2009/09/21 - 2009/09/21
188位(同エリア430件中)
ゆんこさん
今年になってから始めた登山。
3、4回近場の山に登っただけの初心者なのに、6月にはいきなり旭岳~黒岳縦走登山をやり遂げました。(旭川山岳会の方のがたのお世話になってのことですけど。そのときの旅行記は→http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/album/10351306/)
その後も、機会があるごとにあちこちの山に出かけたのはすべてこの秋の大雪山登山に向けてのトレーニング。
6月の縦走は、体力づくりもなっていないところに8時間の縦走はさすがにきつかった~!
そのための体力づくり、そして経験をこの赤岳~白雲岳~北海岳~黒岳縦走(約8時間)でどう生かせるか!
今回のこのコース、問題は赤岳に登ってしまえば後は楽勝♪かなと言うコース。
距離的に長いのは全然苦にならない私。
問題は、標高差!
と言うより勾配率だけど、何とかなったかなと言う感じで登りきる事が出来ました。
結構大変だった白雲岳、このあと北海岳、黒岳と回って今回の縦走は終わりますが…
未知の世界なので、どんな道が待ち受けているのでしょう…
引き返すことが出来ない(時と場合によっては引き返す勇気も必要だけど)ので、進むっきゃない!
白雲岳で、お昼ご飯の後、さぁ後半出発で~す。ダ━━ヽ(`・д・´)ノ━━!!
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白雲岳から降りてきたら、時刻はちょうど正午お昼時♪
と言うことで、この白雲分岐でお昼ご飯にすることに。
ここにはちょうど座れる場所もあるし。
さてさて、お昼のお楽しみは、山で食べるカップラーメン。(*´゚艸゚`*)まぃぅ〜♪
ホテルで作ってもらったおにぎりがあるので、お味噌汁代わりにミニカップ。
ちょっとわかりにくいけど、カレーラーメンの上ブタが気圧のせいで盛り上がっています。
さすが2000m越え! -
カップラーメンが出来るまでの間に、お先に夫はコーヒーを私はココアをいただきます♪
あ〜、疲れた体にしみわたる〜。 -
30分ほどお昼休憩も取ったおかげで、元気回復!
さて、そろそろ行動開始しますか。
まずは向こうにこんもりと見える北海岳を目指します。
1時間ほどの道のりです。 -
このあたりはあちこちに雪渓が残ってますね。
そういえば、白雲岳山頂から見たときに雪渓の上を歩いている人を見かけたんだったっけ! -
そうなんですね〜、その上を自分たちが歩くことになっていたようです。
雪の上と言っても、しっかり踏み固められているので歩くことに問題はありません。
雪の上はもちろんそうだけど、山の日差しは強烈!
肌の日焼け対策はもちろんだけど、眼の日焼け対策としてサングラスは欠かせません。
(白内障とか怖いですものね) -
ここが標高2000mも超える場所とは思えない、広々と広がる広大な大地。
こんな景色の中をただひたすら歩きます。
でも、とっても気持ちがいいんですよ〜。
登ってしまえば、移動は意外と楽な大雪山です。
(甘いか!?) -
雪渓を抜けたら、また普通の道(これが普通の道とは言わないけど^^;)になりますが…
今までコースがわかるように岩などに黄色いペンキが塗られているのは見てきましたが、矢印か○だったのがここで初めて「×印」が…
こっちのほうは違いますよ!と言う印ですね。
天気が悪かったら間違っちゃうかもしれない道です。 -
目の前に見える、なだらか〜な山というより丘。
そうです、あれが北海岳。
山頂に続く道筋が見えますね〜。
山頂には何人か人がいるのも見えます。 -
なだらか…
誰がそんなこと言ったんですか!
まぁ、実際傾斜はきつくないんですが…
実は私が苦手とするのは「だらだら登り」
何とな〜く、登りがだら、だら…と続くと言うのが苦手なんです。
だって休むきっかけがないじゃん!
登るのか、平らなのかはっきりせい!という、白黒はっきりつけたいタイプ。(*-∀-)ゞ -
ほら、こんな感じでまだ続く…
一見簡単そうなんだけどね〜。
なんなら歩いてみます?(o-∀-o) -
とか何とか文句を言いながらも、北海岳山頂到着〜!
