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コヴェント・ガーデン(パンチ&ジュディ)、マイ・フェア・レディ<br /><br />プールでリラックスのあと、夜の部、コヴェント・ガーデンへお出掛けだ。Theatre Royal Drury Lane のマイ・フェア・レディ観劇なので、ちょっとおめかしでネクタイにジャケット。駅に着くと人出の多い通りで、流れに沿って歩くと、賑わいの中心地、The Market に着く。コヴェント・ガーデンとは、ここが昔、修道院(コヴェント)の菜園だったことからの名前だそうである。倉庫の様な長いレンガ作りの建物の中に、ガラス屋根の鉄骨吹き抜け大ホールがあり、手作り工芸品やアンティークの常設マーケットがひしめき合っている。前歴は青果市場で、あの有名なマイ・フェア・レディで花売り娘のイライザがヒギンズ教授と出会う場所なのである!(この青果市場は1974年、郊外に移転) <br />

ユーロ:五都見聞録 (4) ロンドン--ミュージカル♪!、ケンブリッジ

5いいね!

2003/04/20 - 2003/05/10

6350位(同エリア9855件中)

0

28

ぱぶ

ぱぶさん

コヴェント・ガーデン(パンチ&ジュディ)、マイ・フェア・レディ

プールでリラックスのあと、夜の部、コヴェント・ガーデンへお出掛けだ。Theatre Royal Drury Lane のマイ・フェア・レディ観劇なので、ちょっとおめかしでネクタイにジャケット。駅に着くと人出の多い通りで、流れに沿って歩くと、賑わいの中心地、The Market に着く。コヴェント・ガーデンとは、ここが昔、修道院(コヴェント)の菜園だったことからの名前だそうである。倉庫の様な長いレンガ作りの建物の中に、ガラス屋根の鉄骨吹き抜け大ホールがあり、手作り工芸品やアンティークの常設マーケットがひしめき合っている。前歴は青果市場で、あの有名なマイ・フェア・レディで花売り娘のイライザがヒギンズ教授と出会う場所なのである!(この青果市場は1974年、郊外に移転)

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  • コヴェント・ガーデンにはアップルとジュビリーの2つのマーケトがある。観光の中心地だけに、土曜日夕方はとても混み合って、建物外の両端、石畳のスペースや吹き抜けのは端っこスペースは、大道芸人が種々のパフォーマンスで大勢の観客を集めている。

    コヴェント・ガーデンにはアップルとジュビリーの2つのマーケトがある。観光の中心地だけに、土曜日夕方はとても混み合って、建物外の両端、石畳のスペースや吹き抜けのは端っこスペースは、大道芸人が種々のパフォーマンスで大勢の観客を集めている。

  • 大型脚立を使ってサーカス曲乗り、太刀刃3本〜4本を使い見事なジャグリング芸を見せる。また、大ぶらんこやトランポリンがしつらえてある建屋の外の部分では、子供や若い女の子達がロープを体に縛り(命綱)、“キャー”と言った悲鳴や興奮の声をあげながら、勢い良くはね回っている!

    大型脚立を使ってサーカス曲乗り、太刀刃3本〜4本を使い見事なジャグリング芸を見せる。また、大ぶらんこやトランポリンがしつらえてある建屋の外の部分では、子供や若い女の子達がロープを体に縛り(命綱)、“キャー”と言った悲鳴や興奮の声をあげながら、勢い良くはね回っている!

  • パブさんはここでの本場パブを探す。一回りして、一番楽しそうな、2階バルコニーから下の大道芸を見ることが出来る、“パンチ&ジュディ”に入ることとする。可成り混雑している階段を上り、カウンターでジョッキを買う。

    パブさんはここでの本場パブを探す。一回りして、一番楽しそうな、2階バルコニーから下の大道芸を見ることが出来る、“パンチ&ジュディ”に入ることとする。可成り混雑している階段を上り、カウンターでジョッキを買う。

  • 人混みを押し分け、バルコニーテラスの前に進む。向かいの小さな教会(St. Paul&#39;s Church)のトスカーナ式柱廊玄関前では大道芸のお兄さんが、トランクから色々なものを出し、通行人をひやかしている。更に、少年を引き込み、いよいよ背高一輪車でのジャグリングに入る。この様に大道芸パフォーマンスをつまみに(このパブでは、ビールのつまみは何も売っていない!)ジョッキを傾けつつ、小1時間を過ごす。

    人混みを押し分け、バルコニーテラスの前に進む。向かいの小さな教会(St. Paul's Church)のトスカーナ式柱廊玄関前では大道芸のお兄さんが、トランクから色々なものを出し、通行人をひやかしている。更に、少年を引き込み、いよいよ背高一輪車でのジャグリングに入る。この様に大道芸パフォーマンスをつまみに(このパブでは、ビールのつまみは何も売っていない!)ジョッキを傾けつつ、小1時間を過ごす。

  • そろそろ7時となってきたので、近くにあるDrury Lane 劇場(紫、黄色、ピンクの羽根飾り帽子姿のイライザ・顔部分と踊るタイトル文字看板)に向かう。座席は1階(Stalls)S9。ちょっと後ろの方だが、全体は見えるし、チケット購入が前の日で、今日は土曜日、まあまあの席と考える。実際、開演時間には、空席無しの満杯となった。

    そろそろ7時となってきたので、近くにあるDrury Lane 劇場(紫、黄色、ピンクの羽根飾り帽子姿のイライザ・顔部分と踊るタイトル文字看板)に向かう。座席は1階(Stalls)S9。ちょっと後ろの方だが、全体は見えるし、チケット購入が前の日で、今日は土曜日、まあまあの席と考える。実際、開演時間には、空席無しの満杯となった。

