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New South Wales州のSydneyをスタート地点に、約3ヶ月かけて反時計回りに旅をしてきた。<br />ゴール目前に、Melbourune、そして首都であるCanberraを見る。

オーストラリア一周の旅 Victoria & Australian Capital Territory

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1998/02/01 - 1998/02/08

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はぴ

はぴさん

New South Wales州のSydneyをスタート地点に、約3ヶ月かけて反時計回りに旅をしてきた。
ゴール目前に、Melbourune、そして首都であるCanberraを見る。

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  • 1998.1.31 Great Ocean Road tour<br /><br />Great Ocean Road 2日目、Victoria州に入る。

    1998.1.31 Great Ocean Road tour

    Great Ocean Road 2日目、Victoria州に入る。

  • いくつかのNational parkをめぐり、

    いくつかのNational parkをめぐり、

  • Tower hill state parkで野生のコアラに会う。<br /><br />昨日に引き続き、ランチはツアー参加者みんなでBBQ。パンも肉もBBQソースをかけると全てがその味になってしまうのが難点だが、美味しい空気が最高のスパイス。これがオージー料理なのだ。

    Tower hill state parkで野生のコアラに会う。

    昨日に引き続き、ランチはツアー参加者みんなでBBQ。パンも肉もBBQソースをかけると全てがその味になってしまうのが難点だが、美味しい空気が最高のスパイス。これがオージー料理なのだ。

  • 1998.2.2 Great Ocean Road tour 〜 Melbourne<br /><br />Great Ocean Road Tour 最終日。今日もNational parkに行きブッシュウォークをした後にランチ。ここも結構ハエが多い。そしてようやく待望のGreat Ocean Road。残念なことに、海岸を右手に走るのに私は左側のシート。しかも雲が重い。これが青空だったら、どんなにか美しかったことだろう。フィルムも感光してしまったのか、キレイに現像されなかった。<br /><br />画像はロンドンブリッジと呼ばれるもの。もとはダブルアーチだったのが、波に浸食されて落ちてしまったらしい。

    1998.2.2 Great Ocean Road tour 〜 Melbourne

    Great Ocean Road Tour 最終日。今日もNational parkに行きブッシュウォークをした後にランチ。ここも結構ハエが多い。そしてようやく待望のGreat Ocean Road。残念なことに、海岸を右手に走るのに私は左側のシート。しかも雲が重い。これが青空だったら、どんなにか美しかったことだろう。フィルムも感光してしまったのか、キレイに現像されなかった。

    画像はロンドンブリッジと呼ばれるもの。もとはダブルアーチだったのが、波に浸食されて落ちてしまったらしい。

  • このGreat Ocean Roadも宮崎駿氏の「紅の豚」の舞台になっている。<br />ここはまさに赤い飛行機があった隠れ家のような場所。

    このGreat Ocean Roadも宮崎駿氏の「紅の豚」の舞台になっている。
    ここはまさに赤い飛行機があった隠れ家のような場所。

  • 12人の使徒。

    12人の使徒。

  • Great Ocean Road 入り口看板<br /><br />

    Great Ocean Road 入り口看板

  • 今回のツアー参加者。<br />いろいろあったが、かなり多国籍、老若男女幅広くて面白かった。<br /><br />夕方Melbourne到着。橋の上から街を見下ろすと、その様子はほとんどSydneyと同じ。多少古い建築物もあるが、近代的な高層ビルも多い。ここのYHAはホテル並に組織化されていてエレベーターまでついている。部屋もかなりキレイでちょっと高めの17ドル設定も納得だが、懐事情が厳しい私は明日すぐに次の目的地Phillip Islandに行こう。<br /><br /><br />1998.2.2 Melbourne 〜 Phillip Island<br /><br />Phillip Island行きのバスが13時なので、それまで街歩き。まずは恒例のマーケットから。Adelaideのそれとは違って本格的な市場っぽい。ぶどうを一房買おうとしたら軽過ぎて計測不能だったため、おじちゃんがただにしてくれた。ありがとう!<br /><br />宿に戻ってバスに乗り、2時間位たっただろうか。居眠りしている間にPhillip Islandに着いてしまった。Islandというからには、船に乗り換えるものだとばかり思っていたが、どうやらここは橋がかかっているらしい。しかし、これだけの距離をただで来れたのはとってもお得!(宿と提携しているのだ)<br />チェックインと同時に今夜のペンギンパレードを申し込む。ここPhillip Islandでは、フェアリーペンギンという世界最小のペンギンが海から上がってくる姿を見られるのだ。真夏とは言え、夜、南極に向かっているこの海はとても寒い。毛布を持って行った方が良いと言われたのにも納得。<br /><br />時間になり少しずつ、世界最小のペンギン達はやってきた。想像していたよりも数がすくなかったので、少々落胆しつつ帰路についたが、ちょうどその道のりにペンギンの巣があったのだ。間近でよちよち歩きの姿をみることができた。というか、並んで歩いた。懐に入れて持って帰りたいくらいかわいい!!<br />

