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京都一周トレイルとは,京都市の周りをぐるっと回る全長約70kmのハイキングコースです。<br />コースの途中には名所旧跡が多数あり,自然と歴史を楽しむことができます。<br /><br />この旅行記は東山コース(24km)のうち,日向大神宮〜大文字山〜大文字火床についてまとめたものです(標識33-2〜標識45まで)。<br /><br />全行程は下記の旅行記にアップしています。<br />全長70km!京都一周トレイルを歩く−ダイジェスト−<br />http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10484489/<br />

全長70km!京都一周トレイルを歩く(10) 大文字送り火の火床から京都市内を眺める

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2010/03/27 - 2010/03/27

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ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

京都一周トレイルとは,京都市の周りをぐるっと回る全長約70kmのハイキングコースです。
コースの途中には名所旧跡が多数あり,自然と歴史を楽しむことができます。

この旅行記は東山コース(24km)のうち,日向大神宮〜大文字山〜大文字火床についてまとめたものです(標識33-2〜標識45まで)。

全行程は下記の旅行記にアップしています。
全長70km!京都一周トレイルを歩く−ダイジェスト−
http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10484489/

交通手段
徒歩
  • 『全長70km!京都一周トレイルを歩く(9) 「京のお伊勢さん」日向大神宮』の続きです。<br /><br />日向大神宮の境内を抜け,大文字山の山頂を目指しました。<br />大文字山の高さは465.4mで,蹴上からの標高差は約400mです。

    『全長70km!京都一周トレイルを歩く(9) 「京のお伊勢さん」日向大神宮』の続きです。

    日向大神宮の境内を抜け,大文字山の山頂を目指しました。
    大文字山の高さは465.4mで,蹴上からの標高差は約400mです。

  • 標識[東山33-3]からは北東へと進路をとります。

    標識[東山33-3]からは北東へと進路をとります。

  • 道に木の根が剥き出しで現れていました。<br />鞍馬山の木の根道みたいです。

    道に木の根が剥き出しで現れていました。
    鞍馬山の木の根道みたいです。

  • 標識[東山39]がある七福思案処(しちふくしあんところ)で日向大神宮の南ルートと合流します。<br /><br />「七福思案処」と変わった名前が付いているこの交差点は,大文字山,南禅寺,御陵などへ抜けるルートに分かれています。<br />「七」と付くから,合計7つのルートがあると思ったのですが,数えてみるとルートは6本。<br />名前の由来は?でした。

    標識[東山39]がある七福思案処(しちふくしあんところ)で日向大神宮の南ルートと合流します。

    「七福思案処」と変わった名前が付いているこの交差点は,大文字山,南禅寺,御陵などへ抜けるルートに分かれています。
    「七」と付くから,合計7つのルートがあると思ったのですが,数えてみるとルートは6本。
    名前の由来は?でした。

  • 大文字山へ行くルートは東へと真っ直ぐ行く道です。<br />少しきつめの上りが続きます。

    大文字山へ行くルートは東へと真っ直ぐ行く道です。
    少しきつめの上りが続きます。

  • 山道を上っていると,前方から大きな物音が!<br />何事かと思えば,マウンテンバイクで山道を下りてくる人たちと擦れ違いました。<br />こういうアクティビティがあるんですね。<br />下りるのは楽として,どうやって上まで運んだのだろう?

    山道を上っていると,前方から大きな物音が!
    何事かと思えば,マウンテンバイクで山道を下りてくる人たちと擦れ違いました。
    こういうアクティビティがあるんですね。
    下りるのは楽として,どうやって上まで運んだのだろう?

