初夏のレッサーパンダ紀行【14】 円山動物園（2日目）　久々っ、屋外セイタ君！！ そして、マルズの魅力的な仲間たち！！

2013/06/30 - 2013/06/30

今日は、午前中に旭川市旭山動物園を楽しみ（旅行記→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10790475/）、午後からは昨日に引き続き札幌市円山動物園を訪問しました。

２日連続でマルズを訪問する理由は・・・、
昨日はレッサーパンダ舎とホッキョクグマ舎に入り浸ってしまい、他の獣舎の皆さんに会えなかった、
のと、
昨夜、マルズの常連さんから”明日はセイタが屋外放飼の予定です”との情報をメールで頂いたから、
です。

昨年１２月にアジアゾーンがオープンしてから６度マルズに訪問しているのですが、まだセイタ君の屋外放飼には出会っておらず、今回の札幌行の大きな目的は”屋外セイタ君を見る”だったのです。

それでは、２日連続のマルズをお楽しみください。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10652280/

エリア 琴似・発寒中央(北海道)

旭山動物園を楽しんだ（旅行記→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10790475/）後は、旭川駅１３時発の特急「スーパーカムイ２４号」で札幌へ戻り、昨日に引き続き（昨日の旅行記→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10789218/とhttp://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10790259/)札幌市円山動物園を訪問です。

円山動物園 動物園・水族館

なぜこんなにもせわしない行程で再びマルズに来たのか・・・？？

それは、昨日夜に「明日はセイタが屋外放飼の予定です」とマルズの常連さんからメールを頂いたため。

アジアゾーン高山館のレッサーパンダ舎に向かうと、昨日は使用されていなかった真ん中の放飼場も使われていました。

その真ん中の放飼場には・・・セイタ君です。

セイタ君は２００５年６月２３日長野市茶臼山動物園生まれ、２００８年６月に札幌にお婿入りしてきました。

以前、レッサーパンダ舎がカンガルー館の放飼場で暮らしていた頃は普通に見れたセイタ君の屋外放飼ですが、昨年１２月にアジアゾーンに移動してからは、放飼場の関係や、ココちゃん、キンちゃん、ギンちゃんとの放飼のローテーションの関係、そしてセイタ君の運動能力の関係？（実はセイタ君は少し・・・かなり？木登りが苦手・・・）でセイタ君の屋外放飼がぐっと減ってしまいました。
僕はアジアゾーンのオープンから合わせて６日間マルズに来てますが、屋外セイタ君に会えたのは今日が初めてです。

セイタ君が屋外にいる日はココちゃんが屋内です。
ぐっすりココちゃん。

ココちゃんは２００６年６月２４日埼玉県こども動物自然公園生まれ、２００７年１０月にマルズ初のレッサーパンダとしてやって来て、一躍園のアイドルになりました。

セイタ君の放飼場の隣の大きなハルニレの木の放飼場には昨年７月２０日生まれの双子キンちゃん＆ギンちゃんです。
写真左の毛色が濃い子がキンちゃん、右の毛色が薄い子がギンちゃん。
ギンちゃんはセイタ君譲りの綺麗な黄金色の茶臼ブラウンなので時々名前がごっちゃになっちゃいます。

２０１０年に生まれた双子のリリィちゃん（現・埼玉こども動物自然公園）、ライラちゃん（現・長野市茶臼山動物園）は見分けるのはそんなに難しくなかったのですが、この２０１２年生まれの双子は、実際に見ている時は毛色の違いで判別が容易なのですが、改めて写真で見ると、特に１匹ずつの写真を見ると・・・う〜ん、どっち？？

こちらはキンちゃんだと思います。

で、こちらがギンちゃん・・・だと思います。
お顔が本当に似ているんですよね。

今日はすこし暑いので木陰で休んでいるのかと思いきや、セイタ君はひたすら放飼場を歩き回っています。

なかなか顔を上げてくれないのでいい写真は撮れませんが・・・、

まあ、僕がいい写真を撮れる事よりも、もちろんセイタ君が屋外放飼場での散歩を楽しんでくれる方が重要です。

久々の屋外セイタ君に会えて嬉しいです。

昨日はマルズに６時間くらいいたのですが、そのほとんどをレッサーパンダ舎とホッキョクグマ舎で過ごしてしまいましたので、今日は他の子達にも会いに行こうと思います。
マルズには魅力的な動物がいっぱいいます。

