day8-10 旅の最後はカサブランカ（06'モロッコを巡る旅⑧）

2006/05/24 - 2006/06/04

2年前のスリランカに続き、高校時代からの友達とのバックパッカー20代後半女子二人旅の第二弾です♪
（スリランカの時はまだデジカメを持っておらず写真のデータがなく、旅行記書けていませんが）

モロッコの旅8日目。
今日はフェズから、今回の旅の最終目的地・カサブランカへ移動です。


♪モロッコを巡る旅・スケジュール♪


5/26　出国・羽田～関空～ドバイ～カサブランカ到着[機内泊]

5/27　カサブランカ着→マラケシュへ[マラケシュ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10265707

5/28　マラケシュ[マラケシュ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10265732

5/29　ホテルアリのメルズーガ砂漠ツアー1日目
http://4travel.jp/travelogue/10301071

5/30　メルズーガ砂漠ツアー2日目[サハラ砂漠でキャンプ]
http://4travel.jp/travelogue/10301166

5/31　メルズーガ砂漠ツアー3日目、メルズーガ→フェズへ[フェズ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301223

6/1　 フェズ[フェズ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301293

6/2　 フェズ→カサブランカ[カサブランカ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301634

6/3　　帰国の途へ[機内泊]

6/4　　日本着

エリア カサブランカ(モロッコ)

いよいよ旅の最後の地、カサブランカへ向かいます。

昨日ゲットした時刻表を参考にフェズ駅から電車に乗り込みます。

フェズ駅のホーム。

ホームにはオレンジの木が並んでいて、青い空に緑とオレンジがとってもきれいでした。

電光掲示板。マラケシュの文字がすでに懐かしい！カサブランカで降りて帰国ではなく、もう一度マラケシュから旅したい！！

カサブランカからマラケシュへ向かった時と同じ、コンパートメントタイプの電車です。私たちだけだったので、友達と写真を撮り合いました♪

さて、朝食は旧市街で買ってきたものを車内で食べます。

穀物っぽいパンみたいなもの。

こちらはおなじみクレープ。帰国したらこの味に会えないなんてさみしすぎます！！

途中から、アメリカ在住のモロッコ人2人組が乗ってきたので、その人たちとおしゃべりしながら列車に揺られます。日本から持ってきていた生梅入りの飴をあげたら、予想どおり、微妙な反応…(笑)

さあ、戻ってきましたカサブランカ、カサ・ボワジャー駅。
空港からマラケシュへの移動の時、乗り換えの駅で降り損ね、この駅で次の電車が来るのを１時間半待ったのも、今となればいい思い出☆

さて、まずはお決まりの宿探しです！

最後の宿は、オテル・デ・ネゴシアンで決定。

部屋の様子。これまでのホテルのように、モロッコ風というかイスラム風のかわいさがなく普通っぽい部屋。ちょっと残念だけど、都市部だから仕方ない。

でも廊下はタイルで飾られていて素敵でした♪

荷物を置いた後は、昼食へ。
今日のランチの目的は海辺の街へ来たので「シーフードを食べる」こと！
地球の歩き方に載っている「スナック・アミン」へ。が、地図どおり歩いてきてみると、同じ名前の店が２件あり…どっちが本物かわからず、とりあえずそのうちのひとつに入ってシーフードパエリアを注文しました。

パエリア・小エビとヒラメとメロのフライの盛り合わせ。レモンをしぼって食べます。さすが海の街。久々のシーフードはおいしかったー♪

街中でみつけた３０DHショップ。こんな感じで、カサブランカはわりと普通の街でした。

これまでの「The モロッコ」な景色とは一転、本当に普通の街！旅の最後は飛行機の関係で大都市に戻らないといけないとはいえ、出来ればスルーしたかった…ような…。

さてさて、人気のビーチというアイン・ディアブに向かうためバスを探します。
少し待つとバスは来たけど、ものすごーーい人でした！！メディナの人混みと、街の人混みは雰囲気が違い過ぎて、何だか今日はやたらと現実世界に引き戻されます。帰国してからのリハビリと思うことにします。

ものすごーーーい人で、一番後ろまで押し込まれたのですが、奥に座っていた親切な高校生くらいの男の子たちと仲良くなり、座れるように詰めてくれたりして、どうにか座れてしばし歓談。一緒に写真を撮ったりして、写真を送ってほしいと言われたので住所を書いてもらったのですが…日本に帰ってきて紛失しました。申し訳ない…。写真は、その高校生か、前に座っていたおじさんか、近くにいた誰かのワンちゃん。かわいいしおとなしいし、いっぱい抱っこさせてもらいました♪

