2008/09/14 - 2008/09/14
910位(同エリア926件中)
まみさん
連休中日の神代植物園再訪。
ダリアは別として、ここに集めた花の写真は、たとえ咲いていても撮らないでスルーするだろうと思っいました。
ムクゲは家の近所にもいっぱい咲いていますし、そろそろ終わりではないかしら。
そしてバラは、年間かけてピーク時以外でも細々と花を見せているとはいえ、秋バラの季節にはまだまだ早すぎます。
生け花展も、あるのは知っていましたが、別に写真を撮らなくてもいいと思っていました。
でも、蒸し暑さに閉口して最初に入った植物会館の生け花展で、ひまわりを使った作品に目をつけたときから。
彫刻を撮るのに似た楽しさ───どのアングルでも絵になるように配置されていものから、敢えて1つのアングルを選んだり、ファンダーからはみ出させたり@───に夢中になりました。
ムクゲ園は、もうピークを過ぎたという印象は予測どおりでした。
ところが、花びらの中心に小さな花びらのような、花びらに変形しかけたようなおしべのある品種を見つけて興味を覚え、気付いたら何枚も撮っていました。
バラは、写真に耐えうるきれいな花を見つけるのが、宝探しのように楽しくなりました。
遠くから目をつけても、近寄ってみたら花びらが虫食いや色変わりで話にならない、なんていうのも少なからずありましたが。
ただ、まだ花期真っ最中だと思っていたダリアが、去年の秋バラの時期に比べるとずっと花が少なくてがっかりしました。
期待していないものは期待以上で、期待していたものが期待はずれ。よくある逆転劇です。
4つに分けた、今回の神代植物公園再訪&深大寺めぐりの旅行記
□(1)しみじみとゆかしい秋の花
■(2)秋らしさを超越した華やかな花たち
□(3)大温室の花、リベンジなる
□(4)深大寺と参道のゆかいな茶屋
去年(2007年)の秋バラ・フェスタのときのダリアとバラの写真のある旅行記
「秋バラ・フェスタ終了間際の神代植物園(1)まずは菊とダリアの競演から」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10193708/
「秋バラ・フェスタ終了間際の神代植物園(3)本懐のバラ園(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10193851/
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神代植物公園のマップと半券
本日のルートとこの旅行記の写真を撮った主な地点
11時50分に正門から入って、16時20分に裏の深大寺門から出ました。
最初に生け花展へ、ムクゲ園は13時半すぎ、ばら売店のそばでちょっと休んだのは14時25分頃(昼食抜きでしたからね)、そして原種ばら園で撮影開始は14時40分頃でした。
1:植物会館展示室の冷房で涼みながら、生け花展の撮影
2:ちょっとピーク過ぎてたムクゲ園
3:ばら売店のそばで、焼き鳥とタコヤキで15分ほど休憩
4:原種ばら園でバラの実を見る
5:国際ばらコンクール花壇で咲いている花を探す
6:思ったより花が少なくてがっかりのダリア園
7:秋バラの時期が楽しみな大ばら園 -
可愛いがゆえに、季節に置いていかれたような痛々しさも
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:ひまわり、スターチス
生け花展では、制作者の名前や生け花のタイトルや流派でなく、もっぱら花材ばかりメモしてきました。
生け花という形になったことで、もとの花を単品で見たときとガラッと違う雰囲気になっているのが面白い、と改めて思ったせいです。 -
濃い口紅のような赤が基調の、艶のある生け花
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:ノバラ、ケイトウ、コギク、ドラセナ、アルストロメリア -
やっぱり主役はトウガラシでしょう@
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:ゴールドクレスト、ヘデラ、トウガラシ、クロトン -
神話の妖怪がなまめかしく体をくねらせ
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:ウンリュウヤナギ、プロテア、ブルーファン、キキョウラン -
編んだカゴのようなプロテアのアップ
-
花瓶が洋で花が和なかんじ
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:パンパス、鈴バラ、ドラセナ、クロトン、千日紅、弁慶草 -
毒々しいまでの赤も秋の雰囲気
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:ケイトウ、黒いひまわり(?)(この生け花はなぜか花材の表示なし) -
いつもはやんちゃな子がせいいっぱいお嬢さんぶっているかんじ
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:赤芽柳、姫ひまわり、ドラセナ -
バラのようなトルコキキョウから赤い滴がほとばしる@
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:すずはら、てっぽうゆり、ワックスフラワー、トルコキキョウ -
居住まいを正したくなるような上品さ
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:もみじ、石化柳、デンファレ、トルコキキョウ -
舞台の一幕のような花たち@
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:マキ、ユリ、弁慶草、センブリ -
寂しげな雰囲気の裏の方に注目
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:ユリ、ハラン、バラノミ -
トルコキキョウの上品な華やかさが引き立っています@
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:テッセン、緋扇、ススキ、トルコキキョウ、カクレミノ -
菊のようなピンクッションに魅せられて
植物会館展示室の「秋の生け花展」より
花材:カクレミノ、ピンクッション、アンスリュウム -
ほんとはスルーするつもりだったムクゲ園
ムクゲは近所で撮る機会も多いので、ここで特に写真を撮るつもりはありませんでした。
曇りのせいか、あるいはそろそろピークすぎだからか、萎れている花も多かったですしね。
「ムクゲ園
中国原産といわれるが日本に自生があるとの説もあります。耐寒性が強い落葉低木で3〜4mになります。江戸時代から多くの園芸品種が作られ、欧米でも盛んに改良されました。庭木や垣根として多く使われています。当園のムクゲは平成11年に新たに60品種110本を植栽したもので、まだ2mほどですが、白、紫、ピンクと色とりどりの花を毎年たくさんつけ、花期も長く6月から9月まで4ヵ月の間楽しむことができます。」
(今回、園内で買った「神代植物公園 神代花めぐり」(平成13年初版)より) -
めしべを囲んでいるヒラヒラのそでのようなものは、おしべ? 花びら?
