月の連休にマッスルミュージカルを見に行きました@」(2009年9月)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10378257/
マッスルミュージカル公式サイト
http://www.musclemusical.com/

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  • 新橋駅で見つけたステンドグラス「くじゃく窓」1976年10月制作<br /><br />フィルム換算広角28mmの私のカメラでも1枚で収まりきらなかったので、まずは孔雀を中心に、機関車の先頭がある左端まで。

    新橋駅で見つけたステンドグラス「くじゃく窓」1976年10月制作

    フィルム換算広角28mmの私のカメラでも1枚で収まりきらなかったので、まずは孔雀を中心に、機関車の先頭がある左端まで。

  • 「くじゃく窓」、孔雀を中心に右端まで<br />

    「くじゃく窓」、孔雀を中心に右端まで

  • 機関車の先頭がある左端部分にズーム<br /><br />平日午後6時、通勤帰りの人々が行き交う中での撮影は、ちょっくら恥ずかしかったです。なんとなく注目を浴びていたような。<br />もちろん、邪魔にならないような位置で撮ってましたヨ。<br />でもきっと、何を撮っているか分かると、たいていの人は納得するんじゃないかしら@

    機関車の先頭がある左端部分にズーム

    平日午後6時、通勤帰りの人々が行き交う中での撮影は、ちょっくら恥ずかしかったです。なんとなく注目を浴びていたような。
    もちろん、邪魔にならないような位置で撮ってましたヨ。
    でもきっと、何を撮っているか分かると、たいていの人は納得するんじゃないかしら@

  • わぁい、ピカチュウ@<br /><br />ANAオフィスのショーウィンドウにて。

    わぁい、ピカチュウ@

    ANAオフィスのショーウィンドウにて。

  • わぁい、クリスマス・イルミネーション@<br /><br />汐留カレッタにて。

    わぁい、クリスマス・イルミネーション@

    汐留カレッタにて。

  • 光臨のようなイルミネーション、赤中心の瞬間を捉えて<br />

    光臨のようなイルミネーション、赤中心の瞬間を捉えて

  • えーっと、四季劇場「海」はどこだったかな<br />

    えーっと、四季劇場「海」はどこだったかな

  • 行き過ぎたかな?───来た道をちょっと戻ったときに、降り注ぐイルミネーションをもう一度、今度は青中心の瞬間を捉えて

    行き過ぎたかな?───来た道をちょっと戻ったときに、降り注ぐイルミネーションをもう一度、今度は青中心の瞬間を捉えて

  • 緑の海のイルミネーション、まだ設置中

    緑の海のイルミネーション、まだ設置中

  • この階段の上が目的の劇場@<br /><br />方向音痴の私。<br />なのにここに来るのは2度目だから、分かるだろうと思ってアクセス方法を地図であんまり念入りには予習してきませんでした。<br />迷いかけてあせった!<br />時計を見たら、そんな余裕はなかったです。<br /><br />この階段ではなく左隣のエスカレーターを使って上がりました。

    この階段の上が目的の劇場@

    方向音痴の私。
    なのにここに来るのは2度目だから、分かるだろうと思ってアクセス方法を地図であんまり念入りには予習してきませんでした。
    迷いかけてあせった!
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    この階段ではなく左隣のエスカレーターを使って上がりました。

  • 四季劇場「海」に到着<br /><br />6時20分です。開演は6時30分だから、ちょっとぎりぎりでした。<br />来る途中で写真を撮ってる場合じゃなかったかもね。

    四季劇場「海」に到着

    6時20分です。開演は6時30分だから、ちょっとぎりぎりでした。
    来る途中で写真を撮ってる場合じゃなかったかもね。

  • ロビーの特大ポスター<br /><br />今回のチラシと同じデザインです。<br />あの階段の向こうに、開場に入る扉があります。

    ロビーの特大ポスター

    今回のチラシと同じデザインです。
    あの階段の向こうに、開場に入る扉があります。

  • ロビーの海のような柱と、カタログを売っていたカウンター<br />

    ロビーの海のような柱と、カタログを売っていたカウンター

  • 座席に向かう途中に振り返ってロビー全体の写真を撮る<br /><br />あんまり広くないですけど、まあそんなに大きな劇場ではなく中劇場サイズなので、ロビーもこれくらいで十分かもしれません。<br />20分の休憩時間はぎっしり混雑していましたけど、女の子の大半はトイレの前の列に並んでいましたから(苦笑)。