  • 幕が開くと、さっき迄楽しんでいた、コヴェント・ガーデンの風景(鉄骨吹き抜けホール)。コックニー訛の花売り娘、イライザ(Laura Michelle Kelly)と独身で音声学者のヒギンズ教授(Anthony Andrews)との出会い。<br /><br />パブさんは、おもむろにオペラグラスを取り出し、舞台や俳優達に見入る。その後、軽快にストーリーは展開し、3ヶ月の住み込みラボ・トレーニングの成果があがり、前半のハイライト、“The Rain in Spain Stays♪Mainly in the Plain♪♯”(ザ、レイン〜イン ザ スペイン、ステイ〜ズ♪メインリーイン ザ プレイン♪♯)“出来た!!、出来た!!”→“I Could Have Danced All Night!”の感動場面となる!<br /><br />しかし、アスコット競馬場では興奮のイライザは思わず“地の大声”で応援!してしまう。まだ大使館の舞踏会へ出席する“Fair Lady”には少しマナーの勉強も必要。一方、女性の気持ちを汲めない、女性が主体的に意思表示するとは考えない・認めようとしない、ヒギンズ教授にイライラするイライザでもあった。(イライザの応援は教授の母、Mrs. Higgins)

    幕が開くと、さっき迄楽しんでいた、コヴェント・ガーデンの風景(鉄骨吹き抜けホール)。コックニー訛の花売り娘、イライザ(Laura Michelle Kelly)と独身で音声学者のヒギンズ教授(Anthony Andrews)との出会い。

    パブさんは、おもむろにオペラグラスを取り出し、舞台や俳優達に見入る。その後、軽快にストーリーは展開し、3ヶ月の住み込みラボ・トレーニングの成果があがり、前半のハイライト、“The Rain in Spain Stays♪Mainly in the Plain♪♯”(ザ、レイン〜イン ザ スペイン、ステイ〜ズ♪メインリーイン ザ プレイン♪♯)“出来た!!、出来た!!”→“I Could Have Danced All Night!”の感動場面となる!

    しかし、アスコット競馬場では興奮のイライザは思わず“地の大声”で応援!してしまう。まだ大使館の舞踏会へ出席する“Fair Lady”には少しマナーの勉強も必要。一方、女性の気持ちを汲めない、女性が主体的に意思表示するとは考えない・認めようとしない、ヒギンズ教授にイライラするイライザでもあった。(イライザの応援は教授の母、Mrs. Higgins)

  • 休憩の後、場面は1ヶ月半後の舞踏会。ワルツを軽快に踊るイライザのデビューは大成功!(You Did It!♪♭)その後もヒギンズ教授と、心の通い合いは上手く行かない (?_?) <br /><br />Freddy に傾きそうになる、イライザ(On The Street Where You Live、Show Me.)。Mrs. Higgins に悩みをうち明けるイライザ。やっと、教授もイライザの気持ちに気付き・目覚める!(“Without You、I’ve Grown Accustomed to Her Face!”)これでハッピーエンド?<br /><br />(まだまだ、Education Of Prof. Higgins が必要でしょう!“この石頭め!”がパブさんの感想!)Mrs. Higgins は、“Bravo、Eliza!”と叫ぶ。実に楽しい、ミュージカルだった。満足、満足!!

    休憩の後、場面は1ヶ月半後の舞踏会。ワルツを軽快に踊るイライザのデビューは大成功!(You Did It!♪♭)その後もヒギンズ教授と、心の通い合いは上手く行かない (?_?)

    Freddy に傾きそうになる、イライザ(On The Street Where You Live、Show Me.)。Mrs. Higgins に悩みをうち明けるイライザ。やっと、教授もイライザの気持ちに気付き・目覚める!(“Without You、I’ve Grown Accustomed to Her Face!”)これでハッピーエンド?

    (まだまだ、Education Of Prof. Higgins が必要でしょう!“この石頭め!”がパブさんの感想!)Mrs. Higgins は、“Bravo、Eliza!”と叫ぶ。実に楽しい、ミュージカルだった。満足、満足!!

  • ケンブリッジ<br /><br />アメリカでも幾つかの大学を訪問、キャンパス見学をしたことがあるので、今日はイギリスの大学、就中ケンブリッジ大学とその地のThe Fitzwilliam Museum (ちょうど、U.S.ボストンでのハーバード大学と Boston Museumをオーバーラップさせた気持ち)を見たいと思い、リュック姿でホテルを出発した。<br /><br />途中、どうしてもメールを出す用事があったので、今日は午前中に easy Internet Caf&amp;eacute; に立ち寄り、合わせ、トピのカキコ(ローマ字)も行った。<br /><br />(スナップはケンブリッジ行きの快速電車)<br />

    ケンブリッジ

    アメリカでも幾つかの大学を訪問、キャンパス見学をしたことがあるので、今日はイギリスの大学、就中ケンブリッジ大学とその地のThe Fitzwilliam Museum (ちょうど、U.S.ボストンでのハーバード大学と Boston Museumをオーバーラップさせた気持ち)を見たいと思い、リュック姿でホテルを出発した。

    途中、どうしてもメールを出す用事があったので、今日は午前中に easy Internet Caf&eacute; に立ち寄り、合わせ、トピのカキコ(ローマ字)も行った。

    (スナップはケンブリッジ行きの快速電車)

  • 地下鉄Tottenham Court Road 駅から2つ目の Warren Street 駅でヴィクトリア線に乗り換え、King’s Cross 駅から郊外行きの電車でケンブリッジを目指す。乗り換えも、切符の購入も、ちょっと要領が解らず、もたつくも何とか自由席の往復切符も買え、13:15発のnon-stop ケンブリッジ行きに乗ることが出来た!(切符には Cheap day RTN Class STD と書かれ、往復Lb. 15.60)お昼なので、弁当に野菜/タマゴ・サンドとハイネケンを買い、車窓の景色を眺めながら食べた。<br /><br />電車は小田急特急並に速い。ベッドタウンを抜けると、田園風景。木々は緑、畑は黄色(菜の花畑)だ。牧草地もあり、牛が寝そべっていたり、馬が草をはんでいるのも見える。農場は真四角では無く、色々な形をしており、ところどころ小高くうねっている。通り過ぎる駅の近くにはレンガ作りの2〜3階建ての建物にGYMの看板の Health Club が目に付く。<br /><br />男の人がカートを引いて車内販売に来た。車掌の切符検札もやって来た。斜め向かいの席では学生か大学院生位いの若いアベックがテーブルに二人向き合って座り、話しながらバゲットを切り、チーズを挟んで美味しそうに食べている。この電車は時々“パオー、パオー”と言った不思議な汽笛音を出す。2:02 ケンブリッジ駅に到着。<br /><br />(スナップは The Fitzwilliam Museum の正面玄関)

