アルプス・北部イタリア周遊記（15）　第６日目　スロベニア

2008/08/14 - 2008/08/14

イタリアを中心に、車で欧州７カ国１７世界遺産を巡る旅、

６日目、ボローニャからフェッラーラやパードヴァなどの幾つかの世界遺産を巡った後、続いて向かった先はスロベニア共和国。

スロベニアでは「シュコツィアン洞窟」が自然遺産として登録されており、同国唯一の世界遺産ともなっています。余力があればその先のクロアチアまでと考えていましたが、基本的にはここが本日の最終目的地。そして宿泊先は同国最大の商業港コペール。

パードヴァからシュコツィアン洞窟まではアウトストラーダでおおよそ３時間半。スロベニアは今年７月からヴィニエット制度（高速道路の通行許可証みたいなもの）が始まったので、途中、スロベニアに入る手前、と言ってもまだまだスロベニアまでは１００ｋｍぐらいあるところのＳＡで購入。ヴィニエットは１年分（８月からだと半年分）３５ユーロと、近隣諸国の中では高めの設定に不満はありましたが、記念と思って購入。

ちなみに、スロベニアへのヴィニエットを購入したＳＡで、翌日向かう予定のオーストリアのヴィニエットも入手しておこうと思ったところ、そのＳＡでは売っていませんでした。直接その国へ向かう路線のＳＡでないとダメってことかと思います。（それか、そこがオーストリアまで離れすぎていたか。）

エリア その他の観光地(スロベニア)

２００８年から始まったスロヴェニアのヴィニエット（高速道路の通行許可証）。今年分として３５ユーロは高すぎじゃないですかね。

シュコツィアン洞窟の受け付けにて。
この旅、１４件目の世界遺産。

はい、シュコツィアン洞窟の出口です。
洞窟内は撮影禁止につき、写真ありません。

ということでおみやげでＤＶＤ買いました。

若かりし頃、阿武隈銅、秋芳洞など行きましたが、
もちろん、それに勝る内容でした。

コウモリ穴。不気味です。

なんだかんだ言って２時間ちょっとはかかりましたね。

世界遺産の碑

シュコツイァン洞窟を探索した後は、予約していたホテルのあるコペールへ移動。

スロベニアはイタリアとクロアチアに挟まれながら、アドリア海に面する海岸線がわずかに数十キロしかありません。そんな中で、コペールはスロベニア共和国最大の商業港のある町となっています。

シュコツイァン洞窟からこの町まで高速道路でやって来ましたが、上り下りが多かったものの道路自体は結構良い道でした。ただ、周りを走ってる車はイタリアよりも飛ばしてる感じがしましたね。

海沿いの建物。

狭いですが、海水浴場もありました。

大型の輸送船。

街中の歩いた範囲のところは、海岸沿いに比べてあまり賑わってる感じがしませんでしたね。まあ、どちらかと言うと海岸沿いも静かな感じがしましたが。

夕食のため、海外沿いにあるレストランへ。

せっかくなので、ローカルの魚料理を注文。頼んでから数十分待ったような気がしますが、上がってきたのがコレ。飾り付けも味も素朴な感じ。

食後の散歩で港を歩く。
やっと日が暮れてきたところ。

港の夜景。

当初、暗くなる前にクロアチアまで行ってみる予定でしたが、シュコツイアン洞窟で歩き疲れてしまったのと、洞窟だけでも大夫満足したので、無理はせずにコペールでまったりとしました。

イタリア・アクイレイア編へつづく。
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10299290/