    座席に向かう途中に振り返ってロビー全体の写真を撮る

    あんまり広くないですけど、まあそんなに大きな劇場ではなく中劇場サイズなので、ロビーもこれくらいで十分かもしれません。
    20分の休憩時間はぎっしり混雑していましたけど、女の子の大半はトイレの前の列に並んでいましたから(苦笑)。

  • 休憩時間にオリジナル・グッズをチェック!<br /><br />ショーウィンドウのラダメス・ベアとTシャツ。<br /><br />このクマちゃんが着ているのは、主役級の一人、将軍ラダメスの衣装です。<br />時代は古代エジプトなのですが、衣装はこんな風に、キャラクターによってはだいぶ現代タッチでした。

    休憩時間にオリジナル・グッズをチェック!

    ショーウィンドウのラダメス・ベアとTシャツ。

    このクマちゃんが着ているのは、主役級の一人、将軍ラダメスの衣装です。
    時代は古代エジプトなのですが、衣装はこんな風に、キャラクターによってはだいぶ現代タッチでした。

  • ロビーにて、エジプトのナイル河畔の舞台美術が使われた絵<br /><br />この舞台美術、なかなか気に入っていたので、こうして写真に撮れて嬉しい@

    ロビーにて、エジプトのナイル河畔の舞台美術が使われた絵

    この舞台美術、なかなか気に入っていたので、こうして写真に撮れて嬉しい@

  • あのコップ、いいな@<br /><br />1200円です。<br />欲しかったんですけど、そうでなくてもマグカップ・コレクションがたくさんあるので、ぎりぎりで我慢しました。

    あのコップ、いいな@

    1200円です。
    欲しかったんですけど、そうでなくてもマグカップ・コレクションがたくさんあるので、ぎりぎりで我慢しました。

  • カウンターにあった、アイーダ・ベアとラダメス・ベア<br /><br />それぞれ主役のアイーダやラダメスの衣装を着ています。<br />カウンターのお姉さんが写真を撮りやすいように、まわりのものをよけてくれました@

    カウンターにあった、アイーダ・ベアとラダメス・ベア

    それぞれ主役のアイーダやラダメスの衣装を着ています。
    カウンターのお姉さんが写真を撮りやすいように、まわりのものをよけてくれました@

  • エジプト王女アムネリスの衣装をデザインしたクリアファル<br /><br />劇中では、王女アムネリスが許婚のラダメスに会う晩餐会の前のおめかしのシーンで、ミニ・ファッションショーがありました。<br />古代エジプト的なモチーフが使われていましたが、かなり前衛的なドレスぞろいでした。<br />このクリアファイルのデザインは彼女の王女としての正装をモチーフにしていますね。

    エジプト王女アムネリスの衣装をデザインしたクリアファル

    劇中では、王女アムネリスが許婚のラダメスに会う晩餐会の前のおめかしのシーンで、ミニ・ファッションショーがありました。
    古代エジプト的なモチーフが使われていましたが、かなり前衛的なドレスぞろいでした。
    このクリアファイルのデザインは彼女の王女としての正装をモチーフにしていますね。

  • 終演後、劇場入口全体を撮る<br /><br />すっかり人がいないくなったので撮りやすくなりました。<br />私はもたもたしていたので、ほとんどラストの客でした@