    地下鉄Tottenham Court Road 駅から2つ目の Warren Street 駅でヴィクトリア線に乗り換え、King’s Cross 駅から郊外行きの電車でケンブリッジを目指す。乗り換えも、切符の購入も、ちょっと要領が解らず、もたつくも何とか自由席の往復切符も買え、13:15発のnon-stop ケンブリッジ行きに乗ることが出来た!(切符には Cheap day RTN Class STD と書かれ、往復Lb. 15.60)お昼なので、弁当に野菜/タマゴ・サンドとハイネケンを買い、車窓の景色を眺めながら食べた。

    電車は小田急特急並に速い。ベッドタウンを抜けると、田園風景。木々は緑、畑は黄色(菜の花畑)だ。牧草地もあり、牛が寝そべっていたり、馬が草をはんでいるのも見える。農場は真四角では無く、色々な形をしており、ところどころ小高くうねっている。通り過ぎる駅の近くにはレンガ作りの2〜3階建ての建物にGYMの看板の Health Club が目に付く。

    男の人がカートを引いて車内販売に来た。車掌の切符検札もやって来た。斜め向かいの席では学生か大学院生位いの若いアベックがテーブルに二人向き合って座り、話しながらバゲットを切り、チーズを挟んで美味しそうに食べている。この電車は時々“パオー、パオー”と言った不思議な汽笛音を出す。2:02 ケンブリッジ駅に到着。

    (スナップは The Fitzwilliam Museum の正面玄関)

  • 駅前から街の中心地までのシャトルバスがあったが、Fitzwilliam Museum は大学の一番駅に近い外れのところにあり、歩いても 12〜3分とのことなので、ガイドブックに従って歩いた。<br /><br />途中、化学教室(Department of Chemistry)があったので、中から出てきた女学生に頼み、このプレートを背景にスナップを撮って貰った。寄り道をしているので、道に迷い、あちこちで聞きながらやっと博物館に到達した。<br /><br />博物館は古代ギリシャ、エジプトなどの考古学的美術品、イギリス絵画、印象派作品等の膨大なコレクションを有するものであるが、現在建物を大改造工事中で展示スペースは1/5位いであった。<br /><br />ピカソの“ドラ・マール”、マチスの“裸婦”、モネの“ポプラ並木”、ミレイの“花嫁の付き添い”、テイッチアーノ“リュート奏者のいるヴィーナスとキューピッド”、カナレット“The Grand Canal”等を見た。

    駅前から街の中心地までのシャトルバスがあったが、Fitzwilliam Museum は大学の一番駅に近い外れのところにあり、歩いても 12〜3分とのことなので、ガイドブックに従って歩いた。

    途中、化学教室(Department of Chemistry)があったので、中から出てきた女学生に頼み、このプレートを背景にスナップを撮って貰った。寄り道をしているので、道に迷い、あちこちで聞きながらやっと博物館に到達した。

    博物館は古代ギリシャ、エジプトなどの考古学的美術品、イギリス絵画、印象派作品等の膨大なコレクションを有するものであるが、現在建物を大改造工事中で展示スペースは1/5位いであった。

    ピカソの“ドラ・マール”、マチスの“裸婦”、モネの“ポプラ並木”、ミレイの“花嫁の付き添い”、テイッチアーノ“リュート奏者のいるヴィーナスとキューピッド”、カナレット“The Grand Canal”等を見た。

  • ケンブリッジ大学はいくつもの独立したカレッジから成っており、先ず、クイーンズ・カレッジとその近くにあるケム河に掛かる“数学の橋”、渡った向こうにはバックスと言われる緑地帯を見る。<br /><br />大学通りを歩いて行くとキングス・カレッジ、トリニティー・カレッジ、セントジョーンズ・カレッジと続く。堂々たるゴシック様式の建物やチャペル、キャンパス内のきれいな芝生等の他、ケム河には“ため息の橋”、“クレア橋”も掛かっており、河ではボートに乗り、船遊びしている人々も見える。

    ケンブリッジ大学はいくつもの独立したカレッジから成っており、先ず、クイーンズ・カレッジとその近くにあるケム河に掛かる“数学の橋”、渡った向こうにはバックスと言われる緑地帯を見る。

    大学通りを歩いて行くとキングス・カレッジ、トリニティー・カレッジ、セントジョーンズ・カレッジと続く。堂々たるゴシック様式の建物やチャペル、キャンパス内のきれいな芝生等の他、ケム河には“ため息の橋”、“クレア橋”も掛かっており、河ではボートに乗り、船遊びしている人々も見える。

  • 昔読んだ“Double Helix(二重らせん)”の本を思い出す。アメリカからのポスト・ドックでまだ23才そこらの若者(J.D.Watson)が、この地でFrancis Click と出会い、脳みそを絞り、模型を組み、ついにDNAの構造、生命・遺伝子複製の仕組みを解明、ノーベル賞を貰った話である。<br /><br />ケンブリッジは偉大な科学者を沢山生み、サイエンスへの取り組みにはニュートンからの伝統と蓄積がある。彼らの出入りした“気まぐれ屋”とか“イーグル亭”と言ったパブや食堂等もここにはあるのだ!残念ながら、大学の研究室と言った内部にはスパイや過激派問題、バイオ技術・微生物盗難等を恐れて部外者は入れない。偉大なサイエンティストの育まれた雰囲気をもっと身近に感じたいパブさんではあったが、思いをはせつつケンブリッジをあとにした。<br /><br />街から駅への帰りはセンターからバス(Lb.0.90)に乗った。電車は各駅停車でケンブリッジ発 16:46 、5〜6駅に止まり、King’s X(Crossの替わりにX)駅には 18:20に着いた。 地下鉄に乗り継ぎ、19時前頃にホテルの部屋に着いたが、部屋にキー・カードを差し込んでも開かない!何度やっても開かない!!さあ、どうしよう?

