90年代のイラン②1999.8　「“世界の半分”と呼ばれる世界遺産の街」　　～イスファハン～

1999/08/12 - 1999/08/15

1999年の夏期休暇を利用し、
ウズベキスタン＆イランを訪問しました。
アエロフロート航空利用、モスクワ経由でこの2ヶ国同時訪問は、
少々マニアックかもしれません。

各国の歴史・宗教・世界観について、
深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。


≪全行程≫

１日目：昼、成田→モスクワ　［アエロフロート・ロシア航空］
２日目：深夜、モスクワ→タシケント　［アエロフロート・ロシア航空］
　　　　終日、タシケント市内散策。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10596382

３日目：午前、バスでサマルカンドへ。
　　　　午後、サマルカンド市内散策。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10597057/

４日目：午前、ミニバスでタシケントへ。
５日目：午前、タシケント→テヘラン　［イラン航空］
６日目：終日、テヘラン市内散策。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10597859/

　　　　夕方、テヘラン→イスファハン　［イラン航空］
７日目：終日、イスファハン市内散策。
　　　　　　　　　　　≪★今回のお話はココです≫
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10598948/

８日目：終日、イスファハン市内散策。　
９日目：終日、イスファハン市内散策。　
　　　　深夜、イスファハン→テヘラン　［イラン航空］
10日目：早朝、テヘラン→モスクワ　［アエロフロート・ロシア航空］
　　　　終日、モスクワ市内散策。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10600737/

　　　　夜、モスクワ→成田　［アエロフロート・ロシア航空］
11日目：朝、成田着。　

エリア イスファハン(イラン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: イラン航空 アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

テヘランからイスファハンへは、イラン航空国内線で1時間。最初は列車で移動の予定でしたが、チケットが購入できずやむなく航空機利用となりました。列車も航空機もかなり混んでいるようです。

イスファハンは、「イランの真珠」「世界の半分」と称えられる街です。その中心イマーム広場にやってきました。

2階建ての回廊に囲まれ、南北512m、東西159mという広大な広場です。

青いドームのイマーム・モスク、王が暮らしたアリ・カプ宮殿、黄色いドームのシェイク・ロトフォラー・モスク、大バザール（市場）に囲まれています。

広場を囲む回廊に1階には様々なショップが並んでいて、ショッピングを楽しむ観光客も多い場所です。

ただ散歩するだけでも楽しい場所です。

噴水も美しいですね。

オアシス都市とあって、水を美しく見せる工夫がなされているようです。

南側に建つ、イマーム・モスクです。

サマルカンドと同様、イスラム特有の「青」で統一されています。

イマーム・モスクの内部、ムカルナスと呼ばれる装飾です。鍾乳洞に垂れ下がる鍾乳石を模しているそうです。

外から見たイマーム・モスクです。

気温も下がってくる夕方になると、地元の方達も大勢やってきます。

日陰も長くなってきました。

夜が最も賑わっているようでした。
イランは親日的な国で、日本で働いていていた人も多いせいか、街を歩いていると、よく「おしん!」とか「ナカータ!」と声をかけられます。「おしん」は日本の古いＴＶドラマ、「ナカータ」とは、当時サッカー日本代表だった中田英寿選手のことです。1998年のフランスＷ杯に初出場、1999年はイタリア・セリエＡのペルージャに在籍していた頃で、中東でもかなりの著名人でした。

