【完結】キャセイパシフィック航空で行く　香港・マレーシア　年末年始は東南アジア！　その⑨　クアラルンプール～香港～日本編

2008/12/29 - 2009/01/03

いよいよ最終回です。

最終日前日はＱＴはアンサナスパへ、弟はマレーシアのお土産物色にＫＬ市内へ出かけます。

その前に、ウェスティンＫＬ名物のあの朝食を食べることになります。

あんなに凄い朝食会場は初めてですね。まるで１つのお店のようでした。

ディナーはジャンアローの屋台街でＢ級グルメを堪能します。

最終日は早朝のフライトなので、エグゼクティブで１番早く朝食を食べ、１番早くチェックアウトします。

フライトはＣＸ７２０便とＣＸ５０８便で。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

２日の予定は、ＱＴはアンサナスパに行くこと。弟は勝手にＫＬ市内をプラプラ一人で行動する予定です。

アンサナスパはこちら。
http://www.angsanaspa.com/

アンサナは２年前のインドネシア・ビンタン島以来。

意外とお買い得な値段で充実したスパが受けられるアンサナは結構お勧め。

今回も事前にネットで予約しましたが、ブリスというパッケージで１２０００円くらいでした。３時間です。

３０分のボディポリッシュ、６０分のボディマッサージ、６０分のアンサナフェイシャル、フラワーバスのコース。

これでその値段は安すぎ。

１０時〜１３時の予約なので、それまでに行かなきゃわるかったのです。

なので、先ほどのタワーの整理券になんて並んでいる余裕がなかったのです。

ホテルに戻ったら、そのまま朝食会場へ向かいました。

今回は、ここクアラルンプールのウェスティンの凄い朝食を堪能しました。

エグゼクティブでも食べることができますが、こちらのほうがお勧めです。

なんてったって、種類が豊富すぎます。ありえないほどの朝食です。

こちらが朝食のテーブル。ＱＴらは普通のテーブルでした。

バーカウンターのような場所で食べることもできます。

年明けしてもクリスマスツリーはあります。不思議な感じがしますね。

もちろんバイキング形式ですが、種類が豊富すぎて何を食べたらいいか迷っちゃいます。

こういった棚のような場所に食べ物がおいてあるので、洒落た雰囲気がありますね。

最初は食べていいんだろうか？なんて悩んじゃいましたが、バンバン取って食べまくっていいようです。

これも食べていいんです。

この別のお店のような場所のものも、食べまくっていいんです。

全部料金に含まれてます。

まるでケーキ屋さんのショーケースのようですが、お願いして取って食べていいんです。マジで。

シリアルも食べ放題です。

つまみも食べ放題です。

ホットミールも食べまくってＯＫです。シェフに言えばどんなものでも作ってくれました。

バーカウンターで食べる場合はこちら。

飲み放題。

マレー・中華料理だってあります。

日本食もありました。味噌汁も。

ヌードル系も種類が豊富です。

チップスでしょうか。

まだまだあります。

まるでおもちゃ屋さんのような雰囲気の朝食会場ですが、これがウェスティンＫＬの名物のようです。

普通なら一人約２０００円ですが、朝食込みであればホテル料金に含まれているのでお買い得感があります。

エグゼクティブラウンジのメニューより全然良いですよ。

これはぜひ体験して頂きたいスポットですね。

ウェスティンからアンサナスパがあるクラウンプラザホテルまではタクシーで向かいます。

弟は一人でぶらぶらクアラルンプール市内を買い物するそうでした。

地図上では意外と近いんですが、外の天候と足の負傷具合からするとタクシーが無難か。

ウェスティン前でタクシーを拾い、クラウンプラザホテルまで向かいますが・・・

このタクシーの運ちゃん、クラウンプラザホテルの場所が分からない・・・。

運ちゃん「ジャラン（大通り）のとこかなあ」

不安です。なぜかこの運ちゃんよりＱＴの方が詳しかったような気が。

ここ右行ってだの、そこまっすぐ！だのと運ちゃんを操って無事到着。

ホテル自体は中級クラスでしょうか、そんなに高級感はありません。

ここの中の一角にアンサナスパはあります。

ホテルのフロントらしいフロアに行くものの、アンサナの文字がまったく見えず・・・。