品種名:パープル・ルージュ -
これも八重咲きの一種でしょうか
品種名:パープル・ルージュ -
ペーパーフラワーみたいな八重咲きムクゲ
品種名:スイフヨウ -
真ん中の紅が透けてる後姿
品種名:白の丸 -
またまた不思議な花びら(おしべ?)のムクゲ@
品種名:耳原花笠(ミミハラハナガサ) -
ピンク・バージョン
品種名:鳥取花笠
中途半端な八重咲きのようなムクゲを見つけて、ムクゲ園散策もとたんに楽しくなりました。
思ったよりたくさんの品種があって驚きです。
でも、品種名が別でも、花はそっくりで私には全く見分けがつかなかったのが多かったです。
いったいどこで見分けて新品種と認定できたのやら@ -
バラ園・大温室に行く前にひと休み
午後2時半近く。
「ばら売店」でバラのソフトクリームを食べたかったのですが、昼抜きの空腹から、焼き鳥とタコヤキにしてしまいました@ -
少しだけ咲いていたバラに目をつけて
野生種・オールドローズ園にて
「バラ園
このバラ園は、日米親善のため昭和34年に米国・ロサンジェルス市長から贈られた80品種のバラをもとにつくられています。現在周囲を豊かな緑に囲まれた16,100m2のフランス式沈床花壇には、約274種5,100株以上のバラが植栽され、春、秋に華麗な花の競演が見られます。平成10年に野生種・オールドローズ園も整備されました。バラ園の一角には日本で唯一の新品種国際バラコンクール花壇があります。
見ごろ:5月中旬〜7月/10月上旬から11月」
(今回、園内で買った「神代植物公園 神代花めぐり」(平成13年初版)より) -
仲間が少なくて寂しげなバラ
野生種・オールドローズ園にて
品種名:グロリア・ムンディ -
バラの実なんて初めてみたかも@
野生種・オールドローズ園にて
品種名:ロサ・カニナ・メロナ・ガリカ -
ヘタも可愛いバラの実
野生種・オールドローズ園にて
品種名:ロサ・カニナ・メロナ・ガリカ -
名前をつけてもらうのを待っているバラ
新品種国際バラコンクール花壇にて -
パステルピンクのレディ
新品種国際バラコンクール花壇にて -
日が射した瞬間を狙えた、剣弁高芯咲きのクリーム色のバラ
新品種国際バラコンクール花壇にて -
もしかして去年見つけたお気に入り?
色は薄いけれど……。
背景にチラッと大温室。
新品種国際バラコンクール花壇にて
関連の去年の新品種国際バラコンクール花壇のお気に入りのバラの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12934818/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12934819/
関連の旅行記
「秋バラ・フェスタ終了間際の神代植物園(3)本懐のバラ園(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10193851/ -
これも新品種なのですね。
やはり太陽が射している方が、いいお色に写りまっせ。
新品種国際バラコンクール花壇にて -
バラらしい赤のバラ@
新品種国際バラコンクール花壇にて -
坊主頭のような黄色いダリア
ダリア園にて
品種名:美月
ダリア園では、このようなタイプのダリアばかり撮ってしまいました。
花は思ったより少なかったので、ちょっと……結構がっかり。
でも、入園してすでに3時間たっていてさすがに疲れていたので、まあいっか、という気分だったのも確か。 -
チョコレート色のダリア
ダリア園にて
品種名:フィダルゴブラッキー -
後姿がチョー可愛い@
ダリア園にて
品種名:お手玉 -
今度は赤の後姿
ダリア園にて
品種名:キューティー -
自然の造形に見惚れ@
ダリア園にて
品種名:レッドスター -
染色したみたいに、とってもカラフル
ダリア園にて
品種名:ヒフミ -
大花壇の秋バラはこれから
-
バラ花壇の現代アートチックな女神@
「神代植物公園じっくり再訪&深大寺めぐり(3)大温室の花、リベンジなる」につづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jyugonさん 2008/09/24 01:02:52
- ムクゲ
- まみさん こんばんは〜
このムクゲ凄いゴージャスですね。
こんなに色々な種類があるのですね〜
夏の寺院で随分和ませて頂いたムクゲでしたが、
奥が深いですねぇ〜
jyugon
- まみさん からの返信 2008/09/25 06:30:34
- RE: ムクゲ
- jyugonさん、こんにちは。コメントと票をありがとうございます@
ムクゲ、そうなんですよね、奥が深い!
見なれたつもりなんておこがましいですよね。
ただ、ムクゲの品種の違いって、あきらかに違うやつはともかく、とても似ていて、えっ、これとこれが違うんだ!なんてびっくりさせられました。
そういうのを丁寧に追ってもよかったのですが、たぶん夕方近かったので、もう花が元気ないのでしょう。
近所でもさすがに、咲いている花の数が減った気がします。
夏の代表の花、長い間楽しませてもらいました@
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