  • 途中,山科方面の展望が開けたところに出ました。<br />丸太の椅子があり,ここで一息つくことができます。

    途中,山科方面の展望が開けたところに出ました。
    丸太の椅子があり,ここで一息つくことができます。

  • 拡大して撮影しました。<br />山科方面は疎くて,何が見えていたのかよくわかりません。<br />醍醐寺はさすがに見えないか…

    拡大して撮影しました。
    山科方面は疎くて,何が見えていたのかよくわかりません。
    醍醐寺はさすがに見えないか…

  • 標識[東山40]を通過。登りはまだまだ続きます。<br />朝の7:00から6時間経過。<br />大文字山の山頂でランチタイムにしたいと思い,何も食べずに頑張って歩きましたが,かなり疲れていましたね。<br />

    標識[東山40]を通過。登りはまだまだ続きます。
    朝の7:00から6時間経過。
    大文字山の山頂でランチタイムにしたいと思い,何も食べずに頑張って歩きましたが,かなり疲れていましたね。

  • 標識[東山41]を通過し,少し北上すると右手に眺望が開けたところがありました。

    標識[東山41]を通過し,少し北上すると右手に眺望が開けたところがありました。

  • ちょうど岡崎あたりですね。

    ちょうど岡崎あたりですね。

  • 平安神宮の大鳥居を見ることができました。

    平安神宮の大鳥居を見ることができました。

  • 標識[東山41]から標識[東山42]までは平坦な道が続きました。<br />

    標識[東山41]から標識[東山42]までは平坦な道が続きました。

  • 標識[東山42]は北へ直進しますが,西へと行くと熊野若王子神社へと続きます。

    標識[東山42]は北へ直進しますが,西へと行くと熊野若王子神社へと続きます。

  • 標識[東山42]を通過。<br />もうバテバテ。<br />目指す標識[東山45]まであと少し。

    標識[東山42]を通過。
    もうバテバテ。
    目指す標識[東山45]まであと少し。

  • 標識[東山43-1]通過。<br />表記が[43-1]ということは,[43-2]があるということ。<br />まだ先か…

    標識[東山43-1]通過。
    表記が[43-1]ということは,[43-2]があるということ。
    まだ先か…

  • 写真ではわかりにくいですが,「大文字山」の看板発見。<br />間違いなく近づいている。

    写真ではわかりにくいですが,「大文字山」の看板発見。
    間違いなく近づいている。

  • 標識[東山43-2]到着。<br />写真を撮る気力が…

    標識[東山43-2]到着。
    写真を撮る気力が…

  • 後から人の気配がしたと思ったら,なんと走って登ってくる人が!<br />化け物に見えました…

    後から人の気配がしたと思ったら,なんと走って登ってくる人が!
    化け物に見えました…

  • 標識[東山44-1]通過。<br />

    標識[東山44-1]通過。

  • 4分後,標識[東山44-2]通過。<br />写真が他に無いんです…

    4分後,標識[東山44-2]通過。
    写真が他に無いんです…

  • そして,ようやく標識[東山45]に到着!<br />といっても,ここは大文字山四ツ辻で山頂はもう少し上。<br />疲労はピークですが,気力が復活!<br />頑張って先へと進みました。<br /><br />ちなみに,ここから西へ進路をとり鹿ケ谷へと抜けるのが本来のトレイルコースです。

    そして,ようやく標識[東山45]に到着!
    といっても,ここは大文字山四ツ辻で山頂はもう少し上。
    疲労はピークですが,気力が復活!
    頑張って先へと進みました。

    ちなみに,ここから西へ進路をとり鹿ケ谷へと抜けるのが本来のトレイルコースです。

  • 【32】大文字山<br />大文字山到着!<br />疲れた〜<br />

    【32】大文字山
    大文字山到着!
    疲れた〜

  • 記念に三等三角点を撮影。

    記念に三等三角点を撮影。

  • 大文字山からの景色です。<br />午後から雲が広がってしまい,霞んでしまったのが残念でしたが,遠くに京都タワー,手前に岡崎周辺を見ることができました。

    大文字山からの景色です。
    午後から雲が広がってしまい,霞んでしまったのが残念でしたが,遠くに京都タワー,手前に岡崎周辺を見ることができました。

  • ランチ後,次は大文字火床を目指しました。<br />標高330mということで,ひたすら山を下ります。

    ランチ後,次は大文字火床を目指しました。
    標高330mということで,ひたすら山を下ります。

  • きつい坂道でしたが下りメインだったので,それほど苦も無く10分後に大文字火床に到着。<br />

    きつい坂道でしたが下りメインだったので,それほど苦も無く10分後に大文字火床に到着。

  • 【33】大文字火床<br /><br />街並みを眺めながら,階段を下りて行きます。<br />第二画目の出っ張りの部分ですね。<br />大文字山山頂より100m下りた分,街並みがはっきりと見えました。