白雲岳分岐から、50分。
出た〜、久々の山頂万歳(∩´∀`)∩バンザ──イ♪
白雲岳山頂とは対照的な山頂ですね。 -
北海岳から見る「お鉢平」
向こうに見える山は、北鎮岳。
6月の登山会のときに見たお鉢平は…
→http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/pict/16391289/ -
北海岳から黒岳を目指して歩いていくと、頭上は岩だらけ。
「落石注意」の看板も!
って、こんな大きな岩落ちてきたらひとたまりも…
うん?
何か、あの岩(下のほう)ゴジラに見えない?
と思って上を見たら、そこには何かの怪獣にも見える岩が…
思わず笑っちゃった〜! -
そんな目で見ながら歩いていたら…
「ムンク」発見!(*≧∀≦) -
はるか向こう右手に「黒岳」がやっと見えてきました。
隣の小っちゃいお山は、桂月岳。
左側にそびえる山は、何度も出てくるけど結構目印になる北鎮岳。
もう少し、もう少し!ガンバァ━━(`・д・´)ノ━━!! -
ハイマツとナナカマドの実。
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コケモモの実。
最近、近場の伊達紋別岳でも盗難があったとニュースになりました。
高山植物、盗っていってどうするんでしょうね。
こういう場所に来て見てこそ楽しみがあると思うんだけど… -
水の流れる音が聞こえてきたところには、大きな雪渓が…
これは万年雪なんでしょうね。
この雪渓の下に、川が流れています。
雪渓の上に載るときは注意をしないと怖いですね。 -
紅葉したチングルマの絨毯。
この時期チングルマは本当にあちこちで見ることが出来ます。
本当に圧巻ですよ〜♪ -
これは、クロマメノキかな?
今月12日に登った「徳舜別・ホロホロ登山」のときに出会った山男さんに教えてもらった、アントシアニン豊富な黒い実がなる。 -
さて、そろそろさっきの川を渡るとしますか。
向こう岸には黄金色に輝く草原が見えます。
思いっきり秋を感じさせてくれますね〜。
もう少し遅い時間だと、西日を受けてきっと輝くように美しいんでしょうね。 -
このあたり何となく硫黄臭いと思ったら、さっきの雪渓の左手側の岩肌はやはり硫黄の岩肌でした。
-
それでは、その川を渡ります。
このくらいの川なら私でも大丈夫! -
この川は、「赤石川」と言うらしい。
とてもきれいな水の流れ。 -
黄金色に見えていたものの正体。
こういうのも草紅葉というんでしょうかね。
でも、風に揺れてとてもきれいな光景でした。 -
川を渡って、又こんな道を登ってきました。
振り返ってみた景色。 -
やっと、黒岳石室の標識が…。
北海岳出発から1時間。(参考コースタイム1時間10分)
でも、ここは山頂じゃないんだよね〜。
山頂はまだまだ先になります。 -
さて、一休み♪
ここではゆっくり座ることが出来るので、休んだ気になりますね。
黒岳石室は、大雪山系の小屋では唯一売店や貸し寝具などがある山小屋。
北海道の山小屋は、本州のような旅館のような山小屋はありません。
トイレはきちんとしたトイレ(バイオトイレ)がありますが、維持協力金200円が必要ですので小銭を忘れずに。
6月のときの写真→http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/pict/16391297/ -
何の写真でしょう…
石室の建物の屋根の上にピンクのアンテナのような棒がこの写真の主役。
何のためかというと、雪に埋もれてしまった場合、この下に建物がある、と言う目印だそうです。
他の登山客が石室のスタッフの方にいつまで営業をやっているんですかと聞いていましたが、いつ降ってもおかしくない時期と言うことで…
昨年の今頃、あまりにもお天気がいいので上半身裸でビールを飲んでいたら、急に雪が降り出し、次の朝にはスッポリ屋根近くまで埋まるほど降ったとのこと。
雪が積もったら、クローズだそうです。
冬山登山をする方は自分で雪を掘って、中でテントを張るそうです。 -
さ!、黒岳山頂に向かって出発しましょう〜!
6月のときも縦走の最後と言う場面だったので苦しかったけど、今回も朝7時半に出発して、現在午後2時半。
単純計算で7時間、実質でも6時間は歩いていることになる。
またまたつらい黒岳登山になるようですね。 -
ここは、私たちが来た北海岳の他に、北鎮岳からの合流点でもあるので、しっかり確認しましょう。
午後2時半スタート。 -
ちょっと登ったところで下を見ると、さっきまでいた黒岳石室が見えます。
テントを張っているのも見えますね。
(この次の日、旭岳から回った裾合と言うところで出合った60代半ばのご両親と娘さんの家族3人とお会いしましたが、黒岳石室に泊まって回ってきたということでした。凄いな〜。) -
あ〜、やっと黒岳山頂が見えた〜!
