2006/05/26 - 2006/06/04
95位(同エリア241件中)
麻由さん
2年前のスリランカに続き、高校時代からの友達とのバックパッカー20代後半女子二人旅の第二弾です♪
(スリランカの時はまだデジカメを持っておらず写真のデータがなく、旅行記書けていませんが)
モロッコの旅5日目。
昨日から、マラケシュ発・ホテルアリの砂漠ツアーに参加。メンバーはイギリス人夫婦、イギリス人の1人旅男性、私たち二人。それに、モロッコ人のガイド兼ドラーバーさんが一緒です。
アトラス山脈も越え、今日はいよいよ目指すはメルズーガ、サハラ砂漠でのキャンプです!
♪モロッコを巡る旅・スケジュール♪
5/26 出国・羽田〜関空〜ドバイ〜カサブランカ到着[機内泊]
5/27 カサブランカ着→マラケシュへ[マラケシュ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10265707
5/28 マラケシュ[マラケシュ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10265732
5/29 ホテルアリのメルズーガ砂漠ツアー1日目
http://4travel.jp/travelogue/10301071
5/30 メルズーガ砂漠ツアー2日目[サハラ砂漠でキャンプ]
http://4travel.jp/travelogue/10301166
5/31 メルズーガ砂漠ツアー3日目、メルズーガ→フェズへ[フェズ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301223
6/1 フェズ[フェズ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301293
6/2 フェズ→カサブランカ[カサブランカ泊]
http://4travel.jp/travelogue/10301634
6/3 帰国の途へ[機内泊]
6/4 日本着
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渓谷で迎えたモロッコ5日目の朝。
フラッシュ光ってしまって暗い写真ですが、朝食。
アラビアパンにクレープ、それに、コーヒー・紅茶・ジュースが出ました。 -
友達撮影。本当はこんな感じで昨夜と同じ窓のないオープンな明るいダイニングでいただきました♪
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朝食を食べたら荷物をまとめ、別の大きなツアーの日本人の方ともお別れし、昨日と同じメンバーでランドローバーに乗り込みます。
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乾いた大地の中にまっすぐにのびる幹線道路をぐんぐん進みます。
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今日の雲一つないいいお天気です。
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40分ほど走って着いた近くの町を散策するようです。
これもどこだか忘れてしまったけれど、多分ティネリール…だったかなと思います。
ダメですねー。連れてきてもらっちゃうと、自分がどこにいるのかを考えずに旅出来るのでラクなのですが、街の名前くらいチェックしておけばよかった。。。 -
ホテルを出てここへ着くまでの赤茶けた世界とはまるで違う、緑の豊かな場所、オアシスです。
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でも足元を見ると、ヒビ割れてしまっているほど土は乾燥しています。
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ドライバーさんとは別のガイドさんがつき、説明を聞きながら歩いて行きます。
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大地は乾いてひび割れているし、緑を取り囲むように赤茶けた山が連なっているのに、こんなにも濃い緑の農耕地があるという「オアシス」というのが、不思議で仕方ありません。
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ザクロ。オアシスの街では、このように果物の木など、様々な木が植えられているそうです。
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赤茶けた土と緑。そして空の青のコントラスとが何度見ても素敵です。
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話しを聞きながら進んでいきます。とはいえ、最後尾でのろのろ景色を見たり写真を撮ったりなので、内容は全然覚えていません…(笑)
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本当にこの景色だけでお腹がいっぱい。まさか自分がモロッコに来ることになるなんて、オアシスにいるなんて、そして今夜は砂漠でキャンプだなんて…!
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歩いているとまたザクロの花を発見!
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木のトンネルを抜けていきます。
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多分トドラ川なのかな?これまで通ってきた農耕地から一転、向こうにはまた土色の建物が並びます。
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さあ、私たちもこの橋?を渡りましょう。
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川ではみんな集まって洗濯をしたりする姿も見られました。この川の恵でこのオアシスの街があるのですね。
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何かの植物。
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さあ、メディナへ入っていきます。
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目的地は、ベルベル人のお宅です。
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メディナのイメージにぴったりの狭い通路を通っていきます。
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畑では農作物を頭に乗せて運んでいる人を見かけましたが、ここでもカゴらしき物を頭に乗せて歩いている人がいました。
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まずはミントティー。高いところからそそぐのがミントティーの入れ方だそう。私は普段はお砂糖の入った飲み物は好きでなく、無糖のお茶専門なのですが、モロッコで飲んだ甘くてギュウギュウにミントの詰まったミントティーが本当においしく感じました。旅をしていてよく思うのは、その土地の食べ物飲み物は、その気候か景色か空気かよくわからないけれど、その土地で過ごすのにマッチした味だなーということ。
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ベルベル絨毯を作るところを見せてもらいました。
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出来上がった絨毯たち。色にも模様にも、それぞれ意味があるそうです。
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色使いも柄もベルベル絨毯はとーっても私好みです。欲しくなってしまう!