    終演後、劇場入口全体を撮る

    すっかり人がいないくなったので撮りやすくなりました。
    私はもたもたしていたので、ほとんどラストの客でした@

  • 四季劇場「海」のある建物<br /><br />あーっ、さっき準備中だったイルミネーションに、あかりがついていない……。

    四季劇場「海」のある建物

    あーっ、さっき準備中だったイルミネーションに、あかりがついていない……。

  • ツリーに降り注ぐイルミネーション<br /><br />こっちはまだついていました@

    ツリーに降り注ぐイルミネーション

    こっちはまだついていました@

  • 汐留の夜景も見下ろしてみたいナ

    汐留の夜景も見下ろしてみたいナ

  • 汐留カレッタのイルミネーション

    汐留カレッタのイルミネーション

  • ゆるやかな渦巻きのイルミネーション

    ゆるやかな渦巻きのイルミネーション

  • 汐留カレッタのイルミネーション全体

    汐留カレッタのイルミネーション全体

  • 水の中でもイルミネーション@<br /><br /><ミュージカル「アイーダ」感想><br />劇団四季の公式サイトにストーリィがあります。<br />http://www.shiki.gr.jp/applause/aida/about/story.html<br /><br />私はオペラ「アイーダ」を、4年前の2005年に、プラハ国立歌劇団の来日公演で見ました。<br />歴史スペクタクルで悲劇のラブストーリー。<br />時代は古代エジプト。勝手にロマンチックな想像を膨らませやすい時代背景。<br />私のツボにハマります。<br />だからオペラ・バージョンも、観劇趣味が定着した2年目に早くも観劇しています。<br /><br />ミュージカルの「アイーダ」はオペラとはもちろん、音楽も演出もまるで違います。<br />ストーリィは大筋はあっていますが、細かい展開でかなり違います。<br />脇役にオペラにはいない人物も活躍して、重要な役割を演じていました。<br />エジプト将軍ラダメスの父や、幼いときにエジプトの奴隷に落とされたけどラダメスに救われてその召使となったヌビア人の少年メレブなど。<br /><br />衣装は、古代エジプト風ですが、かなり現代的な衣装でした。<br />エジプトの王女アムネリスが久しぶりに許婚のラダメスと会う晩餐会の前のお化粧シーンでのミニ・ファッションショーは、かなり前衛的な衣装でした。舞台衣装としては、それほど前衛的ではなさそうな気がしますけど。<br />でも、私の好みに上手くマッチしていました。<br /><br />舞台美術も美しかったです。<br />舞台装置に、ナイルを行く船のシーンから波止場への切り替わったときや、プラネタリウムのような星空など、舞台演出も美しいと同時に合理的でスピーディに切り替わり、ワクワクしました。<br />現代技術を駆使しているから、場面展開のたびにいちいち幕が下りないですものね。<br /><br />そして役者さんたちが役柄に似合っていました。<br />ラダメスはいまどきのイケメン・タイプでちょっと違うかなと思いましたが、鼻筋が真っ直ぐで彫が深く、横顔ではアゴがちょっととんがった、かなり私の好みのタイプ。だから許しちゃう……!?<br />エジプトの王女アムネリス役の女性は、ちょっとぴちぴちでしたが、前半はお洒落とラダメスにしか興味のない軽い王女を演じていて、それが似合う可愛らしい人でした。<br />アイーダたちヌビア人の女性は、三つ編みをヒモみたいに細かくたくさん編んだ髪形とドーランのメイクで、本物のヌビア人は知らないけれど私のステレオタイプのヌビア人にぴったりでした。<br />アイーダはややきつめの顔つきのスレンダーな女性。<br />でも、勝気で武器を操れるおてんばで自我がしっかりしていてい責任感の強い王女なので、役柄にあっていました。<br /><br />容姿はもちろん、演技が上手ければ見ているうちにだんだんと違和感がなくなって役柄に合っているように見えるものですが、なにしろ私は、4年前なのでもうだいぶ記憶が薄れてしまったものの、オペラ・バージョンと始終比べながら見ていましたから。<br />主役級であるこの3人を演じたオペラの歌手たちは、私のオペラ歌手のステレオタイプそのものの方たちでした@<br />オペラ版のアイーダは内に情熱を秘めつつも楚々とした控えめな女性だったのですが、それを演じたオペラ歌手は、外見だけ見れば、大勢の子供を育て上げた肝っ玉かあさんに見えた覚えが@<br /><br />比べる対象があるというのは悪くないものです。<br />ミュージカルの「アイーダ」は、人物ドラマを丁寧に、いや、暑苦しいくらいに凝縮していました。<br />古代エジプトを舞台にしながら、近代自我と民主主義に目覚めた現代人のドラマでした。<br />それをいうならオペラ版だって古代エジプト人にしては、権謀術数をめぐらす以外は、イタリア人みたいに愛ばかり叫んでいましたけど(笑)。<br />作曲家のヴェルディがイタリア人だから当然か?!