    昔読んだ“Double Helix(二重らせん)”の本を思い出す。アメリカからのポスト・ドックでまだ23才そこらの若者(J.D.Watson)が、この地でFrancis Click と出会い、脳みそを絞り、模型を組み、ついにDNAの構造、生命・遺伝子複製の仕組みを解明、ノーベル賞を貰った話である。

    ケンブリッジは偉大な科学者を沢山生み、サイエンスへの取り組みにはニュートンからの伝統と蓄積がある。彼らの出入りした“気まぐれ屋”とか“イーグル亭”と言ったパブや食堂等もここにはあるのだ!残念ながら、大学の研究室と言った内部にはスパイや過激派問題、バイオ技術・微生物盗難等を恐れて部外者は入れない。偉大なサイエンティストの育まれた雰囲気をもっと身近に感じたいパブさんではあったが、思いをはせつつケンブリッジをあとにした。

    街から駅への帰りはセンターからバス(Lb.0.90)に乗った。電車は各駅停車でケンブリッジ発 16:46 、5〜6駅に止まり、King’s X(Crossの替わりにX)駅には 18:20に着いた。 地下鉄に乗り継ぎ、19時前頃にホテルの部屋に着いたが、部屋にキー・カードを差し込んでも開かない!何度やっても開かない!!さあ、どうしよう?

  • 閑話休題(ちょっと、ティータイム)<br /><br />その昔、1952〜54 年頃、ワトソンとクリックがケンブリッジで、二重ラセンの謎解きに夢中になっていた時代があった。(その陰にDNAのX線結晶回折で寄与しながら、若くして亡くなり、ノーベル賞の栄誉に至らなかった女性科学者がいた=“ロザリンド・フランクリンとDNA;盗まれた栄光”の本も有る)その〜20年後の1973年頃には、アメリカ・カリフォルニアでDNA(遺伝子)組換えと言う、画期的実験成果が次々と発表された。<br /><br />二重ラセンのDNA情報を制限酵素と言うハサミで切り出し、プラスミドという運びや(ベクター)に乗せ、リガーゼという糊で修復して大腸菌に取り込ませ、増幅させる。<切り紙細工の如く、エレガントでスマート!>大腸菌はあっと言う間に何万倍/何百万倍にも増えるので、貴重なDNA情報はかくして、労せずして正確に、大量培養される。<br /><br />その他、細胞融合、組織培養、バイオリアクター(固定化)技術等が並行して盛んになった。日本でも1980年代にはニューバイオ時代の到来と囃され、企業でも盛んに研究・スケール・アップ…→特定ファイン製品(インターフェロンと言ったもの)の生産にまで入っていった。21世紀は、複雑なファイン製品が常温・常圧で(エネルギー消費少なく)安く出来る時代が来るのだ!<br />

    閑話休題(ちょっと、ティータイム)

    その昔、1952〜54 年頃、ワトソンとクリックがケンブリッジで、二重ラセンの謎解きに夢中になっていた時代があった。(その陰にDNAのX線結晶回折で寄与しながら、若くして亡くなり、ノーベル賞の栄誉に至らなかった女性科学者がいた=“ロザリンド・フランクリンとDNA;盗まれた栄光”の本も有る)その〜20年後の1973年頃には、アメリカ・カリフォルニアでDNA(遺伝子)組換えと言う、画期的実験成果が次々と発表された。

    二重ラセンのDNA情報を制限酵素と言うハサミで切り出し、プラスミドという運びや(ベクター)に乗せ、リガーゼという糊で修復して大腸菌に取り込ませ、増幅させる。<切り紙細工の如く、エレガントでスマート!>大腸菌はあっと言う間に何万倍/何百万倍にも増えるので、貴重なDNA情報はかくして、労せずして正確に、大量培養される。

    その他、細胞融合、組織培養、バイオリアクター(固定化)技術等が並行して盛んになった。日本でも1980年代にはニューバイオ時代の到来と囃され、企業でも盛んに研究・スケール・アップ…→特定ファイン製品(インターフェロンと言ったもの)の生産にまで入っていった。21世紀は、複雑なファイン製品が常温・常圧で(エネルギー消費少なく)安く出来る時代が来るのだ!

  • 基礎研究に弱いと言われてきた日本からも白川、野依、田中さんとノーベル化学賞を3年連続して受賞、昨年は物理学賞の小柴さんと合わせノーベル賞Double 受賞もなした!ちょっと前に遡ると、利根川(’87、生理学・医学)、福井(’81、化学) さんもおり、大変な偉業を成していると思う。経済が暗いと言われているが、他にもスポーツ、芸術(音楽・舞踊等)分野において、国際的に認められ、国内・外で大いに活躍している日本人も多く、これらの人々には悲壮感と言うより、余裕すら認められる。<br /><br />更に続くものの輩出を願う者であり、期待と希望は大きい!日本から海外にここ数年毎年16百万人前後(今年はSARSや戦争・テロの心配もあり、減っている)が、出掛けており、中には子供や学生と言った若者も多数いることであろう。また、日本への海外からの留学生も(東南アジアの学生が多いが)10万人を越えている。この様な国内・外での外国人との接触の経験は、本質的に日本人とは、あるいは日本国とは、また、日本文化とはと言ったことを考えさせる起点となる。

    基礎研究に弱いと言われてきた日本からも白川、野依、田中さんとノーベル化学賞を3年連続して受賞、昨年は物理学賞の小柴さんと合わせノーベル賞Double 受賞もなした!ちょっと前に遡ると、利根川(’87、生理学・医学)、福井(’81、化学) さんもおり、大変な偉業を成していると思う。経済が暗いと言われているが、他にもスポーツ、芸術(音楽・舞踊等)分野において、国際的に認められ、国内・外で大いに活躍している日本人も多く、これらの人々には悲壮感と言うより、余裕すら認められる。

    更に続くものの輩出を願う者であり、期待と希望は大きい!日本から海外にここ数年毎年16百万人前後(今年はSARSや戦争・テロの心配もあり、減っている)が、出掛けており、中には子供や学生と言った若者も多数いることであろう。また、日本への海外からの留学生も(東南アジアの学生が多いが)10万人を越えている。この様な国内・外での外国人との接触の経験は、本質的に日本人とは、あるいは日本国とは、また、日本文化とはと言ったことを考えさせる起点となる。

