day1-2 いざ、アフリカ大陸モロッコへ！（06'モロッコを巡る旅）

2006/05/26 - 2006/06/04

2年前のスリランカに続き、高校時代からの友達とのバックパッカー20代後半女子二人旅の第二弾です♪
（スリランカの時はまだデジカメを持っておらず写真のデータがなく、旅行記書けていませんが）

20:40羽田発関空行きで、まずは初の関空へ。
関空に着いたのは22時頃で、次のフライトまでは1時間以上ある。
時間も時間だし、広い空港はガラーンとしていて、特にすることもなく、寝る体勢と整えるべく、メイクなどを落としてフライトに備えました。

そしてここからさらにドバイ経由で約２４時間かけてカサブランカへ向かいます。

今回の行程は、カサブランカ入りをしてマラケシュへ南下し、そこで現地の砂漠ツアーに申し込み、砂漠でキャンプをし、そのままマラケシュには戻らずにフェズへ行き、カサブランカに戻って出国、という予定ですが、さて、上手く回れるのでしょうか？！



♪モロッコを巡る旅・スケジュール♪


5/26　出国・羽田〜関空〜ドバイ〜カサブランカ到着[機内泊]

5/27　カサブランカ着→マラケシュへ[マラケシュ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10265707

5/28　マラケシュ[マラケシュ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10265732

5/29　ホテルアリのメルズーガ砂漠ツアー1日目
http://4travel.jp/travelogue/10301071

5/30　メルズーガ砂漠ツアー2日目[サハラ砂漠でキャンプ]
http://4travel.jp/travelogue/10301166

5/31　メルズーガ砂漠ツアー3日目、メルズーガ→フェズへ[フェズ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301223

6/1　 フェズ[フェズ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301293

6/2　 フェズ→カサブランカ[カサブランカ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301634

6/3　　帰国の途へ[機内泊]

6/4　　日本着

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田から出発して深夜の関空経由でドバイへやってきました。こちら、朝5時のドバイ国際空港。早朝とは思えないほど、普通に人がいて、普通にキラキラしておりました。

乗継ぎに2時間あったので、私たちもちょっと空港内をうろうろしたものの、フライト疲れもあるし、結局次の搭乗ゲートに向かい、そこで座って出国を待ちました。

ドバイの日の出。アジアの島国日本から、アラビア半島まで来てしまいました。

ドバイからカサブランカまでの飛行機。シャトルバスで近くまで行き、階段使って乗り込みます。

乗ってきたシャトルバス。見える飛行機はエミレーツばかりです。

朝のキラキラにこの機体がかっこいい！

ドバイからカサブランカでの機内食。それぞれの国の飛行機によって違う機内食も、私にとっての旅の楽しみのひとつなのです♪
さて、ドバイからモロッコへの機内はすでに異国で、日本人なんて恐らく私たちだけ。機内の匂いも全然違うし、お祈りをする人もいるし、すでに別世界。
入国カードか何かを機内で書き、友達も私も一眠りして起きたら、友達のボールペンをなぜか斜め前のシートの男性が持っているではないですか？！友達が「それは私の」と声をかけたら「ごめんごめん！ちょっと借りてたんだ。」と笑顔で返してくれました…。ここは異国。そういうものなのでしょう…。
約24時間の長旅を終え、ようやくモロッコ・カサブランカに入国。ここからは電車でマラケシュへ移動です♪

カサブランカの空港からマラケシュへは電車で向かいます。
空港からは階段を下りればホームなので、難なく駅へ到着。
さて、切符を窓口のおじさんから買ったのだけど、受け取ったおつりが明らかに足りず。足りないことを主張するも、そんなにお金を受け取っていないの一点張り。いきなりぼられるとは…。電車の時間もあるし、ここはもうあきらめてホームへ降りて電車に乗って発車を待っていると…
さっきの切符売り場のおじさんが身振り手振りで「お金下に落ちていたよ、ごめん！」的なことを言いながら、わざわざ走って車内までお釣りを届けにきてくれました。
モロッコ人、何ていい人ー！！！疑ってごめんなさい！

切符と私。電車のシートはこんな感じのダークブラウンの合皮？で、なかなか良い乗り心地！

さて、発車したはいいもののアラビア語がまったくわからない私たち。
もちろんアナウンスもわからず、駅の看板も読めず、どこかで乗り換えないといけないはずだけれども、一体どこで降りるのやら…。そしてここはどこなのでしょう…。