<br /><br />ミュージカルでは、ヌビア人の王女アイーダははじめっから、奴隷に落ちても心は渡さない、と近代人みたいな思想の持ち主です。<br />それだけなら王女としての誇り高さゆえといえるかもしれませんが、アムネリスもアイーダも、王女としての自分と一人の人間としての本当の自分は違っていて、王女としての自分を演じなくてはいけないことをふとした瞬間に苦痛に思うところなんか、まさしく現代人みたいです。<br />第二幕ではだいぶ大人っぽくなったアムネリスですが、ラダメスの父からエジプトの領土拡大ぶりを自慢されたときに、裏返せば他民族への侵略行為だと捉えていました。<br />当時のエジプト人なら、ましてや王家の人間なら、神の化身ファラオの国の威光をあまねく世界に広めようと考えて、侵略ではなく名誉なことであり当然と考えてもおかしくないと思うのに。<br />また、数々の戦果を挙げた将軍ラダメスが、アイーダへの愛に目覚めて、財産の一切をヌビア人の奴隷に分け与えたり、父やファラオが決めたアムネリスとの婚約に抵抗して、「ナイルのほとりに小さな小屋を建てて2人だけで暮らしたい」なんて変貌ぶりは極端です。<br />自分に従わせようとする父親と自分は自分だと主張するラダメスの父子の対立も、かなり現代ドラマだろうと思います。<br /><br />でも現代のミュージカルに作りなおすなら、そのくらい人間ドラマと主張を盛り込まないと物足らないのでしょうね。<br />はじめは暑苦しいと思った私ですが、濃密な人間ドラマと主役級3人の変貌ぶりや息つかせぬめまぐるしい展開に、すっかり惹き付けられて、満足できましたから。<br /><br />一つ一つはかなりベタな展開なのですが、心の葛藤を歌で表現できるミュージカルだからこそそれでちょうどよいと思えたところもあります。<br />歌以外のところでは、セリフの言い回しがすごい芝居がかっていましたが、あの濃厚なドラマには次第にちょうどよいと思えてきました。<br /><br />アイーダの葛藤ドラマと歌もとてもよかったです。<br />オペラのアイーダは、もう少し流されているタイプに見えました。<br />捕われたヌビア王である父を助けようとしたのは、あくまで娘としての情愛からで、積極的にエジプトに敵対しようとしたわけでも、その陰謀の中心人物というわけでもなく、仕立て上げられてしまったように見えました。<br />それに対して、ミュージカルのアイーダは、苦しみ悩んだ挙句、はっきりと自分で生き様を選びます。<br />ヌビア人の王女として、捕われた自国の民の指導的立場となってともに脱走しようとちゃんと約束するのです。<br />そんなちょっとした革命の女闘士みたいに見えたアイーダでも、ラダメスへの愛で揺れて、自分でもどうしようもできないところは、女らしくてギャップがあってよかったです。<br />オペラのアイーダもちゃんと自分の生き様を選択しますが、ヌビア人の王女としてよりは、一人の女としてラダメスとともに死ぬことを選びました。<br />逃げないで、ラダメスが生き埋めにされる墓所に忍び込んで待っていたのですから。<br />その点、ミュージカルのアイーダは逃げ損ねただけに近かったです。<br /><br />エジプト王女のアムネリスとアイーダのささやかな友情物語も良かったです。<br />オペラではもっと、アムネリスは恋敵として憎むだけでなく王女としてのプライドもかけてアイーダをライバル視しました。<br />でもミュージカルのアムネリスは、三角関係でありながら本当はカヤの外にいる自分の立ち位置が冷静に見えていました。<br />ラダメスとアイーダの処刑のときに、2人一緒に死ねるように計らうような、ぎりぎりの温情、いや友情を見せました。<br />さすがに長年の敵国のヌビア王を逃がした罪は重過ぎて、エジプト王女の立場ではとても助命はできなかったので、それがぎりぎり。<br /><br />この悲劇のラストは、「アイーダ」であるからには、ミュージカル版でも変えられませんでしたね。<br />でも、ミュージカル版ではプロローグに現代の場面がありました。<br />おそらくエジプトの博物館で、ラダメスやアムネリスたちの時代の出土品の展示室です。<br />見学者の中には、現代に別人として生まれ変わったアイーダとラダメスがいます。<br />そしてエピローグは再び現代に戻ります。<br />博物館ですれ違ったアイーダとラダメスの生まれ変わりの2人は、当然のように惹かれあいます。<br />それを、展示の胸像となったアムネリスが見届けるのです。<br />ベタなラストですが、私はこういうのが大好きです。<br />そんなベタなラストがツボにハマるときと、ハマらないときがありますが、今回は、水戸黄門のワンパターンを期待するのと同じ気持ちでこういうエピローグを楽しみにしていました。<br />そのとおりになったから、後味が良くて、満足度が増しました。<br /><br />ベタで人間ドラマが濃厚でキャラクターの人権と個性主張が強く、かつ分かりやすくてエンタテイメント性に富み、ラブたっぷりで、ほろりとくるところもしっかり盛り込まれたミュージカル「アイーダ」。<br />さすが、ディズニーミュージカルかも@@<br />