    【33】大文字火床

    街並みを眺めながら,階段を下りて行きます。
    第二画目の出っ張りの部分ですね。
    大文字山山頂より100m下りた分,街並みがはっきりと見えました。

  • これが大の字を構成する火床。<br />熱に強い大谷岩を用いています。<br /><br /><br /><br />

    これが大の字を構成する火床。
    熱に強い大谷岩を用いています。



  • 大の字の中心部分で「金尾(かなわ)」といいます。<br />金尾を含め,合計75個の火床で大の字を描きます。

    大の字の中心部分で「金尾(かなわ)」といいます。
    金尾を含め,合計75個の火床で大の字を描きます。

  • 金尾から京都市内を見下ろします。<br />低すぎず,高すぎずでちょうどいいですね。<br />眺望の良さでいえば,このトレイル三本の指に入るのでは。<br />

    金尾から京都市内を見下ろします。
    低すぎず,高すぎずでちょうどいいですね。
    眺望の良さでいえば,このトレイル三本の指に入るのでは。

  • 京都市内の眺めです。<br />大文字山山頂付近から左京区に入っており,主に左京区を眺めることになります。<br /><br />南から北へと順に見ていきます。<br />手前の森は金戒光明寺,その奥に平安神宮。

    京都市内の眺めです。
    大文字山山頂付近から左京区に入っており,主に左京区を眺めることになります。

    南から北へと順に見ていきます。
    手前の森は金戒光明寺,その奥に平安神宮。

  • 金戒光明寺の右手(北)に真如堂。<br />その右側には吉田山が見え,その奥の広大な森は京都御苑です。

    金戒光明寺の右手(北)に真如堂。
    その右側には吉田山が見え,その奥の広大な森は京都御苑です。

  • 吉田山の奥(西)には京都大学。<br />拡大すれば,時計台も見えますね。<br />そして右奥に鴨川デルタがあり,そこに下鴨神社の糺の森が見えます。

    吉田山の奥(西)には京都大学。
    拡大すれば,時計台も見えますね。
    そして右奥に鴨川デルタがあり,そこに下鴨神社の糺の森が見えます。

  • さらに北を見ると,賀茂川沿いに京都府立植物園。<br />その北は上賀茂神社です。

    さらに北を見ると,賀茂川沿いに京都府立植物園。
    その北は上賀茂神社です。

  • 第一画目の横一文字です。<br />長さは80mあり,「金尾」の左側に8ヶ所,右側に10ヶ所の火床があります。<br />奥に見える建物が「御堂(弘法大師堂)」です。

    第一画目の横一文字です。
    長さは80mあり,「金尾」の左側に8ヶ所,右側に10ヶ所の火床があります。
    奥に見える建物が「御堂(弘法大師堂)」です。

  • 横一文字の反対側に回りました。<br />「犬」の点のところといえばわかりやすいでしょう。

    横一文字の反対側に回りました。
    「犬」の点のところといえばわかりやすいでしょう。

  • 第二画目の左払い(北の流れ)です。<br />金尾の上(横一文字の上)に9個,金尾の下(横一文字の下)に20個の火床が並んでいます。<br />長さは160mです。

    第二画目の左払い(北の流れ)です。
    金尾の上(横一文字の上)に9個,金尾の下(横一文字の下)に20個の火床が並んでいます。
    長さは160mです。

  • こちらは第三画目の右払い(南の流れ)です。<br />金尾から27個の火床が並んでいます。<br />その長さは120mあります。

    こちらは第三画目の右払い(南の流れ)です。
    金尾から27個の火床が並んでいます。
    その長さは120mあります。

  • 親切なおじさんに大文字山の資料をもらいました。<br />おじさん,ありがとう!<br /><br />その資料にあって豆知識をご紹介。<br />・送り火に使われる木は赤松<br />・赤松は割り木にし,一年以上乾燥させる<br />・護摩木や割り木はリフトで運ばれる<br />・大文字保存会というNPO法人が行っている

    親切なおじさんに大文字山の資料をもらいました。
    おじさん,ありがとう!