  • 島国の日本は、天然資源にも恵まれず、今まで規格・大量生産品の加工・輸出型産業で経済大国(ホント!?)にのし上がって来た。しかし、バブルもはじけ、高コストの製品(とそこで働くサラリーマン)はリストラに会い、苦労している。その一方で、長〜い“政・官・財”のしがらみと癒着・既得権益の方は、その高コスト体制の是正に益々抵抗を強め、何時までもその構造改革を遅らせている。(ホンに国滅びて、族議員、官僚・公務員、社長・頭取残る!?)<br /><br />(スナップは落ち着いた大学町ケンブリッジの様子)

    島国の日本は、天然資源にも恵まれず、今まで規格・大量生産品の加工・輸出型産業で経済大国(ホント!?)にのし上がって来た。しかし、バブルもはじけ、高コストの製品(とそこで働くサラリーマン)はリストラに会い、苦労している。その一方で、長〜い“政・官・財”のしがらみと癒着・既得権益の方は、その高コスト体制の是正に益々抵抗を強め、何時までもその構造改革を遅らせている。(ホンに国滅びて、族議員、官僚・公務員、社長・頭取残る!?)

    (スナップは落ち着いた大学町ケンブリッジの様子)

  • 経済活動での利益はどこから出るのだろう?それは、“ものの差”に着眼だろう。技術差、時間差、発展度差…今、日本では陳腐化している製品・技術でも、まだ使える国・地域に持っていけば価値が有るのだ!<br /><br />そちらに移転して活用して貰えれば、役立ち、感謝もされ、お互いの利益にもなる。日本で止めてからではお手本も無くなり(技術者もいなくなり等)技術移転は上手く行かない。<br /><br />テリトリーを分けて進め(戦略指向し)ながら、相手先有利なところ(生産コストの安さ等)は一部製品輸入等で、こちらでも活用する等メリットを相互享受する。<br /><br />ランニングロイヤルティーを貰えれば、日本での活動の替わりを相手先がしてくれ、利益だけを入れてくれることとなる!!(隠れ営業員を持っているような物)日本は更なる先の技術開発に再投資するのだ!<br /><br />(スナップは、基礎技術・頭脳の府、ケンブリッジ!)

    経済活動での利益はどこから出るのだろう?それは、“ものの差”に着眼だろう。技術差、時間差、発展度差…今、日本では陳腐化している製品・技術でも、まだ使える国・地域に持っていけば価値が有るのだ!

    そちらに移転して活用して貰えれば、役立ち、感謝もされ、お互いの利益にもなる。日本で止めてからではお手本も無くなり(技術者もいなくなり等)技術移転は上手く行かない。

    テリトリーを分けて進め(戦略指向し)ながら、相手先有利なところ(生産コストの安さ等)は一部製品輸入等で、こちらでも活用する等メリットを相互享受する。

    ランニングロイヤルティーを貰えれば、日本での活動の替わりを相手先がしてくれ、利益だけを入れてくれることとなる!!(隠れ営業員を持っているような物)日本は更なる先の技術開発に再投資するのだ!

    (スナップは、基礎技術・頭脳の府、ケンブリッジ!)

  • 海外を歩きながら、日本の将来は技術移転(知的所有権の活用)で稼ぐ。それには、種が要る。独創性の種を作れる人も沢山出て来つつある。<br /><br />海外滞在や旅行の経験から沢山の感動や観察を得て、そこから“彼我の差”を見つけだす人も多く出るだろう。相手を良く理解し、コミュニケーションを良くし、相手にもよろこばれ、感謝される技術貿易(今までの物の製品・輸出偏重では無い!)で、早く大幅黒字となり、海外からもその貢献により尊敬される国となって欲しいと思ったことである。<br /><br />

    海外を歩きながら、日本の将来は技術移転(知的所有権の活用)で稼ぐ。それには、種が要る。独創性の種を作れる人も沢山出て来つつある。

    海外滞在や旅行の経験から沢山の感動や観察を得て、そこから“彼我の差”を見つけだす人も多く出るだろう。相手を良く理解し、コミュニケーションを良くし、相手にもよろこばれ、感謝される技術貿易(今までの物の製品・輸出偏重では無い!)で、早く大幅黒字となり、海外からもその貢献により尊敬される国となって欲しいと思ったことである。

  • それにしても、パブさんがこの様なことに思いをはせ、海外で“ぼ〜”としている時、その前を、ファッショナブルなへそだしルック(ジーンズとTシャツの端が5〜10cmあいている!)でスタイルの良い、若い娘が通り過ぎた!<br /><br />その後ろ姿は“ミロのヴィーナス”の様!なまめかしく、ちょっと腰を動かしている。これは、きっと動きを研究している人だ!とても魅力的で、あっと目が覚めた!!

    それにしても、パブさんがこの様なことに思いをはせ、海外で“ぼ〜”としている時、その前を、ファッショナブルなへそだしルック(ジーンズとTシャツの端が5〜10cmあいている!)でスタイルの良い、若い娘が通り過ぎた!

    その後ろ姿は“ミロのヴィーナス”の様!なまめかしく、ちょっと腰を動かしている。これは、きっと動きを研究している人だ!とても魅力的で、あっと目が覚めた!!

  • アール・デコ展とハイヌーン・ティー<br /><br />前回のホテルのキーカードでドアーが開かなかった件、手短に説明すると、mamasan がやって来て、部屋に入っていたから、それで、キー・ナンバーが変更され、開かなかったのでした!<br /><br /><mamasan は自主独立のスーパー・ウーマン(!?)、一人での海外旅行も慣れており、パブさんの留守中にホテルに着き、チェックインし、休んでいたのでした> 長い飛行旅の後だし、夕方でもあるので、“どうする?”と聞くと、“何か食べに行く”との返事。<br /><br />(普通、飛行機で食べ過ぎて、何も食べたくないのが通常だけど)“ANAでの食事が美味しくなかった”とか?、“じゃあ、パブにでも行く?”には、“何か食べたい”とのこと。それで、ホテル近くの“Poon’s”と言う広東料理の店に行った。<br /><br />味も良く、結構流行っていて、紹興酒で軽〜く乾杯!日本人客に慣れているのか、店のウエイターのおじさんが写真撮りましょうかと勧めてくれ、スナップ写真も撮ってくれた。<br />

    アール・デコ展とハイヌーン・ティー

    前回のホテルのキーカードでドアーが開かなかった件、手短に説明すると、mamasan がやって来て、部屋に入っていたから、それで、キー・ナンバーが変更され、開かなかったのでした!

