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日光の近代化遺産を訪ねて ( 其の1 金谷ホテル)

旅行時期 2007/06/- - 2007/06/- (2007/06/08投稿

栃木県日光市は明治以来外国人の避暑地として発展を遂げてきました。軽井沢よりもずっと早く開発され、多くの外国人が日光を訪れました。<br /><br />ヘボン式ローマ字を考案したヘボン博士(Dr. James Cirtis Hepburn)が初めて日光を訪れたのが明治4年頃で、当時外国人が泊まる宿はなく、金谷善一郎が自宅に泊めたのがきっかけで、金谷ホテルが出来、その後多くの外国人がやって来るようになりました。それに伴って多くの西洋建築も建てられました。<br /><br />今回そのような建築物を求めて日光を訪ねてみました。数十年振りの訪問となりましたが、日光には近代化を促した、たくさんの建築物があるのには驚きました。先ずは、金谷ホテルを紹介したいと思います。 <br />

栃木県日光市は明治以来外国人の避暑地として発展を遂げてきました。軽井沢よりもずっと早く開発され、多くの外国人が日光を訪れました。

ヘボン式ローマ字を考案したヘボン博士(Dr. James Cirtis Hepburn)が初めて日光を訪れたのが明治4年頃で、当時外国人が泊まる宿はなく、金谷善一郎が自宅に泊めたのがきっかけで、金谷ホテルが出来、その後多くの外国人がやって来るようになりました。それに伴って多くの西洋建築も建てられました。

今回そのような建築物を求めて日光を訪ねてみました。数十年振りの訪問となりましたが、日光には近代化を促した、たくさんの建築物があるのには驚きました。先ずは、金谷ホテルを紹介したいと思います。

写真 20枚

テーマ:
歴史・文化・芸術
エリア:
栃木 > 日光 > 日光東照宮周辺
エリアの満足度:
評価なし
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    金谷ホテルの正面入り口です。左側の建物が本館(旧館)で、右側は別館(新館)です。

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    本館の正面入り口です。ホテル内では地元産の大谷石がふんだんに使われていますが、この円柱にも用いられています。

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    重厚な造りのロビーですが、かつては多くの外国人客がここでチェックインをしたところです。

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    同じくロビーですが、あちこちに大谷石が使われています。

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    1階から2階へ向かう階段です。照明が豪華で、華やかさを演出しています。

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    本館2階にあるメインダイニングルームです。

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    ダイニングルームに飾られている「伽陵頻伽](かりょうびんが)という彫刻です。作者は会津小荒井の吉田仙十良です。材質はケヤキ、岩絵の具による彩色が施されています。伽陵頻伽は上半身が美しい女性で、下半身が鳥の姿をしているという想像上の生き物で、極楽浄土で妙なる声でなくといわれています。

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    新館の建物です。こちらの方が旧館と思われる人が多いですが、1935年(昭和10)に竣工され、実際はずっと新しいのです。

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    玄関ポーチの屋根の部分です。

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    玄関入口左右にある彫刻の一つです。

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    別館を正面玄関とは違う方向から見てみました。木造3階建ての御殿風の建物は箱根宮ノ下の富士屋ホテルと大変似ています。ここには昭和天皇やヘレン・ケラーなど、多くの著名人が宿泊しました。

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    本館3階の北側廊下をずっと東へ行くと、プールとスケートリンクへ上がるガラスの扉があります。そこを開けて階段を上がると、屋外のプールとスケートリンクが見えます。さらに見物するための観覧亭と日光の山々を見渡せる展望閣に続きます。こちらは夏は温水プールとして使用されています。

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    プールのそばにあるスケートリンクです。1921年(大正10)に造られました。今でも冬になると氷を張リ、スケートを楽しむことが出来ます。2階建ての建物はスケートを観覧するための建物(観覧亭)で、1921年(大正10)に建てられました。展望閣とこの建物は水に浮かんでいるような建物だったので、当時「竜宮」と呼ばれていました。

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    東照宮の楽師をしていた金谷善一郎が自宅を改築して1873年(明治6)に外国人専用のKanaya Cottage Innを開業しました。今その地に「日光金谷ホテル創業の地」の碑が立っています。

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    創業の地に今なお現存するカッテージ・インの建物です。

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    ここにはヘボン博士もイザベラ・バードも宿泊しました。バードはイギリス人女性で、著書「日本奥地紀行」の中で、このカッテージ・インのことを紹介しています。

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    初めて日光を訪れた外国人は、1870年(明治3)にイギリス公使ハリー・パークス夫妻と随行の士官たちでした。一行は輪王寺の本坊に泊まって東照宮などを見学しましたが、維新後の混乱が続く時代にあっては迎える日光側も大変困惑した様子でした。

    72年にはオランダ弁理大使ファン・デル・フーヘンも日光を訪れています。パークスが訪れた翌年には鈴木ホテルが開業しました。この時期日光を訪れる外国人はここを利用しましたが、数年後には廃業の憂き目に会いました。その後、居留地以外で始めての外国人専用ホテル、Kanaya Cottage Innが開業したのです。

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    何枚か古い写真を紹介しましょう。まず、この写真はkanaaya
    Cottage Innを開業した金谷善一郎(中央)と2人の息子です。

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    これは1910年後半ごろの写真ですが、本館前にフォード車が何台も並んでいます。金谷ホテル社長が発起人となり日光自動車株式会社が発足し、14台のフォード車を所有していました。

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    1920年代から1930年代ににかけてやって来たアメリカの映画スター、ダグラス・フェアバンクス(右)です。当時日本でも大いに人気を博した俳優です。

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Tamegaiさん

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海外20カ国渡航

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