スタッフらしきにひとに、

ＱＴ「アンサナスパはどこですか？」

スタッフ「５Ｆです。そこのエレベーターで行ってください」

ＱＴ「さんきゅー」

エレベーターを降りると久々です。このロゴマーク。

アジアンチックな音楽と雰囲気。独特な感じです。

１０時オープンと同時に入っていったので、まだ中は準備をしているような雰囲気が。

フロントにマネージャらしき女性が座っており、予約をしたＱＴであることを説明。

ＱＴ「１０時に予約したＱＴですが」

しかし・・・

マネージャ「予約・・・されてますか？」

おい！！！ここでも予約してないってか！！！！！

ウェスティンに引き続き嫌な予感・・・

ＱＴ「２ヶ月くらい前にネットで予約したはずですが・・・」

マネージャ「あら、本当ですか！？今確認してみます」

と、ＰＣをいじること数分。

誰から返事があったか覚えてますか？

普通なら覚えてないはずが、なぜか覚えていたＱＴ。

ＱＴ「確か、ラビア？さんだったと思います。」

マネージャ「あらあ、ラビアね」

同時にメールも見つけた様子・・・

ほっと一安心。マネージャの対応もすこぶるよろしくなる。

今回予約したのが、ブリスというパッケージ。

３０分のボディポリッシュ、６０分のボディマッサージ、６０分のアンサナフェイシャルとフラワーバス。

すべて自分の体にあったものを選択できました。

乾燥肌向けのものとか脂肌向けのものとか。

トリートメント中の香りも３パターンから選択可能。ＱＴの好きなユーカリの香りを選択。

一通り内容を選択すると中へ案内されます。

サンダルからアンサナのスリッパに履き替え、リラックスソファへと案内。

なぜかインドネシア・ビンタン島に引き続き、ホットジンジャーの飲み物。

これを飲んでリラックスします。

ちなみにお客はＱＴだけ・・・。なんていいスパなんでしょうか。

世界的にも有名なスパを貸切です。

ここは屋内トリートメントルームのようです。

しばらく待っていると、ＱＴのスパ担当の方が着ました。

外のオープンエアスパルームに案内されました。

着ているものを全て脱いでガウンを来て準備します。

ここでガウンを着ますが、すぐそれを脱いでベッドに腹ばいになります。

すっぽんぽんで、開放感丸出しです。こんな状態でスパが始まります。

まずはボディポリッシュ。スクラブが含まれたクリームを全身隅々までに塗り捲り。

それが終わったらシャワーを浴びます。

続いてマッサージ。

日本人も多いのか、「キモチイイイデスカ？」だの「ネムイ？」だのと親切に聞いてくれます。

とにかく親切です。ツボを抑えているのか、非常に気持ちよくなって前回もそうでしたが必ず眠くなります。マジで。

こんな感じで３時間進みます。

マッサージは、忘れてしまいましたが確か、オリーブとパインをミックスしたもので全身マッサージ。

続いてヘッドマッサージ。頭皮にオイルを塗られ頭皮をモミモミ。髪の毛もコーティングしてくれるようでした。

フェイシャルは、顔面になんかのフルーツを乗せられたりイイ香りのするものを塗られたりと、気持ちい３時間を過ごしました。

最後はフラワーバス。花が浮かべられたお風呂です。

ホットジンジャーとグアバを食べながら入りました。

時間になると「そろそろお時間です」なんて言われますが・・・。

スパが終わると体が軽くなった感じがします。その日はシャワーを浴びないほうが、トリートメントしたものが体に染み込むためにいいようです。

体中オイリーな感じがしますが、それがいいんですよね。

帰りにアンサナのアロマポッドを購入。アロマオイルはもちろんユーカリ。

水にオイルを数的たらし、アロマポッドで暖めると、部屋一面にアロマの香りが漂います。

これがリラックスするには非常にいいんですよね。

日本では神戸のクラウンプラザにアンサナスパがあります。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

スパが終わったので携帯で弟に電話したところ、ホテルの部屋に居るとのことなので、帰りはタクシーでウェスティンまで戻ります。

タクシー内では

運ちゃん「どこから来たの？」

ＱＴ「日本です」

運ちゃん「いつ帰るの？」

ＱＴ「明日です」

運ちゃん「空港まで送っていこうか？」