    <mamasan は自主独立のスーパー・ウーマン(!?)、一人での海外旅行も慣れており、パブさんの留守中にホテルに着き、チェックインし、休んでいたのでした> 長い飛行旅の後だし、夕方でもあるので、“どうする?”と聞くと、“何か食べに行く”との返事。

    (普通、飛行機で食べ過ぎて、何も食べたくないのが通常だけど)“ANAでの食事が美味しくなかった”とか?、“じゃあ、パブにでも行く?”には、“何か食べたい”とのこと。それで、ホテル近くの“Poon’s”と言う広東料理の店に行った。

    味も良く、結構流行っていて、紹興酒で軽〜く乾杯!日本人客に慣れているのか、店のウエイターのおじさんが写真撮りましょうかと勧めてくれ、スナップ写真も撮ってくれた。

  • 次の朝。 mamasan はとても忙しい人だ。パブさんと遊べるのは今日1日とのご託宣。“どこを案内してくれるの”と一応聞いてくるも、きっと自分の考えを持っているハズ。V&amp;A(あの美術装飾・工芸品等のヴィクトリア&アルバート博物館)に行きたいと言う。それと観劇したいとのこと。(パブさん両方とも今回、既に体験済み。案内まかしとけ!)<br /><br />“じゃー、それで決まりだ”先ず、イングリッシュ・ブレックファーストからのスタートだ。ここでも、パブさんの経験で、例のイエロー・スリップを持たせ、レストランではおばちゃんにもちょっと紹介。<br />(スナップはイングリッシュ・ブレック・ファースト)<br /><br />貴重品を1階の両替商の窓口に預け、駅で mamasan は1日パス券を買い、二人でレスター・スクエアーへ向け出掛ける。ラジさんの情報では何処かにシアターへの当日券売場が有るハズとあたりを探すと、すぐ見つかった。<br /><br />今日は月曜日だからと思うが、ほとんどの演目の当日券が有るとのこと。“オペラ座の怪人”を選ぶ。1階席 J23,24 で2枚Lb54 と土曜日の“マイ・フェア・レディ”のほぼ半値だ!(そう言えば、ホテルのチケット窓口のおばさんが、“ここでは割引無いのよ”が思い出される。しかし、あの時は予約で買いたかったので仕方無かったのだ。)

    次の朝。 mamasan はとても忙しい人だ。パブさんと遊べるのは今日1日とのご託宣。“どこを案内してくれるの”と一応聞いてくるも、きっと自分の考えを持っているハズ。V&A(あの美術装飾・工芸品等のヴィクトリア&アルバート博物館)に行きたいと言う。それと観劇したいとのこと。(パブさん両方とも今回、既に体験済み。案内まかしとけ!)

    “じゃー、それで決まりだ”先ず、イングリッシュ・ブレックファーストからのスタートだ。ここでも、パブさんの経験で、例のイエロー・スリップを持たせ、レストランではおばちゃんにもちょっと紹介。
    (スナップはイングリッシュ・ブレック・ファースト)

    貴重品を1階の両替商の窓口に預け、駅で mamasan は1日パス券を買い、二人でレスター・スクエアーへ向け出掛ける。ラジさんの情報では何処かにシアターへの当日券売場が有るハズとあたりを探すと、すぐ見つかった。

    今日は月曜日だからと思うが、ほとんどの演目の当日券が有るとのこと。“オペラ座の怪人”を選ぶ。1階席 J23,24 で2枚Lb54 と土曜日の“マイ・フェア・レディ”のほぼ半値だ!(そう言えば、ホテルのチケット窓口のおばさんが、“ここでは割引無いのよ”が思い出される。しかし、あの時は予約で買いたかったので仕方無かったのだ。)

  • レスター・スクエアーからの地下鉄は、この前から気になっている如く、故障案内で、一駅毎にストップ&ゴー状態。ある時、“乗り換えて下さい”の案内まであって、車両を出たら、“動きます”で戻ったりとか、もたもたしながら、やっとV&amp;Aのある South Kensington 駅に着いた。<br /><br />前回のパブさんの地下通路での失敗経験を生かし、今回はスムーズに博物館に着く。Art Deco (1910−1939)展は11:45開場。入ると、マリー・ローランサンの1925年の“L’Ambassadrice”(淡いピンクの可愛い女性。)と“ココ・シャネル”の絵があり、当時の音楽がBGでながれている、スタイルと時代の部からスタート。<br /><br />パリ1925年展示ではジョセフィン・ベーカーのファッショナブルな腰に羽根飾り姿でのダンス フイルムを流している。ちなみにアール・デコはシンプルでデザイン性に重点をおいた、工業化できるものだそうである。<br /><br />素晴らしい数々の装飾品(アクセサリー)、家具類、工芸品、当時のポスター、写真(マン・レイ)、船旅、ハリウッド・ニューヨークの雰囲気再現と言った女性を引きつけること受け合いの特別展であった。mamasan は出口のショップで Art Deco の CD (当時の音楽を聴くそう)とデザインの良い、コースターセットを買った。V&Aでは常設展と400年前のインド芸術:<br />The Adventures of Hamza(特別展)もまた見た。<br />

    レスター・スクエアーからの地下鉄は、この前から気になっている如く、故障案内で、一駅毎にストップ&ゴー状態。ある時、“乗り換えて下さい”の案内まであって、車両を出たら、“動きます”で戻ったりとか、もたもたしながら、やっとV&Aのある South Kensington 駅に着いた。

