２００８夏 スイス/ハイキングの旅（１）　グリンデルワルト

2008/07/01 - 2008/07/11

憧れのスイスアルプスの山と花を眺めるハイキング行、グリンデルワルト４泊（１と２）とツェルマット３泊（３と４）の旅でした。

エリア グリンデルワルト(スイス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空

ヘルシンキ経由で乗継が翌日になったためヘルシンキで前泊、ラマダホテル･エアポートに宿泊（7/1）。ヘルシンキ･ヴァンター空港から３〜４つの周辺ホテルを巡回するシャトルバスがあり便利だった（無料）。

チューリヒには翌7/2の朝９：３０に到着、日本で購入しておいたフレキシパス（セーバー）を早速ヴァリデイトしグリンデルワルトへ向けいざ出発。

途中ベルンとインターラーケン･オストで乗換えて、グリンデルワルトが近づくと胸はドキドキです。

無事到着後、天気予報を確認すると明日（７／３）はあまり良くないようなので、急遽フィルストへゴンドラで駆け上る。荷物はロッカーへ（ＣＨＦ３）預けた。ヴェッターホルンが出迎えてくれた。

展望台からは絶好の眺望、アイガーもシュレックホルンも手に取るようです。

フィルスト展望台のレストラン、明るい日差しとアルプスの眺めでビールも最高に美味い。

宿泊したＢ＆Ｂ（Ａｕｆ　ｄｅｍ　Ｋａｐｆ）からの眺め、駅から遠い（３０分）が村より２００ｍくらい高いので眺望は良かった。左の岩壁はメッテンベルク、右手奥にはフィッシャーホルンが見えている。

翌７／３の朝は良い天気で肩透かしをくらった感じ。宿からの眺めはアイガーのモルゲンロートが美しい、左奥のフィッシャーホルンも見える。今日はＴｏｐ　ｏｆ　Ｅｕｒｏｐｅ（ユングフラウヨッホ）へ行く日です。

朝の好天は急にガスで変化し見晴らしが徐々に悪くなってきた。途中のアイガーバンドでは全く見えず、アイスメーアでなんとか氷河が見える程度だった。

天気はますます悪くなり早々にユングフラウヨッホを退散、アイガグレッチャーもこのようなガス状態で予定してたハイキングも中止した。クライネシャイデックで昼食を摂っているとガスもやや晴れてくる様子だった。

時間が余ったので、村にもどりフィングステックのロープウェイでグリンデルワルトを鳥瞰することにした。

村全体を眺める景観、まるでおとぎ話にあるような風情です。

可憐に咲く花に明日の天気を祈る。

宿に戻り先ほど乗ったロープウェイを遠望する。このあと激しい夕立で明日のことを心配する。山の岩肌の至るところに滝が出現して驚いた。

宿はキッチン付きなので自炊が主体、持参のご飯、味噌汁、カップ麺で晩餐。村のＣＯＯＰでワイン、ビール、食材もたっぷり買い込んで３食を作る。

翌７／４は雲があるも晴れの予感、今日はグロッセシャイデック〜フィルスト〜バッハアルプゼー〜ワルドシュピッツまでの４時間のハイキングを予定。頑張って行こう！バス停に向かう空の雲に、なんとヴェッターホルンのシルエットが浮かんでいた。

グロッセシャイデックに８時２５分到着、天気は良し。アイガーの向こうにメンヒがはじめて顔を見せた。歩き出す人はわれわれ以外には、子犬を連れたご婦人が一人だけで景色を独り占めしたようだ。

水滴の付いたピンクの花も心を和ませる。

気を許している間にいつの間にか、すっぽりとガスに包まれたしまった。フィルストまであと１．８ｋｍ、この先はどうなるのか。

ついにフィルスト到着（９：４０）もガスは一向に晴れず、何も見えない。２日前とはえらい違いにがっくり。バッハアルプゼーに向け望みをもってスタートする（１０：１５）。アルプゼーはやや明るく雲も切れ始めていたが湖面には山は写らない。

アルプゼーを後に歩き出すと、あっという間に雲が切れヴェッターホルンの巨体が出現。息を飲む瞬間だった。

天気が良くなると気持ちの余裕も出来てきて、アルペンローぜを撮ったりする。

マーモットも出現、リスというよりウサギかおおきいネズミのようだ。

ワルドシュピッツ（Ｗａｌｄｓｐｉｔｚ）の茶店、ビール、ワイン、グラーシュスープをたのんで持参のサンドウィッチで遅い昼食を摂った（１２：４５）。

秀峰シュレックホルンとフィルストのゴンドラ、ワルドシュピッツからは三山（ヴェッターホルン、シュレックホルン、アイガー）を見ながら歩く。明日の余力を残すためゴンドラ途中駅（ボルト駅）から乗車して帰宅する。