うわぁ〜、人がたくさんいる!
今ま出とは全然違う。
それもそのはず、黒岳は7合目までリフトで上がれて1時間ほどで山頂までいけるので、観光客でも簡単に登れる山とあって、ちょっとした登山気分を味わえるので人気の山なのです。 -
本日、赤岳→白雲岳→北海岳に続いて4箇所目の黒岳山頂到達〜!
4箇所目のポーズです。
あ〜、後は降りるだけね〜。
と、この黒岳は結構降りるの大変だったんだよな〜。 -
朝スタートした、赤岳方面。
良くあんなところから歩いてきたもんだな〜。 -
山頂に上るのに、一苦労だった白雲岳。
でも、尾根と雪渓の縞模様が絶景だったな〜。 -
そしてなだらかだけど、甘く見ていた分つらかった北海岳。
-
他の山頂では見かけなかった、山識別表示板。
さすが、観光登山の山ですね。 -
いよいよ最後の行程、黒岳リフトまでの1.7?の道のりです。
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黒岳の紅(黄)葉。
こちらは、赤が少ないようですね。
山すそに広がる黄葉と、岩肌のモアイ像のような奇岩の取り合わせ。(笑) -
夫のお気に入り、影富士ならぬ「影黒岳」
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もう一度、黒岳の紅(黄)葉。
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すでに、かなりの葉が落ちていました。
大雪山は、もう秋から冬へと向かい始めているのですね。 -
リフトの鉄塔が見えてきました。
もうかなり日が傾いてきているのですが、まだまだ登ってくる人(普通の観光客)がたくさんいます。
そろそろ4時も近いのに、これから山頂まで行って降りてくるとなると5時半は過ぎちゃうよ〜。
ツアーの方々やアジア系の観光客が目立ちました。 -
午後3時55分、7合目リフト乗り場到着。
参考コースタイムは40分でしたが、50分かかってしまいました。
下山は、かなりの渋滞だったんですもの…
7合目登山口で、下山届けを出します。
縦走の人は後で付け合わせをするようですね。 -
山を降りているときに、「ロープウェー、1時間待ちだって!」と言うような会話が登ってくる人の間から聞こえてきた。
でも、リフト乗り場に来て見ると…
あれれ?意外とすんなりと乗れたじゃない。
降りている間に、スムーズに流れたのね。
と、一安心。
リフトは片道400円。 -
ゲッ、何、この行列!!!
そうです、さっき聞こえてた「ロープウェー1時間待ち」の行列です。
いえいえ係りの方が、「こちらロープウェー乗車の最後尾、1時間半から1時間40分待ちになりま〜す」
ウソ〜、ディズニーランド並みじゃな〜い!
嘘だと言ってよ〜!
これから、旭岳温泉まで移動しなくちゃならないんだよ〜。(2時間半ほどかかります)
今、午後4時45分でしょう…
このままで行くと乗れるのは、5時を過ぎる。
ふもとについて、車に乗り換えて、2時間半。
ガ━━━( ゚д゚ ;)━━━ン
ホテルに着くのは、午後8時を過ぎるわ〜!
今日のホテル、夕食バイキングが超豪華で有名なホテルなのに〜。 -
待っている間、後ろの家族連れとおしゃべりしたり…
そこのお子ちゃまが、「白いお花があるよ」と言うので見てみると…
エゾオヤマノリンドウのそばに、同じような色が白いリンドウが…
白いリンドウは珍しいそうですが… -
やっと、ロープウェーの建物近くまで来ました。
このとき時刻は、午後5時10分。
10分間隔で運行しているので、後2階くらい待てば乗れるかな、と言うところです。
それにしても、行列はまだまだ続いています。
この後もうすぐ日没。
街灯もないのにどうするんだろう…
山は真っ暗だよ〜
寒いし…
結局ロープウェーを降りて、層雲峡から旭岳温泉に向けて出発したのは午後5時半の事でした。 -
いきなり場面は飛んで、ホテルのお部屋です。
車を走らすこと2時間、予定よりちょっと早くホテルに到着。
途中ホテルに電話を入れ、到着が遅れるけど、夕食(バイキング)はどうなりますか?と聞いてみた。
ラストオーダーは8時半になるのでちょっと厳しいかもしれませんね、良ければお弁当をおつくりします!と嬉しい申し出。
こんな経験は初めてだけど、嬉しい心遣いに助かりました。
でも、バイキングとはいえこのホテルの夕食は評判が良いみたいなので食べたかったな〜。
さてさて、今宵の宿、そのホテルは…
【旭岳万世閣 ホテルベアモンテ】
→ http://www.bearmonte.jp/ -
今回の大雪行きが決まったのは6月の登山会が終わってすぐだったけど、実際に予約をしたのはスイスから帰ってきてからの7月末。
この秋の大雪山の紅葉がピークのこの時期の予約をするには遅すぎ、お手ごろなホテルは空いてない!
