2008/09/14 - 2008/09/14
696位(同エリア926件中)
まみさん
神代植物公園再訪と深大寺めぐりで5時間半。
撮った写真は200枚以上。
1分間に2枚の計算で撮ったこともあるのに比べれば、少ない方でしょうか。
視線をずらせばハイライトの花だらけという時期ではなく、探してみれば、おや、あった!───というベースだったので、当然かもしれません。
大温室の前にたどり着いたときは、神代植物公園に入ってからすでに3時間以上。
すっかり疲れてしまって、当初の目的のベゴニアは、もういいや、という気分に半ばなりかけていました。
しかし、初心忘るるなかれ!
現場でころころ計画を変えるのはAB型の気まぐれか。
ベゴニアのリベンジくらいはしなくては……と大温室に近付いてみて、夢中になったのは温室前の池のスイレン撮影でした@
去年の秋バラのとき違って、スイレンは屋外のだけでした。
しかし、ちょうどこのときに、それまで曇っていたのが、再び少しだけ晴れたので、撮影意欲もますますそそられました。
4つに分けた、今回の神代植物公園再訪&深大寺めぐりの旅行記
□(1)しみじみとゆかしい秋の花
□(2)秋らしさを超越した華やかな花たち
■(3)大温室の花、リベンジなる
□(4)深大寺と参道のゆかいな茶屋
去年(2007年)の秋バラ・フェスタのときの大温室の写真
「秋バラ・フェスタ終了間際の神代植物園(2)もっと時間が欲しかった大温室」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10193712/
PR
-
神代植物公園のマップと半券
本日のルートとこの旅行記の写真を撮った主な地点
11時50分に正門から入って、16時20分に裏の深大寺門から出ました。
大温室前に着いたのは15時すぎです。
1:大温室のスイレンの池
2:熱帯植物園室はスルーして、ベゴニア室から
3:その次のラン室へ -
大温室の前の銀の鈴のモニュメント
……と、勝手に名づけました。
今回の神代植物公園再訪の本来の目的はここのリベンジだったので、疲れた体にムチ打ち、やってきました。
「大温室
いつでも花が咲き乱れる南国に誘う空間、それが大温室です。多様性を見せる約650種類の熱帯・亜熱帯植物が4つの室で楽しめる1棟回遊式鑑賞温室です。絶滅危惧種ムニンノボタンをはじめとする東京都小笠原の固有植物も休憩室に展示しています。」
(今回、園内で買った「神代植物公園 神代花めぐり」(平成13年初版)より) -
大温室前のスイレンに夢中!
品種名:マーガレットラン
コの字型の大温室の中央に池があり、なんとそこにはスイレンが@
これは撮らねばなりませんね。 -
ノーブルな黄色いスイレン
品種名:トレイフルプレイ
これはスイレンでいいんですよね。
ハスだと午後4時では花はほとんど開いていないと思うんです。 -
水に映ったスイレンと一緒に
品種名:エンチャントメン -
スイレンの池にカメラマンが群がる@
ハスとスイレンは違うそうです。
漢字にすると「蓮」VS「睡蓮」で、まるでスイレンはハスの仲間みたいですけどね。
気になったので調べてみたところ、簡潔にその違いを解説しているサイトを見つけました。
夕方でもまだ咲いているからスイレンというのは、どうも根拠がなかったかしら@
・ハスの特徴
(1)浮き葉(水面に浮いた葉)と立ち葉(水面より高く上がる葉)があり、
(2)花は水面より高く上がり咲き、
(3)葉の表面には撥水性があり、水を掛けるとコロコロと水玉になります。
・スイレンの特徴
(1)浮き葉のみで、(熱帯スイレンの中には立葉のように見える物がありますが、さほど高く水面を出ることはありません。)
(2)花は水面で咲き(これも熱帯種の中には水面より出て咲くものがありますが、ハスほど高くはありません。)
(3)葉には撥水性はありません。
(「水生植物ホームページ」より引用)
http://www.d5.dion.ne.jp/~dajare/soui%20.html
もう少し詳しく解説しているサイトも見つけました。
(1)花の特徴
ハス:
水面から高く咲く。花が終わると水上で花びらが散り、果托(カタク)ができる(中心の蜂の巣のような部分のこと)。
スイレン:
水面近くに浮かぶように咲く。熱帯スイレンは、水上で咲く。花が終わると閉じて水中に沈む。果托(カタク)ができない。
(2)葉の特徴
ハス:
撥水性があり、光沢がない。成長が進むと、水面から葉が立ち上がる。切れ込みがない。
スイレン:
撥水性がなく、光沢がある。通常葉は、水面に浮いている。切れ込みがある。
(3)根の特徴
ハス:
成長期は、細い地下茎がぐんぐん伸びるが秋には先端が肥大し、これがレンコンになる。
スイレン:
種類が多いため、様々であるが、耐寒性スイレンは、ワサビのように太い。地下茎が、ゆっくり成長していく。熱帯スイレンは、球根の形をしている
(HP「草津市立水生植物公園みずの森」より引用)
http://www.mizunomori.jp/qa/qa-10.html -
水の向こうの世界にも魅せられて
-
そこに写るはあなたの影……
-
水面に写るスイレン
-
左右でなく、上下対照@
-
そしていよいよ、ベゴニアのリベンジです@
もっとも、入園してからすでに4時間以上たっていて疲れていたので、気力はダウンしていました。
それに、できれば温室の中に咲いていることを匂わせない写真を撮りたかったのですが……それがなかなか難しくて、ちょっと意気消沈してしまいました。
「大温室 ベゴニア室
オレンジ、イエロー、ホワイト、ピンクと色鮮やかな球根ベゴニアをはじめ、葉が美しいレックスや木立、根茎ベゴニアなど400鉢を展示しています。特に球根ベゴニアは夏に弱く冷房下で、また、栽培環境の変化に敏感なため隣室で栽培し、周年展示しています。色彩豊かな球根ベゴニアも葉が左右不対称なことなど、ほかのベゴニアと同じくシュウカイドウ科ベゴニア属共通の特徴をもっています。ベゴニアの野生種はオーストラリア大陸を除く世界の熱帯から亜熱帯に約2000種が分布しています。」