    今回のツアー参加者。
    いろいろあったが、かなり多国籍、老若男女幅広くて面白かった。

    夕方Melbourne到着。橋の上から街を見下ろすと、その様子はほとんどSydneyと同じ。多少古い建築物もあるが、近代的な高層ビルも多い。ここのYHAはホテル並に組織化されていてエレベーターまでついている。部屋もかなりキレイでちょっと高めの17ドル設定も納得だが、懐事情が厳しい私は明日すぐに次の目的地Phillip Islandに行こう。


    1998.2.2 Melbourne 〜 Phillip Island

    Phillip Island行きのバスが13時なので、それまで街歩き。まずは恒例のマーケットから。Adelaideのそれとは違って本格的な市場っぽい。ぶどうを一房買おうとしたら軽過ぎて計測不能だったため、おじちゃんがただにしてくれた。ありがとう!

    宿に戻ってバスに乗り、2時間位たっただろうか。居眠りしている間にPhillip Islandに着いてしまった。Islandというからには、船に乗り換えるものだとばかり思っていたが、どうやらここは橋がかかっているらしい。しかし、これだけの距離をただで来れたのはとってもお得!(宿と提携しているのだ)
    チェックインと同時に今夜のペンギンパレードを申し込む。ここPhillip Islandでは、フェアリーペンギンという世界最小のペンギンが海から上がってくる姿を見られるのだ。真夏とは言え、夜、南極に向かっているこの海はとても寒い。毛布を持って行った方が良いと言われたのにも納得。

    時間になり少しずつ、世界最小のペンギン達はやってきた。想像していたよりも数がすくなかったので、少々落胆しつつ帰路についたが、ちょうどその道のりにペンギンの巣があったのだ。間近でよちよち歩きの姿をみることができた。というか、並んで歩いた。懐に入れて持って帰りたいくらいかわいい!!

  • 1998.2.4 Phillip Island 〜 Melbourne<br /><br />Phillip IslandからMelbourneに戻る無料のバスが火曜日と金曜日のみなので、今日は自腹になると覚悟していたのだが、宿の人に用事ができたとかで、ついでに送ってもらえることになった。ラッキー!こういうところがオージーっぽくて大好き。<br /><br />2日前にMelbourneで泊まったYHAはかなり高めだったので、今日は別のbackpackerへ。ただ不便な事に、ここMelbourneの安宿は、どこもほとんどバスを持っていない。そのため、荷物をかかえての徒歩移動が多くなってしまうのだ。ただ、Sydneyでダイビングのライセンスを一緒にとった男の子と偶然にも再会し、ずいぶん手伝ってもらった。本当にありがとう。<br /><br />宿についてからは早速街歩き。まずは街中を走っている無料のトラムに乗ってみる(ルートによって有料だったり無料だったりする)。タダとはいえ、ちょっと遅すぎるような・・・観光用だから?有料の博物館が多いなか、ようやくみつけた巨大美術館は想像を絶するボリュームで、追い出されるまで居座ってしまった。この旅を始めてから、数多く美術館を訪れているが、ここにおいてある作品はすごかった。ピカソの「泣く女(weeping woman)」をみる事ができたのには感激!!

    1998.2.4 Phillip Island 〜 Melbourne

    Phillip IslandからMelbourneに戻る無料のバスが火曜日と金曜日のみなので、今日は自腹になると覚悟していたのだが、宿の人に用事ができたとかで、ついでに送ってもらえることになった。ラッキー!こういうところがオージーっぽくて大好き。

    2日前にMelbourneで泊まったYHAはかなり高めだったので、今日は別のbackpackerへ。ただ不便な事に、ここMelbourneの安宿は、どこもほとんどバスを持っていない。そのため、荷物をかかえての徒歩移動が多くなってしまうのだ。ただ、Sydneyでダイビングのライセンスを一緒にとった男の子と偶然にも再会し、ずいぶん手伝ってもらった。本当にありがとう。

    宿についてからは早速街歩き。まずは街中を走っている無料のトラムに乗ってみる(ルートによって有料だったり無料だったりする)。タダとはいえ、ちょっと遅すぎるような・・・観光用だから?有料の博物館が多いなか、ようやくみつけた巨大美術館は想像を絶するボリュームで、追い出されるまで居座ってしまった。この旅を始めてから、数多く美術館を訪れているが、ここにおいてある作品はすごかった。ピカソの「泣く女(weeping woman)」をみる事ができたのには感激!!