降りる場所も教えてもらえ、無事到着！
モロッコのビーチ近くの通りです。さわやか〜。

さっそくビーチに向かいます。

あともう少し！久々の海にちょっと興奮。

…？？　なぜかみんなサッカーをしている…

やっぱりみんなサッカーをしてる…。しかも男ばっかり。

そうです。ここはイスラムの国。

忘れていたけど、女性は肌を隠す国。ビーチだからと言っても、水着になったりはしないよう。水着ではないとはいえ、「女」というだけで浮きまくりの私たち。

でもとりあえず、せっかく来たので入水。

このとおり、水もとーってもきれい！！

そんなこんなでビーチで長居も出来ず、ビーチのためにバスに乗ってここまで来たのに、早々に引き揚げます。

このまま帰るにはもったいないので、ビーチを見下ろせるところにあるカフェで一休みすることに。

ここには女の人もいました。デートスポットなのか、カップル多し。

こうして遠目で見ると普通の賑やかなビーチなんだけどね。
ちなみに、地球の歩き方には「モロッコの若者たちも大胆にリゾートを楽しんでいる」という文章とともに、ビキニの女性の写真が掲載されていましたが、実際は男性ばかりがサッカーをしていました。

さて、ひと休みしたところで街中に戻ります。

カサブランカは、マラケシュやフェズの後では、どうしても魅力に欠けるところがあるけれど、このビーチは必見。他にはない、景色がここにはありました。

こんなきれいな色のカフェもあり。イスラムのビーチとはいえ、やっぱり海の近くの町の雰囲気はすごーくあります。

このあたりはどうやら高級住宅地だそう。確かに立派なお家ばかり！

街角で咲く花。

アイン・ディアブの街の様子。

公衆電話。

バス停らしき広場でもサッカー。モロッコ人、サッカー好きなようです。
そしてフェズ同様、待っても待ってもバスは来ず。結局近くにいたモロッコ人たちとグランタクシーで中心街へ戻ることに。

モロッコ的にはありなのか、普通の5人乗りと思われる古い乗用車に何と大人7人で乗りました。
前の席には3人（ドライバー含）、後ろの席には4人。私たち以外はモロッコ人の男。私は前の真ん中、友達は後ろの真ん中。もちろんギュウギュウどころじゃないほどギュウギュウなのだけど、なかなか出来ないこの体験です♪

ギュウギュウながらも無事到着し、旧メディナ散策。
こんな感じにお店がいっぱい。写真は水タバコ。
それなりにうろうろしたはずなのだけど、写真もこれ一枚しかないし、記憶もほとんどなく…まあ、マラケシュ・フェズと比べたらおもしろみに欠けてたんだろうな。

旧メディナ近くにあるのは、カサ・ヴォアジャー駅ではなくこちらのカサ・ポール駅。

夜のカサブランカ。
建物は古いけどネオンは近代的。本屋さんに入ってみたりお菓子やさんに入ってみたり、最後の夜の街歩きを楽しみました。
楽しかったモロッコと別れ、明日は日本へ向けて発ちます。

商店街風の通りにあった小さなケーキ屋さんで、ケーキを買って食べました。でも味がどうだったかは記憶なし…。カサブランカ、本当に記憶がなさ過ぎなのです。この日のアイン・ディアブ以降のことで覚えていることといえば、ホテルの共同シャワーが何だか使いづらかったという記憶くらい…。

モロッコの旅9日目の朝。
今日もいいお天気です。写真はホテルの前の廃墟のような古い建物。

朝食はこちら、レトリー・ワファ。

ショーケースに並ぶヨーグルトたち。

もちろんヨーグルトと、サンドイッチも買いました。さらに写真にはないけどアボカドシェイクもまた飲みました。どれもおいしかった！

ホテルの外観。真ん中あたりのタオルがかかっているのが私たちの部屋。

さあ、荷物を持って、電車で空港へ向かうことにしましょう。

空港につき、お茶することにしたのですが、最後の最後までミントティーを飲む私たち。ちなみに私たち、スリランカへ行った時も、最後の最後、空港での食事もカレーにしたほど、毎回その国になじんでしまいます♪

エミレーツのCAさんたち。あまりにキレイな人ばかりで思わず撮ってしまいました。

大量に増えた荷物（砂漠の砂を含）、行きは機内に持ち込めたバックパックも帰りは重量オーバーでアウト！！陶器やらくだの小物も入っているので預けたくなかったけど、しぶしぶ引渡しました。
結果、私のは何とかすべて無事でしたが、友達のらくだが１匹骨折していたそうです…。

カサブランカからドバイまでの機内で出たご飯の鳥のシールがかわいくてアップでパチリ。

友達撮影。現実世界への飛行機が飛んでいきます。

ドバイへ向かう機内のモニター。アフリカ大陸なんて、一体次にいつ来れるんだろうか。

おまけ、乗継のドバイ空港。時刻は何時でしょう？！

正解は、夜中の2時！！！

何もかもが「初めて」と言っても大げさではないくらい、たくさんの体験をさせてくれたモロッコ。またぜひ行きたいと思う国の１つになりました。今度はスペインからジブラルタル海峡を渡ってモロッコ入りするのもいいし、砂漠にはぜひまた行きたい。
モロッコ気分が抜けきれず、砂漠とオアシスのあのまぶしさや、マラケシュの熱気、暑い中で飲んだオレンジジュース、大好きなクレープやパンケーキ、タジンの味が忘れられず、帰国後しばらくネットでポチポチとあの味を再現出来ないかと、レシピを探しまくった私です。
モロッコ最高ーー！！