2006/10/02 - 2006/10/03
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さすらいおじさんさん
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10月3日、オルレアンからパリに戻った後、セーヌ川のアルマ橋近くのダイアナ妃が事故に遭ったトンネルに行く。事故があったトンネルはジョルジュ・サンク大通りの地下を通る100m程の短いものだが、車は時速100キロ以上ではないかと思うほどの高速で飛ばしている。このスピードがフランスの一般道で普通だったら、パパラッチに追いかけられなくてもいつ事故があってもおかしくないと思った。ヨーロッパの国の中には一般道路でも制限速度が100キロという国がある話を聞いたことがある。スピードについては日本よりかなり甘いようだ。
ダイアナ妃は1981年7月にチャールズ皇太子と結婚し2児に恵まれるがチャールズがカミラとの交際をやめないことが原因で1992年12月に別居、1996年8月に正式離婚。事故があったのは離婚後1年の1997年8月31日の深夜だった。同乗していた交際中のパリのリッツ・ホテルのエジプト人オーナーの息子ドディ・アルファイドのベンツでの悲惨な事故。ダイアナ妃は波乱に満ちた36年の生涯だった。
トンネルの上にはダイアナ妃への慰霊碑「自由の炎」ができており、花などが供えられている。慰霊碑の周囲には、ダイアナ妃を悼むメッセージがたくさん書かれている。発展途上国の飢餓に苦しむ子供たちへの支援活動、対人地雷廃止運動、エイズ啓発活動などに真摯に取り組む姿に感動した人たちはイギリスだけでなく、フランスでも多い。いや、悲劇の皇太子妃の死は世界中で惜しまれているのだろう。
今回の旅ではパリに5泊し、ダイアナ妃の事故現場だけでなく、ギロチンの露と消えたマリー・アントワネットが2.5ヶ月監禁されていたコンシェルジュリーの独房やアンヴァリッドのナポレオンの墓など見たいと思っていたところには殆んど訪問できた。
(事故があったトンネルの上に設けられたダイアナ妃の慰霊碑「自由の炎」とトンネルを見る人達)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道
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ダイアナ妃の慰霊碑「自由の炎」に供えられた写真とメッセージ。
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花などの供物は絶えないそうだ。
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猛スピードで車がトンネルに向かっている。
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事故があったトンネルの上に慰霊碑「自由の炎」がある。
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入口から出口が見える短いトンネルの内部。左側が衝突した柱。
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慰霊碑「自由の炎」から見るセーヌ川沿いのエッフェル塔。
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ダイアナ妃へのメッセージ。
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一面に書かれたダイアナ妃へのメッセージ。
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バスチーユ広場の7月革命記念柱。
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アーティストの自由な発想を大切にしている、パレ・ド・トーキョー。
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ナポレオンが葬られていることで知られるアンヴァリッド。
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アンヴァリッドのナポレオンの墓。
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アンヴァリッドの天井画。
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フランス革命時に牢獄だったコンシェルジュリーの内部。
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ギロチンの露と消えたマリー・アントワネットが2.5ヶ月監禁されていた独房と当時の様子。
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最高裁判所。
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パリの宝石と呼ばれるサント・シャペルのステンドグラス。
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カルチェラタンのソルボンヌ大学。
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フランスに貢献した人たちの墓所、パンテオン。
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パンテオン内部の装飾。
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パンテオン内部の装飾。
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パンテオンにはキュリー夫妻も葬られている。
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オペラ・ガルニエ。
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この旅行記へのコメント (4)
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- かたまねさん 2007/02/23 16:57:49
- この写真がどこか直ぐに分かりました。
- さすらいおじさんさん、
この度の長大!!旅行記を拝見していると、私も去年の9月終わりから10月前半と後半2回に分けてヨーロッパ1人旅をしていまして、ひょっとしたらさすらいおじさんさんに近い場所をウロウロしていたかも知れないと思いながら嬉しく拝見しています。実はかつてこのアルマ橋の近くに住んでいました。住まいのアパルトモンはこの写真の右の建物の裏筋あたりでした。ですからダイアナ妃の事故のニュース映像を見たときには本当にびっくりしました。まさに私の生活圏で、日常的に歩き回っていたエリア。平生利用のバス停やメトロ駅もこの事故現場のそばです。自分もよく通った自動車道。こんな場所であの女性が亡くなったと聞いたときはショックでした。それとイフ島、行かれたのですね。私も日本に残留していた当時大学生の長男が夏休みに遊びに来た時、ここに興味を示したので(私も子供の頃エドモン・ダンテスが辛苦した物語を胸を躍らせて読みふけったので是非見たかった)架空の話は承知ですっかり興奮して見学した次第。ナポレオン興亡前後のフランス史の一面が想像できる場所です。コンシェルジェリー、ルルド、モンサンミッシェル、ストーンヘンジも、画面=写真が本当に美しくて=とコメントに吸いつきそうです。これからもお体大切になさってどんどん旅に出てください。
- さすらいおじさんさん からの返信 2007/02/23 18:37:45
- RE: この写真がどこか直ぐに分かりました。
- かたまねさん
去年の9月終わりから10月前半と後半2回に分けてヨーロッパ1人旅されておられたのですね。私はアイルランド、フランス、スイス、イタリアを歩いていた時期ですが、どこかですれ違ったかも知れませんね。
パリのアルマ橋の近くに住んでおられたとは驚きです。ダイアナ妃の事故があったトンネルにはお参りの人がたくさんでした。トンネルに入る車がずいぶんとばしているので怖いなあ、事故もありうるなあ、と思いました。
イフ島は想像より小さな島でしたが、岩窟王の時代の一面が見られたのが良かったです。
パリにお住まいだったとは、私は海外に住んだことが無いのでうらやましいです。いい体験をされましたね。
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- kioさん 2007/01/01 19:47:30
- 謹賀新年
- さすらいおじさん様 謹賀新年ですm(._.)m ペコッ
新年早々、丁度100回目の訪問いただきありがとうございます。
本年も宜しくお願いします
ダイアナ妃の事故現場となったトンネル画像、、観ました。
反対側が見えるほどに本当に短いんですね
立体交差の如くな短いトンネルで事件は起きたんですね
イギリスの警察機関は蓋を閉じるように謀殺説を完全否定する
声明を出しましたが実際はどうなのでしょう。
やはり謎めいていますね
- さすらいおじさんさん からの返信 2007/01/01 21:09:21
- RE: 謹賀新年
- kioさん
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ダイアナ妃の悲劇には私は関心があって今回、事故現場、ケンジントン宮殿、ダイアナ妃の実家があるノーザンプトン(駅まで行って、オルソープの宮殿が閉館と聞いて引き返す間抜けでしたが---)など。
ダイアナ妃は多くの人に惜しまれていますが、それはチャールズ皇太子から裏切られ、暗殺とも疑われる悲劇的な死に追い込まれたことへの同情があると思います。
ケネディの暗殺事件と同様にダイアナ妃の事件は謎としてこれから先も暗殺を想定した本や映画が出るのではないか、と思っています。
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