奄美?・・・マングローブ

2005/04/17 - 2005/04/17

鹿児島県奄美大島住用村のマングローブパークでカヌー初体験。
出身は鹿児島の本土の方ですが、昨年11月から奄美大島で暮らしています。島は冬の冷えこみはないかわりに毎日どんよりとして殆ど日が差しません。ようやく晴れた日も続くようになったので、住んでいる名瀬市から車で30分程の住用村マングローブへ行きました。1時間ほどカヌーでマングローブを見学して1500円です。体を使うことは全くダメな人間なのでカヌーにもてあそばれました。

(２年前に登録した旅行記について、写真を再アップロード　2007.07.13）

エリア 奄美大島(鹿児島)

5分ほど基本的なパドル操作の説明があり、いざ出発。覚えが悪いというか、体の反応が悪いというか、カヌーは右へいったかと思うと今度は左。「あっち行ってはコンコン、こっち行ってはコンコン」とアリさん状態です。

次第に細い水路に入っていきます。マングローブは当然潮の干潮により様相が変わります。（私も見た訳ではありませんが、そのように言われています。）今日は12時が満潮、このカヌー体験は1時出発ということで、これから段々と引いてくる頃です。

両岸はオヒルギ、メヒルギで次第にマングローブぽくなってきましたが、相変わらずカヌーはアリさん状態でガイドの説明など聞いてやしません。

かなりそれっぽくなってきました。

中州に立っているのがガイドですが、上陸できるか確かめているのでしょう。私のほうはそれどろでなかったのでよく知りません。結局、ぬかるんでいるので上陸はしませんでした。

「ボルネオかどこかのマングローブです。」と言ってもとおるのではないでしょうか。

メヒルギの板根です。

髪ボサボサでむさくるしいので登場したくなかったのですが･･･。体の重心を傾けるとカヌーはひっくり返りますが、さすがにそこまでドジはしませんでした。ただ、パドルをあげるとしずくが降りかかって結構濡れます。左ひざと右手首が濡れているところをみるとどっちかに偏っているのでしょう。そのせいかカヌーが右へ行きたがります。

背の高いのがメヒルギで、背の低いのがオヒルギとか言っていました。

この付近でＵターンします。干潮のときはこの水路自体が入れないそうです。

シオマネキのようなカニなどの生き物がいるそうですが、この日は目にしませんでした。写真左手の水際で尺取虫みたいなのはオヒルギの膝根でしょうか。あまり追求せず軽く流してください。

普段箸より重いものを持っていないため、1時間パドルを漕いだだけで腕が痛くなり、手が震えるような状態でした。全体としては「マングローブをカヌーで見学した」というより「カヌーと格闘している周りにマングローブもあった」というところでしょうか。