2007/11/24 - 2007/11/29
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mam-kさん
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『プライスレスな大人同士の夜』に憧れて娘とニューヨークに行ってきました。でもクリスマスセール真っ只中のこの街でプライスダウンの文字に踊らされ続けた六日間でした。
4は四日目と最終日の様子です(メトロポリタン美術館・グランドセントラル駅・エンパイアステートビル・JFK空港)
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この日の朝食はセントラルパークで。ホテルの前にあるデリでサンドイッチやサラダを買っていきました。
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五番街から数メートル入っただけなのにとても静かです。ときおり犬を散歩させる人たちやジョギングする人の姿も。
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メトロポリタン美術館。
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この日はちょうど火曜日だったので日本人ガイドによる無料ツアーに参加することができました。ホールの案内所で日本語の館内図を貰うことができ、そのときに集合場所と時間を教えてくれます。
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集合時間の11時15分まで時間があったのでエジプトのテンドゥール神殿へ。紀元前15年の本物の遺跡と近代建築のガラス張りの大きな窓が不思議な空間を作っていました。
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ガイド付きツアーは一時間位で4つほどの作品を紹介してくれます。この日はポンペイの壁画の一部やタペストリー・最古のピアノ・イギリスの甲冑などバラエティーに富んだものでした。そして、この時期だけのスペシャルとして大ホールの奥、聖歌隊用仕切りスクリーンの前に素晴らしいツリーを見ることができました。撮影禁止だったのでこれは絵葉書ですが、ひとつの飾りが30センチくらいあるでしょうか。ツリーの根元にも様々な姿の人形達が飾られています。プレゼーピオ(クリスマスの人形)で有名なナポリ製だとか。もとは個人の持ち物で、美術館に寄贈したあとも毎年その女性が飾り付けに来ていたそうです。何年か前からはその方の娘さんとお孫さんが来ているそうで、代々女性が飾る役を受け継いでいくところは日本の雛人形みたいですよね。
メトロポリタンでひとつ心残りなのが地下の服飾研究所が閉鎖中だったこと。結構楽しみにしていたのですが。 -
五番街からグランドセントラル駅まで歩いていく途中で、ずっと気になっていたプリッツェルを買いました。表面に見える白い粒は塩で、食感は固めのパンといったところでしょうか。塩味が強いうえ噛んでいくと口中の水分が取られていくようなので飲み物なしではちょっと厳しいです。
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グランドセントラル駅の構内。
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暗い雰囲気ですが駅のホームです。
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オイスターバー。
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カウンターの上にはその日食べられる牡蠣の名前が書かれています。たくさんありすぎて選べない!!
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トマトベースのマンハッタンクラムチャウダー。こちらではクラムチャウダーといえばこれ。スプーンはこの状態で出てきます。
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ニューイングランドクラムチャウダー。私はマンハッタンのほうが好みでした。
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結局選びきれずグランドセントラルスペシャルを注文。これにグラスワインとチャウダーで$45ほどでした。
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左側の半円形の窓のむこうは駅構内。ここからテイクアウトできるみたいです。
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ニューヨーク市立図書館前のライオンもクリスマスらしい装いに。
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図書館とエンパイア・ステート・ビルのちょうど中間にあるデパート、ロード&テイラー。老舗です。どんな品揃えか気になったのですが、この時点ではまだエンパイアの展望台にどれだけ並ぶことになるのかわからなかったので中に入るのは断念。
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ロード&テイラーのウィンドウ・ディスプレイ。細かいところまで良くできていて見ごたえがありました。五番街のサックス・フィフス・アベニューでは並ばないとみられないのに、ここでは誰も足を止めないのはなぜ?もったいないです。
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エンパイア・ステートビル。展望台にあがるのに一時間待ちという話もきいていたので、少しでも待ち時間を減らそうと、前もってJCBカードのプラザ・ニューヨークでチケットを買っておきました($19)。
ただこのチケットでは86階までしか行くことができません。新しくオープンした102階に行くには展望台のチケット売り場で+$15で買いなおす必要があります。 -
正面入り口。行列用のロープが張られていましたがここでは並んでいる人はいませんでした。この奥右手のエスカレーターで2階にあがりセキュリティーチェックを受けます。チケット売り場はこの階にありますが、持っている人は「Ticket Holder」の看板に従い先に進むことができます。たくさん並ぶ人を横目に「スイスイ」と思ったらなんと誰もいない!幾重にも張り巡らされたロープがなんとなく寂しかったです。でもこのロープのすごさを見ると、混雑時には相当待たなければいけないことがよくわかりました。すいていたのは時期的なものなのか時間的なものなのかよくわかりませんが。ちなみにこのとき夕方の6時でした。
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86階の展望台からの夜景。外に出られるのでこのパノラマを目の前でみることができます。(102階は室内のみです。)しかし強い風と寒さとで長時間は無理。
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360度のパノラマが楽しめますが、なんといっても一番は東側の眺め。クライスラービルを中心にたくさんのビルの明かりがほんとうにきれいです。