まずは、昨年秋までレッサーパンダが使用していたカンガルー館横の放飼場にいよいよ新しい住人が入りました。

ウサちゃん！！

ちょっと予想外の選でしたが、可愛さではレッサーにも負けないカイウサガがこの放飼場を引き継ぎました。

アジアゾーン寒帯館のアムールトラ舎です。

メインの放飼場にはタツオさん。
僕が今まで見てきたアムールトラの中で存在感がピカイチなのがこのタツオさん、特にガラス面ギリギリを威風堂々歩く姿は素晴らしいです。
タツオさんの放飼場にいると、多くのお客さんがタツオさんの姿、存在感の大きさに思わず長時間立ち止まる姿をよく見掛けます。

予備の放飼場にはタツオさんの奥さんのアイちゃん。
こちらも美トラさんです。

アムールトラの隣はユキヒョウです。

屋内放飼場にはシジムちゃん。
相変わらず綺麗な子です。

メインの屋外放飼場ではアクバル君が可愛くお昼寝。

予備の屋外にはリーベちゃんとリアンちゃんの母娘。

みんな元気そうで何よりです、

アジアゾーン高山館、レッサーパンダのお隣はヒマラヤグマ。
ヒマラヤグマと言うと馴染みが薄いですが、ツキノワグマと言えばぐっと親近感がわきますよね！！
ヒマラヤグマは日本に暮らすニホンツキノワグマの親戚にあたります。

マルズにはミナミちゃんとトモちゃんの２頭の女の子が暮らしていますが・・・残念ながら判別つかず。
２頭ともプールに入ったり、プールサイドで寝そべったり優雅に暮らしています。

アジアゾーン寒帯館、高山館にはそれぞれ２種類の動物しかいませんが、熱帯雨林館には現在８種類の動物が暮らしています。

その熱帯雨林館のスタート言えばやはりこの方・・・マレーグマのウメキチ君。
だいたいいつも楽しげなことをしています、今日は屋内展示場の側壁を最上段まで登ろうとしていました。

女子組のウッチーちゃん、ハッピーちゃんとは交互での展示となっています。

一時は途絶えていたマルズのマレーバクの飼育ですが、昨年１２月のアジアゾーンオープンとともに復活しました。
オープン当初は新しい環境に慣れることが出来ず展示の中止や時間制限をしてきたワカバちゃんですが、今では展示場のプールでくつろぐ姿が見れるようになりました。
お顔が写せなかったのが残念ですがとっても可愛い女の子です。

こちらはアジアゾーンオープンに合わせて初めて飼育が始まったコツメカワウソです。
オープン早々に奥さんのコチカちゃんが天国に旅立ち、気落ちしていたサン君ですが元気を取り戻したようでよかったです。

昨日も来たホッキョクグマ舎・・・ここは毎日来ても飽きることはありません。

ツインズは２頭でプールで遊んでいました。

昨日はお皿で遊びまくっていたツインズですが、今日は薄切りの塩ビ管（ガス管？）に興味があるよう・・・。

なんとかプールサイドに塩ビ管を置きたいのです・・・、

置けた・・・。

やることなすこと可愛すぎます。

昨日も披露してくれてましたが、ツインズの１頭は縁歩きが出来るようになっていました・・・不思議と必ず向かって右から左に縁歩きします。

そして、塩ビ管に向かってＤｉｖｅ！！

ホッキョクグマ舎からエゾヒグマ舎（残念ながらダイ君が木の陰にいて写真撮れませんでした）を経由してシンリンオオカミ舎へ。

左右で目の色の違うルーク君ですが、やはり右目は生まれた時から見えていなかった事が分かったそうです。
片目でも動物園での生活に何ら問題がないですが、時々眼圧が上がるのか目が痛くなる症状が出るそうです。

チンパンジーとタワーを経由し、

類人猿館のオランウータン舎へ。

いよいよ札幌にも夏が来て、オランウータン達の屋外放飼も再開されました。
こちらが１９９７年釧路市動物園生まれの弟路郎君。

そして、１９９８年インドネシア生まれのレンボーちゃん。

２人の子供、２０１０年生まれのハヤト君。

他の動物で３歳と言えばほとんどがもう立派な大人になるんでしょうがヒト科のオランウータンはやはり人並みに成長が遅く、ハヤト君はまだ赤ちゃんの雰囲気を残しています。
いろいろと出来ることが増えてきて最近はやんちゃぶりに磨きが掛かっているそうです。

