2001春、韓国紀行8(1)『釜山､済州島から仁川への旅』：はじめに

2001/04/29 - 2001/05/03

＜はじめに＞

＜旅の計画＞
　随分と韓国内を旅行しましたので、このところ、若干行き先を決めるのに手間取るようになりました。
　JTBの「地球の歩き方」韓国編に記載された観光地は、大方回りましたし、雪嶽山（ソラクサン）のように、特に気に入ったところへは、何度も足を運びました。
　それで、いろいろ考えた末、韓国南部の珍島（チンド）を一応の候補地にしました。年に数度、大潮か何かの時に、海が割れて、陸伝いに渡ることが出来る島のようです。この春、沖縄のある島でも、同様の自然現象が生じることをテレビ番組で紹介していました。島の名前も、その珍しい自然現象に因んで付けられたものに違いありません。旧約聖書のモーゼの伝説も、これと同じ現象かも知れません｡
　しかし、交通の便が不確かで、今回は諦めることとしました。結局、釜山から済州島を巡って、国際空港のある仁川を経て帰国するオーソドックスなコースにしました。4泊5日の行程です。いつも通り、Muさんが基本計画を作ってくれました。予定は未定の、気ままな旅の計画です。

＜新しい国際空港＞
　昨年までの旅行と違うのが、仁川(インチョン)に新しい国際空港ができたことです。これまでの国際空港であった金浦（キンポ）国際空港は、国内専用の空港になってしまいました。
　旅行の前に予めインターネットで仁川国際空港の情報は調べておきました。これには、毎月メールで届くKALのインターネット情報を利用しました。各種の旅行情報が満載されていて、なかなか便利なものです。
　その情報によりますと、空港は出来たものの、アクセスがまだ不十分なようです。ソウルとの間の鉄道建設が完了してなく、今のところ高速道路で繋がっているだけのようです。
　空港が完成したことを、日本のテレビでも特別番組で報道していました。そのときの指摘のひとつが、空港へのアクセスの問題でした。もし、交通事故が発生した場合は、途中で高速道路を降りることも難しい状況です。
　もうひとつの問題は、荷物の仕分けと報道されていました。タグをつけて行き先別に仕分けする予定が、なかなかシステムが正常動作しなかったようです。航空各社からの応援部隊により、当面の処理が行われていると報道されていました。私達の場合、預ける荷物はありませんから、こちらのほうは心配ありません。

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元資料の手作り旅行記『韓国紀行8』、副題『釜山､済州島から仁川への旅』の目次です。
　　
＜目　次＞

＜はじめに＞
旅の計画(1)
新しい国際空港(2)

＜2001年4月29日(日)＞
出発(3)
西春での乗り換え(3)
名古屋国際空港(4)
釜山到着(4)
空港のタクシーにはご注意(5)
釜山の中心部へ(6)
釜山の定宿、ソウル荘旅館(6)
チャガルチ市場（6）
生ビール(センメクチュ)の店(7)

＜2001年4月30日(月)＞
朝食(11)
ＫＡＬの事務所で(11)
釜山から済州島へ(13)
済州空港の総合案内所(13)
モアホテルは何処?(14)
済州フェリーターミナル(15)
市外バスターミナル(16)
三姓穴と博物館(17)
帰り道(18)
夕食、テジカルビ(19)

＜2001年5月1日(火)＞
朝食の店（22）
西帰浦へ(23)
西浦到着(23)
潜水艦観光(24)
デジカメ(25)
チェジュのKAL事務所で(26)
フェリーで仁川へ(27)
フェリーでの宴会(29)

＜2001年5月2日(水)＞
仁川到着(32)
東仁川へ(33)
東仁川での朝食(34)
国際空港へのアクセス(34)
カモメと遊ぶ(35)
仁川国際空港(35)
渡蟹に満足(36)
仁川の宿(37)

＜2001年5月3日(木)＞
蕎麦と餃子(38)
国際へ(38)
帰国(39)

＜あとがき＞

元資料の写真資料の目次です。

＜写真資料目次＞

名古屋出発 (1)
釜山到着 (7)
チャガルッチ市場 (13)
釜山の街角 (17)
釜山の定宿とその付近 (23)

釜山の配電設備 (29)
釜山から済州島へ (33)
済州市の食堂 (39)
済州島の電気設備と工事現場 (45)
済州市の宿とその周辺 (51)

済州市の街並 (57)
西帰浦・潜水艦観光 (63)
西帰浦付近 (73)
済州島から仁川へ (77)
仁川の街角 (83)

仁川の市場で (89)
月尾島から空港島へ (93)
仁川国際空港 (98)
仁川での食事 (103)
仁川の旅館とその付近 (107)

仁川の電気設備と電気工事 (111)

＜会計資料＞ (115)

＜その他資料＞ (120)

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 船

地下鉄からバスへの乗換駅の西春商店街にあったガイドマップです｡名古屋国際空港とは反対側に駅を降りた場所にありました。

西春駅西側で見つけた公開広場です。商店街の「ＹＯＵ・遊・広場｣の文字がありました。花壇は、まさに春爛漫でした｡

花手鞠（はなてまり）でしょうか？寄植えの鉢の中で満開でした。奥の白い花は､マーガレットかスノーポールのようです｡

左手の低層のビルが名鉄西春駅です。平針からは、地下鉄鶴舞線で乗り換え無しでいいのが、実に有り難いことです｡

西春駅の直ぐ東に位置する、東海銀行のデータセンタービルです｡新緑と、朱とピンク交じりの皐月の花が真っ盛りです｡

5月1日のメーデーが近づくと､皐の花は満開となってきます｡開花寸前の蕾もありますが、満開寸前の状態でした｡

この緑のトンネルは､右が街路樹の欅（けやき）｡左手は楠（くすのき）だったようです｡歩道も浸透性の舗装に整備されていました。

西春駅近くの街路樹です｡風情があるハナミズキの花が、やや満開を過ぎていました｡それでも、まだ見所は残っていました。

この藤棚は、東海銀行ビルの北側に隣接した広場にありました。この花も、同じ時期の、韓国との比較に撮影しておきました｡

フライト準備中の空色ベースの大韓航空機です。この日の駐機は少なく､隣の赤い尾翼の飛行機が目に付いたくらいでした｡