  • 1998.2.5 Melbourne<br /><br />Melbourneでは有名なFitzroy parkを散策。日本人を含めたアジアの観光客がたくさんいた。Captain cookの家や、温室、Fairy treeなどみどころが多く楽しかった。そして近所のローカルな公園(画像)で、市場で買った果物ランチをとった。<br />ここには、地元の人とおぼしきサラリーマンがたくさんいて、テイクアウトのパンを片手に、びしっとスーツを着ている姿がとても絵になる。Sydneyもそうだったのだろうけれど、この旅に出てからというもの、スーツを着ている人を見る事がほとんどなかったため、とても新鮮に感じてしまう。オフィス街のすぐそばにこんな大自然。うらやましい。<br /><br />夕方はParlament of Victoria (Victoria州議事堂)のフリーツアーに入り説明をうけ(難しい英語ばっかりでよくわからなかったけど)、その後CASINOヘ。海外では子供に見えてしまう私は、案の定入り口でIDの提示を求められたが、見せるや否やものすごくびっくりした後、「enjo~y」と言ってくれた。<br />Sydney以来でやり方を忘れてしまい、もたもたしていると、となりの地元らしきおばちゃんがやり方を教えてくれたうえに、自分の会員カードのようなものまで貸してくれた。おかげで私の5ドルは25ドルに。本当にみんな親切な人ばっかり。<br /><br />夕食を作りに宿に戻ると、ベッド下段のカナダ人に話しかけられ、しばらく会話がはずんだ。ちょっと英語が進歩したのでは?と内心喜んでいたのだが、どうやら彼は在日経験があるらしく、日本人向け英語をしゃべってくれていたのだ。。<br /><br />腹ごしらえをしたところで、Pub巡り。昼間にリサーチしておいた、引き語りをやっているIrish PUBへ。お客さんの年齢層も高く、渋くかっこいい感じだった。

    1998.2.5 Melbourne

    Melbourneでは有名なFitzroy parkを散策。日本人を含めたアジアの観光客がたくさんいた。Captain cookの家や、温室、Fairy treeなどみどころが多く楽しかった。そして近所のローカルな公園(画像)で、市場で買った果物ランチをとった。
    ここには、地元の人とおぼしきサラリーマンがたくさんいて、テイクアウトのパンを片手に、びしっとスーツを着ている姿がとても絵になる。Sydneyもそうだったのだろうけれど、この旅に出てからというもの、スーツを着ている人を見る事がほとんどなかったため、とても新鮮に感じてしまう。オフィス街のすぐそばにこんな大自然。うらやましい。

    夕方はParlament of Victoria (Victoria州議事堂)のフリーツアーに入り説明をうけ(難しい英語ばっかりでよくわからなかったけど)、その後CASINOヘ。海外では子供に見えてしまう私は、案の定入り口でIDの提示を求められたが、見せるや否やものすごくびっくりした後、「enjo~y」と言ってくれた。
    Sydney以来でやり方を忘れてしまい、もたもたしていると、となりの地元らしきおばちゃんがやり方を教えてくれたうえに、自分の会員カードのようなものまで貸してくれた。おかげで私の5ドルは25ドルに。本当にみんな親切な人ばっかり。

    夕食を作りに宿に戻ると、ベッド下段のカナダ人に話しかけられ、しばらく会話がはずんだ。ちょっと英語が進歩したのでは?と内心喜んでいたのだが、どうやら彼は在日経験があるらしく、日本人向け英語をしゃべってくれていたのだ。。

    腹ごしらえをしたところで、Pub巡り。昼間にリサーチしておいた、引き語りをやっているIrish PUBへ。お客さんの年齢層も高く、渋くかっこいい感じだった。

  • 1998.2.6 Melbourne 〜 Canberra<br /><br />オーストラリア一周の旅もいよいよ終わりに近づいたと思うと少々せつなくなる。夜20時45分のバスでいざキャンベラへ