この手の勧誘ってこれまでどのタクシーに乗ってもあった気がします。

例えば、観光スポットを回ってあげるとか、３時間か仕切っていいよとかね。

そうやって仕事を取っていくんでしょうね。

この運ちゃんは空港まで送ってくれるとのことで、まあ、翌朝の便も結構早いのでタクシーを予約しておくのもいいかと思い、

ＱＴ「ＯＫ。じゃあ、明日の朝ホテルに迎えに来てください」

運ちゃん「了解。名前と部屋の番号を教えてください。明日朝電話します」

ＱＴ「じゃあ、明日７時に宜しくお願いします。」

若干のＶＩＰ扱いをされウェスティン前に到着しました。

正直本当に来るんだろうか？という不安がありましたが。

ここがウェスティン前。パビリオンの高級ブランド街。

ホテルの目の前が高級ブランド街なので、荷物も安心してホテルまで持ってくることが出来ます。

ウェスティンの看板

ウェスティン前

一先ずお土産を買うことに。一通りＫＬ市内を歩いて回ったわけですが、なかなか食料品のお土産を買える場所がありませんでした。

唯一探せたのが・・・伊勢丹のデパ地下。ここはかなりの食料品がそろってました。

お土産ブースもあったので、ここで一気に購入しました。

かご２つ満タンになるくらい買いましたが、たった５０００円くらいという物価の安さ。

マレーシアの物価最高！安すぎ！！！

後ろに並んでいた人から唖然の目で見られてましたが、これがＱＴの買い方じゃい！！！

レシートがすばらしく長かったです。７０ｃｍくらいでしょうか。

ショッピングが終わったらお腹も空く時間です。

１７時を回っていたので、エグゼクティブラウンジで腹ごしらえをしました。

ここで謎のサンドを作ってもらいました。

結構おいしかったです。エスニックな感じがしました。

そしてマレー名物サテ。

マレーシアの焼き鳥ですね。これもかなり美味しいです。ピーナッツ風味でした。

生玉ねぎが添えられていて、ピリ辛の玉ねぎと合うわ合うわ。

シンガポールのタイガービールともベストマッチで、すでにデロンデロンだったのは・・・。

クアラルンプール最後のディナーは、こちらです。

ウェスティンから歩いて５分の場所にある、ＫＬの名物屋台街。

「ジャラン・アロー」です。ＫＬの夜のスポットといったらここでしょ！

日本ではなかなかこういう場所って少ないですが、東南アジアは結構多い気がします。

シンガポールのホーカーズみたいなもんですね。香港にもあったな。

一見車が両脇に止まっていて、真ん中が道路になってますが、両端は全て屋台です。

およそ３００ｍくらいの路地です。

さまざまな種類の屋台があり、正直どの店が美味しいのかなんてまるで分かりません。

きっと混んでいる店が美味しいんでしょうけどね。

サテの専門店があったり、炒め物店、チキンを丸焼きしている店など、

小銭程度で満腹になるそんな店が連なっていました。

観光客の客引きで、店員さんは必死でした。

まんまとその客引きに捕まってしまったＱＴら。

まあ、別にどの店でもいいかと思っていたので、ここでいいやと思ったときにはすでに着席。

カールスバーグのロゴが目立つヨーロッピアンな店ですが、店員は全てマレー系。

写真を見て分かるとおり、テーブルの脇すれすれを車が走っていくので、ハラハラしながら食べることが出来るスリリングなスポットですね。

落ち着いてられないけど、それがまたいい雰囲気です。

また、はっきり言ってどの店も汚いです。

だけど、これまでの経験上、きたない店ほど旨い。勝手に作った定説です。

飲み物はタイガービール。シンガポール名物をマレーシアで飲みます。

メニューは英語で書かれていますが、どれも大変リーズナブル。

高くてＲＭ１０（約２５０円）でしょうか。とにかく安いです。

チキンと麺類を食べたかったので、適当にオーダー。

するとやってきたチキン。骨付きで美味しかった。

見るからにしょっぱそうで濃い味付けのような気がする麺！！！

思い出すだけでよだれが止まりません。それだけ旨い味出してました。これ最高だった。

加えてビールに合う合う。グビグビいけそうでした。

食べてるときに、コップのような入れ物を持った少年少女がなにやら皆のテーブルを回ってます。お金をほしがっているようでした。ああ、見てるだけで辛くなってきますが、そんなちびっ子にかまってたら財布ごと持っていかれると悪いのでもちろんイグノア。

