2007/07/14 - 2007/07/14
383位(同エリア456件中)
まみさん
2007/07/14(土)第7日目:クルージ・ナポカからバイア・マーレへ
【宿泊:Hotel Mara(バイア・マーレ)】
15:30発の急行列車でバイア・マーレ着19:08(ほぼ時刻どおり)
《午前:クルージ・ナポカ観光》
ヴィクトール・バベス通りの正教会(再訪)、エロイロール通りの正教会(再訪)、Avram Iancu広場の正教聖堂(再訪)、トランシルヴァニア民俗博物館
《夕方:バイア・マーレ》
ホテル周辺の新市街散策(ブカレスト通り、統一広場、トランシルヴアニア広場)
ここでは、「地球の歩き方」にもLonely Planetにも、ルーマニア公式サイト(romaniatourism.com)の地図にすら載っていなかったけれども、とても魅力的な教会を2つご紹介しましょう。
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りのモザイクたっぷりの小さな正教会と、エロイロール大通りの広々としたモダーンな正教会です。
できれば写真を撮りたいと思ったくらい気に入った教会でした。
内部の写真を撮れたおかげで、ものすごく気に入ったという自分の感情だけでなく、どんな教会であったか、忘れゆくのみの記憶に歯止めをかけることができます。
2つとも、昨日と今日の2回訪れて写真を撮れそうなチャンスを狙った成果です。
統一広場の聖ミハイ教会やアヴラム・イアンク(Avram Iancu)広場の正教聖堂ももちろん魅力たっぷりですが、どちらも観光客はたいてい訪れるでしょう。
でも、ここでご紹介する2つの教会は、ともすれば見逃しかねないです。
であるがゆえに、知られざる宝物を見つけたような喜びが倍加していると思います。
もっともエロイロール大通りの方は、観光客はたいてい通るでしょうから、その気になれば見つけられます。
目の引く近代的な白亜の建物です。
でも、ヴクトール・バベシュ通りは観光客が集まる中心地から少しばかり外れています。違うところにホテルを取っていたら、私もここを通ることなく、この教会の存在も知らないままだったでしょう。
でもきっと、この2つの教会と同じくらいかそれ以上に気に入りそうな教会は他にもあったでしょうね。
その存在を知らなかったがゆえに、スルーしてしまっているのでしょう。
もちろん、限られた滞在時間中にすべてを訪れることが可能はと思わないけれど、欲張りな私はつい、そんなことを考えずにはいられません。
PR
-
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会
実はこれは教会を見学し終わった後に撮りました@
どこか可愛らしいおじいちゃんでした。
「写真を撮るよ」のポーズをはっきり示してから、撮らせてもらいました。 -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会を再訪
昨日の午後、夕食もすませ、ホテルに戻る途中で撮りました。
さすがに明るいとはいえ、午後9時近くなので、空の色は白っぽくなっていました。
これは今日の午前に撮り直そうと思ったのですが、こうして鉄門も一緒の写真もなかなかよいので、これはこれで削除せずこうして残しておくことにしました@ -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会を再訪
午前の太陽を浴びた外観
翌日の午前にリベンジです。
内部の写真を撮れたとはいえ、見納めにもう一度、再訪することにしました。
そのときに撮りました。
今度は道路挟んで向かいの歩道から狙ったので、塔のてっぺんの十字架までファィンダーに収めることができました。 -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会を再訪
午前の太陽を浴びた外観、塔の下のモザイクに注目
これは、ヤコブとサラのもとへの三天使の訪れの場面ですね。
旧約聖書の中のエピソード。
天使たちは、80歳を超える高齢のサラに子が恵まれることを告げに来るのです。
そして生まれたのイサク。 -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会
イコノスタシスとシャンデリア
こじんまりとした教会なので、イコノスタシスもこじんまりとしていますが、イコンがたくさんで豪華です@
※イコノスタシス
聖なる空間と信者のいる俗世を象徴的に分けるイコンの壁。日本語では「聖障」ともいわます。
イコノスタシスについて詳しくは、去年(2006年)の旅行記で写真コメントに引用した「イコンのこころ」(高橋保行・著/春秋社)記述をご参照ください@
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11967865/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11967883/
関連の旅行記「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第18日目(4):ブラショフ中央公園とルーマニア正教会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10135677/ -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会
背もたれや手すりの彫刻の美しい、信者の椅子
正教会は信者は立ってミサに参加するのですが、お年寄りや体の不自由な人のため優先で、このように座席が設けられているそうです。
とは、この2日後に合流するマラムレシュ地方とブコヴィナ地方を案内してくれる現地ガイドから聞いた話です。 -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会
金の装飾のようなシャンデリア
ピンぼけにならないよう必死@
背景の壁画やイコノスタシスも美しいです。 -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会
ドーム状の壁から天井に向かって描かれたフレスコ画。
テーマはキリストの生涯。
左から、生誕シーン、洗礼シーン、復活シーンが確認できます。 -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会
反対側の壁です。
今度は縦で、その下の壁の部分も一緒にファィンダーに収めてみました。
ろばに乗ってエルサレム入城と十字架磔のシーンです。 -
ヴィクトール・バベシュ(Victor Babes)通りの正教会
入口上部のステンドグラス
テーマは、火の車は? 楽園? -
エロイロール大通り(Bulevardul Eroilor)の正教会
実はこれは昨日の午後に撮ったものです。
昨日の午後、見学したときは、ミサの最中で、教会内の写真を撮るなど考えられませんでした。
今日の午前、写真を撮るチャンスを求めて、あるいはミサの最中でなければもう少し隅々まで見学できるかもしれないと期待して、再訪することにしました。 -
エロイロール大通り(Bulevardul Eroilor)の正教会
モダーンなイコノスタシス! -
エロイロール大通り(Bulevardul Eroilor)の正教会
イコノスタシスの向こう、聖なるエリアの天井には、天使に守られた聖母子のモザイク。 -
エロイロール大通り(Bulevardul Eroilor)の正教会
天井の黄金のモザイクに注目! -
エロイロール大通り(Bulevardul Eroilor)の正教会
今度はイコノスタシスに注目。
上の段には12使徒、下の段にはイエスの生涯。
イコノスタシスの典型的なパターンです。 -
エロイロール大通り(Bulevardul Eroilor)の正教会
イコノスタシスの一部に注目と、その前のイコン。
信者はたいていこのイコンに向かって十字を切り、口づけします。 -
エロイロール大通り(Bulevardul Eroilor)の正教会
イコノスタシスの中央の王門。
王門の左右にマリア像とイエス像があるのも、イコノスタシスの典型です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
その他の都市(ルーマニア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
その他の都市(ルーマニア) の人気ホテル
ルーマニアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ルーマニア最安
567円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
17