1997年ワーキングホリデーで渡豪、語学学校と数ヶ月のバイトの後、反時計周りにオーストラリア一周３ヶ月強の旅<br /><br />これが、旅好きな今の私を作るきっかけとなった、初の一人旅である

オーストラリア一周の旅　New South Wales篇

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1997/10/26 - 1998/02/08

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1997年ワーキングホリデーで渡豪、語学学校と数ヶ月のバイトの後、反時計周りにオーストラリア一周３ヶ月強の旅

これが、旅好きな今の私を作るきっかけとなった、初の一人旅である

エリア

オーストラリア

1997/10/26
シドニーシティ。まずはここから。
19000kmのバスパスを手にオーストラリア一周の旅に出る。

シドニーセントラルステーションからNewcastleまで、調距離バスGreyhound Pioneer=通称グレハンで北へ移動約3時間。その後ローカルバスに乗り換えて、最初の目的地PortstephensのYHAに到着。翌日のDolphin watchingtourを電話で予約したものの、ちゃんと通じているか心配。オーストラリアに来てから約4ヶ月、完全にひとりになってから、英語力不足を痛感。初めてのドミトリー（相部屋）はベッドが8つあったが、埋まっているのは２つだけ。彼女らは友人同士のようで、話しかけられない。まだ旅慣れていないため、とりあえずビーチで今後の予定をたてて・・・などとしてる間に、両腕がひどいやけど状態に。この旅ではアロエジェルが必須アイテムのようだ。
1997/10/27 PortStephens~Newcastle

昨日予約しておいたDolphin tourに参加。YHAから徒歩30分程の場所と聞いていたので、歩いて行こうとすると道に迷ってしまった。道を尋ねた人がとても親切な人で、なんと車で目的地まで送ってくれた。おかげで無事集合時間に間に合い、数匹のイルカと遭遇することができた。

次の目的地、Newcastleに到着すると、予定していたYHAがなくなっていたため、インフォメーションセンターで安宿を紹介してもらう。決してきれいとは言えないが、林間学校のような雰囲気の宿で、なんだか居心地が良かった。相部屋になったスペイン人のカップルも気さくで話しやすいが、熱々すぎて時々目のやり場に困ってしまう。そう言えば、YHAでは男女別部屋が基本だが、ここは男女MIX部屋なのだ。

夜になり、共有スペースでみんなでビデオ「LOST BOY」を見た。その後、そこに居合わせた人からインスタントラーメンをごちそうになり、住み込みで働いているという日本人を始め他国のスタッフとともに遅くまでビリヤード（オーストラリアではpoolという）をして楽しんだ。

1997/10/28　Newcastle~Port Macquarie

調距離バスで約3時間半北上。予約しておいたYHAのピックアップバスに乗り、今回は難なく宿に到着。「5つ星ホテル」ならぬ「4つバックパック」の安宿なので、とてもキレイ。この町での目的は「コアラホスピタル」。頭上に発見した数匹のコアラ。やはりかわいい。

1997/10/29　Port Macquarie~Byron Bay

同じYHAに泊まっているアメリカ人とフランス人と私の3人で宿近くのrain forestに行った。他のお客さん達は、私達3人組を見て、「Oh~International!」というリアクションだった。私が14時のバスで出発する旨話すと、アメリカ人のニールがうまくバスに間に合うように、rain forestの見学をスケジューリングしてくれたのだ。２人はもう一泊するから急ぐ必要はなかったのに・・・ニールの優しさに感謝。

調距離バスは1時間遅れて来たため、次のByron Bayに着いたのは22時だった。宿の予約しておいて良かった。
1997/10/30

早起きしてフリーのレンタサイクルで町探索、と思ったら、私には自転車が大き過ぎたらしく豪快に転倒してしまった。半袖短パンだったおかげで、両肘・膝の4小僧をすりむいてしまった。とほほほ。一度宿に戻り、気を取り直して、徒歩でCape Byronへ。オーストラリアの最東端にある灯台だ。苦労してたどりついただけあって、とても美しい。
1997/10/31　Byron Bay

Jim's Nimbin Tourに参加。Nimbinという、ちょっとアングラ的な村があり、そこに行くツアーがByron Bayからいくつか出ているのだ。Nimbinまでの道のり、紫色の、桜並木のような景色を発見。
野生・・・かどうかわからないラクダ達。

そして謎めいたNimbinの町。画像はNimbin museum。
この辺りにNimbinの主のような人が住んでいる。謎のフルーツをいただいた。
ツアーを終え町に戻って来ると、ハロウィンのパレードで盛りあがっていた。
1997/11/1　Byron Bay

シドニーでライセンスをとってから初めてのダイビング。しかも、ここのスタッフは誰一人日本語を話せないし、同乗者に日本人もいない。でも何より不安だったのは、サーフィン向きともいえる荒波による船酔い。
10人程しか乗れない小さなボートで、ポイントまではわずか10分。にもかかわらず、即ぐったり。大揺れのボートの上で待っているわけにもいかないので、無理して潜行。インストラクターの一人が、あまりにあやしい私を気遣って、ずっと手を引いて泳いでくれた。ありがとう（涙）
でも海の中では、ライセンス取得後初ダイビングの私を勇気づけてくれるかのように、ウミガメが出迎えてくれた！そこですっかり緊張はとけ、楽しいダイビングとなったのだが、安全停止の間にすっかり波にもまれ、浮上後リバース・・・同乗者のみなさん、迷惑かけてごめんなさい。

Surfers Paradiseに向けて、夕方バス移動。ダイビング疲れもあり、到着後すぐ就寝。

　Queensland篇へつづく