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クライスラービルをアップでとってみました。
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二番目にきれいだったビル。残念ながら名前がわかりません。
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これはメイシーズです。この写真とは関係ないのですが、ちょっとドラッグストアのお話を。エンパイアの一階右手にあるそのお店には(名前が思い出せません)クリスピードーナツがなんと7種類も揃っていました。ホテル近くのデリには2種類だけだったのでなかなかのものだと思います。最後の朝食用に買いました。ここはお菓子類が充実していて、タイムズスクエアのお店にもなかったハーシーやM&Mの変わったチョコがありました。値段も安かったです。
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あらためてメイシーズです。ニューヨークに着いた日、五番街でもタイムズスクエアでもこのデパートの赤い紙袋を持った人をたくさん見かけました。それでいったいどんなデパートなのかずっと気になっていて。ようやく最終日に来ることができました。
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メイシーズのウィンドウディスプレイ。トラディショナルなイメージが強い他のデパートのものに比べ幻想的で斬新なデザインでした。
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メイシーズの店内。中二階にスターバックスがあってこれはテーブル席から撮った写真。店内が見おろせます。右下に見えるものはシュレックのぬいぐるみなのですが、メイシーズのイメージキャラクターなんでしょうか?紙袋にも大きくシュレックが描かれていましたし。でもなぜシュレック?このあと店内をざっと見て廻ったのですが、あれほどたくさんの人が(3人に一人といってもいいくらい)紙袋をもっていた理由はわかりませんでした。確かにセールはやっていましたが。紙袋といえばメイシーズにはたくさんの袋があるみたいで、同じ大きさでもロゴだけのものとか、紙があきらかに高級そうなものとか、スーパーのビニール袋のようなものとか。これって買うものの値段によって違うんでしょうか?なんか謎だらけのメイシーズです。
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店内のツリー。またまた写真とは全く関係ないのですが、ここで他のデパートの情報やら感想やらを。まずはヘンリ・ベンデル。売り場面積が小さいので見やすいです。小物類が充実していました。ただ価格は五番街という場所柄か高めです。ヘンリ・ベンデルといえば茶と白のストライプですがその柄のポーチが$25から$50でした。それと興味深かったのが、買った手袋の内側にヘンリ・ベンデルと書かれた小さなタグがついていたこと。日本ではデパートの名前がそういう形でついているのを見たことがなかったので。もしお土産に手袋とか小物類を買うのならここで買うと名前のタグという付加価値がついてくることになりますね。そしてサックス・フィフス・アベニュー。ここは8階の靴売り場と1階のバッグ売り場だけ覗いたのですが、ニューヨークでも最大という面積を誇る靴売り場はさすがでした。プラダやグッチなどのブランド物も数多く揃っているので、いろいろお店を廻らなくてもここだけで充分だと思いました。もちろんセール中。バック売り場ではマーク・ジェィコブズのものも安くなっていて(ソーホーのお店はセールなし)気に入ったものがあればずいぶんお徳だと思いました。ニューヨークにはまだまだデパートがありますが残念ながら今回はこの3店のみしか廻れませんでした。
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最後の夜もやっぱりタイムズスクエアへ。
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今回の旅行で心残りなことはたくさんあるですが、中でも一番残念だったのはミュージカルが観られなかったこと。行くまでにはストも解除になっているだろうと考えていたのですが・・・甘かったです!なのでせめて看板の写真だけ撮ってみました。
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もう一枚ミュージカルの看板。まさにこのときの私の心境「マンマ・ミーア!!」です。
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帰国日。なんとものんびりした空港の写真ですが、実はここにたどり着くまでに大変な思いをしてしまいました。空港までタクシーを使うつもりでホテルの玄関に出たときになんだか厭な予感が。いままで見たこともないような、ながーい列ができていたのです。それでもはじめのうちはタクシーも少しずつ入ってきていたのですがそのうちパッタリと来なくなってしまいました。ロックフェラーセンターのツリーの点灯式のため道路が封鎖されてしまったのです。まだ朝9時前だというのに!それもいつ解除になるかわからないといわれたので、まだ封鎖されていない通りを探して重いスーツケースを持って走りに走りました。そしてようやく車が通る道を見つけたものの今度は空車が全くみつからない。一時はもう間に合わないのではと思ったほどです。結局タクシーがつかまったのはホテルを出て一時間後でした。空港が見えたときはうれしくて運転手さんへのチップをはずんだことはいうまでもありません。でもほんとうに何があるかわからないので時間には余裕をみるべきですね。
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チェックインの時間になっても飛行機は満席のはずなのにカウンターは閑散。みんなタクシーがひろえないのではとか道が混んでいるのかと心配。自分が間に合ったからといって大きなお世話ですよね。
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出発までの時間つぶしにレシートの整理をしていたところ、気づかなくてもいいことに気づいてしまいました。メトロポリタン美術館のショップで買い物をしたときに15%オフになるといわれJCBカードで支払ったのですが、オフになっていたのはなんと$0.15
でした。まぁ確かに15%=0.15ですけどね。それにその場で確認しなかった自分が悪いと思いつつもなんとなく割り切れない気分に。で、思い切ってJCBプラザに電話したところすぐに手配をしてくれることに。
全く最終日は最後の最後までばたばたしてしまいました。 -
出発ゲートの売店。ゲートにはこのほかにもマッサージのお店がありました。椅子が何台も並んでいて足マッサージ気持ちよさそうでした。心引かれたもののそれほどの時間もなく。
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売店で買ったラップサンド。これがニューヨーク最後の食事です。食べることに関しては全く不本意な旅でした。でも100%満足するのではなく心残りがたくさんあったほうが「また来なくては」という気持ちになり、そしてそれを励みに日々の生活が送れるのにちがいない!!そう前向きに考えつつニューヨークをあとにしたのでした。
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