    水の中でもイルミネーション@

    <ミュージカル「アイーダ」感想>
    劇団四季の公式サイトにストーリィがあります。
    http://www.shiki.gr.jp/applause/aida/about/story.html

    私はオペラ「アイーダ」を、4年前の2005年に、プラハ国立歌劇団の来日公演で見ました。
    歴史スペクタクルで悲劇のラブストーリー。
    時代は古代エジプト。勝手にロマンチックな想像を膨らませやすい時代背景。
    私のツボにハマります。
    だからオペラ・バージョンも、観劇趣味が定着した2年目に早くも観劇しています。

    ミュージカルの「アイーダ」はオペラとはもちろん、音楽も演出もまるで違います。
    ストーリィは大筋はあっていますが、細かい展開でかなり違います。
    脇役にオペラにはいない人物も活躍して、重要な役割を演じていました。
    エジプト将軍ラダメスの父や、幼いときにエジプトの奴隷に落とされたけどラダメスに救われてその召使となったヌビア人の少年メレブなど。

    衣装は、古代エジプト風ですが、かなり現代的な衣装でした。
    エジプトの王女アムネリスが久しぶりに許婚のラダメスと会う晩餐会の前のお化粧シーンでのミニ・ファッションショーは、かなり前衛的な衣装でした。舞台衣装としては、それほど前衛的ではなさそうな気がしますけど。
    でも、私の好みに上手くマッチしていました。

    舞台美術も美しかったです。
    舞台装置に、ナイルを行く船のシーンから波止場への切り替わったときや、プラネタリウムのような星空など、舞台演出も美しいと同時に合理的でスピーディに切り替わり、ワクワクしました。
    現代技術を駆使しているから、場面展開のたびにいちいち幕が下りないですものね。

    そして役者さんたちが役柄に似合っていました。
    ラダメスはいまどきのイケメン・タイプでちょっと違うかなと思いましたが、鼻筋が真っ直ぐで彫が深く、横顔ではアゴがちょっととんがった、かなり私の好みのタイプ。だから許しちゃう……!?
    エジプトの王女アムネリス役の女性は、ちょっとぴちぴちでしたが、前半はお洒落とラダメスにしか興味のない軽い王女を演じていて、それが似合う可愛らしい人でした。
    アイーダたちヌビア人の女性は、三つ編みをヒモみたいに細かくたくさん編んだ髪形とドーランのメイクで、本物のヌビア人は知らないけれど私のステレオタイプのヌビア人にぴったりでした。
    アイーダはややきつめの顔つきのスレンダーな女性。
    でも、勝気で武器を操れるおてんばで自我がしっかりしていてい責任感の強い王女なので、役柄にあっていました。

    容姿はもちろん、演技が上手ければ見ているうちにだんだんと違和感がなくなって役柄に合っているように見えるものですが、なにしろ私は、4年前なのでもうだいぶ記憶が薄れてしまったものの、オペラ・バージョンと始終比べながら見ていましたから。
    主役級であるこの3人を演じたオペラの歌手たちは、私のオペラ歌手のステレオタイプそのものの方たちでした@
    オペラ版のアイーダは内に情熱を秘めつつも楚々とした控えめな女性だったのですが、それを演じたオペラ歌手は、外見だけ見れば、大勢の子供を育て上げた肝っ玉かあさんに見えた覚えが@

    比べる対象があるというのは悪くないものです。
    ミュージカルの「アイーダ」は、人物ドラマを丁寧に、いや、暑苦しいくらいに凝縮していました。
    古代エジプトを舞台にしながら、近代自我と民主主義に目覚めた現代人のドラマでした。
    それをいうならオペラ版だって古代エジプト人にしては、権謀術数をめぐらす以外は、イタリア人みたいに愛ばかり叫んでいましたけど(笑)。
    作曲家のヴェルディがイタリア人だから当然か?!

