美瑛の『青い池』＆『白金不動の滝』◆2009秋色の北海道《その１３》

2009/10/10 - 2009/10/10

クリチャミさん、ゆんこさんの旅行記で紹介されていた『青い池』...。
この青色を見たくて、行ってきました。
※クリチャミさんの旅行記はこちら→http://4travel.jp/traveler/kurichami/album/10381895/
※ゆんこさんの旅行記はこちら→http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/album/10381885/

天気が快晴だったため、よりいっそう美しく不思議な青色を見ることができました。

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ

美瑛の市街地から白金温泉方面に道道をずーっと進みます。
道路の進行方向には大雪山がずっと見えています。

白金温泉まであと数ｋｍのところに、向かって左手に看板がありますが、工事現場のような看板なので知らなかったら見過ごしてしまいそうです。
私たちは事前にクリチャミさんの旅行記で知っていたので、「工事現場のような看板」を探しました。

こちらが駐車場ですが、予想以上に車が駐まっています。これにはびっくり！
地元ではかなり有名になりつつあるみたいですね。

駐車場から遊歩道に行くところにはわかりやすい立て看板がありました。
これを道路脇に立てておいたらイイのに...

いかにも手作りという感じの案内板。

木々の隙間から見える大雪山。

では、「青い池」に向かって歩き始めます。
この部分の紅葉が特に綺麗でした！

こんな道を４〜５分歩きます。

おおっ！！
あっ...青い！！！！

旅行記で見た写真と同じ色だ！
...と、妙な感動をしてしまいました。

治水工事のために川を堰き止めたら、偶然にこんな色になったのだとか...。
この色は、上流にある白金温泉の成分が川の水に溶け込んでいるためと推測されます（銅イオンやコバルトイオン等）。

どんな理由にせよ、とても神秘的で不思議な色ですよね〜！

水が青いのは当然かもしれません。
なぜなら...
こちらの写真（2008年3月撮影）は、その川の上流・白金温泉付近にある潜流瀑「白髭の滝」です。
大雪山の雪解け水が伏流水となって岩間から川に落ちています。
その雪解け水の一部が白金温泉の泉源となっているように、この滝水には温泉成分が含まれているため、岩肌は緑や青、川の流れはトルコブルーになっています。

「白髭の滝」直下の水は、ズームすると「白濁したブルー」になっていることがよくわかります（2008年3月撮影）。

「白髭の滝」の下流の水は、まさに「青い池」の色そのものですよね。
この水がそのまま「青い池」に流れ込んで堰き止められて、あのような色になったのだろうと推測できます。

※2008年3月撮影

講釈はこれくらいにしておいて...

スヌ君もこの景色にはとても感動しましたよ〜！

天気や時間帯や日光の当たりぐあいなどによって微妙に色が違うそうです。

池そのものも綺麗のですが、水面が完全に「ミラーレイク」状態となっていて、周りの風景も鏡のように映し出しています。

光の当たりぐあいが違うのでしょう、この辺りは明るめのブルーでした。

この美しく不思議な風景に講釈は不要だと思われます。
コメントは一部省略しますので、じっくりと見て下さい。

底に沈んだ朽木（十二湖風ですね）。
朽木がはっきりと見えるということは、水は澄んでいるということですよね。

ラヴェンダースヌ君も美しいブルーにうっとり...

池の周りはシラカバ林です。

「青い池」では、別世界にいるような風景を見せていただきました。

では、来た道を戻ります。

「青い池」から少し進むと、『白金不動の滝』があります。
ここは2008年3月にも訪れた場所なのですが、その時は雪景色...。
「青い池」から近いこともあり、もう一度見てみたくなったので、立ち寄ってみました。

道路脇の空いたスペースに車を置いて、不動の滝に向かうことにします。
木漏れ日がイイ感じですね。

こちらはほとんど同じ場所で撮影した、2008年3月の写真です。
違う場所のようです。

歩き始めてすぐに滝が見えてきました。

白金不動の滝に着きました。
早速、スヌ君の記念写真！

「白金不動の滝」は総落差約25ｍの美しい段瀑です。
二度目ですが、やっぱり美しい姿です！

↑　↑　↑　↑
上の写真はこのようにして撮っています。

Photo by wife

2008年3月にはこんな感じでした。

滝の上段部をズーム。

右岸側ギリギリまで近付いて、下段部分と撮りました。
水がキレイし、清涼感たっぷりの滝ですね〜。

真横からのショット！

白金不動の滝の下流。
この流れが美瑛川となって流れて行きます。

時刻は14時頃です。
北海道の日没は早いので、そろそろ札幌方面に戻ることにしましょう。

"to be continued"

この旅行記へのコメント （4）

• たらよろさん 2009/11/01 18:25:54

  美しいですね〜

  こんばんわ〜〜
  
  やっぱり青い池、その名のとおり青い！！
  
  青いっていうよりも白っぽい青さでより神秘的ですね☆
  
  ずっと見ていたら吸い込まれそうになりそう。
  
  視力の悪いのがよくなりそうな雰囲気の色だわ。
  
  ぜひ、ここは見に行ってみたいスポットです♪
  
  　　たらよろ

  JOECOOLさん からの返信 2009/11/01 22:25:59

  RE: 美しいですね〜

  こんばんわ！！
  今日はあいにくの天気でしたが、どんな過ごし方をされていましたか？
  私たちは、TVの情報を基に伊丹へ秋バラを見に行ってました。
  雨のせいかとても空いていて、ゆっくりと綺麗なバラを愛でてきました。
  
  
  > やっぱり青い池、その名のとおり青い！！
  >
  > 青いっていうよりも白っぽい青さでより神秘的ですね☆
  >
  > ずっと見ていたら吸い込まれそうになりそう。
  
  川を堰き止めたらこんな色になったらしいのですが、その神秘的なブルーは言葉にできない程きれいでしたよ。
  また光線の加減で微妙に色が変わるし、湖面が鏡のように周りの景色を映し出していて、また違った味わいもありました。
  私たちが訪れたのは午後だったのですが、朝日の時などにはまた違った表情
  があるのでしょうね。
  ４トラをしてなかったら、気づかずに素通りしていたことだろうと思います。４トラさまさまですね。
  
  by JOECOOL

• Oakatさん 2009/11/01 09:40:50

  神秘的な青！

  JOECOOLさん、こんにちは！
  
  美瑛にこんなに美しい「青い池」が・・・
  美瑛にこういう風景があるなんて初めて知りました。
  美しいですね！
  神秘的ですね！
  上高地の大正池と裏磐梯の五色沼を合わせてもこの神秘感はないですよね！
  今度美瑛に行くことがあったら旅程に加えたい場所が増えました。
  
  oakat
  

  JOECOOLさん からの返信 2009/11/01 22:17:09

  RE: 神秘的な青！

  こんばんは！
  旅行記を見ていただいて、ありがとうございます。
  
  私も４トラ内で仕入れた情報を基に行ってきました。
  光の加減で色が違ったりするらしいので、晴れることを祈っていました。
  おかげさまで天気にも恵まれて、不思議なブルーの池を見ることができました。
  
  色は、「白根山の湯釜から白さが少ない」という感じだったのですが、部分的に「裏磐梯の青沼」や「上高地の大正池」に近い箇所もありましたよ。
  ぜひ機会があれば訪れてみて下さい...と言いたいところなのですが、今年の10月末でいったん閉鎖するらしいのです（確かな情報ではありませんが）。
  来春にまた開けるかどうかはわかりません。
  
  by JOECOOL