施設の入場券です。

翌朝のイマーム広場です。

イマーム広場は、世界遺産に登録されています。

街中にある映画館です。

こちらはサンドイッチ屋です。

レストランのカードですが、ペルシア文字はあいかわらず読めません。

左の肖像画は、イランの初代最高指導者だったホメイニ師、右は現在の最高指導者ハメネイ師です。街のあちこちに肖像画が設置されています。

朝夕は、車やバイクでかなり混雑します。

イスファハンのもう一つの見どころが橋巡りです。

ザーヤンデ川には、様々な装飾の橋が架かっています。

楽しいひとときです。

橋の下にはチャイハネが設置されていて、チャイや水たばこを楽しむことができます。

珍しく、写真を撮らせてもらった女性に出会いました。

ついでに、男どもも撮影しました。

橋の下は浅瀬になっていて、歩いて川を渡ることができます。

冷たくて、涼しくて、実に気持ちがよいです。

地元の皆さんも楽しそうです。

翌日は、イマーム広場の北側にあるバザールを訪れました。

こちらにも肖像画がありました。

中東らしい、趣きのあるバザールです。

私の旅にしては珍しく、3日間ゆっくりと街を歩きました。

郊外にある、ゾロアスター教の神殿跡アーテシュガーフから見た風景です。
現在、ここは立入禁止となっており登ることはできません。

これにて、イスファハンの散策は終了です。

次のイラン訪問は、2005年となりました。

★2005年のイランの旅(巡礼の地・マシュハド)はコチラ
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10476362/



この後は、国内線でテヘランに戻り、

アエロフロート・ロシア航空に乗り継ぎ、

モスクワへむかいます。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10600737/

この旅行記へのコメント （6）

• mintさん 2013/03/01 19:40:45

  ブルーのタイル。。。素敵ですね〜！

  たぬき２号さん　　　こんばんわ！
  
  
  イマームモスクのブルーのタイル。。。
  素晴らしいですね〜　　ｖ（＾＾）
  
  
  世界遺産の半分は。。。イランに？　　ですか？
  
  
  
  　　　iroenpitu

  たぬき２号さん からの返信 2013/03/02 11:29:30

  おはようございます。

  
  
  > イマームモスクのブルーのタイル。。。
  > 素晴らしいですね〜　　ｖ（＾＾）
  >
  >
  > 世界遺産の半分は。。。イランに？　　ですか？
  >
  
  
  このイスファハンは、16世紀の終わりにそれまでの首都から
  遷都されました。
  当時の王朝が産業・商業・貿易に力を注いだ結果、世界で
  最も栄えた都市となり、その繫栄ぶりが
  「世界の半分」と称されるまでになった、
  ということだそうです。
  
  
  ふ〜。世界史がいまいち苦手なので、
  この辺の説明は、少々調べました。
  すみませんwwwwww
  
  たぬき２号
  

  mintさん からの返信 2013/03/03 08:43:27

  RE: おはようございます。

  たぬき２号さん　　　おはようございます
  
  
  。。『 このイスファハンは、16世紀の終わりにそれまでの首都から
  > 遷都されました。
  > 当時の王朝が産業・商業・貿易に力を注いだ結果、世界で
  > 最も栄えた都市となり、その繫栄ぶりが
  > 「世界の半分」と称されるまでになった、
  > ということだそうです。』。。
  >
  >
  > ふ〜。世界史がいまいち苦手なので、
  > この辺の説明は、少々調べました。
  > すみませんwwwwww
  >
  
  。。。。調べてくださいましてありがとうございます。
  
  お忙しいのに。。。恐縮です。
  
  なかなか、海外に行けないので。。。
  たぬき２号さんの旅行記で楽しませていただきますね〜！
  これからも楽しみにしてますね〜！　　V（＾＾）
  
  
  　　　　　iroenpitu
  
  
  
  

  たぬき２号さん からの返信 2013/03/03 10:00:50

  本日もおはようございます。

  iroenpituさん
  
  
  
  >
  > 。。。。調べてくださいましてありがとうございます。
  >
  > お忙しいのに。。。恐縮です。
  >
  
  1日中仕事ばっかりしている訳ではないので
  大丈夫ですよ!
  
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  たぬき２号

• Yattokame!さん 2011/09/14 02:25:55

  イマーム広場

  たぬき2号さん
  
  こんばんは。
  
  イスファハンのイマーム広場は中東でもぴか一の美しいところですね。私も青いタイルの王のモスクを見たくて行きましたが、イマーム広場に立ったときの感激は今でも忘れません。バザールも楽しいですし、橋も美しいですし、イスファハンはいいですねえ。
  
  Yattokame!

  たぬき２号さん からの返信 2011/09/15 20:46:23

  RE: イマーム広場

  Yattokame!さま
  
  こんばんは。
  
  ふるーい旅行記にご訪問いただき
  ありがとうございます。
  
  Yattokame!さまも、イマーム広場
  行かれたんですね。
  私も、今まで訪れた街すべての中で
  ベスト10に入ると思います。
  
  再訪してみたいのですが、
  その機会はなかなかないですね〜。
  
  たぬき２号