    前回のパブさんの地下通路での失敗経験を生かし、今回はスムーズに博物館に着く。Art Deco (1910−1939)展は11:45開場。入ると、マリー・ローランサンの1925年の“L’Ambassadrice”(淡いピンクの可愛い女性。)と“ココ・シャネル”の絵があり、当時の音楽がBGでながれている、スタイルと時代の部からスタート。

    パリ1925年展示ではジョセフィン・ベーカーのファッショナブルな腰に羽根飾り姿でのダンス フイルムを流している。ちなみにアール・デコはシンプルでデザイン性に重点をおいた、工業化できるものだそうである。

    素晴らしい数々の装飾品(アクセサリー)、家具類、工芸品、当時のポスター、写真(マン・レイ)、船旅、ハリウッド・ニューヨークの雰囲気再現と言った女性を引きつけること受け合いの特別展であった。mamasan は出口のショップで Art Deco の CD (当時の音楽を聴くそう)とデザインの良い、コースターセットを買った。V&Aでは常設展と400年前のインド芸術:
    The Adventures of Hamza(特別展)もまた見た。

  • そのあと、ピカデリー・サーカスに行って、Fortnum &amp; Mason の4階でハイヌーン・ティーをトライする。今まで、どうもまともなティーにありついてなかったパブさんはここでやっと3段重ね(上:エクレア、トルテ、チョコレート 中:2種類の小さなスコーン、ジャム・バター付き 下:サンドウイッチ4種類)、紅茶が大きなティーポット一杯付きのクラシカル・アフタヌーン・ティーにありついた!ティーポット、熱湯ポット、ミルクジャー、カップは白磁に緑の縁ライン入りのエレガントなセットだ。<br /><br />ちなみにチャージは1人前18.50ポンドで他にサービスチャージ4.62ポンド。他の客に日本人カップル2組、日本人以外4組で計7組であった。1時間位い mamasan とゆっくりティータイムを楽しみ、あと1階の紅茶売場で買物をして、一旦ホテルに帰った。<br /><br />

    そのあと、ピカデリー・サーカスに行って、Fortnum & Mason の4階でハイヌーン・ティーをトライする。今まで、どうもまともなティーにありついてなかったパブさんはここでやっと3段重ね(上:エクレア、トルテ、チョコレート 中:2種類の小さなスコーン、ジャム・バター付き 下:サンドウイッチ4種類)、紅茶が大きなティーポット一杯付きのクラシカル・アフタヌーン・ティーにありついた!ティーポット、熱湯ポット、ミルクジャー、カップは白磁に緑の縁ライン入りのエレガントなセットだ。

    ちなみにチャージは1人前18.50ポンドで他にサービスチャージ4.62ポンド。他の客に日本人カップル2組、日本人以外4組で計7組であった。1時間位い mamasan とゆっくりティータイムを楽しみ、あと1階の紅茶売場で買物をして、一旦ホテルに帰った。

  • ♪♯オペラ座の怪人♪♭<br /><br />ホテルに帰り、買い物荷物を部屋に置き、シャワーを浴び、ちょっと一休みして、夕方の街に繰り出した。“オペラ座の怪人”の劇場は Her Majesty’s だ。mamasan をコヴェント・ガーデンに案内しようと途中で降りる。今日は、土曜日と違い、人混みは少ない。ぶらんこやトランポリンも出て無い。大道芸人もどこにも見当たらないが、マーケットを一通り見て廻った。先程のハイヌーン・ティーで、お腹も空いてないので、このあと地下鉄に乗り、ピカデリー・サーカスの劇場に7時ちょっと過ぎに着いた。<br />

    ♪♯オペラ座の怪人♪♭

    ホテルに帰り、買い物荷物を部屋に置き、シャワーを浴び、ちょっと一休みして、夕方の街に繰り出した。“オペラ座の怪人”の劇場は Her Majesty’s だ。mamasan をコヴェント・ガーデンに案内しようと途中で降りる。今日は、土曜日と違い、人混みは少ない。ぶらんこやトランポリンも出て無い。大道芸人もどこにも見当たらないが、マーケットを一通り見て廻った。先程のハイヌーン・ティーで、お腹も空いてないので、このあと地下鉄に乗り、ピカデリー・サーカスの劇場に7時ちょっと過ぎに着いた。

  • 座席は非常に良い席(1階の前から9列目、中央左寄り)で、持って来たオペラグラスの必要もない。客席は満席。日本人も結構いる。パブさん達は、プログラム(A4)とSouvenir Brochure (A4よりちょっと大型の16ページ冊子)を購入し、開演に備える。<br /><br />幕が上がると、♪ジャー、ジャ、ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン♪と、流麗で甘美な序曲から始まる。この劇は、劇中劇のある面白い構成で、先ずパリ・オペラ座の“ハンニバル”のリハーサル風景。巨象に跨る華やかな衣装の将軍、豪華な舞台美術。そこに、突然あわやの大事故が起こる。これに怯える主役に替わった代役クリスティーヌ・ダーエは(この日はCelia Graham でなく、代役の Nicky Adams が出ていることが、プログラムの写真から解る)、“Angel of Music”と称するオペラ座の怪人(John Owen-Jones:この怪人は鏡の中から現れ、鏡の中にクリスティーヌを引き込む)から密かに歌のレッスンを受け、舞台は大成功する!<br /><br />

    座席は非常に良い席(1階の前から9列目、中央左寄り)で、持って来たオペラグラスの必要もない。客席は満席。日本人も結構いる。パブさん達は、プログラム(A4)とSouvenir Brochure (A4よりちょっと大型の16ページ冊子)を購入し、開演に備える。

    幕が上がると、♪ジャー、ジャ、ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン♪と、流麗で甘美な序曲から始まる。この劇は、劇中劇のある面白い構成で、先ずパリ・オペラ座の“ハンニバル”のリハーサル風景。巨象に跨る華やかな衣装の将軍、豪華な舞台美術。そこに、突然あわやの大事故が起こる。これに怯える主役に替わった代役クリスティーヌ・ダーエは(この日はCelia Graham でなく、代役の Nicky Adams が出ていることが、プログラムの写真から解る)、“Angel of Music”と称するオペラ座の怪人(John Owen-Jones:この怪人は鏡の中から現れ、鏡の中にクリスティーヌを引き込む)から密かに歌のレッスンを受け、舞台は大成功する!