…けど、お金もないし、リュックに入らないし、この先長いし、買えませんが。 -
土っぽいピンクな小道がかわいいです。
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メディナを抜けて、どこへ向かうかよくわからないけど歩いていきます。
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民家のあるメディナから、どうやらお店のあるエリアへ来たようです。
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タジン鍋やお皿。やっぱりかわいい!!このタジン鍋を買うかどうか、フェズでも相当悩みました。
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バブーシュのお店。これもまた、最後まで本気で買おうか迷っていたもの。
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露天??
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ずいぶんと開けたところに出ました。
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この街でのひとこま。
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何ともない景色なんでしょうけれど、パチリ。
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かわいい壁画を横目に歩き。
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ランドローバーに再び乗り込みました。今日はいよいよエルフード、砂漠へ向かいます!!
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10分も乗らずに撮影ポイントへ。さっきまでいたオアシスの街なのかな?
この風景、私のお気に入りの場所の1つです。 -
友達撮影。オアシスのナツメヤシが、アラビアンナイトの世界のようです。
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30分も走らずにトドラ峡谷に到着しました。
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ランチの集合時間だけ決められ、それまでは各自自由に散策です。
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この川の水の量は季節によって変わるそうですが、これは多い方なのかな?
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トドラ峡谷の深い谷の様子、岩壁の迫力を撮りたいけれど、高すぎてどう撮ろうとしても全景は入りません。
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さあ、谷の奥へ向かって散策しましょう!
わかりづらいけれど、足元の水はさっきの川ではなく、湧水だそうです。 -
きっと今日は水の多い日なのでしょう。道路に水が溢れてタクシーもこんな感じ。
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本当に土から水がじわじわと湧き出ていて、初めて見る湧き水にちょっと感動しました。
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この岩々に囲まれていると、人間がすごーく小さく感じてしまう。圧巻の風景。
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河原の犬たち。
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黒ヤギも水分補給かしら。
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岩壁の下には、ホテルとレストラン。
写真ではうまく伝わらないけど、大きな自然の岩壁に囲まれている均整のとれたかわいい建物。 -
現実世界ではなくてまるでおもちゃみたい。とっても不思議な気持ちになりました。
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橋を渡って向こう岸へ渡る人。
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土ほこりにまみれた車とバイク。
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トドラ峡谷の風景をもう一枚。
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端の方までいくと、こんな感じに露店がいくつかありました。
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でもなぜか無人。
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とってもかわいいベルベルテントの置物を発見!これも本気で欲しいと思った一品。帰国して写真を眺めると…やっぱり買えばよかったかも?!
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ファティマ発見!ネックレスになった物を、この後のフェズで買いました。
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さて、そろそろ時間なので谷の入口に戻ります。
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昼食は谷の入口付近にあるレストランのテラスでいただきました。
私はチーズ入りオムレツをチョイス。それに絞りたてオレンジジュースとアラビアパン。モロッコは本当にオレンジジュースがおいしいな。
おいしくいただいた後は、再びランドローバーに乗り込みます。 -
2時間弱走ったかな?こちらは休憩のガソリンスタンド。
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2階のテラスから見た私たちのランドローバー。普段炭酸ジュースダメな私なのに、なぜか水以外のシュワシュワ系が飲みたく、珍しくファンタなんて買ってしまいました。
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ファンタ飲みながら景色を眺める私たち。いよいよ砂漠に近づいてきた感じに興奮!
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友達撮影。私のファンタと友達のコーラ。アラビア語のコーラです!
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ここにとーってもかわいい子猫ちゃんがいて、なでたりして可愛がっていたら懐かれ、車まで追いかけてきてしまい…ドライバーさんがチョコンとつまんで追い払っておりました。連れては行けないの、ごめんねー!
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休憩の後は、再びランドローバーで出発。
友達撮影。荷台に人がたくさん乗ったトラックと、水が溢れる道路。 -
砂漠手前でデザートローズと化石のお店に寄りました。
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驚くことにこの辺りは昔は水の中!
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だから岩から海の生物の化石が出てくるらしい。ホコリを水で流しながら説明してくれました。ここが海だったとは…!これまた不思議な気持ちになりました。自然て本当にすごい!!