    1998.2.6 Melbourne 〜 Canberra

    オーストラリア一周の旅もいよいよ終わりに近づいたと思うと少々せつなくなる。夜20時45分のバスでいざキャンベラへ

  • 1998.2.7 Canberra<br /><br />バスで夜をこし朝6時キャンベラ着。<br /><br />宿で自転車をレンタルしているので、今日は自転車で町を散策。噂通り、見どころが離れているので、その移動だけでも結構大変だ。<br />実は今まで出会った人達のキャンベラの感想はあまり良いものではなかったのだが、それは人工的な感じがするからかもしれない。ここAustralia Capital Territory(首都特別地域)は1901年オーストラリア連邦政府結成の際にシドニーとメルボルンの間に新たに作られた首都なので、計算し尽くされた新しい町という印象がある。でも、そこまで歴史の浅い新しい町というのも逆に興味深い。

    1998.2.7 Canberra

    バスで夜をこし朝6時キャンベラ着。

    宿で自転車をレンタルしているので、今日は自転車で町を散策。噂通り、見どころが離れているので、その移動だけでも結構大変だ。
    実は今まで出会った人達のキャンベラの感想はあまり良いものではなかったのだが、それは人工的な感じがするからかもしれない。ここAustralia Capital Territory(首都特別地域)は1901年オーストラリア連邦政府結成の際にシドニーとメルボルンの間に新たに作られた首都なので、計算し尽くされた新しい町という印象がある。でも、そこまで歴史の浅い新しい町というのも逆に興味深い。

  • この国会議事堂は1988に建てられたもの。実に新しい。<br />実際に議論が行われる上院・下院の見学までできたのには感動。<br />

    この国会議事堂は1988に建てられたもの。実に新しい。
    実際に議論が行われる上院・下院の見学までできたのには感動。

  • 1998.2.6 Canberra 〜 Sydney<br /><br />昨日時間不足で行けなかったInternational Film and Sound Archiveに行った。古い映画のグッズがあったり説明があったりと、なかなか面白いところだった。BGMにあわせて自由に叩くことができる電気ドラムがあったので、ひとりでノリノリになって叩いてしまった。一応、学生時代はドラム担当だったのである。<br />旅の最後のアトラクションとしては申し分ない。<br /><br />12時、Sydneyに向かう長距離バスに乗り込む。このバスに乗るのももう最後かと思うと非常に感慨深い。約4時間半で、バスはSydneyのCentral Stationへ。懐かしい風景だ。まるで故郷にでも帰ってきた気分。バスを降りると、偶然Phillip Islandで一緒だった友人に再会。彼はまだ旅の途中なのだが、私の交通事故の事も知っており、荷物の事も心配してくれるとても親切な人だった。本当に最後の最後まで優しい人達に助けられ続けた旅だった。<br /><br />文字通り、血と汗と涙、そしてたくさんの笑いがあったオーストラリア一周の旅。途中、交通事故というアクシデントにも見舞われたけれど、この3ヶ月余りで私が得たものは、何ものにも変え難い、とてつもなく貴重なものに違いない。精神的・体力的にたくましくなったのはもちろんのこと、他にも数えきれない財産を手に入れたと思う。<br /><br />旅の途中で出会ったみなさん、本当にありがとう!!

    1998.2.6 Canberra 〜 Sydney

    昨日時間不足で行けなかったInternational Film and Sound Archiveに行った。古い映画のグッズがあったり説明があったりと、なかなか面白いところだった。BGMにあわせて自由に叩くことができる電気ドラムがあったので、ひとりでノリノリになって叩いてしまった。一応、学生時代はドラム担当だったのである。
    旅の最後のアトラクションとしては申し分ない。

    12時、Sydneyに向かう長距離バスに乗り込む。このバスに乗るのももう最後かと思うと非常に感慨深い。約4時間半で、バスはSydneyのCentral Stationへ。懐かしい風景だ。まるで故郷にでも帰ってきた気分。バスを降りると、偶然Phillip Islandで一緒だった友人に再会。彼はまだ旅の途中なのだが、私の交通事故の事も知っており、荷物の事も心配してくれるとても親切な人だった。本当に最後の最後まで優しい人達に助けられ続けた旅だった。

    文字通り、血と汗と涙、そしてたくさんの笑いがあったオーストラリア一周の旅。途中、交通事故というアクシデントにも見舞われたけれど、この3ヶ月余りで私が得たものは、何ものにも変え難い、とてつもなく貴重なものに違いない。精神的・体力的にたくましくなったのはもちろんのこと、他にも数えきれない財産を手に入れたと思う。

    旅の途中で出会ったみなさん、本当にありがとう!!

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