師走　奈良　薬師寺さんは今　２０１１ー下

2011/12/19 - 2011/12/19

旅行記にはつまらないとは思いますが

この姿は日々変化二　度と見る事は出来ないので

自己満足化もしれませんが　

　あえて作成いたしました、

日本の文化を愛する者には。。記録が大事、

素人なりにも拙い写真ですが写してきました。

薬師寺HP
http://www.nara-yakushiji.com/

玄奘三蔵法師さんと　慈恩寺さん
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10311561/

２００８　修学旅行同行記　薬師寺編
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10245938/

２００９師走　薬師寺さん　東塔解体修理復元調査始まる
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10407165/

２０１０　憧れの奈良行−３　平成の大修理　薬師寺　三重塔初層　開扉一般公開−１　しばしのお別れ
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10477115/
２０１０　憧れの奈良行−4　平成の大修理　薬師寺　三重塔初層　開扉一般公開−２　しばしのお別れ
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10477436/

２０１１　師走　奈良　薬師寺さんは今ー１
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10632825/
２０１１　師走　奈良　薬師寺さんは今ー２
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10633111/

エリア 奈良市(奈良)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

現場で、、作業、

ゆく秋の大和の国の薬師寺の　塔の上なるひとひらの雲

　　　　　　佐々木　信綱

　　　　　　　　　　　　　　　　塔の上なる工事現場

１３００年まえ　どのような工人が　建築、、

　そうぞうすらできません。

美しい姿を。。現代まで。残る。。木造建築

１３００年前と同じ師走の青空

鉄骨に囲まれた　塔　上部

　美の結晶　その一部

九輪　根本部分

工事をする　２１世紀　工人

相輪　工事現場

天武天皇発願（６８０）　持統天皇　本尊開眼　文武天皇　堂宇完成

平城遷都　奈良の地に移築　（疑問点あり）

１３００年　兵火あり　天災あり

　　見続けた　薬師寺さん　東塔

　　　　１３００年の間　守った人々

細かい技術はわかりません

　ただ　この　美しさ　守った人々の心が

　　私には大いに感じ思われます。

きっちりできた　細かい　構造部品

　歪みもなくできた　東塔

　

細かい木組み　当たり前ですが　釘一本もなし

処層はもう囲まれて見る事はできません、

修理　復活を待つ　相輪

工事の覆いが塔の姿が映ります。

この姿も間もなく見られなくなります。

白壁の美しさ

　額縁のように囲む木材

怖い、平気で作業する現代人

現場はしっかり出来て　安全を期してます。

現場の合間に見える　相輪

クレーンが何やら降ろしてきました。

木々の一本一本１３００年の歴史

瓦一つ一つが１３００年の歴史

瓦に針金が見えて　いつの頃　ここまで登り修理の跡

１３００年の間　何度　修理されたでしょう

　　この扉を開けて

見事な木組み

いつ見ても　いい景色

軒の木組み

作業は着々と進んで　生まれ変わる日を待ちます。

軒瓦　緩やかな曲線

２０００年　草思社発行

　薬師寺再興　白鳳伽藍に賭けた人々
　
　橋本　凝胤師　高田好胤師　西岡常一棟梁の事が

　　　　　　　作者　寺澤　龍　氏の著書に

　　　　　詳しく　わかりやすく書いてあります
　　　　　　　
　　　　　　　当時の価格は２０００でした

支えて　次を　支えて　支えて

　東北大災害　日本人は負けません。

高田　好胤師　元気でいられたなら

この工事で若い人がどんな　発見　作業工法を見つけるか

いい勉強の　最高のチャンス

未来に残す飛鳥時代の建築工法

飛鳥の人々の技術力の素晴らしさ

　いくら天皇の指示とはいえ

　　この技術がなければ　建築　維持はできません

長い時間　薬師寺さんを立ち去ることができませんでしたm。

早く　立派に　美しい姿　見せて頂きたい。

望遠で　精一杯　写して。

２０歳ちょっとから　現在は好奇高齢者に。

　東京から通い続けてきた薬師寺さん

そう、、私には　薬師寺　とは書けません

　しゃべっていても薬師寺さんと言ってしまいます。

はかない人間の命、、あと　何度　薬師寺さんと会えるやら？

まだまだ、、書きたいような　　これ以上は言葉が出てきません

思いついたら　また　書き込むこともあるでしょう。

昭和４０年代冊子より

　薬師寺さん配置図

　　　　　　　　　　完

尚　師走　奈良　の続きはお正月気分が過ぎてから続けさせて頂きます。

この旅行記へのコメント （2）

• ゆうこママさん 2012/01/02 21:03:19

  貴重な記録

  あけましておめでとうございます。
  ２１世紀の貴重な記録ですね。
  平成の大修理として後世に伝えられる事業を、このようにリアルタイムに見ることのできる幸せをかみ締めるべきですね。
  
  覆い屋が完成すると、修理の様子を一般公開する取り組みも行われるようです。
  私も機会があれば、見守って行きたいと考えています。
  
  それにしても良いお写真ばかり。
  望遠レンズならではの絵で、肉眼では見えない細部までくっきり。
  本当に貴重な記録ですね。
  うれしい旅行記です。

  義臣さん からの返信 2012/01/03 11:16:36

  RE: 貴重な記録

  おめでとうございます。
  貴重な記録とは恐れ入りますよ。
  物好きの記録写真ですから
  修理の一般公開、是非　行きたいです。
  大仏殿昭和の大修理の時はどうしても行くことができなくて
  今でも悔しくて、
  以後　朱雀門　復元や大極殿復元　唐招提寺の大修理とは
  何が何でもと夜行日帰りで行ったこともあります、
  薬師寺さん東塔は何が何でもとは思いますが
  体調が不安な年齢になってきました
  　　　　頑張ります、、
  　望遠レンズもこの為に持参しました、大成功でした。
  　　　　　　　　　　　　　義臣
  
  今年もお付き合いよろしくお願いいたします、