  • クリスティーヌは歌う<Think of Me;時々私のことを思い出すと約束して!♪タタタタタ〜ン♪> 恋に落ちた怪人はクリスティーヌへ愛を語りかける。<br /><br />幼なじみで恋人となるラウル(Niklas Andersson)とのデュエット<All I ask of You:君を抱きしめ、君を守ろう!>、及び怪人とのデュエット<The Phantom of the Opera:♪ダ、ダ、ダ、ダ、ダ♪と軽快で、リズム良く、テンポも早い曲>その後、怪人のスロー・バラード<Music of the Night;眼を閉じて、ミュージックに身を任せ、私を愛しておくれ!>と、う〜んと甘く、甘く歌は続く。<br /><br />しかし、愛し合うクリスティーヌとラウルに嫉妬した怪人は公演の妨害を始める!

    クリスティーヌは歌う<Think of Me;時々私のことを思い出すと約束して!♪タタタタタ〜ン♪> 恋に落ちた怪人はクリスティーヌへ愛を語りかける。

    幼なじみで恋人となるラウル(Niklas Andersson)とのデュエット<All I ask of You:君を抱きしめ、君を守ろう!>、及び怪人とのデュエット<The Phantom of the Opera:♪ダ、ダ、ダ、ダ、ダ♪と軽快で、リズム良く、テンポも早い曲>その後、怪人のスロー・バラード<Music of the Night;眼を閉じて、ミュージックに身を任せ、私を愛しておくれ!>と、う〜んと甘く、甘く歌は続く。

    しかし、愛し合うクリスティーヌとラウルに嫉妬した怪人は公演の妨害を始める!

  • もう一つの劇中劇オペラ“イル・ムート”では、主役をクリスティーヌに交替することを怪人が要求し、きかないと、主役の声をカエルの鳴き声にし、道具係りの首吊り死体を舞台上に落とし、巨大なシャンデリアを点滅落下と、さんざん騒ぎを大きくする。<br /><br />大晦日の仮面舞踏会(Masquerade)に怪人は現れ、自作オペラを強要。(怪人はドン・ファン役になり、ヒロイン・クリスティーヌに激しく愛を告白!)とうとう、オペラ座地下深く、自分の住処にクリスティーヌをさらい、霧の湖をボートで渡る。2人を追うラウル。<br /><br />ここでハイライト“The Point of No Return”の曲に入る。(クリスティーヌ、私を孤独から救っておくれ!これが怪人の願い!悲壮な曲だ。)やがて、ラウルとクリスティーヌの庇い合う愛の深さに心打たれ、怪人は2人をかえし、自らは一人、闇の彼方に消える。あとにはあの、仮面が残っていた!♪♯ジャーン、ジャ、ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン♪♭!静かにフィナーレ。

    もう一つの劇中劇オペラ“イル・ムート”では、主役をクリスティーヌに交替することを怪人が要求し、きかないと、主役の声をカエルの鳴き声にし、道具係りの首吊り死体を舞台上に落とし、巨大なシャンデリアを点滅落下と、さんざん騒ぎを大きくする。

    大晦日の仮面舞踏会(Masquerade)に怪人は現れ、自作オペラを強要。(怪人はドン・ファン役になり、ヒロイン・クリスティーヌに激しく愛を告白!)とうとう、オペラ座地下深く、自分の住処にクリスティーヌをさらい、霧の湖をボートで渡る。2人を追うラウル。

    ここでハイライト“The Point of No Return”の曲に入る。(クリスティーヌ、私を孤独から救っておくれ!これが怪人の願い!悲壮な曲だ。)やがて、ラウルとクリスティーヌの庇い合う愛の深さに心打たれ、怪人は2人をかえし、自らは一人、闇の彼方に消える。あとにはあの、仮面が残っていた!♪♯ジャーン、ジャ、ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン♪♭!静かにフィナーレ。

  • カーテンコールは2回、オペラ座の怪人は最後に天使像の大シャンデリアに乗って“Bravo”に迎えられ、最前列客席の上に数々の稲妻や火の玉を伴って仮面姿で降りてきた!!<br /><br />ところどころにバレーの快いワルツ曲(可愛いいバレリーナも折々登場)も入る、大御所ロイド・ウエッバーの名曲の数々と豪華な舞台装置、派手な見せ場をふんだんに盛り込んだミュージカルに酔いしれた一夕であった!<br /><br />ただ残念なことに、始まる前からたびたび注意アナウンスがあったにもかかわらず、日本人の観客でカメラを、しかもフラッシュで撮る人が何人かおり、パブさんの隣の若いカップルも最後には立ち上がりフラッシュ撮影を始めた。<br /><br />mamasan の隣のお客さんから、注意するように求められ、パブさん一喝!(ハイ、済みませんと言っていたが、多分あとで舌を出したであろう!?) <br /><br /> 劇場のあと、近くの“Waxy O’Connor’s”と言う生演奏付きパブのギネス(黒ビール)で乾杯!11時過ぎ、ホテルに帰着。 <br />

    カーテンコールは2回、オペラ座の怪人は最後に天使像の大シャンデリアに乗って“Bravo”に迎えられ、最前列客席の上に数々の稲妻や火の玉を伴って仮面姿で降りてきた!!

    ところどころにバレーの快いワルツ曲(可愛いいバレリーナも折々登場)も入る、大御所ロイド・ウエッバーの名曲の数々と豪華な舞台装置、派手な見せ場をふんだんに盛り込んだミュージカルに酔いしれた一夕であった!

    ただ残念なことに、始まる前からたびたび注意アナウンスがあったにもかかわらず、日本人の観客でカメラを、しかもフラッシュで撮る人が何人かおり、パブさんの隣の若いカップルも最後には立ち上がりフラッシュ撮影を始めた。

    mamasan の隣のお客さんから、注意するように求められ、パブさん一喝!(ハイ、済みませんと言っていたが、多分あとで舌を出したであろう!?)

     劇場のあと、近くの“Waxy O’Connor’s”と言う生演奏付きパブのギネス(黒ビール)で乾杯!11時過ぎ、ホテルに帰着。

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