2010/06/13 - 2010/06/13
1962位(同エリア3721件中)
jiuさん
シーボルトが日本の妻の名前「お滝さん」にちなんで、アジサイの品種の一つに「おたくさ」と名づけたことから、アジサイは長崎市の市花に指定されています。
毎年、ながさき紫陽花(おたくさ)まつりの期間中(今年は5月22日〜6月13日)には、眼鏡橋周辺、シーボルト旧宅跡・シーボルト記念館、グラバー園などがいろんな品種のアジサイで飾られます。最終日に滑り込みで訪れました。
<シーボルト略歴>
1796年 バイエルン王国のヴェルツベルクに生まれる
1823年(文政6年) 長崎・出島のオランダ商館医として来日(27歳)
1824年(文政7年) 鳴滝塾を開く
1826年(文政9年) オランダ商館長の江戸参府に随行(約1ヶ月滞在)
1828年(文政11年) シーボルト事件
1829年(文政12年) 国外追放処分となり帰国(33歳)
1858年(安政5年) 日蘭通商条約が結ばれる。国外追放処分が解かれる。
1859年(安政6年) 長崎に再来日(63歳)
1861年(文久元年) 幕府の外交顧問となり江戸へ
1862年(文久2年) 帰国
1866年 ミュンヘンで死去(70歳)
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シーボルト記念館
開館時間は9〜17時。朝一番にやってきました。
休館日は月曜と12月29日〜1月3日。
入館料は一般100円、小中学生50円。
最寄りの電停「新中川町」から徒歩約10分です。 -
車イス用エレベータの脇にも鮮やかなアジサイ
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入口への階段にもプランターのアジサイがずらり。
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見学を終わって出てきたところ。
展示室内は撮影禁止です。 -
アジサイには雨が似合います。
今年は、やっと昨日(12日)になって梅雨入りしました。 -
若き日のシーボルト像
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シーボルト旧宅跡
つまり鳴滝(なるたき)塾の跡。
最初の来日の時は鎖国中だったので、住んでいたのは出島で、鳴滝塾まで毎週出かけてきて診療や蘭学の指導を行っていました。
30年後に再来日したときもここに住んだようです。 -
シーボルト旧宅跡
普段はガランとした空き地ですが、この時期はアジサイで華やかに演出されます。 -
シーボルトの胸像
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ガクアジサイ、かな?
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こちらは敷地にじかに植えられているアジサイ
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桜馬場(さくらばば)天満神社
江戸時代までは威福寺と呼ばれていましたが、明治になると神仏分離により現在の名称になりました。 -
桜馬場天満神社 拝殿
出島のオランダ商館長の一行が江戸参府に向かう前には、ここで送別の宴を開いたそうです。
シーボルトも文政9年(1826年)の江戸参府に出発する際、ここに立ち寄っています。 -
桜馬場天満神社 御神牛
戦時中(昭和18年)に貴重な物資として供出されてしまい、およそ50年後の平成4年(1992年)に再建されたもの。 -
拝殿の横のベンチで朝寝坊?のネコ
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おまけ
眼鏡橋周辺のアジサイです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 一歩人さん 2010/06/14 04:48:16
- 若き日の像ははじめてです
- jiuさんへ
若き日の像ははじめてです。
ありがとうございます。
都内では築地居留置の公園に大人の像ありますが、
そちらの像とそっくりです。
シーボルトのご子孫は今も脈々と流れているそうです。
その昔、江戸東京博物館で講演をご子孫から聴きました。
失礼しま〜す。
- jiuさん からの返信 2010/06/15 06:04:19
- RE: 若き日の像ははじめてです
- 一歩人さん、始めまして。
書込み&投票有難うございます。
> 若き日の像ははじめてです。
この像が作製されたのは比較的新しく平成4年です。
> 都内では築地居留置の公園に大人の像ありますが、
> そちらの像とそっくりです。
先日、上京した際にあかつき公園のシーボルト像に遭いました。どちらも
晩年の姿のようですね。
> シーボルトのご子孫は今も脈々と流れているそうです。
> その昔、江戸東京博物館で講演をご子孫から聴きました。
子孫がいらっしゃるんですね。幕末は遠いようで意外に近いんですね。
jiu
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