１６時少し前にレッサーパンダ舎に戻りました。

何とか柵越しの父娘３ショットを狙っていましたが・・・、

１６時に、まずはセイタ君が収容。

こちらは直立姿勢で収容を待つギンちゃん。

ギンちゃん、収容はちょっと待っててね。

屋内に収容されたセイタ君は、網越しにバックヤードを覗きキーパーさんの持って来る晩ごはんを待ちます。

ごはんだ！！

一生懸命、いそいそ、でも、慎重に降りてきます。

うまうまなセイタ君。

お隣では屋内展示だったココちゃんも収容。
この後にごはんが準備されているバックヤードに戻っていきました。

そして、双子ちゃんも収容です。
双子ちゃんはこの部屋で晩ごはんを頂きます。

そろそろ閉園を知らせる”蛍の光”も流れ始めましたので、レッサーパンダ舎を離れることにします。
いつ来ても楽しいマルズのレッサーパンダ舎、また、近々来たいです。

じゃあね、キンちゃん、ギンちゃん、また来るね！！

帰り道に寒帯館を通ると、先ほどまで予備放飼場にいたアイちゃんがメイン放飼場にいました。
夕日を浴びて毛並がキラキラ光りとても綺麗でした。

アイちゃん、また来るね！！

往路に続き帰路もジャンボ機です。
アサインした席は２階席の最前方・・・今年になって３度目の７４７−４００Ｄですが、毎回「これが４００Ｄ最後の搭乗かな？」と思いつつ名残を惜しんでします・・・あと何回この日本の空の雄に乗れるんだろう・・・。
世界唯一の国内線仕様のジャンボを楽しみつつ羽田へ。


ＮＨ００８２　新千歳→羽田　１１６５ＰＰ
（２０１３年トータル　２７８５６ＰＰ　内　ＡＮＡ　２０４５６ＰＰ）

この旅行記へのコメント （2）

• かずちゃんママさん 2013/07/21 10:23:09

  マルズって・・？

  jilllucaさん　こんにちは〜
  
  　何度も訪問していただいて・・
  　見に来て〜のサイン？かなと思いつつ・・・やっと来ました！
  
  　マルズって，円山動物園のことだったのですか。なるほど，ね。
  　レッサーちゃんたちのことだけでなく，いろいろ教えていただいき，ますます行きたくなりました。
  　
  　それにしても，どうやってたくさんの動物くんたちの名前を覚えるの？
  　いつもながら，すごいですね。(^^)/
  　私，昔から，人の名前を覚えるのって苦手なのですが・・ましてや，動物の名前は・・？覚えられない。。
  　老化現象で，記憶力も落ちてるし・・
  　しかも，顔なんて，同じに見えて・・(^^;)
  
  　マレーグマは，スマートですよね。
  　この子の足の裏･･・ピンクで，なんか，かわいいっ！
  　ツインズちゃんのダイブ時も足の裏，見えた！　やっぱり，かわいい〜
  　すごく癒やされました。。
  　ありがとう，ね。(*^_^*)
  
  　では，また〜
  
  　　　　　　　　　　　　　　　さっき選挙に行ってきた〜かずママより
  　
  　

  jilllucaさん からの返信 2013/07/21 20:33:58

  RE: マルズって・・？

  かずちゃんママさん
  
  こんばんは〜。
  
  > 　何度も訪問していただいて・・
  > 　見に来て〜のサイン？かなと思いつつ・・・やっと来ました！
  
  ご訪問ありがとうございま〜す。
  皆さんの新作旅行記読むために出来る限り週２周くらい巡回しておりますので（笑）
  
  > 　マルズって，円山動物園のことだったのですか。なるほど，ね。
  > 　レッサーちゃんたちのことだけでなく，いろいろ教えていただいき，ますます行きたくなりました。
  
  そうですそうです、円山ズー略してマルズです。
  面白い動物園ですよ、次回札幌行かれる際は是非どうぞ！！
  
  > 　それにしても，どうやってたくさんの動物くんたちの名前を覚えるの？
  > 　いつもながら，すごいですね。(^^)/
  > 　私，昔から，人の名前を覚えるのって苦手なのですが・・ましてや，動物の名前は・・？覚えられない。。> 　老化現象で，記憶力も落ちてるし・・> 　しかも，顔なんて，同じに見えて・・(^^;)
  
  僕も人の名前と顔はなかなか覚えれないんですよ。
  不思議と動物たちはいつの間にやら覚えてますね・・・たまに、間違ったりしまけど。
  
  > 　マレーグマは，スマートですよね。
  > 　この子の足の裏･･・ピンクで，なんか，かわいいっ！
  > 　ツインズちゃんのダイブ時も足の裏，見えた！　やっぱり，かわいい〜
  > 　すごく癒やされました。。
  > 　ありがとう，ね。(*^_^*)
  
  マレーグマは世界で一番小さいクマですね、と言ってもクマなのでそこそこ大きいですが・・・、このウメキチ君はだいたいいつ行っても楽しいことしていますよ。
  上野生まれという事もありとっても人気の高い男の子です。
  
  ツインズは一番お転婆な時期なのかもしれませんね、すごく活発で見ていて飽きることがないですよ。
  
  あ〜、また札幌行きたいな〜。
  
  jillluca