武蔵野の面影残す神代植物公園と深大寺

2013/06/15 - 2013/06/15

神代（じんだい）植物公園と隣接する深大寺（じんだいじ）には前から行ってみたいと思いつつ、あまり便利な場所ではないので見送っていました。
前日までは涼しかったのに、この日は30℃くらいまで気温が上がり、蒸し暑い一日でした。

エリア 調布・狛江(東京)

• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄

調布駅北口で三鷹行きのバスに乗り発車を待つ間、目に入ったのは鬼太郎ファミリーが描かれたミニバス。

神代植物公園前で下車。せっかく早起きして9時20分には公園正門に着いたのに開園時間は9時30分でした。
入場料は大人500円。でも、券売機も9時半まで動かない。^^;

今日の目当てはアジサイ。
これは花火アジサイ。こぶりなので線香花火でしょうか？

こちらは黒姫アジサイ。

普通のアジサイとガクアジサイ。周囲は雑木林です。

白色のアナベル。薄く緑がかった花も混じっています。

広大なバラ園はピークを過ぎていましたが、まだ咲いてる品種も結構ありました。奥に見えているは大温室。

ここからしばらくは大温室の中。

ヘリコニア・ロストラタの花。

カカオ

何じゃこりゃ！？木の幹から大きな実がぶら下がっています。カカオってコーヒーみたいな小さな実の中に豆があるんだと思ってました。

ヒスイカズラ

怪しい色の花ですね〜。

熱帯性のスイレン。いろんな品種の花が咲いていました。水面から離れた高い位置で花が咲くのが熱帯性スイレンの特徴だそうです。
ときどき日が射して、写真を撮っているだけでも、じっとり汗が出てきます。

スイレンの花弁は細く尖った形のものが多いのですが、これはふっくらとしてハスの花に少し似ています。ギガンティアという品種です。

次の部屋はベゴニアの花でいっぱい。そして温室なのに涼しい〜、天国〜。(^^)

いろんな大きさ・色のベゴニアの花を浮かべた華やかな水鉢。

園内は、バラ園や温室以外は雑木林が多く、武蔵野の面影を残しています。今日みたいな日は日射を遮ってくれるので本当に有難い。

奥に進むと梅林があります。これは「杏性」という品種。普通の梅より実が大きいような気がします。

蝋梅の実を初めて見ました。なんだか堅そうです。

深大寺門から出てきました。

少し坂道を下り、西門から深大寺の境内へ。写真は本堂です。

天水華座（てんすいけざ）

深大寺の紋の桜をモチーフにした雨水受け。金色の亀がちょこんと乗っかってます。京王電車・バス開業百周年を記念して今年5月に奉納されたばかり。

こっちには小さなカエルが居ます。

シダレカツラ（枝垂桂）

切支丹灯篭

なぜ深大寺にあるのかサッパリ分からないけど、実に面白い。

山門はあまり大きくはありませんが、屋根が茅葺き。

山門を抜けると名物・深大寺そばの店が並んでいます。この辺りも木々に囲まれ、落ち着いた雰囲気となっています。

鬼太郎とねずみ男の後ろ姿が見えますね。
深大寺そばは向かいの店で食べました。普通の蕎麦より細い麺でした。

鬼太郎茶屋

混んでいたので外から眺めるだけにしました。

見上げると鬼太郎ハウスが。鬼太郎親子と一緒にいるのは、ねずみ男や猫娘ではなくて何故かキジムナー？！

水生植物園も神代植物公園の一部ですが、こっちだけなら無料。

水生植物園のマップ

下半分が池のある平地の部分で、上半分は深大寺城があった城山。

見ごろの花菖蒲ですが、本数が少ないのでちょっと寂しい感じでした。

離れた場所にいたので滅多に使わないデジタルズームで撮りました。帰ってから調べたら、コオニヤンマっぽい。

木々に覆われた小高い所が城跡。

どこの山の中？みたいな階段を登って・・・

城山は第一郭と第二郭に分かれています。

現在の第一郭

木々におおわれ、所々アジサイが植えられています。

第ニ郭は広場になっていて、その一画にソバ畑があり、ちょうど花が満開。

ソバの花は数年前に対馬で見て以来。

水生植物園にも少しアジサイが咲いていました。