金鈴塚遺物保存館

2005/03/21 - 2005/03/21

　かつては千葉県木更津市太田山公園にあった金鈴塚遺物保存館には金鈴塚古墳の出土品が展示されていた。3個の金鈴は金無垢（純金）であるために、まるで最近に作られたかのような輝きを放っている。
　かつては二子塚古墳と呼ばれていた金鈴塚古墳は、墳丘の全長約100メートルの前方後円墳である。昭和25年（1950年）に行われた発掘の結果、未盗掘であった横穴式石室内から金製の鈴5つを始めとする多くの遺物が出土し、金鈴にちなみ金鈴塚古墳と改名された。古墳から発掘された金鈴などの遺物と石棺は重要文化財に指定されている。
　現在では、金鈴塚古墳の出土品は2008年10月1日に開館した「木更津市郷土博物館金のすず」で保存、公開されている。千葉県立上総博物館が2008年3月31日に閉館し、千葉県から木更津市へ管轄が移行して「木更津市郷土博物館金のすず」になったようだ。同時に金鈴塚遺物保存館も閉館したようだ。金鈴塚遺物保存館と千葉県立上総博物館には2度ほど行ったが、「木更津市郷土博物館金のすず」にはまだ一度も行っていない。アクアラインなら直ぐであるから今度行ってみよう。
（表紙写真は金鈴塚遺物保存館に展示されていた3個の金鈴）

エリア 木更津(千葉)

• 交通手段: JRローカル

金鈴塚遺物保存館。

金鈴。

金鈴塚遺物保存館に展示されていた3個の金鈴。

金鈴塚遺物保存館に展示されていた3個の金鈴。都合3枚撮ったのだが、全てピントが全く合わなかった。

環頭太刀の渡金の輝き。

環頭太刀。

金鈴塚古墳の解説。

金鈴塚古墳の説明。

頭椎太刀（かぶつちのたち）。

頭椎太刀（かぶつちのたち）。