(今回、園内で買った「神代植物公園 神代花めぐり」(平成13年初版)より) -
ベコニアの鉢であふれ、あふれ@
-
下向きに咲く様に風情を感じ@
-
後ろから撮るのにすっかりハマり@
-
水鉢に浮かぶベゴニア
-
ベゴニア・ガーデン
-
バラのような大輪のベゴニア
その昔、ベゴニアを、バラとすっかり勘違いしました。
ベゴニアのことを知ったのは、2003年のチェコ旅行先で見かけた後です。
こんなバラがあるなんて!───とびっくり仰天していたら、実はベゴニアだったというオチ@
もう一つのブログ「まみ’s Travel Diary」より関連の記事
「夏の中欧 花・草花 特集――カルロヴィ・ヴァリの球根ベゴニア」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2005/05/___c867.html -
ムクゲのような白いベゴニア
同じベゴニアとは思えません@ -
バラと間違えても仕方がないと思うベゴニア
……でも、トゲがないから、すぐ分かりますか@ -
カーネーションのようなベゴニア
-
こちらもうっとりするようなカーネーション・ベゴニア@
-
和菓子のようなベゴニア@
-
ベゴニア坊や
-
スルーしようと思ってできなかったラン室
ランは、毎年2月に東京ドームで開催される「世界らん展」で思う存分写真を撮っていますし、また来年も撮りに行くと思うので、別にここで撮らなくてもいいかな、と思っていました。
ところが、この部屋に入ったとたん、そんなことはすっかり忘れてしまいました@
「大温室 ラン室
別棟の栽培温室で育成したファレノプシス、パフィオペディラム、カトレア、シンビジュウムなど主要な洋らんを一年中楽しめる温室です。単子葉植物の中でもっとも進化しているラン科植物は野生種だけで約800属25000種を数え、中南米の熱帯を中心に、温帯や高山など全世界に分布しています。交配種も多く花の美しさ、豪華さが多くの人を魅了しています。樹木や岩石に付着し根を空中に露出する着生種と地上に生育する地生種に分けられ、温度、湿度、日射と自生地に近い環境での栽培が必要です。」
(今回、園内で買った「神代植物公園 神代花めぐり」(平成13年初版)より)
初めての世界らん展の旅行記(2007年度)
「東京ドームの世界らん展(1)プロローグ:ランは英語でオーキッド@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130392/
「東京ドームの世界らん展(2)らん・らん・らんなディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130620/
「東京ドームの世界らん展(3)ランづくしなディスプレイではあるけれど」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130627/
「東京ドームの世界らん展(4)フラワーアレンジメントと美術工芸品(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130637/
2度目の世界らん展の旅行記(2008年度)
「今年も世界らん展へ(1)開き直って撮る、和洋のディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221627/
「今年も世界らん展へ(2)やっぱり惹かれるフラワーアレンジメントと美術工芸品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221657/
「今年も世界らん展へ(3)今年は念入りに撮った、個別の花の出展作品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221828/ -
そそられたのは、オーソドックスなカトレアから@
-
ランはしわしわな花びらが注目の的@
-
花びらの先っちょのふにゃふにゃが好き@
-
ムーミン谷のニョロみたい@
-
どこかサギソウのような……!?
-
ランの中ではこれが一番好きかもしれません。
-
連想したのはスコップなんです@
-
真ん中の白いところ、ほじくりたくてムズムズ
-
おおーっ、パフィオペディウムも大好きです!
-
すねた口のパフィオペディウム
「神代植物公園じっくり再訪&深大寺めぐり(4)深大寺と参道のゆかいな茶屋」につづく。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- jyugonさん 2008/09/24 01:08:58
- 上下対称
- な〜んて綺麗なんでしょう!!
おもわず拍手\(◎o◎)/!
映り込んでいる睡蓮の美しさも素晴らしいのですが
あのマーブル紙の様な揺らぐ線はなんでしょう?
まるで絵画とのコラボのようです。
1票じゃ足りませ〜ん!!
jyugon
- まみさん からの返信 2008/09/25 06:35:11
- RE: 上下対称
- jyugonさん、こんにちは。続けてコメントいただき、たくさんの票をありがとうございます@
今回の神代植物公園で撮れた写真の中でも特にお気に入りにコメントくださってありがとうございます。
青い睡蓮も水に映った姿がきれいに撮れたらよかったのですが、うまく水面に映ってくれたのはピンクだけでした。
下からのぞく格好で撮ったんですよ。
マーブルの白いライン。たしかにマーブルですね、うふふ。
正体を明かすと幻滅してしまうかもしれないですが、そこは写真のマジックということで。
たぶん、白い柵だと思います。
近くから水が出ていたので、水面がゆらゆら。
なので水面に写った花も歪んで、きれいな瞬間をねらうのは大変で、何枚も撮り直しましたが、このマーブルは思いがけない収穫でした。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
34