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このあたりは本当に何もなく静かなところで、風をさえぎるものが何もないものだから、風が吹くたび、風が耳に当たる音がやたらとうるさく感じました。その耳元でうねる風の音が、とにかく印象的で、今でもその時の耳の感触が残っているほど。
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そしてデザートローズとは、砂漠でとれる石だか砂だかの細かい粒がバラのように集まったもの。これまたどうしてこんなものが自然に作られるんだろう。
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岩から化石を取り出すのにチャレンジ中のドライバーさん。
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風で砂に波の模様が出来ていました。
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いよいよこの砂漠ツアーの目的地である砂丘が見えてきました。こんな感じの「道なき道」を進みます。
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10分も走らずにあっという間に車を降りる場所へ到着しました。
砂漠なのに池?があります。数日前の大雨(嵐)の影響のようです。 -
ベルベルテント。ひとまず紅茶とナッツで一休み。
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一息ついた後は、ラクダに乗り換え(?)ます。
ドライバーさんとも明日朝までしばしお別れでベルベル人のガイドさんにバトンタッチ。 -
ラクダだけじゃなく、ヤギもいました。
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ラクダの乗り方、荷物の置き方を教えてもらいます。
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いざ、出発!生まれて初めてラクダに乗りました!!
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5匹つなぎ、ベルベル人のガイドさんがひいて歩いてくれます。私はちょうど真ん中の3番目でした。
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どうやららくだにも、歩くのが上手な子とそうじゃない子がいて、私の前のイギリス人男性の乗っているらくだは、砂に足をとられて滑りまくり。
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さっきラクダに乗った場所が、だんだんと小さくなっていきます。
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こんな砂の世界の中を1時間くらいらくだで進んでいきます。
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とにかくありえないほどに乾燥していて、目も鼻も痛くて仕方がない。こんな痛み、後にも先にもまだ私の人生で体験したことのない感覚でした!あまりにも痛いしどうにもならないので、タオルで口と鼻を巻きました。
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地球の歩き方に「砂丘は生きている」「毎日その姿を変える」とありますが、本当に風でサラサラと砂が舞い、どの角度、どの場所でもそれぞれ少しずつ違った景色で、たかが砂、されど砂。砂だけの世界がこんなにもキレイとは思いませんでした。
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光りの当たり方でも姿を変えます。
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ラクダの骨だそうです。
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ずいぶんと進んできました。あの足跡は私たちの乗るラクダの足跡。
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1時間ほどこんな砂だけの景色の中を進んでいきました。
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今日の宿(?)に到着。ベルベルテントです!
砂漠の夜は冷えるので、砂だらけのゴワゴワした毛布が配られます。 -
ラクダの向こうに見えるのがトイレ。囲いの中に穴が掘ってある感じで、もちろん水など流れない。トイレに関わらず電気はないので、懐中電灯は必須です。
そしてラクダに1時間乗ると、かなり太ももが痛くなることを知りました…。 -
自分のテントに荷物を置いた後はみんな思い思いに過ごします。
私たちも砂漠に沈む夕日を見るため、砂山に登ります。 -
砂の上から見たベルベル人のテント。真ん中の集合テント(?)が私たちの宿。少し離れたところにポツリポツリとあるのが、ご近所のベルベル人ファミリーのテントらしい。
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どこを見渡してもこんな風景。自分が小さく思えます。
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友達撮影。黒いベール?を巻いてもらい、砂丘を登る私。
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見渡す限り砂漠。
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こんなところに来れるなんて、本当に不思議で、感動で、そしてすべてに感謝したい気持ちになった。きっとここでの経験は一生忘れないと思う。
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向こうはアルジェリアの国境とか。
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日が沈んでいきます。
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日の没する大地マグレブ。サハラ砂漠に沈む夕日。
言葉になりません。 -
時計もなく、○時集合というのもなく、「じゃあそろそろ…」という感じで始まった今宵の宴。
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私たち6人の他、スペイン人カップルも合流してみんなで太鼓をたたいたり、手拍子で見よう見まねで歌を歌います。
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私もスペイン人の女の子と太鼓に挑戦!
スペイン大好きな私なのでいろいろ話したいのに、言葉の壁が厚く微妙… -
砂漠で見たこの夜の月。
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歌と演奏を楽しんだ後、「そろそろ夕食にしようか」と、ベルベル人のお兄さんたちがタジンを作ってくれました。
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砂の上に敷かれた絨毯にちゃぶ台風の丸テーブル。みんなでタジンとアラビアパンをつついて食べます。
まわりの猫は近所(?)のテントのベルベルの猫で、食べ物の匂いをかぎつけて寄ってきた。私たちのタジンに手を出すので、取られないように必死で食べました。ふうっ! -
絨毯の上にゴロンと仰向けに寝ると、空いっぱいの星や流れ星も見えて本当に贅沢な気分。イギリス人の一人旅の男性は、「このまま星を見ながら寝る」とそのまま就寝。
時計がないので何時だかはまったくわからず。日が沈んでお腹いっぱいになったら寝る。日が昇ったら起きる。これが自然な姿なのかなと思ったり。
普段時間に追われる生活をしている私にとって、本当に貴重な体験をさせてもらえた一夜でした。
続きはこちら→http://4travel.jp/traveler/mayu1210/album/10301223/
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