道東と美瑛の旅の２日目　　摩周湖近辺

2006/09/25 - 2006/10/01

６泊の旅行の２日目

鶴居村から、屈斜路湖まで

エリア 摩周・弟子屈(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ

ホテルTAITOの朝食

鮭のこの部分は「かま」といって、魚１尾から２つしか取れないと父が説明してくれた

お客様の人数は満員だったが、「これだけの数をそろえるのはたいしたものだ」と父が話していた

鶴居村から、９００草原に行く予定だったが

昨日の夜になって、展望台の帰り道「阿寒湖のまで○ｋｍ」の標識を見て、父が「阿寒湖も近いんだな」と言い出したので「そうね」と相槌を打ったのが運の尽き、「せっかくだから阿寒湖に行こう」と父

（え。出発前に私が電話で「阿寒湖と摩周湖両方はいけないからどっちにする？」と聞いたとき「阿寒湖はいいから摩周湖に行きたい。やっぱり摩周湖だなあ」といったのはお父さん！あなたですが・・・）

「ちょっと聞いてくるから待ってて」とフロントに行くと、「フロントの女性は、まっすぐ北に行く道は鶴見峠を通りますが、地元の人も使わない道です。一回南の鶴見台より○分の○の標識を右に折れてそこから○分くらいのところをまた右に折れて、また○分・・・」一応説明は聞いたがわからないので、「カーナビに阿寒湖の有名なホテルの名前を入れればいいかも」と言ったら「ここから入れるとまっすぐ北を通るように指示されると思うので、南に行って曲がってから」とのこと、とりあえず有名な「あかん鶴雅」ホテルの電話番号をメモする。所要時間を聞いたら結構かかりそう。

知り合いの釧路に住んでいる旅行好きな女性に携帯メールで「SOS」仕事をしているので、返事は夜中だった。

携帯で夜中にメールを打っていたら、父が寝返り「やばい」めげずにメールを打つ。
父が「何をしているんだ」という

説明すると「そんなんだったら、阿寒湖には行かない」と言うが。。。

何食わぬ顔をしてトイレで携帯メールを続ける。

その女性の話だと鶴見峠の道も「ダケカンバの林もいい」とのこと。
この道については、道は悪いが出かける前にネットでも写真を見ていて、「峠からの阿寒湖の水の色が近くでは見られない青さ」と書かれていたので急遽こちらの道に決める。

それにしても地図では途中×印がついていたが、何だろうと考えながら走ると、途中に看板があり、「雨が多いと閉鎖される」と書いてあった。

鶴見峠越えで阿寒湖を目指す

途中から悪路だが、景色は良い




道が悪いと父の機嫌も悪い　



　

阿寒湖

写真を撮るだけでなく

「せっかくだから、近くで【まりも】が見られるから行こう」と言ったが、

なぜか「見なくていい、見たければ連れて行くから１人で見て来い」との仰せ

めんどくさいから、やめた

阿寒湖から９００草原への道は噂どおり景色もいいし道もいい


９００草原に行ったあと

お約束の摩周湖第３展望台

ここに行くのに摩周湖第一展望台を通るのだが、「第一展望台は観光バスがとまるし、駐車場代金もかかるのでパス」で、第３展望台に行くと父に説明したら、何を勘違いしたかまた機嫌が悪くなった。