    その資料にあって豆知識をご紹介。
    ・送り火に使われる木は赤松
    ・赤松は割り木にし,一年以上乾燥させる
    ・護摩木や割り木はリフトで運ばれる
    ・大文字保存会というNPO法人が行っている

  • 第三画目に沿って,火床の数を数えながら下りて行きます。<br />

    第三画目に沿って,火床の数を数えながら下りて行きます。

  • 第三画目の端から見上げます。

    第三画目の端から見上げます。

  • 「太」の点の位置から見上げました。<br /><br />当初トレイルコースに戻る予定でしたが,標高にして100m登る体力がありませんでした。<br />このまま下山し,鹿ケ谷へと下りて行きました。<br /><br />次の旅行記に続く…<br /><br />

    「太」の点の位置から見上げました。

    当初トレイルコースに戻る予定でしたが,標高にして100m登る体力がありませんでした。
    このまま下山し,鹿ケ谷へと下りて行きました。

    次の旅行記に続く…

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この旅行記へのコメント (3)

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  • はなまま さん 2013/01/15 21:15:14
    フムム〜
    こんにちは

    先日東山コースを気分良く歩いて来ました。
    ぺこにゃんさんの旅行記、ずいぶん参考にさせていただきました)^o^(
    できれば持って歩きたいくらいですが、そこは自力で道を探さないとね。

    参加したメンバーが次回を楽しみにしているようなので、大文字山コースは
    どんなんかなー?と思って見せていただきましたが・・
    ウムムー 高低差400m!!相当しんどそうですね。
    景色はかなり良さそうで魅かれるんですけどねー。

    えっとぉ、もうちょっと楽に登れるコースありませんかね?
    ・・京都一周トレイルにならないか(~_~;) ハハ

                       はなまま(*^_^*)

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2013/01/16 22:20:24
    RE: フムム〜
    はなままさん,こんばんは。

    > 先日東山コースを気分良く歩いて来ました。
    > ぺこにゃんさんの旅行記、ずいぶん参考にさせていただきました)^o^(
    > できれば持って歩きたいくらいですが、そこは自力で道を探さないとね。
    >
    > 参加したメンバーが次回を楽しみにしているようなので、大文字山コースは
    > どんなんかなー?と思って見せていただきましたが・・
    > ウムムー 高低差400m!!相当しんどそうですね。
    > 景色はかなり良さそうで魅かれるんですけどねー。

    京都一周トレイルの旅行記拝見しました。
    東山コースの最初はアップダウンが比較的少なく快適だったと思います。
    一方,蹴上から大文字山を目指すルートは本格的な山道ですね。
    それなりに疲れますけど,達成感はありますよ。

    >
    > えっとぉ、もうちょっと楽に登れるコースありませんかね?
    > ・・京都一周トレイルにならないか(~_~;) ハハ
    >
    >
                       
    京都一周トレイルから外れますが,銀閣寺側から大文字火床までなら標高差250mです。
    眺望はいいですよ。

    ぺこにゃん

    はなまま

    はなまま さん からの返信 2013/01/17 20:44:27
    おぉ!
    > 京都一周トレイルから外れますが,銀閣寺側から大文字火床までなら標高差250mです。
    > 眺望はいいですよ。

    おぉ!それは朗報ですね )^o^(
    ワタシ的には清水山でもそこそこ心拍数が上がりましたので、
    身の丈に合ったコースを選ばないとねーと。

    メンバーには「軟弱な!」とひんしゅく買いそうですが・・。
    相談してみたいと思います。

    ぺこにゃんさんは一人でもガンガン歩いてエライですねー。

                     はなまま(*^_^*)

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