    ミュージカルでは、ヌビア人の王女アイーダははじめっから、奴隷に落ちても心は渡さない、と近代人みたいな思想の持ち主です。
    それだけなら王女としての誇り高さゆえといえるかもしれませんが、アムネリスもアイーダも、王女としての自分と一人の人間としての本当の自分は違っていて、王女としての自分を演じなくてはいけないことをふとした瞬間に苦痛に思うところなんか、まさしく現代人みたいです。
    第二幕ではだいぶ大人っぽくなったアムネリスですが、ラダメスの父からエジプトの領土拡大ぶりを自慢されたときに、裏返せば他民族への侵略行為だと捉えていました。
    当時のエジプト人なら、ましてや王家の人間なら、神の化身ファラオの国の威光をあまねく世界に広めようと考えて、侵略ではなく名誉なことであり当然と考えてもおかしくないと思うのに。
    また、数々の戦果を挙げた将軍ラダメスが、アイーダへの愛に目覚めて、財産の一切をヌビア人の奴隷に分け与えたり、父やファラオが決めたアムネリスとの婚約に抵抗して、「ナイルのほとりに小さな小屋を建てて2人だけで暮らしたい」なんて変貌ぶりは極端です。
    自分に従わせようとする父親と自分は自分だと主張するラダメスの父子の対立も、かなり現代ドラマだろうと思います。

    でも現代のミュージカルに作りなおすなら、そのくらい人間ドラマと主張を盛り込まないと物足らないのでしょうね。
    はじめは暑苦しいと思った私ですが、濃密な人間ドラマと主役級3人の変貌ぶりや息つかせぬめまぐるしい展開に、すっかり惹き付けられて、満足できましたから。

    一つ一つはかなりベタな展開なのですが、心の葛藤を歌で表現できるミュージカルだからこそそれでちょうどよいと思えたところもあります。
    歌以外のところでは、セリフの言い回しがすごい芝居がかっていましたが、あの濃厚なドラマには次第にちょうどよいと思えてきました。

    アイーダの葛藤ドラマと歌もとてもよかったです。
    オペラのアイーダは、もう少し流されているタイプに見えました。
    捕われたヌビア王である父を助けようとしたのは、あくまで娘としての情愛からで、積極的にエジプトに敵対しようとしたわけでも、その陰謀の中心人物というわけでもなく、仕立て上げられてしまったように見えました。
    それに対して、ミュージカルのアイーダは、苦しみ悩んだ挙句、はっきりと自分で生き様を選びます。
    ヌビア人の王女として、捕われた自国の民の指導的立場となってともに脱走しようとちゃんと約束するのです。
    そんなちょっとした革命の女闘士みたいに見えたアイーダでも、ラダメスへの愛で揺れて、自分でもどうしようもできないところは、女らしくてギャップがあってよかったです。
    オペラのアイーダもちゃんと自分の生き様を選択しますが、ヌビア人の王女としてよりは、一人の女としてラダメスとともに死ぬことを選びました。
    逃げないで、ラダメスが生き埋めにされる墓所に忍び込んで待っていたのですから。
    その点、ミュージカルのアイーダは逃げ損ねただけに近かったです。

    エジプト王女のアムネリスとアイーダのささやかな友情物語も良かったです。
    オペラではもっと、アムネリスは恋敵として憎むだけでなく王女としてのプライドもかけてアイーダをライバル視しました。
    でもミュージカルのアムネリスは、三角関係でありながら本当はカヤの外にいる自分の立ち位置が冷静に見えていました。
    ラダメスとアイーダの処刑のときに、2人一緒に死ねるように計らうような、ぎりぎりの温情、いや友情を見せました。
    さすがに長年の敵国のヌビア王を逃がした罪は重過ぎて、エジプト王女の立場ではとても助命はできなかったので、それがぎりぎり。

    この悲劇のラストは、「アイーダ」であるからには、ミュージカル版でも変えられませんでしたね。
    でも、ミュージカル版ではプロローグに現代の場面がありました。
    おそらくエジプトの博物館で、ラダメスやアムネリスたちの時代の出土品の展示室です。
    見学者の中には、現代に別人として生まれ変わったアイーダとラダメスがいます。
    そしてエピローグは再び現代に戻ります。
    博物館ですれ違ったアイーダとラダメスの生まれ変わりの2人は、当然のように惹かれあいます。
    それを、展示の胸像となったアムネリスが見届けるのです。
    ベタなラストですが、私はこういうのが大好きです。
    そんなベタなラストがツボにハマるときと、ハマらないときがありますが、今回は、水戸黄門のワンパターンを期待するのと同じ気持ちでこういうエピローグを楽しみにしていました。
    そのとおりになったから、後味が良くて、満足度が増しました。

    ベタで人間ドラマが濃厚でキャラクターの人権と個性主張が強く、かつ分かりやすくてエンタテイメント性に富み、ラブたっぷりで、ほろりとくるところもしっかり盛り込まれたミュージカル「アイーダ」。
    さすが、ディズニーミュージカルかも@@

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