ジャワ島観光　次の世界遺産へ　プランバナン編

2008/07/23 - 2008/07/23

ボロブドゥールとほぼ同時期に建てられたヒンドゥ教寺院です。
建物の規模自体はボロブドゥールより小さいですが、
構造そのものは遥かに複雑とのこと。
さて、入ってみましょうか。

エリア ジャワ島(インドネシア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空

プランバナン寺院は、インドネシア最大の
ヒンドゥ教寺院として知られる。
先ほどボロブドゥールのような専属ガイドは
同行せず、一人気ままに見て周った。

かなり日が傾いたので、私が大好きな
逆光写真を撮るには最適の状態♪

ジョグジャカルタの約１５キロ東に位置し、
９〜１０世紀頃にマタラム王朝によって
建立されたといわれている。
ボロブドゥールは山麓にあったが、
プランバナンは平野部の、住宅街の中に
そびえ建っていた。

高さ４７ｍのシヴァ堂を中心として、
北側にヴィシュヌ堂、南側にブラフマ堂が配置され、
それぞれの塔の東側にも三つの堂が建ち並ぶ。

アレ？
こんなところに「バナナマンの日村」が。
彼のネタ「あどで〜〜うんどね〜〜」
（子供の頃の貴乃花のマネ）は何度見ても面白い。

脱線しちゃいましたね・・・。

シヴァ堂はロロ・ジョングランとも呼ばれ、
内部にはシヴァ神をはじめとする
ヒンドゥ教の神々が祀られている。

堂の周囲を巡る回廊には、古代インドの叙事詩
ラーマーヤナを題材とした緻密なレリーフが施され、
時計回りに物語が進んでいく。

２００６年５月に発生したジャワ島中部地震の
影響で、ほとんどの塔は内部見学ができなかった。
写真は唯一入れたヴィシュヌ堂の石像。

ガイド＆ドライバーとの
待ち合わせ時間が迫ってきた。
多少駆け足ではあったが、
幾何学的な建築構造の美しさや、
繊細な彫刻は十分に堪能できた。

物売りの間を強行突破！と思いきや、
ほとんど声をかけられず。
財布のヒモが固そうに見えたのか？（笑）

寺院周辺は遺跡公園として整備されていて、
「鳥の鳴き声コンテスト」をしていた。
鳥インフルエンザの前は、
もっと活気があったとか。

本ツアー最後のポイント「ボコの丘」。
プランバナンから車で５分ほどの場所にあり、
眺望は抜群。

こちらを凝視している子羊が可愛かった。

ヒンドゥ教徒のボコ王により９世紀頃に
建造されたと考えられる王宮跡。

建物の多くは崩壊し、
現在は講堂と沐浴場が残されている。

「こちらをどうぞ」と勧めるガイドさん。
ミー・ゴレン（インドネシア風焼きそば）と
コーヒーが用意されていた。

ひと口食べると、
「こ、この味は・・・まさに給食の焼きそばッ！」
懐かしさに浸りつつ、絶景を眺めながら完食。
あー美味しかった。

写真では隠れているが、右側の柱あたりに
プランバナンが見える。
窓際の女性たちは観光系の専門学校生で、
実習のためボコの丘に来ていた。

日本人観光客が珍しいのか、
こちらをチラっと見、仲間と目が合うと笑い、
またこちらを見る、を繰り返していた。
微笑ましく、のんびりとした時間の流れが
とても心地良い。

１８：１５頃に日没し、
ボコの丘を１８：３０頃に出発。
空港まで７〜８キロの距離なので、
当然１９時前には到着、
ガイド＆ドライバーと別れる。

デンパサール行きは２０：４０発。
空港の周りを歩いてみたが、
一人で写真を撮るような雰囲気ではない。
とっとと空港に戻り、時間を潰す。

トイレと並んで簡易礼拝所が設けてあった。
ちなみにインドネシアは、
全人口の９割近くがイスラム教徒。

デンパサールの到着予定時刻は２２：５５。
２時間１５分かかる、のではなく、
時差が一時間あるので実質は７５分。

離陸後、すぐに配られた機内食。
ボコの丘の焼きそばが「小盛り」
だったので、ちょうど良い量だった。
行き同様、キットカットの姿が。
こっちの人が好きなのか？

定刻に到着し、
ホテルに帰ってきたのは２３時半頃。
明日も早いので、おやすみなさい・・・。