こういう人、マレーシアに結構います。

さて、お腹も満たされたので会計しようと思って財布を見ると・・・

あれ？ないぞ・・・

札がない・・・

ポケットに手を突っ込んで小銭とあわせて数えても・・・

ＲＭ３４．５しかない。後あるのはクレジットカード。

別に盗まれたわけではないです。

足りる？？？カードなんて使えるわけないし・・・。

足りなきゃ皿洗いでバイトだな。

メニューを一通り再計算・・・。

なんと・・・

合計ＲＭ３４でした。ぎりぎりセーフ。ホテルに戻ればあるんですが、手持ちが１０円ちょいしかない貧しいＱＴになってしまいました。

ウェスティンへの帰り道、ロット１０前ではまたまた誰かが手を差し伸べています。

全身シルバーのこの人。まったく動きません。すげー。

ウェスティンについたらラウンジへ向かいました。

色々と問題を起こしてくれたジョニーとも今日でお別れです。

ラウンジにある無料のＰＣから翌日のフライトのインターネットチェックインを行いました。

そして最後のツインタワーの夜景です。

ＫＬタワーです。

ツインタワーとＫＬタワーと目の前の邪魔なツインタワーです。

部屋のベッドからは、こんな感じでツインタワーを見ることができます。

この眺めも今日で最後です。意外とクアラルンプールも楽しい場所かとは思います。

けど、また来るかと言われたら・・・ペナンやランカウイなどのリゾートに行くと思います。

スーツケースに荷物を詰め込み、シャワーを浴び、目覚ましをセットしおやすみなさい。

〜１月３日　最終日〜

この日はほぼ移動日です。

ＫＵＬ−ＨＫＧとＨＫＧ−ＮＲＴの２路線です。

香港で一旦降ります。そこでショッピングをたくらんでます。

フライトは９時５０分発なので８時にはＫＬＩＡにいるようにするため、

昨日予約したタクシーの親父には８時に着けるように迎えに来てくれ！と伝えてあります。

「ピピピピピ」というアラーム音と共に目覚めました。まだ外は暗いです。

身支度を整えラウンジへ。１番乗りでした。

外は雨模様のようです。

まだ誰も手の付けていない朝食。

朝食はマレーシアのカレーです。タイ米なのでカレーが凄く美味しく感じられます。

さささっと平らげ、チェックアウトに備えます。

部屋に戻ると「プルルルル」と電話が鳴りました。

ＱＴ「ハロー」

タクシーの親父「ハイ！おはようございます。タクシードライバーです。今、ロビーにいます」

ＱＴ「ＯＫ。１０分後に行きます。」

意外と早く来た親父。

ウェスティン・エグゼクティブともお別れです。

３泊４日でＲＭ２８００（約７００００円）でした。２人なので、一人１泊あたり１万円ちょいですかね。物価が安いです。

ロビーに行くと昨日の親父がいました。やや急いでいる様子。

新しい高速が出来たから早いよ！といいつつも一路ＫＬＩＡへ。

うとうとしながら、多分ＫＬＩＡ方面へ進んでいきます。

ウェスティンから１０分も走ると、もうそこは何もない草原。

信号もあるんだか分からないようなやけに広すぎる道。

ＫＬがオアシス、そう感じるＫＬＩＡまでの道のりです。

約５０分後、無事ＫＬＩＡに到着。

親父との約束どおり、ＲＭ１００（約２５００円）です。

安いです。ＫＬＩＡからＫＬ市街地までは、来た時はＫＬＩＡエクスプレスでしたが、帰りはタクシーがお勧めですね。荷物もあると余計に。

インターネットチェックイン済みなので、それほど急がなくてもいいですが、荷物が非常に邪魔なのでさっさと預けます。

ＣＸのチェックインカウンターを調べ、無事チェックイン手続き終了。

搭乗口へ向かいます。

サテライト側なのでまたこのモノレールに乗り込みます。

出国審査後に色々とブランドショップなどありますが、マレーシアの物価のように安いのかと思いきや大して安くないです。

確かに、ＫＬ市内のブランドショップも大して安くありませんでしたが。

ＣＸ７２０に乗り込みます。グッバイ・マレーシア。

機内食はこんなもん。白身魚のムニエルっぽいのと甘めのご飯。チリソースが旨かった。

あっという間に香港国際空港に到着。

乗り継ぎ手続きをし、再び出国フロアへ。

ここで一気にブランド物を購入します。余裕を持って便を選んでいたので、２時間ちょいのショッピングタイム。マレーシアに行く前に事前にここの店店の価格をチェックしておいたので、非常に買いやすかったです。

手荷物もたっぷりになってしまいましたが、円高で安すぎるのでノープロブレム。

こいつに乗り込んで一路日本へ帰ります。ＣＸ５０８便です。

正月休み最終日前日なので、結構な日本人観光客が乗り込むようでした。

グッバイ・香港。

帰りの便は早く出れるようにビジネスクラス寄りのエコノミークラスの最前列から２列目を選択しておきました。ここなら早く出れます。

まあ、早く出ても手荷物が早く出てこなければまるで意味がないのですが・・・。

水平飛行になると、きましたナッツターイム。ＣＸのピーナッツでした。

飲み物はジンジャーエールです。シンガポールスリングが飲みたいです。

機内食はこの２パターン。

チキンと牛です。

チキンはオイスターソースでしょうか、香りのいいソースとマッチしたチキンが美味。

牛のほうも美味しそうです。

ハムナプトラ３とバンコクデンジャラスを見終えたところで成田空港に到着。

２１時半に無事日本に到着しました。

両親が迎えに来ていたので、弟を千葉において高速で山形へ帰ってきました。

自宅に着いたのは４時でした。

これでこの旅行記もおしまいです。

次回はいつになるのでしょうか。

最後までありがとうございました。