機嫌が悪いと言っても、一言二言言うだけなので別にどうってことはないのだが。

後で聞くと、展望台からは摩周湖が見えないと思ったということだった。

到着して写真を撮ったあとは、喜んでいた。

摩周湖

水が澄んでいてきれいだった


私はガイドさんよろしく「摩周湖の透明度はなんたらかんたら」としゃべった。


ありがたみが増すといいのだが、、

摩周湖第３展望台から川湯に向う道路に

きたきつねが出てきた

車から降りたが逃げる様子もない

人になれているらしい

私のほうに近づいてきて、こちらが何もあげないのを見ると微妙に目をそらせて通過してから振り返った


誰かえさでもやったのだろうか

川湯駅で清水を汲んでから、「クリーム童話」でソフトを食べた。



３つを好みで組み合わせてもらった

父も食べて美味しいと言っていた
父がソフトを美味しいというのは珍しい

コーンを残したら「コーンは食べるものだ」と説教された

近所の人も買いに来ていたので、本当に美味しいのだと思う

アイスを食べてから、川湯温泉で日帰り入浴をした

だいぶ走ったから、予定のハイランド小清水はやめてこのままユースに行こうと思っていたが、

お風呂から出たら父が「展望台に行こう」というので峠に向った


ハイランド小清水に行く途中の景色

ハイランド小清水からの屈斜路湖

ここの展望台の「そば」が美味しかった


私は頼まなかったので、父から１口もらったがつゆも美味しいし麺もよかった

屈斜路原野ユーズゲストハウス


建物の設計と料理で選んだ。お風呂も温泉。

中に入ったら

食堂のテーブルが素朴な木でできていて

童話の世界の３匹の熊のお話を連想した。


ここのお風呂は中性に近くて入りやすい温泉。

この温泉だったら、日帰り入浴はしなくても良かったな。

私の場合はあまり酸性の強いお湯は疲れるのでここのお湯がいい。


昨日寝てないので、夕飯を食べたら吸い込まれるように寝てしまった。

７時半には、眠っていたと思う。


あくる朝、４時前に友人から間違い電話がかかってきておきたが、ぐっすり寝ていたので２度ねはしないで、明るくなるのを待って外の空気を吸いに出た。

この旅行記へのコメント （3）

• ねもさん 2017/07/09 12:24:15

  初めまして

  sottoさん
  高校生まで北見に住んでいました。あちこち懐かしい景色です。摩周湖・阿寒湖は小学校の修学旅行でした。
  ちょっと気難しそうな父上との二人旅、ちゃんとフォローしてあげて素晴らしいと思います。私だったら｢もういい！｣と突き放してしまいそう。お父さまもとてもうれしかったのではないでしょうか。
  
  あちらにつまらぬ回答失礼しました。その後の回答を見て、私の出番じゃなかったと(笑)
  スイスは高物価、そのとおりです。sottoさんは英語はお得意ですね？　私のようなpoor Englishにも、スイス人は優しく対応してくれてうれしい国です。
  余計なお世話ですが、せっかく行かれるなら、３日ではなく１週間くらいは自然や街並み、温泉などを楽しんでもらいたいというのがスイスファンの願いです。

  bitteさん からの返信 2017/07/09 13:36:19

  RE: 初めまして

  気が付かなかったですが、父はこの時すでに認知症のような症状の軽い状態にあったみたいです。
  
  その前後に、自分で家の近くを運転していて、帰り道がわからなくなったと言っていました。
  
  父は旅行の１年半後に帰らぬ人となりました。
  
  旅行のことはとても喜んでいて、近所の人にも親戚にも写真を見せて、語っていたそうです。
  
  父は癌で病院で死にましたが、子どもの中でも私のことは大好きで、他の人が見舞いに行っても何も話さずねていますが、私が泊りで見まいに行くと、普通に話したりしていて、それは親戚中で評判になりました。
  
  父１人で１０数年看病した母が死んで、半年くらいのときの旅行でした。
  
  私も父が大好きで、死んでからだいぶたちますが、今でも夢をみます。
  多分、世界で１番好きなのが自分の父です。
  
  > あちらにつまらぬ回答失礼しました。その後の回答を見て、私の出番じゃなかったと(笑
  
  他のみなさん、すごいですね、どれにしようかわくわくしてしまいます。
  じっくり考えて、早くて半年長いと３年くらい案を練ってでかけようと思います。
  
  スイスは、今年８日間いってきて、行き残したのと、再度行きたい場所の旅行になります。
  
  ヴェンゲンのラウターブルンネン渓谷を見渡せる教会は、景色がすばらしく、そこに住んでしまいたいほどでした。
  
  ピアノが教会にあったので、私の仕事はピアノ教師なので、そこのピアノでこどもを教えて、父兄からチーズとパンをもらって生活したいなと思いました。

  ねもさん からの返信 2017/07/09 14:15:06

  最良のプレゼント！

  sottoさん
  心温まるご返信ありがとうございます。私もちょっとうるうるしました。
  世界で一番好きと言い切れるsottoさん父子は素敵です。
  
  スイスは３回目になるんですね。失礼しました。
  ラウターブルンネン渓谷、お次のために私もマークしておきます。
  余計な一言ですが、ラインの滝とシャフハウゼンの街並みが印象に残っています。初めてのスイスがここだったせいもあるのでしょうが。