そして案の定、乗り換えに失敗。あーあ…。
車掌さんの話によると、（と言っても言葉が通じないので「恐らく」だけど）次のマラケシュ行きの電車は１時間半後らしい。

どうやらここはカサブランカ、カサボワジャー駅。
ホームにいても仕方ないので外に出てみることにしました。

うろうろするけど、着いたばかりで土地勘ゼロだし、どこを歩いていいのやら。
どの旅でも思うけど、着いたばかりと翌日以降って、同じ街であっても別の街に移動しても、着いた当日とは全然違って見えます。場所というよりも、その国に身体が慣れないんだろうな。

暇なので、無事に到着したことを家族に連絡することにして、インターネットが出来るお店に入ることに。携帯はまったくの圏外だし、連絡が取れるのはネットのメールのみだからね。
しかーし、何と言ってもここはモロッコ。yahoo画面もアラビア語のみの設定のようで、Yahooのメールすらまともに出来ず。アラビア語だらけのYahooメール画面で、どうにかこうにかローマ字で作成し「送信」と思われるボタンを押したけど、どうやら間違っていたようで、送信できていなかったことを帰国後知りました。

アラビア語のyahooに苦戦していたらわりとあっという間に時間が過ぎ、今度は無事乗車♪
電車の中はこんな感じでした。もちろん私たちは２等車だけど、それでも十分キレイでした。コンパートメントタイプになっていて、確か１部屋（？）６人がけくらい。

車窓からの風景。
こんな感じのところを3時間半ほど走っていきます。

家もなく、ただ広ーい大地を駆け抜けていきます。

いろいろな景色を楽しみながらの3時間半でした。

予想以上に立派な電車に無駄にうろうろしてしまう私。

外はどよーーんとした雲が広がっていますが、あと30分もかからずマラケシュに到着の予定です。

ようやく、マラケシュに到着！
大きな町なだけに、多くの人が降りていきます。

私たちもバックパック背負って駅を出ていきます。

マラケシュ駅のホームはこんな感じでした。ずいぶんきれいに整備されています。

駅構内から外へ出てみると、その人の多さとタクシーの多さにビックリ！
カサブランカとは全然違う雰囲気の駅で、とっても賑わっていました。何だかワクワク♪

バスに乗るための小銭がなかったので、バス乗り場の近くの売店でお菓子を買ってお金をくずします。

さあ、フナ広場あたりの安宿を目指し、私たちもバスを探して乗り込みます♪

さて、バスには乗れたものの、どこで降りたらいいのかもわからないので、今日の電車の失敗を繰り返さぬよう、ドライバーさんに着いたら教えてとお願いする。
これ、バスに乗ったはいいけど自信がない時の異国の旅の基本です。これが一番確実！！
そして今度は無事到着。フナ広場へ向かいます♪

今夜の宿は、地球の歩き方にも載っていて、元々候補に挙げていたホテル・イムーザに決定。パティオのあるとってもかわいい宿で、確か2人で100DHくらいだったかな？日本円にすると2人で1000円ちょっと。水シャワーは無料、5DH払えば温シャワーもありました♪

シャワーとトイレは共同ですが、洗面所（？）だけは部屋にもあって、パティオを囲むように部屋が並んでいます。ベッドの柵？のデザインも素敵だけど、鏡の枠も素敵です。

ホテルに着いて、ホッとひと息ついていたら、ザーーーーッと雨が…！！
でも幸いすぐに止んだので、雨上がりの細ーい路地を歩いてフナ広場へ行ってみることに。

夜9時過ぎのフナ広場。
この写真ではわかりづらいけど、フナ広場はすごい活気！雰囲気だけでわくわくしちゃいます♪

夜の9時でこの人の多さ、やっぱり日中は暑いから夜に活動するのかな？
大道芸？みたいなのがあったり、お祭りのような賑やかさ！

とりあえずお散歩がてら、明日砂漠ツアーの申込みに行く予定のオテル・アリへ行ってみることに。欧米人に人気のホテルだそうだけど、確かに欧米人らしき人たちが夕食を食べていました。

そろそろお腹もすいてきたのでフナ広場へ戻り、本日の夕飯探し。
でも、屋台の数も並みじゃない。一体どこがいいのやら…。

ほとんどの屋台がこんな感じのカウンター形式。

とりあえず３１番の屋台に決定！

本日の夕食はこちら。
タジンとソーセージとアラビアパン。どれもとーーってもおいしいし、お店の人も陽気で楽しかったー！！

こちらはビーフのケバブ。
ちなみにパンはタジンのスープをつけてもおいしいけど、お皿に入ったサルサソース？みたいなのをつけて食べてもとってもおいしいのです！

お腹もいっぱいになったところで、賑やかなフナ広場を後にしホテルへ戻ります。
長旅からのようやくモロッコ到着、最初の夜も更けてゆきます。
続きはこちら→http://4travel.jp/traveler/mayu1210/album/10265732/