唯一我が家の条件にあって空いていたのが、このホテル「ベアモンテ」
確かに一度は泊まりたい憧れのホテルだけど、その分やはりお値段が…
でも今回はそんな事言ってられないので、空いている部屋を押さえたら、なんとロフトつきのお部屋でした。 -
ロフト部分のベッドルーム。
あ〜、二人だけなのでもったいないですね…
違うお部屋が取れていれば、その分どこかのファミリーが泊まれたかもしれないのに…
豪華なホテルに泊まっているんだから、豪華にやれればいいんだけどつい「もったいない」感覚が出る小市民です。(*-∀-)ゞ -
午後7時半にチェックイン、お弁当は8時半頃お届けしますのでお風呂に入っていらしてくださいということで、遠慮なく今日一日の汗を流せていただきました。
お風呂も、とってもゆったりして気持ち良かった〜。
お風呂から上がってくると、ジャストタイミングでお弁当が届けられました。
もちろん、生ビールも忘れずにオーダー。
お弁当、超豪華〜〜〜〜!
美味しい〜♪
あ〜、返す返すもバイキング食べられなかったことが悔やまれる〜!
滞在時間は短くて残念だったけど、【旭岳万世閣ホテルベアモンテ】最高です+o。。o+゚☆゚+o。。o+ -
では、まずは乾杯〜♪
明日は又朝が早いけど、お弁当ゆっくり味わっていただきま〜す。
…旭岳・姿見〜裾合〜中岳温泉に続く…
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この旅行記へのコメント (2)
-
- はなかみno王子さん 2009/09/27 07:46:18
- お疲れ様
- 王子です。
無事神戸に帰ってきました。
●24日は高原温泉・沼めぐり←旅行記すでにアップしてます。
トラックバック設定させていただきました。
●25日は黒岳登頂
と計画通りに巡ってきました。天候も大きく崩れることなく
なんと目的達成!!!
黒岳ロープウエイ、15:55であれだけ並んでいたんですね。
信じられませんね。
- ゆんこさん からの返信 2009/09/27 10:16:01
- RE: お疲れ様
- 王子さま、お疲れ様でした〜。
24日、今中様と別れて朝6時レンタカー出発ですか!
逆算するとホテルは何時に出発されたんでしょう…
凄い…、今中様ともどもお疲れ様です☆(o・ω・o)ゝです。
> ●24日は高原温泉・沼めぐり←旅行記すでにアップしてます。
> トラックバック設定させていただきました。
まだゆっくりとは見ていないんですが、拝見しました。
お天気、何とか下山まで持ってよかったですね。
美瑛は快晴でした♪
トラックバック…いまひとつそのシステムを理解していなくて息子から大体の説明は聞いたんですが、まだ???の私です。(*-∀-)ゞ
でも、お母さんもやったほうがいいよと言うことなので、後ほど私も設定させていただきますね。
> ●25日は黒岳登頂
そろそろ空いていたんじゃないですか?
> 黒岳ロープウエイ、15:55であれだけ並んでいたんですね。
> 信じられませんね。
混んでいるとは聞いていましたが、あそこまでとは…
並び始めたときすでに1時間半待ちといわれました。
下山途中の3時頃、ツアーの団体が登っていきましたが(登山の格好をして)、ロープウエー間に合うように下山できたんでしょうか…
旅行から帰った後、仕事&片付け&旅行記作成&長男の帰省でばたばたしています。
今中様や王子さまの旅行記が気になる〜(*≧∀≦)
富良野岳が見たいのに、お二人とも違う旅行記から始まるんですもの〜。
(今中様からのメールで、富良野のデジカメメモリが見当たらなかったとのこと…見つかったそうなので一安心ですね)
ではでは、今日もボチボチと旅行記アップいたします。
★ゆんこ★
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